ホーム » エッセイ » 【 自らを致命的危機に陥れる、人類最悪の選択 】《6》
原子力発電所が事故を起こせば、一夜にして国家を壊滅させることもあり得る…
絶対安全なシステムを構築しても、想定外の事態に打ち砕かれてしまう危険性は回避できない
フェアウィンズ・エネルギー・エデュケイション 7月29日
ここに福島第一原子力発電所の事故発生当時、日本の首相を務めていた菅直人氏のコメントがあります。
「主権国家としての日本の存立が危機に瀕していました。」
この言葉を聞いて思い出されるのが、ミハイル・ゴルバチョフ氏が回顧録の中に綴った次の一文です。
「ソビエト連邦を崩壊させたのはペレストロイカではない。崩壊の真の原因を作りだしたのはチェルノブイリだった…」
チェルノブイリもフクシマも巨大な原子力発電所の事故でしたが、2人とも何とか乗り切りました。
ひとりは民主主義国家の首相であり、もう一人は共産主義国家の最高指導者でしたが、たどり着いた結論は同じでした。
原子力発電所が事故を起こせば、一夜にして国家を壊滅させることもあり得る…
一晩で国家を壊滅させることが出来る、そんなものは他にこの地上には存在しません。
次の画像をご覧ください。
原子力発電所はその頑丈さによって、事故を防ぎきることが出来るとお考えですか?
頑丈な構造を見る限り、あなたはそう考えるかもしれません。
しかし実際には私たちは福島第一原発の1号機、2号機、3号機がメルトダウンする事故を経験することにより、そうした考えが間違いであることを学びました。
私が強調したいのは、まさにこの点です。
どんな絶対安全なシステムを構築しても、遅かれ早かれ想定外の事態が事前の備えを打ち砕いてしまう可能性は否定できないのです。
これがいわばパズルの最後のピースです。
それはカリフォルニアや西海岸にとってどんな意味があるのでしょうか?
環境中に放出された放射線には、国境などまるで関係が無いという事です。
国境で止まるはずがありません。
「きみは日本の放射性物質だろう?だったら国境の内側に戻りなさい。」
「おおっと、そうでした。失礼しました、日本の領域に戻りましょう。」
放射線に国籍や国境などは無く、この問題に関する限り私たちは皆同じ条件の下にいるのです。
私にできることは、これまでお話してきたバラバラのパズルのピースを組み合わせ、これから私たちの身に何が降りかかるのかを上手に説明することです。
福島第一原発のメルトダウンは一日あたり400トンの放射能汚染水が太平洋に流れ込む原因を作りました。
東京電力はその汚染水を必死になってこの写真の貯蔵タンクの中に閉じ込めようとしています。
タンクには青色のものと銀色のものと2種類ありますが、中身はいずれも放射能汚染水です。
福島第一原子力発電所が建設された時、彼らはここにはありませんでしたが、今や増え続ける放射能汚染水を外部に漏出させないように2~3日おきに新しいタンクが作り続けられています。
しかしそれでも尚1日あたり400トンもの汚染水が太平洋に流れ込み続けていたのです。
その意味はお分かりですか?
毎日放射能汚染水を積載量いっぱいに積んだトラクター25,000台がやってきて、太平洋に捨てているのと同じことが起きと居るのです。
しかもそれは事故発生以来、ずっと続いていたのです。
事故発生からちょうど4年の間、その状態が続いていました。
それがどういう状態を作りだすか、ご説明しましょう。
カリフォルニアで生活している人々は、福島第一原発のこの放射能汚染水について心配する必要はあるでしょうか?
《7》に続く
http://www.fairewinds.org/nuclear-energy-education//world-in-danger
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【 歴代アメリカ大統領のIQ(知能指数)順位 】《5》3位~1位
インサイド・ガヴァメント 2015年8月11日
2016年大統領選に向け初めて開催された共和党の大統領指名獲得争いの議場で、医学博士で政治家でもあるベン・カーソンは優れた大統領の条件として『優れた頭脳を有しているかどうか』が最も重要な条件であろうと語りました。
今回ランキングに使われた大統領のIQは2006年にカリフォルニア大学のディーン・シモントン教授が発表したデータに基づくものです。彼は著作や事歴を分析してIQを測定する『ヒストリオメトリック』と呼ばれる手法により、各大統領の知能指数を計算しました。
3位 第35代大統領ジョン F.ケネディ(大統領執務1961 - 1963年・写真上 / 以下同じ)
IQ:145.1
1917年5月29日生まれ マサチューセッツ州出身
大学:ハーヴァード大学
43歳でケネディは史上最年少のアメリカ大統領に就任しました。
彼はしばしば健康上の問題に悩まされていましたが、熱心な研究者であり野心的な政治家でもありました。
2位 第3代大統領トーマス・ジェファーソン(大統領執務1801 - 1809年)
IQ:153.8
1743年4月12日生まれ ヴァージニア州出身
大学: アィリアム&メアリー大学(中退)
ノーベル賞受賞者とホワイトハウスで会食をした際、ケネディの有名な発言が記録に残っています。
「ここホワイトハウスで食事会が催された中で、今日ここにお集まりのみなさんほど卓抜した才能と、知識に優れた方々はかつてなかったものと思います。もし例外があるすれば、それはここにいる全員を合わせても、たった一人のトーマス・ジェファーソンにかなうことはできないという事実でしょう。」
ジェファーソンこそはその後のアメリカの飛躍的発展の土台を築いた人物です。
彼はす農業の改良から建築技術まで、すべてのことを学び取りました。
1位 第6代大統領クインシー・アダムズ(大統領執務1825 - 1829年)
IQ:168.8
1767年7月11日生まれ マサチューセッツ州出身
大学:ハーヴァード大学
ハーヴァードで法律を学んだクインシー・アダムズは彼の父親と同様優れた弁護士であり、法廷ではその敏腕さを恐れられていました。
彼は政治家としても優れた手腕を発揮、その後のアメリカを運命付ける国際条約を次々とて締結しました。
彼は少なくとも4ヶ国語に堪能であり、ラテン語と古代ギリシャ語をいとも簡単に翻訳できたと言われています。
http://us-presidents.insidegov.com/stories/5315/most-intelligent-presidents?utm_medium=cm&utm_source=outbrain&utm_campaign=i3.cm.ob.dt.5315