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星の金貨 東日本大震災や音楽、語学、ゴルフについて語るブログです。

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わかってしまおう、英語ニュース〈4〉

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所要時間 約 4分

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ここの所ガソリンの値段が乱高下して生活に不安を与えています。
そこで今回は、物価や買い物に関する英語について覚えちゃいましょう。

gouge(がウジ - ひらがな部分にアクセント)
このような単語は辞書で引いても、最初に「まる鑿」なんて意味が出て来て、全然重要単語には見えませんが、時々名詞の gouging の形で出て来ます。
意味は「便乗値上げ」「ゆすり」「詐欺」などの意味。ただ、詐欺になると fraud の方が多用されます。
Is this gouging ?!
これって便乗値上げじゃないの ?!
イズ・ディス・ガウジング ではなく、イズ でぃッス がウジング?
He got money by fraud.
彼は金をだまし取った。
ヒー がット マニー バイ フらード
ネットの世界にもたくさんいるので、気をつけましょう。

sky-high(スかイはイ - ひらがな部分にアクセント)
本来は空まで高く、非常に、などの意味がありますが、今回のようにガソリン価格が「あり得ないほど高く」なったりしたときにこの表現が出て来ます。
sky-high inflation
天井知らずのインフレ
スかイはイ インふレーション

price(プらイス - ひらがな部分にアクセント)
価格、これはみなさんご存知だと思いますので、ニュースで頻出する言い回しを。
market price 市場価格
price of commodities 物価
最近、商品取引相場などで日本でも使われるようになったコモディティ、本来は『役に立つもの、値打ちのあるもの - 儲かるもの』という意味で、転じて先物取り引きの砂糖や大豆のような『商品価値のある品物』のことを言います。
a retail price 小売価格
a cost price 原価
a set price 定価
any price は少し「価格」という意味からは離れて「どんな対価を支払っても」という意味で使われます。さらに否定分に使われると、
I will not have it at any price,
どんなに安くたって、それはいやだ。
と、なります。
英語は広い意味での Vocabulary、つまり単語だけでなく、熟語を覚える事で幅がグンと広がります。
個人的な意見ですが、文法は後付けでも大丈夫だと思います。

今日は昨日ご紹介した Laughter in the Rain の、ニール・セダカが歌うオリジナルの方をお聴きください。
とってもいい曲でしょ、35年以上も前の曲ですけど。
それにこの動画、というかスライドショー、ちょっと恥ずかしい、だけど見ているうちに不思議と感動するんです。

歌詞のサビの部分、訳しましょうか?

Oo, I hear laughter in the rain
Walking hand in hand with the one I love
Oo, how I love the rainy days
And the happy way I feel inside

雨の中から、笑い声が聞こえる
愛する人と手をつないで歩いている時に
どれほど僕は雨の日を愛していることか
そして心の中に現れた幸せのゆくえを

この国で暮らす事、今日はツラくありませんか? – この曲を聴いて、癒されてください –

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所要時間 約 3分

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つくづくこの国に暮らす事が、ツラくなってきました。
6月2日の首相不信任案騒動について、新聞等で隣国の反応が報道されました。
いちいち詳しくここに書き出すより、公式コメントの裏に透けて見えるその本音は?!
韓国「この時期に一体何やってるんだ、アタマおかしいんじゃないか?!」
中国「いつもの事じゃないか......今さら驚くにあたらないよ。」
アメリカ「毎度の騒ぎだとしても、ひどい......日本は大丈夫なのか?!」
大丈夫じゃありませんよ。
このまま行くと、被災地復興のための政府の機能が、秋頃には一斉にマヒする恐れが出て来たそうです。

でも私たち日本人が選んだんですよ、この人たちを。
上方の方では府議会で最大会派になったナントカ維新の会がまずやった事、
「学校で国旗掲揚・国家斉唱する際には必ず起立すること」
という法律をつくったとか。
普段から日本の国の政治や何やらを尊敬できて、
「この国に生まれてほんとに良かった」
と思っていれば、国旗掲揚・国家斉唱、みんな自然と誇りを持ってできますよね。
アメリカ人が星条旗を愛するように、なぜ日本人の中に日の丸を愛せない人がいるのか、よくよく話し合う事もせずに、法律を作って強制する。
どこが新しい政治なんでしょうか?
『維新』という言葉、利用された坂本龍馬、西郷隆盛、桂小五郎が怒りますよね...

現実逃避しちゃいましょうか...
いやされる音楽、お聴きになりたくありませんか?
今日のおすすめはこれ。
以前、http://kobajun.biz/?p=518 でお薦めしたアール・クルーの
【雨に微笑みを】
もともとはニール・セダカのヒット曲のカヴァーですが、アール・クルー初期の代表曲になりました。ちょっとオタクっぽいことを言いますと、バッキングのギターのリー・リトナーが素晴らしい演奏をしています。
こころがすぅーっと、軽くなりますよ。

[埋め込みコード]

いまさら、末法思想 今の日本の政治家に必要なのは『アセンション』!

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所要時間 約 5分

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末法思想、この仏教用語はみなさんご存知ですね。
「世も末だわ…」なんてフレーズは日常語になってますが、厳密には世情不安や天変地異は含まれず、したがって末法思想は「この世の終わり」を意味するものではないそうです。

 英国領アセンション 1934年発行

英国領アセンション 1934年発行

要するに仏教を創始した仏陀が亡くなって1,000年後、2,000年後の世界について、その教えが希薄になり、その結果社会の混乱が増幅される、という事のようです。2,000年後にあたるのは2052年、仏陀の在世から遠く隔たったため、教法が次第に微細・瑣末になり、僧侶が戒律を修めず、争いばかりを起こして邪見がはびこり、釈迦の仏教がその効力をなくしてしまう時期とされているようです。
これ、教法を「日本の法律」、僧侶を「日本の政治家」に変えてみてください。

一方、アメリカ映画の『2012年』という映画、題名の通り2012年12月21日~23日に世界の終わりが来る、という内容ですが、根拠はマヤ文明の「長期暦」というものにあるのだそうです。
でも、マヤ文明について良く調べてみると、明確に「人類が滅亡する」と予言している訳ではないようです。

でも、調べているうちに2012年12月23日に「地球的大変動 - アセンション」が起きる、という別の「理論?!」に出くわしました。
アセンションとは本来キリストの昇天をさす言葉ですが、「惑星地球の次元上昇」- 人間もしくは世界そのものが現在の三次元からより高次元の存在へと進化することらしいのです。
高次元の存在へ進化?!
私たち三次元の人間が想像するのは、ちょっと難しいようです。
『アセンションの存在を支持する人々は、アセンションは2012年前後に起こるのではないかと推測しており、現在の地球の環境問題や混沌とした社会現象、人間の善悪に対する意識レベルの低下をその進化への前触れであると見なしている』- Wikipediaより

そんな事を考えているうちに
「菅首相、不信任案可決なら衆議院解散の方針」
というニュースが飛び込んできました。
「ああ、やっぱりこの人は......」自分の事しか考えていないのかもしれない。
今、このときに衆議院を「解散」させれば、被災地の人々はどうなるのでしょうか。
でも不信任案を提出した野党も、ねらってましたよね。

日本の政治家は簡単に「解散、総選挙」って言いますけど、総選挙するにはものすごいお金がかかるんですよ。
仙台市の場合、選挙公報を作って配るだけで、数千万円かかるんですよ。
選挙をするたびに国や自治体の借金が増えて、そのツケは国民が払うんですよね?!
これって『人間の善悪に対する意識レベルの低下』?

過去の一時期、首相と同じ活動をしていた人の話を又聞きで聞いた話です。
現首相はその昔、デモ行進をしている時、カメラマンが来るとするするっと最前列に出て、機動隊が来るとするするっと10列目辺りまで下がったそうです。

結局すぐには辞任も解散も無くなった今となっては、どうでもいい話になりつつありますが.......
一方、肩すかしをくった野党の党首は捨てゼリフは言うものの、
「被災地・被災された方々には申し訳ない事をした…」なんて言葉は一言もありません。
大震災も津波も、利用しているだけ、って感じです。

6月2日の一連の出来事に対する、被災地仙台で暮らす私の周囲の人々の感想は
「どうでもいい、日本の政治家はホントどうでもいい事ばっかりやってる。」
です。1人や2人じゃありませんよ。

2012年まで待たずに、とりあえず国会議事堂内、永田町の人々を『高次元の存在へと進化』させていただけないでしょうか?

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後悔のゴルフ〈6〉 痛恨はやはり3パット – 消えてしまった6,400万円

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ゴルフではスタートする時やフェアウェーなどで、ボールを飛ばす事を「ショット」といい、グリーンという芝が短く刈り込まれた地面の上でボールを転がすのを「パット」または「パッティング」といいます。
石川遼君を例にとると、体を勢いよく回転させて「カキーン」と打つのがショット、ちょっと前かがみでそっとボールを打つのがパッティングです。
メートル法なら300メートルも谷や池を超えて放つ、豪快なショットの方が難しそうに見えます。
でもプロはやはりそのホールを締めくくるパットに多大な神経を使います。実際「イップス」と言って、短ければ短い程きちんとパッティングできなくなる心理状況に陥り、筆舌に尽くしがたい苦労を嘗めさせられたプロは世界中にたくさんいます。

アメリカで奥さんに支えられ、日本人としてはただ一人アメリカPGAツアーでシード選手として闘い続ける今田選手はそのパッティングの名手でした。
ただし、去年までは。
世界中にゴルファーが何百万人何千万人いるかは知りませんが、アメリカPGAツアーのシード選手120人は疑いなくその頂点にいます。
2007年以降、今田選手は4年連続してシード選手であり続けていますが、初優勝を果たした2008年以降調子は下り坂で、今年は毎年10位以内に入っていたパッティング成績も120位まで下がり、今年こそはシード落ちか?!と心配される程、結果が出ていませんでした。
それが今週、ゴルフの神様ベン・ホーガンのクラウンプラザ招待、バイロン・ネルソンのチャンピオンシップ、ジャック・ニクラウスのメモリアルと3試合続く今年のPGAツアーのクライマックスのひとつ、バイロン・ネルソン・チャンピオンシップの最終日13番ホールでバーディ奪取、ついに2打差で首位に立ったのです。
動画ではそのシーンが放映され、今田選手も「やったぞ!」とガッツポーズ。
ところが、その後15番以降の残り4ホールのうち、3ホールでボギーとしてしまい、終わってみれば3位タイ。
最後の土壇場で優勝が手からこぼれ落ちて行ってしまいました。

私は直接の敗因は17番の3パットだと思いますが、3パットは私たち素人ゴルファーでもやってはいけないミス。

優勝賞金は117万ドル(約9,400万円)、2位が70万300ドル(約5,600万円)今田選手の3位タイは37万7,000ドル(約3,000万円)です。
3位タイでも日本のトーナメントの優勝賞金と変わりませんが、獲得賞金が6,400万円も減ってしまった今田選手。
試合が終わった後、インタビューを申し込んだNHKのレポーターに対して
「悔しすぎて、ちゃんと答えられません。」
と返していました。もちろん今田選手が悔しいのは賞金の方ではなく、タイトルの事でしょうが。

それにしても、一打に3,000万円がかかるゴルフというのはどんな世界なのでしょうか?
アメリカのプロ・スポーツは野球でもバスケットでも、私たち日本人から見れば信じられない程高額の報酬が支払われます。
しかし、またそこで勝ち残って行くのも並大抵ではありません。挑戦して思うような活躍ができず日本に戻った選手のうち、渡米前と同様の活躍ができた選手はほとんどいません。それ程に心も体も消耗してのいってしまうのではないでしょうか?!

日本時間の今晩からはビッグゴルファー・シリーズ(私が勝手に名付けたのですが)の第3戦メモリアルです。
ふたたび今田選手が上位に食い込むよう、みんなで念を送りましょう、アメリカ大陸まで!
こんな不安と混乱の時代、ダメで当然、超能力が身につくよう訓練してみるのもいいんじゃありませんか?

佐渡裕さんとベルリン・フィルハーモニック

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今、テレビ朝日系の「題名の無い音楽会」でメイン・キャスター兼指揮者を務める佐渡裕さん。
佐渡さんになってから、私もこの番組を見る回数が明らかに増えました。
『音楽は楽しむもの』、それがびしびし伝わってくるようになりました。

その佐渡さんがすでにメディアでも報道されている通り、5月20日(金)ベルリン・フィルにデビューを果たしました。
世界最高峰のオーケストラと言えばオーストリアのウィーン・フィルハーモニックとドイツのベルリン・フィルハーモニック、これには世界中の人々も異論がない - ライプツィッヒ、ドレスデン、アムステルダムやシカゴやロンドン、好みは様々あるにしても - でしょう。
佐渡さんは小学校の卒業文集に「ベルリン・フィルの指揮者になりたい」と綴ったそうですが、 その夢がまさに現実になりました、本当に良かったですね。
演奏会では、武満徹とショスタコーヴィチの作品を指揮しましたが、ベルリン・フィルがそのリハーサルを公開していますので、どうぞ画像をご覧ください。

演奏された武満徹の《フロム・ ミー・フロウズ・ワット・ユー・コール・タイム》は、パーカッションのためのコンチェルトですが、その音楽は瞑想的です。作曲家武満徹の世界での評価というのは、私たち日本人が考える以上に高いもののようです。リハーサルを見ていても、確かに不思議な魅力がありますね。
一方ショスタコーヴィチの「交響曲第5番」は、彼の交響曲のなかでも最もポピュラーで、演奏効果の上がる作品として知られています。均整の取れた古典的な形式を持ち、明快さが特徴ですが、これはスターリンの粛清を受けたショスタコーヴィチが、ソ連体制が要求する「社会主義リアリズム」に近寄って作曲したため、と言われています。しかしそこには、ショスタコーヴィチの内面の苦悩が反映されているとも言えるでしょう。
佐渡さんの恩師、レナード・バーンスタインが得意にしていた作品で、さすが直伝とも言うべきわかりやすさに溢れた演奏となっています。
演奏に対する評価については、現地の新聞の講評をベルリン・フィルの公式サイトが引用しています。
どうぞお読みください。
【新聞評抄訳】
「彼が夢見たオーケストラでのデビュー演奏会は、大勝利となった。これは注目に値することだ。なぜならベルリン・フィルは、どのデビュー指揮者に対しても、これほど献身的に演奏するわけではないからある。
ヴァイオリンの最前列には、コンサートマスターの樫本大進とダニエル・スタブラヴァが座ってい る。佐渡はレナード・バーンスタインのアシスタントだったが、彼がショスタコーヴィチの交響曲第5番の鋭角的なリズムを激しく振ると、その足はレニーばりに飛び上がる。しかしこの演奏で重要なのは、オーケストラと指揮者が細心の注意をもって作り出す響きの密度である。オペレッタのようなワルツの愉悦、最高 のピチカート、息の長いラルゴ。これは、力強さと内容の濃さに溢れた見事な解釈である」
「(武満作品では、)ベルリン・フィルの5人の打楽器奏者が、チベットの旗の色の服を着て登場し、見事な技量を見せつけた。フィルハーモニーの天井 にウィンド・チャイムが吊られ、5色のリボンを用いて演奏される。そして小さな主題が展開され、様々な色彩を生み出す。これは響き、音、ソロ・フルート、 ロマンティック・サウンドの総合であり、誰もが親しめる瞑想の音楽、ワールド・ミュージックであった」-『ターゲスシュピーゲル』紙(初日評・5月22日付)

我らが佐渡さん、おめでとうございます!

このサイトについて
ほんとうの「今」を知りたくて、ニューヨークタイムズ、アメリカCNN、NBC、ガーディアン、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
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