ホーム » エッセイ » 【 グーグルもマイクロソフトも、雪崩を打って再生可能エネルギー発電所を建設 】《後篇》
アメリカを代表する企業各社はクリーン再生可能エネルギー事業に本格的に参入、収益的にも充分な成果
クリーン再生可能エネルギー事業は、採算性の高い事業であることが繰り返し証明された
米国環境保全基金(EDF) / ブレイキング・エナジー 2016年10月4日
それでは最初の質問に戻ることにしましょう。
アメリカを代表する世界的企業は、クリーン再生可能エネルギー事業への大規模な参入を行っているのでしょうか?
答えは、その通り。
アメリカを代表する企業各社はクリーン再生可能エネルギー事業に本格的に参入し、収益的にも充分な結果を得ています。
発電方法の転換は勢いよく風力タービンを回し続け、追い風となって事業全体を前へ前へと進めています。
そして米国環境保全基金(EDF)気候変動問題担当部門による検証結果も、クリーン再生可能エネルギー事業に対する投資がビジネス的にも有利な条件が揃っていることを証明しました。
しかし目の前にはさらに大規模なクリーン再生可能エネルギー事業の実現という挑戦課題が残っています。
クリーン再生可能エネルギー事業によって大きな収益の獲得を目指せば、当然それに応じた大規模な設備投資を求められることになります。
そしての正味現在価値(Net Present Value - NPV)も上昇を続けてはいますが、企業によっては必要とされる投資回収期間よりも長くなる場合もあります。
調査検証によって明らかになった事の子ひとつには、各企業における資金調達力の不足、そしてクリーン再生可能エネルギー事業への進出の優先度がまだまだ低いという現実があり、それが全体のスケールが拡大していく上での障害となっていることも明らかになりました。
▽どうすれば事業拡大の流れを加速できるか?
ここで出てくるのが、各企業においてクリーン再生可能エネルギー事業への進出を加速させるために、どういった対策が必要か?という問題です。
まず第一にしなければならないことは、クリーン再生可能エネルギーの導入を目標として設定することであり、業界全体を見渡してその規模と実現のためのスケジュールを具体的に設定しなければなりません。
次にエネルギー部門の責任者は、計画している事業の採算性を検証し軌道に載せるため、クリーン再生可能エネルギーの試験的事業を小規模であっても先行させる必要があります。
こうしたパイロット事業は将来大規模な投資を行う際に、検証しなければならない項目を具体的に提示してくれることでしょう。
ただでさえクリーン再生可能エネルギーについては、PV(photo voltaic system : 太陽光発電システム)、PPAs(power purchase agreement : 再生可能エネルギー買取契約)、RECs(Residential Energy Consumption Survey : 居住地域ごと電力消費状況調査)、RPS(Renewable Portfolio Standard : 電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法)など見慣れないアルファベットの略語が氾濫する傾向にあります。
さらには州ごとにクリーン再生可能エネルギー事業に関する補助金制度や税制、あるいは管理規則が異なっています。
これらの問題を一つ一つ解決しながらクリーン再生可能エネルギーを立ち上げ、成功させるためには、第三者のサポートが非常に役立ちます。
第三者である米国環境保全基金(EDF)気候変動問題担当部門やNGO、あるいは設備事業者が提供する事業開始プランを上手に活用すれば、面倒な手続き等もパッケージ化され、クリーン再生可能エネルギー実現のための手続きを手早く進めることが可能になります。
単独ですべてを解決しようとせずにこうした組織を利用すれば、クリーン再生可能エネルギーを立ち上げ、成功させることが考えているほど難しいことではないことが理解できるかもしれません。
〈 完 〉
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【 歴代アメリカ大統領のIQ(知能指数)順位 】《1》
インサイド・ガヴァメント 2015年8月11日
2016年大統領選に向け初めて開催された共和党の大統領指名獲得争いの議場で、医学博士で政治家でもあるベン・カーソンは優れた大統領の条件として『優れた頭脳を有しているかどうか』が最も重要な条件であろうと語りました。
今回ランキングに使われた歴代の大統領のIQは2006年にカリフォルニア大学のディーン・シモントン教授が発表したデータに基づくものです。彼は著作や事歴を分析してIQを測定する『ヒストリオメトリック』と呼ばれる手法により、各大統領の知能指数を計算しました。
27位 第41代大統領ジョージ H.W.ブッシュ(大統領執務1989 - 1993年・写真上 / 以下同じ)
1924年6月12日生まれ テキサス州出身
IQ: 130.1
出身大学: エール大学
エール大学通学前、ジョージH. W.ブッシュは海軍に入隊し第二次世界大戦終了時まで従軍していました。政界入りする以前、石油業界で成功していました。
26位 第25代大統領W・マッキンリー(大統領執務1897 - 1901年)
IQ: 130.2
1843年1月29日生まれ オハイオ州出身
大学: アレガニー・カレッジ(中退)
W・マッキンリーはアレガニー・カレッジを中退しましたが、後にオールバニー法科大学院の法律学位を取得しました。マッキンレー大統領は2度目の任期に入った6ヵ月後、暗殺による悲劇的な死をとげました。
25位 第11代大統領ジェームズK. ポーク(大統領執務1845 - 1849年)
IQ: 130.2
1795年11月2日生まれ テネシー州出身
大学:ノースカロライナ大学
ポークは「業績の割に最も無名な大統領」と呼ばれてきました。大統領として任期は1期だけでしたが、メキシコ戦争を統轄して劇的に国の版図を広げ、アメリカの金融システムk
近代化を成し遂げました。
24位 第22代大統領グローバー・クリーブランド(大統領執務1885 - 1889年)
IQ: 130.9
1837年3月18日生まれ ニューヨーク出身
大学:進学せず
クリーブランドは大学教育を受けるだけの経済的余裕がありませんでしたが、弁護士としての成功を手にしました。
大統領時代、クリーブランドは正直、そして勤勉という評判を得ました。
23位 第37代大統領リチャード・ニクソン(大統領執務1969 - 1974年)
IQ: 131.0
1913年1月9日生まれ カリフォルニア州出身
大学: ホイッティアー・カレッジ
ニクソンには史上最もスキャンダルにまみれた大統領という悪評がついてまわるかもしれませんが、その知性の高さは疑いようのないものです。
辞職以前、ニクソンはいくつかの大きな外交的政策目標を実現させ、数多くの環境規制を実施に移しました。
22位 第34代大統領ドワイトD.アイゼンハワー(大統領執務1953 - 1961年)
IQ: 131.9
1890年10月14日生まれ カンザス州出身
大学: 米陸軍士官学校(ウェストポイント)
アイゼンハワーは第二次世界大戦の間、連合軍の陸軍元帥としてヨーロッパ戦線の最高司令官を勤めました。大戦終了後の1948~1953年にはコロンビア大学の学長を務めました。
21位 第23代大統領B・ハリソン(大統領執務1889 - 1893年)
IQ: 132.2
1833年8月20日生まれ インディアナ州出身
大学: マイアミ大学
1期4年の大統領就任以前、彼は有能な弁護士として知られ、ベネズエラ共和国の顧問弁護として、イギリスと対決した経験も持っていました。
-《2》に続く
http://us-presidents.insidegov.com/stories/5315/most-intelligent-presidents?utm_medium=cm&utm_source=outbrain&utm_campaign=i3.cm.ob.dt.5315