差別的で心ない発言を繰り返す麻生副総理
日本の高齢化と人口減少の原因は、高齢者と子供を持とうとしない人々のせいだと非難した麻生副総理
ユダヤ人虐殺に関するアドルフ・ヒトラーの動機を擁護しているとも取れる発言も
写真 : 2020年1月13日、民族衣装と着物を着た20歳の在日外国人が、東京の新宿地区で開催された成人式に出席するために一緒にポーズをとっています。
日本で最も民族的多様性を持つ新宿区では348,000人の住民の12%以上が外国人です。
13日月曜日、20歳になって成人の日を迎えた約4,000人の約半分が外国人でした。
山口真理 / APニュース 2020年1月15日
麻生副首相は、日本は単一の人種、言語、2,000年の歴史がある君主制を持つ世界で唯一の国と表現し、先住民族の存在と日本における人種の多様性を無視しているという批判を浴びることになりました。
麻生太郎氏は副総理兼財務大臣であり、安倍晋三首相に対し最も影響力を持つ議員の一人ですが、これまで差別的で心ない発言を繰り返してきました。
「単一の言語、単一の民族で構成され、単一の王朝が2,000年も続いている国家は、他にどこにもない。」
麻生副総理は1月13日月曜日に行ったスピーチでこう述べました。
麻生副総理(79)は翌日の14日火曜日に謝罪し、日本は他民族による大規模な移民や支配を経験することなく長い歴史を刻んできたという意味での発言だったと語りました。
先住民族であるアイヌの人々は何千年もの間北日本に住んでおり、彼らの文化を保護し促進するために昨年制定された法律によってその存在が公式に認められました。
日本政府の統計によれば国内には270万人の外国人がおり、総人口1億2,600万人の2%以上を占めています。
これには1910〜1945年の朝鮮半島の植民地支配の間、自発的または強制的に日本に渡ってきた40万人以上の在日朝鮮(韓国)人と帰化した約36万人の朝鮮(韓国)人が含まれます。
昨年、日本はビザの発行要件を緩和し、急激な高齢化と人口減少が進む中で減少する労働力をカバーするため、多くの外国人労働者によって不足分を補うことができるようにしました。
13日に行った演説で、麻生副総理は昨年日本で開催されたラグビーワールドカップにおいて、民族的に多様性のあるチーム日本が成功を収めたことを称賛しました。
麻生副総理はスポーツやその他の分野で国際的な競争を行う際、日本は独自の文化と言語を大切にしつつ「チーム一丸となって」日本の独自性を明確に感じることが大切なのだと強調しました。
昨年、麻生副総理は日本の高齢化と人口減少の原因は高齢者と子供を持とうとしない人々のせいだと非難しました。
2018年、彼はセクシャル・ハラスメントの申し立てに対し、部下だった財務省の最高官僚を追求から免れさせようとしました。
さらにナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺に関するアドルフ・ヒトラーの動機を擁護しているとも取れる発言を行い、厳しい批判を浴びていました。
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その王朝がササン朝ペルシャなのかアケメネス朝ペルシャなのか、あるいはその出来事が起きた時の英国王朝が チューダー朝なのかウィンザー朝なのかを覚えさせられたことを思えば、日本の天皇家が同じ血統を脈々と受け継いできたことは大したものだと思います。
しかしそれをことさら世界に誇るべきものなのかどうか、私の場合は?です。
まして、単一民族であることをなぜ誇らなければならないのかとなると、まるで理解できません。
第一日本人というのは民族的には先住民族の縄文人に朝鮮半島からの渡来人、『海の道』をやってきた海洋民族の混血民族であろうというあたりの説が最も説得力があると、私は考えています。
それに少ないとはいえ自分自身の経験として、これまで交流があったアメリカ人、中国人、ガーナ人などの人々との交流は、自分自身の思考の成長にものすごく貢献したと考えています。
文化や文明は異分子を受け入れることによって刺激され、発展・進歩する例が多く、反対にひたすら従来の殻に閉じこもることに発展性や健全性があろうとは思いません。
本当の愛国とはこれから社会に出ようとする国民が、世界中の人々との融和を図りながら、より大きなスケールで何事かを実現していくことをバックアップしていくことなのではないでしょうか?