ホーム » エッセイ » フェイスブックの株価低迷の原因は?! & 台湾、日本、そしてアメリカの金環日食
フェイスブックの株価さらに9%下落
アメリカNBCニュース 5月22日(日本時間23日午前5時)
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投資家は依然としてフェイスブックの株に背を向けたまま
注目を集めたソーシャルメディア・ネットワークの株式、すなわち5月18日金曜日あまりほめられないやり方で株式公開を行ったフェイスブックの株式は、3.03ドル、9パーセント価格がさらに下落し31ドルちょうどで取引を終えました。新規株式公開価格を8%下回り、金曜日の最高値の45ドルと比較すると31%の下落になります。
新規公開株式のメインの引受人となったモルガン・スタンレーが、フェイスブックの金曜日の株式公開直前にその業績予測を下方修正したため、フェイスブックの業績に対する疑念が拡大することになりました。
「フェイスブックの株価が取引価格を上回った時、ちょっと行き過ぎた感じがしました。」
こう語るのはロスアンジェルスの投資銀行ウェドブッシュ・モーガンの取り引き責任者のマイケル・ジェームズです。
「市場にはまだ過大評価している向きがあったと思います。」
フェイスブックの株式公開を引き受けた投資銀行とナスダック市場は、今回の株式公開がここ数年の株式公開案件の中で、その後の展開を見誤った妥当性を欠いたものであるとして、批判にさらされることになりました。
会社としての評価が高い企業の新規株式公開であるにもかかわらず、今回のように新規公開直後にこれほどの株価下落が起きるという事は、企業にとっても株式の新規公開が失敗に終わったと考えられます。
株価低迷の理由の主なものは、観測筋により明らかにされました。
ひとつは発行株式数が多すぎたこと、にもかかわらず価格設定が高すぎたこと、そしてフェイスブックの収益の伸び悩みに対する市場の懸念です。
フェイスブックはナスダック市場での株式公開の失敗により損失を被ることになりますが、長期的には同社のイメージ回復により価格回復の見込みもあります。
市場関係者によれば株式公開がうまくいかない場合に備え、フェイスブックは1,300万ドルの資金を用意していました。たとえそのすべてが使い果たされたとしても、フェイスブックが昨年計上した純利益は3億8,700万ドルであり、それに比べれば大きな額ではありません。
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【台湾、日本、そしてアメリカの金環日食】
アメリカCBSニュース 5月21日
台湾から日本、そして太平洋を隔てたアメリカ西部ではカリフォルニア州、アリゾナ州、ユタ州で、人々が空を見上げ、非常に珍しい金環日食の様子を観察しました。