ホーム » エッセイ » 日本は福島第一原発の事故について、本当に反省しているのだろうか?
【 30日の間に、2度も大事故につながりかねないトラブル 】
ザ・インデペンダント(英国) 4月5日
事故が続いている福島第一原子力発電所の原子炉のうち一基で、4月5日、またもや冷却システムのトラブルがありました。
この30日間で2度目のトラブルです。
しかしこのトラブルによる、深刻な事態の発生はありませんでした。
原子力規制委員会のスポークスマンである佐久間氏は、5日午後、3号機で問題の発生を知らせる警報が鳴り、現在その原因を調査中であると語りました。
東京電力福島第一原子力発電所では、3月18~19日にかけても電源の停止により、3基の原子炉と使用済み核燃料プールの冷却ができなくなる事態が発生しました。
東京電力は、使用済み核燃料プールは2週間冷却作業を行わなくとも、プールの温度が危険な状態になまで達することは無いと語っています。
しかしもし使用済み核燃料プール内の水が無くなるようなことになれば、再び大量の放射性物質が環境中に放出されることになります。
2011年3月に襲った巨大地震と津波により、福島第一原発では今回トラブルを起こした原子炉を含め、予備電源を含めすべての電源が失われる事態となりました。
福島第一原発はすでに発電所としては機能しておらず、廃炉に向けた作業が続けられていますが、絶え間なくトラブルを起こし続けています。
3月18日に福島第一原発内で冷却システムの電源が失われる事態が発生し、2日間の間原子炉と使用済み核燃料プールの冷却ができなくなってしまいました。
東京電力は配電盤近くで感電死していた一匹のネズミが原因だとしていますが、たったそれだけの原因で福島第一原発では、原子炉と使用済み核燃料プールの冷却ができなくなってしまったのです。
日本国内の原子力発電所については、増々その安全性に対する疑問が大きくなっており、多くの人々が路上に出て抗議活動を行っていますが、こうした光景は日本ではあまり見ることができないものです。
日本では稼働可能な50基の原子炉のうち、現在2基だけが稼働中ですが、原子炉直下、あるいは付近にある活断層の問題を含め、原子力発電所についてはより厳しい安全基準が適用されることとなりました。
昨年12月に就任したばかりの安倍首相は、早速日本国内の原子力発電所の再稼働の必要性について強調しました。
いわく、日本は天然資源に乏しく、2011年まで使用電力量の3分の1を原子力発電に頼ってきました。
福島第一原発の事故以降2年間、エネルギー資源の輸入量が急増し、景気回復の足かせになっていると主張しています。
http://www.independent.co.uk/news/world/asia/cooling-system-fails-at-fukushima-nuclear-plant-for-second-time-in-a-month-8561269.html?origin=internalSearch
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【 ジャカルタでハイヒール・レース 】
アメリカNBCニュース 4月14日
(掲載されている写真は、クリックすれば大きな画像をご覧いただけます)
4月14日、インドネシアの首都ジャカルタで7センチ以上のハイヒールを履くことが条件のレースが開催されました。
【 じたばたしても仕方が無いさ 】
春の訪れとともに雪解けの洪水に見舞われたベラルーシのコベンスク。4月14日。
【 水面に映る景色 】
【 壁の向こうは審査員 】
壁の向こうにいる審査員が、モデルたちのネイルアートを審査しています。
ドイツ第6回ネイルアート・コンテスト、ライプツィッヒ、ドイツ。4月13日。