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【 ついに連続殺人鬼の正体を現した、核の『平和』利用・原子力発電 】〈第2回〉

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所要時間 約 8分

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[ 現在の処理方法では、核廃棄物は際限もなく増え続ける ]
[ 将来の世代に危険な核廃棄物を押しつける事は、許されない非人道的な行為 ]

ル・モンド・ディプロマティーク / フランス

▽『起きそうにもない危険』が、どうして『避けられない危険』に変わったのか?

現在、原子力産業界の支持者が行っている原子力発電のリスクは低い、という主張は過去のプロパガンダが偽りであったと同様、将来的には間違いなく悲劇的なほど楽観的であった、という事になるでしょう。
確かに、あらゆる原子炉がメルトダウンを起こす訳ではありません。
しかしそれは決して起きないという事ではなく、原子力発電に限って言えば、その危険性は人為的ミスに特に集中している事に気づかされます。
使用済み核燃料、福島で燃えているのもまさにこれですが、それは原子炉の稼働によって生み出されますが、「使用済み」であってもたいへん熱く、数千年が大げさだと言うのなら、少なくとも数百年間非常に危険な存在です。
残念ながら私たちは使用済み燃料の危険性について、福島の実際の事故 - メルトダウンによって学ばなければなりませんでした。
実際に正常に稼働している炉心よりも多量の放射能を放出し、そして危険な存在です。

現在の処理方法では核廃棄物は際限もなく増え続けていくしかなく、私たちはこれを注意深く管理し、大気中への放射線放出についてモニターしなければなりません。

そして、もはや現在の言語が通じない程遠い未来の人々が、万が一これを掘り出したとき、これがなんであるかをすぐに解らせるよう処理施設を設計しなければならない、という問題もあります。
あなたは今私たちが使っている言語がそうそう変わるものではなく、核廃棄物の極めて高い毒性・危険性については、遠い未来の人々にもちゃんと伝えられる、と考えるかもしれません。
しかしその考え方は、人々を欺こうとする原子力産業界の幹部たちの傲慢さと変わりありません。

自然災害、事故、テロ攻撃、これまで数年間、数十年間はそれ程多くは無いかまったくありませんでした。
しかしこれから半世紀の間、あるいは一世紀、数世紀の間にはそうはいかなくなるでしょう。実際のところ時間がたてばたつ程、こうした危険性は避けられなくなってきます。
あなたや私が運良くそうした被害を免れる事ができたとしても、私たちの子どもたち、孫たち、あるいはひ孫たちの世代にこうした死に至らしめる程危険な核廃棄物を押しつける事は、許されない非人道的な行為です。

推進派は原子力発電所の稼働の是非に関する議論を、封殺しようとして来ました。
そして危険な核廃棄物が蓄積され続けている事について、これまで議論される事はありませんでした。
同じく危険な核廃棄物輸送(移動するチェルノブイリと言われるものです)に関する議論と合わせて、推進派はこうした問題が浮上しないよう意図的な無視を続けてきました。

この核廃棄物の問題を将来に先送りする事は、大災害の危険性を孕んでいるという事はあまり知られていません。
例えば核廃棄物を輸送中の列車が大都市近くで脱線事故を起こし、まだ熱を持ったままの核廃棄物がまき散らされでもしたら、多くの近隣の人々が避難を強いられる事になります。
この事は核廃棄物輸送が行われている限り、福島で起きているメルトダウンがどんな場所でも起こりうる、という事を本質的に意味します。

こうしたリスクは可能性以上のものであり、まさに衝撃的です。
あなたが私の家の庭を散歩する際、蚊に刺される確率が100分の1で、猛毒を持つマムシに噛まれる確率も同じ100分の1だとしたら、あなたはその危険性は同じだと考えますか?
福島の事故が全世界で報道され、私たちが考えなければならないのが蚊ではなく猛毒を持ったマムシの事である、とあなたも気づかれた事と思います。

もしあなたが原子力産業界を代表する人々と議論しても、彼らは一貫して事故の発生の確率とその影響の両方の軽視を続け、反対する者をヒステリックな悲観論者として、排除して来たことを思い知らされるだけでしょう。
しかし福島第一原発の事故により、これからはそう思い通りには行かなくなるでしょう。
〈つづく〉

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原子力発電について語るとき、外す事ができないのが「核廃棄物」の議論です。
「安全、安心」などと言いながら、実は非常に危険な核廃棄物、結局はどうする事もできず、深い穴を掘って埋めることしかできないのが今の姿です。
もちろん、それをコンクリートや金属で覆い、貯蔵スペースを作ってそこに「格納」するわけですが、だからと言って「穴掘って埋める」という野蛮な方法の本質が変わるわけではありません。

今この瞬間も積み上がり続ける核廃棄物問題、もうひとつの大きな問題なのです。

さて話題は変わって、日本では「肩が凝る」と表現するのに対し、アメリカは「首が痛い」というのですね。
ですから下の記事も、「肩こりには…」とすべきだったのかもしれません。

でも、こういうニュースはまず、日本では取り上げられません。
なぜだかおわかりですか?
日本の民放では毎日たくさんの薬のコマーシャルが流れています。
そのスポンサーの機嫌を損じてまで、この程度の話題を伝える必然性は何でしょうか?
ありません、真実を伝えて自分の会社が困るなら、日本のマスコミは伝える事はしません。
それを当然と考えるか、報道機関としておかしいと考えるか、それは実は受け取る側、私たちの問題なのです。

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【 首の痛みには薬よりカイロプラクティックかストレッチの方が治療効果が高い - 新しい研究で明らかに 】

アメリカABCニュース 1月4日

首が痛くなった時のベストの治療方法は薬ではない、という研究結果が最新の『全米内科診療記録』に掲載されました。

国立健康衛星研究所によって行われた研究では、首が痛いという272名の患者に対し、3種類の異なる治療法を用いて、その結果を分析しました。
1. 薬物投与
2. ストレッチ運動
3. カイロプラクティック

12週間後に集計を行った結果、カイロプラクティック、または運動によって治療を行って痛みから解放された患者の数は、薬によって痛みが無くなった患者の2倍になりました。

結果を見るとカイロプラクティックによる治癒率は32%と最も高く、ストレッチ運動の30%がこれに続きます。一方、投薬による治癒率は13%に留まりました。

「この結果には私にとって驚きでも何でもありません。」
こう語るのは、家庭医学が専門のミシガン大学のリー・グリーン教授です。
「首の痛みというのは、人間の体の機能上の問題であり、これを治療するのに薬を使うよりも理学療法・運動療法の方が効果がある、というのは当然のことです。」
同じく家庭医学が専門のペンシルヴァニア州立大学のジョン・メッ セマー教授も同意見です。
「首の痛みを訴える患者に対して私はいつも、運動療法か理学療法のどちらかを勧めるようにしています。」
「首の痛みについては理学療法が治療であり、薬は病気に対して用いるものなのだという事を、付け加えるようにしています。」

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【 ついに連続殺人鬼の正体を現した、核の『平和』利用・原子力発電 】〈第1回〉

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所要時間 約 8分

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[広島、長崎、ニューメキシコ、ナバホ・インディアン、チェルノブイリ…あらゆる場所で、あらゆるプロセスで、人々が殺されてしまった]

チップ・ワード / ル・モンド・ディプロマティーク(フランス)

まず言わなければならないことはメルトダウンは起きている、という事です。
ちょうど25年前に起きたチェルノブイリ事故で、ソ連当局が放射線の拡散を否定し、制御不能に陥りすぐには状況を把握できない程悲惨な原子力発電所の状態を甘く見たのと同様、日本の当局も内容が矛盾し合い、意味不明の報告を連発することで福島で発生した危機の最初の一週間を空費しました。
私たちには「放射線量が上がった」「下がった」「また上がった」と混乱した情報が入り、実際に放射能を測定していた一部の官僚を除き、ほとんどの人間が正確な数値を把握していませんでした。
現場の状況は制御下にある、と伝えられていましたが、一部を除く原発職員の避難は続いていました。
汚染の危険性は無いと伝えられましたが、原子炉も発電所も封鎖されました。

▽ 最初の放射性降下物質

恐ろしい状況にもかかわらず、予想していた通り当たり障りのない、安全を保障する官僚的作文が発表されました。
特に東京電力から誤った情報が提供されたことは、『お約束』ともいうべきものでした。
もしあなたが、原子力産業界の際立った特徴はその専門性にあると考えているとしたら、こう考えなおしてください。
彼らは人類が生み出した中で、最も洗練された恐ろしい技術をマスターするための数学と物理を習得した、ミニ・アインシュタインの集団に過ぎない、と。
記録に当たれば、彼らが根っからのうそつき集団である、という事がその際立った特徴であることがわかります。

私はそのことを、一人の市民運動家として学び取りました。
原子力発電を行った結果生み出される、高い濃度の放射線を放出する使用済み核燃料の廃棄について、何万トンであろうがそれをただただ地中深く埋めるしかない、という原子力産業界の基本的枠組みに、反対を唱える厳しい戦いの中で。
それは今、福島で高熱を発しながら燃えており、私が暮らすユタ州の裏庭に埋められています。

これからお話しすることは、私の実際の経験に基づくものです。

原子力業界は常習的に不正表示を行い、自分たちに都合の良い解釈を広め、疑惑はすべて否定し、ときにはあからさまに他人をだます伝統を持つ、詐欺的集団です。

これまで50年以上にわたり、ずさんな管理と事故の隠蔽を繰り返しながら、原子力発電の危険性とコストについて常習的に嘘をつき続けてきました。

原子力発電の支持者と広報担当者が嘘をついてきたかどうか、それとも私たちがただ単に騙されていたのか。
人々を危険に陥れる誤った情報を与える当局側、メルトダウンは起きているという正直な市民の見方、という構図はチェルノブイリと変わらないにしても、福島の事故に遭遇することによって、私たちはやっと議論をできる状況になってきました。

核時代の幕開けとともに確立された偽装の手口は、福島第一原発が制御不能に陥るずっと以前から、手垢がつくほど繰り返し用いられてきました。
1950年代初頭、原子力の使者、あるいはその時名づけられた『原子力の平和利用』は、原子力発電がすぐにタダ同然の低コストで、効率的に消費者に電力を供給できるようになる、と主張しました。
彼らが披露した『先見の明』の中には、都市のビルディングを建設する際、ウラニウムを建築材料に混ぜ込めば、核分裂によって発生する熱によって冬場の除雪が不要になるだろう、というものまでありました。
新たな港の開削を簡単に片付けるために原子爆弾をに使うべきである、そう強く主張した人々さえいました。
また低線量であれば、放射線は健康に良い、と誓ってみせたのです。

そのようなたわごと、愚劣な絵空事は新たに生まれた産業界、そして戦争の方法が生み出したプロパガンダであり、今日では一笑に付されるだけですが、その当時は深刻な悲劇を生むことになりました。
たとえば、アメリカの数千人の兵士たちの悲劇。
将来の核戦争の戦場で、兵士たちはどのように対応すればよいのか軍事計画担当者の資料とするため、ニューメキシコで原子爆弾を投下した直後、塹壕に隠れていた兵士たちが投下地点めがけて進撃を命じられました。
当然の結果として無知は、実り多い研究結果をもたらすどころか、数千人の兵士に原爆症を発症させることになりました。
多くの若い兵士が間もなく死亡しました。

このアメリカ西部にある核実験場の風下に当たる地区に住んでいた、何も知らない一般市民もまた被ばくすることとなり、あらゆる種類の癌や原因不明の病に倒れることになりました。
核時代の幕開け、地中深く潜って原子力発電や核兵器の原料となるウラニウムの採掘に従事した鉱山労働者たちも、被ばくにより原爆症を発症、短期間で死亡していきました。
福島の事故以前、核時代の幕開けに起きた原子力ルネッサンスの犠牲になったのは、当時ウランブームに沸いたユタ州の貧しいナバホ・インディアンの人々だったのです。
〈つづく〉

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今日からご紹介するのは、フランスの月刊誌『ル・モンド・ディプロマティーク』に掲載された、アメリカの市民運動家チップ・ワード氏の評論を5回に分け連載します。
実はこの原稿に限りあえて掲載の日付を伏せてあり、最終回にお知らせします。
それにしても、長年反核運動家として活動を続けて来たワード氏の舌鋒(筆法)にはきわめて厳しいものがあり、訳していてたじろぐ程でした。
しかし好んで激しい表現を使っているわけではなく、綿密に調べた事実の裏付けがしっかりとしており、そのあまりのひどさにそれ以外表現のしようがなかった、という感じを受けます。

というわけで全5回をお読みいただければ、私たちがこれまで「教えてもらえなかった」数々の原子力の真実に触れることにより、そのイメージを明確にできるはずです。

そして後半のABCの動画、「定職に就きたい」というメッセージが多かったようですが、寝ている猫の脇には「もっとネズミを捕まえて!」というのもありました。
私なら
「Stop the radiation(放射能漏れを止めてくれ)!」「Save the children(子どもたちを守れ)!」「Rule the Politician(政治家を監視せよ)!」
と言ったところでしょうか.....

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【 今年の抱負を3つの単語を使って表現してください 】

アメリカABCニュース 2012年1月1日

『HAPPY』『NEW』『YEAR!』という言葉は、3つの単語から成り立っています。
そこでABCテレビでは皆さんにそれぞれ好きな三つの単語で今年の抱負を表現してもらいました。
皆さん、2012年にはおおいに期待しているようですよ。
        :
        :
        :
いかがでしたか?
私の3つの単語はシンプルですよ。
「 Happy New Year! 」

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〈 原子力発電の偽りだらけのプロパガンダ、そして大事故は「もうたくさん!〉〈第3回〉

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所要時間 約 9分

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【 原子力発電 - だめなものはダメ!】
「今こそみんなが声を上げ、私たちは民主主義社会の住人である事を証明しよう!」
「原子力の利用を継続すれば、医学的な大災害に直面しなければならない」

ヘレン・カルディコット /ニューヨーク・タイムズ 2011年12月2日

変化の兆しがあります。
ドイツは2022年までに原子力発電を段階的に廃止し、イタリアとスイスがこれに続きます。
日本の脱原発を支持する人々は世論の後押しを受けるようになりました。
中国は原子力発電に慎重な態度を崩していません。
一方で米国、イギリス、ロシア、カナダの原子力への熱意は衰えることなく継続されることになます。
そして原子力産業界は、従来型の原子炉に代わるものとして新たなモジュール開発を推進し、『進化した原子炉』を開発してきました。
しかし事故、テロ攻撃、人為的ミスなど、つきまとう危険は従来型の原子炉と何ら変わるものではありません。
そして『進化した原子炉』の多くは、相変わらず核爆弾の材料に転用可能な、核分裂を起こしやすい放射性廃物を生み続けるのです。

ほんとうに環境にやさしく、クリーンで温室効果ガスの排出の少ないエネルギー供給手段は別なところにあります。
それは環境保全と再生可能エネルギーの調和の中に存在します。
主なものは風力、太陽光や地熱発電、水力発電、そして藻類からのバイオマス・エネルギーなどです。
スマートグリッドは発電と電力消費のバランスを取り、家電製品の柔軟な利用を可能にします。
発電が断続的になる問題は、既に存在している技術を使ってエネルギーを蓄積することにより解決できます。

国家的規模で原子力発電を、再生可能エネルギーによって生産された電力を集積・分配するシステムに置き換えることにより、何百万人分もの雇用を生み出すことが可能です。

アメリカ合衆国だけでこれからの十年間、1,800億ドルが核兵器開発予算に割り当てられています。
世界に存在する20,500個の核兵器核のうち、95%はアメリカとロシアの兵器工廠の中にある、と言われていますが、もし両国が核兵器の廃棄に合意すれば、新たな核兵器開発は必要なくなります。

原子力発電の支持者は、原発に反対する人々について、原発の存在を恐れ、その技術に理解を示さないことから、しばしばラッダイト運動を行った人々(18世紀産業革命の際、イギリス国内で職が無くなるとして工場の機械の破壊運動を行った職人たちの運動 : 訳者)、または危険性を誇張するヒステリックな人々として描こうとします(日本にも反原発カルトなどという悪意のこもった言葉があります : 訳者)。

一つの例を挙げましょう。
喫煙は人間の健康にとって有害である、という事を明らかにするための医学的研究活動に対し、たばこ産業界は何十年もの間攻撃を加え続けてきました。
喫煙は、おおざっぱな言い方をすれば、死ぬのは喫煙者本人だけです。
しかし、原子力発電はすべての将来の世代に、病的状態と高い死亡率、そして障害を蔓延させていきます。

喫煙の有害性が明らかにされるまで数百万の人々が命を落としましたが、我々が原子力の利用を継続することによって直面しなければならない医学的な大災害と比較すれば、これですら大きな問題ではありません。

この巨大な悲劇が生まれたことをきっかけに、政府、そして私たちの周りの人々に原子力発電、そして核兵器のない世界へと進むよう説得しましょう。

正しい情報に基づいた民主主義こそが、責任ある正しい姿である、ということを証明しましょう。
〈完〉

http://www.nytimes.com/2011/12/02/opinion/magazine-global-agenda-enough-is-enough.html?_r=2&scp=4&sq=Fukushima&st=cse

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3回にわけてご紹介したこの原稿も、今私たちに必要な事を教えてくれています。
私たちは民主主義社会の住人である事を再認識する事。
そして政治を始めとする日本の現状に対し、あきらめるのではなく『変えられる』という意識を持ち続ける事。
それができたら、変えるために何とか声を上げていく事。
一人一人が上げる声が横につながって大きく広がったとき、社会は少しずつ変わっていくはずです。

2012年の最初にこの記事をご紹介したわけ、お解りいただけましたね。

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【 不調のハリウッド、2012年の挽回策を探る 】

アメリカNBCニュース 2012年1月1日

ケイト・スノウ :
ハリウッドは新年の到来を最も喜んでいる日人々の一人です。
2011年は興行収入が130億ドル(約1兆円)を下回る、失望の年となりました。130億ドルと言うとずいぶん大きな金額に感じますが、ここ16年で最も低い成績なのです。
NBCのジョージ・ルイスがお伝えします。

レポーター : 2011年最大のヒット作品は『ハリーポッターと死の秘宝パート2』で北米では3億8,100万ドル(約290億円)、世界全体では130億ドル(約1兆円)の興行成績を収めましたが、これだけでは映画産業界全体に、魔法を感じさせるには至りませんでした。
このように2011年は映画界にとって、死の影がちらつく年になってしまいました。

ハリウッド・ドットコム「2011年は1990年代半ば以降最低の興行成績を記録し、ハリウッドにとって厳しい年になりました。」

レポーター : 最も期待はずれに終わった作品は1億5,000万ドル(約115億円)をかけて制作したアニメーション映画『少年マイロの火星冒険記』で、興行収入はたった3,900万ドル(約30億円)に終わりました。

A.O.スコット(ニューヨークタイムズ映画担当)「おかげで映画産業には、人々は今後もこれまでと同じ程度の本数の映画作品を、これまで同様興味を持って鑑賞してくれるかどうか、という心配が生まれてしまいました。」

レポーター : 『ドラゴン・タトゥーの女』のプロデューサーが製作に1億ドル(約77億円)を費やしたのに、クリスマス休暇に公開されて1,940万ドル(約14億円)しか興行収入を上げなかった際、映画ファンにいったい何が起きているのか、映画産業界は大いに疑問に思った事でしょう。
彼ら映画ファンは映画に行く回数を減らしているについては、それなりの理由がある、と話しています。

映画ファンの男性「チケット代も馬鹿にならないし、話題作全部を見るという訳にはいきませんよ。」

映画ファンの男性「子どもたちの面倒を見なければならないので、その類いの映画はどうしても家で見る事になるんだよ。」

レポーター : そして映画を見るための新たなテクノロジー、 ipad やコンピュータで楽しめるストリーミング・ビデオ、そしてテレビも控えています。
昨年早々に行われた調査では、アメリカではインターネット上を流れるデータの3割がストリーミング形式の映画、そしてTV番組でした。そして2011年の映画劇場の観客層動員数は2010年から5パーセント減少しました。しかし人々は本当に魅力ある作品なら、まだまだチケットに飛びつくだろう、と話しています。

「復活のため、何か起爆剤のようなものが必要ですね。」

レポーター : まさに今ハリウッドは観客を呼び戻すため、それが何なのかを模索しているところです。
ジョージ・ルイス、NBCニュース、ロサンゼルス

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[ 原子力発電の偽りだらけのプロパガンダ、そして大事故は「もうたくさん!]〈第2回〉

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所要時間 約 9分

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【 原子力発電 - だめなものはダメ!】
「原子力発電は兵器産業にとって、常に極悪非道なトロイの木馬」
「原子力発電が建設的な目的に使用されていれば、核兵器の存在は容易に受け入れられる」
「核廃棄物が引き起こす、来たるべき世代への癌と遺伝性疾患の増大」

ヘレン・カルディコット /ニューヨーク・タイムズ 2011年12月2日

福島第一原発の事故は国際原子力機関の基準で、「広い範囲に健康上の問題、環境問題を引き起こす」とされるレベル7の事故に分類されます。

これは事故の深刻さがチェルノブイリと同じ程度であることを表しますが、レベル7の事故は他には歴史上存在せず、また、国際原子力機関にはレベル7以上の基準は存在しません。

事故後、世界の原子力産業界とその政治担当部門は、原子力施設の安全性の向上についてうるさい程の広報活動を行いました。
日本では、福島第一原発を運営する東京電力と日本政府は、通信会社やインターネット・サービスプロバイダを経由して、原発のマイナスイメージにつながる報告を封じ込めようとしてきました。


原子力産業「ほら、我々の原子炉は、確かに設計通りシャットダウンしましたよ。」
右下「忘れないで!水をのんではだめ!食事もだめ!呼吸もしちゃだめ!」

イギリスでは原発に利害関係のあるアレバ(フランス)、EDFエナジー(英国)とウェスティングハウス(米国)の3社が政府と協力して、新しい原子力発電所建設計画の挫折を恐れ、国民に対し福島第一原発の事故について過少に報告したことを、日刊紙ガーディアンが報じました。

原子力発電は兵器産業にとって、常に極悪非道なトロイの木馬の役割を果たしてきました。
そして金をかけた効果的な宣伝活動は原子力産業界、兵器産業界双方のお家芸です。

原子力発電の概念は、米国における核兵器の開発と公開をより容易にするための手段として、1950年代初頭に考案されました。
「原子力発電が建設的な目的に使用されていれば、核爆弾の存在は容易に受け入れられることになる。」
国防総省の心理戦略委員会の顧問、ステファン・ポズニーが提案しました
『平和のための原子力(核)』というこのフレーズは、1950年代初頭にドワイト・アイゼンハワー大統領によって広められていきました。

原子力発電と核兵器は同じ一つの技術です。
1,000メガワットの原子炉は、年間600ポンド(約270キロ)前後のプルトニウムを生成します。一個の原子爆弾はちょうどその量のプルトニウムを必要とします。
しかしプルトニウムは25万年の間、放射線を出し続けるのです。

こうしたことから、原子力発電設備を有する国家は、無限の核爆弾製造能力を持つことになります。
原子力産業界は核兵器が存在しない国々にその技術を輸出することにより、許すべからざる核兵器製造能力の拡散を行ってきたのです。

致命的となった事故、莫大な額の財政支出、核兵器の拡散、そして核廃棄物が引き起こす来たるべき世代への癌と遺伝性疾患の増大、私たちがこれだけのものを目撃させられたにもかかわらず、なぜ未だに原子力発電の存在が許されているのでしょうか?
答えは簡単です。
各国政府、その他の機関のスタッフが、原子力産業界が創り出したこの言葉を信じているからです。
『原子力発電は安全で、クリーンで環境にやさしい』
そしてどの国の国民も、原子力問題に関する教育など受けたことがないからです。
〈つづく〉

http://www.nytimes.com/2011/12/02/opinion/magazine-global-agenda-enough-is-enough.html?_r=2&scp=4&sq=Fukushima&st=cse
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この原稿を読んで気がついたことがあります。
これだけ日本中に原発があるのに、学校で一度もきちんと学習した記憶がありません。
「知らない事は、すなわち存在しないこと」
その手を使われていたんだな、とある意味感心してしまいました。

一度書いた事がありますが、私は【 生かされなかった広島の教訓 】(アメリカCBSニュース - http://kobajun.biz/?p=1101)を読んだとき、自分が『無知であるが故に』広島・長崎の被爆者の皆さんに、本当に悪い事をして来たと反省しました。
知らない、という事が無視につながり。その事を心ない政治・企業に利用されてしまう。

【 生かされなかった福島の教訓 】という題のニュースが、将来世界のメディアに絶対に登場しないよう、今度こそ私たちは目を開き続けなければならない、そう思います。

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【 二つあった月がひとつだけになった理由 】

アメリカNBCニュース 12月29日

2011年の最後の土曜日は大晦日にあたります。
しかし米航空宇宙局(NASA)の科学者のチームはそんな事より、25万マイルの彼方に思いを馳せています。

彼らは、40年以上前人間が初めて月面上に足跡を記して以来最大のミッションとなる今回の探査で、月の軌道を周回する2機1組の人口衛星を使って、いくつかの大きな疑問に答えを出そうとしています。
NBCのジョージ・ルイスがお伝えします。

レポーター:数百万年前、地球の周囲を1個ではなく2個の月が周回していた可能性があります。
しかしその後これまでの研究によれば、2つの月はビッグスプラットとして知られている衝突によって1個になりました。
これが事実なら、月面の凹凸、私たちに見える側にあるすべての谷、そして見えない側にあるすべての山について説明がつく事になります。

「これまで科学者には、この歴史をたどるための良い手段がありませんでした。今回の探査によって、これまでの謎が明らかになるかもしれません。」

「ゼロ、そしてデルタII、月の中心への旅の始まりです。」

レポーター:2011年9月、米航空宇宙局(NASA)は、同じロケットに2機の月面探査衛星を搭載して打ち上げました。
2機の衛星は互いに協同しながら月を周回し、月の表面から内部までの探査を行う予定です。
今回のミッションはカリフォルニア州パサディナにある、この制御室からコントロールされますが、重要なポイントとなる月面周回軌道への突入は、この週末に行われます。

「このときが大きな試練です。この週末に2機の衛星が協同できるか、それともバラバラになってしまうか、その分かれ目になります。」

「この一歩は小さなものですが、人間にとっては.....」

レポーター:NASAにとって今回のミッションはアポロ計画の時代以来、月面上で最も注目すべき探査になります。

これは難しい挑戦になりますが、私たちは十分過ぎる程の訓練を行い、着手するための準備が整いました。

レポーター:元宇宙飛行士サリー・ライドは数千人の中学生集め、NASAが探査衛星の搭載カメラでどのような写真を撮るべきか、要望を出させる予定です。。

「うまくいけば、これにより子供たちがより多くの興味を科学と工学に示す事になるでしょう。」

レポーター:この週末何百万もの人々がタイムズ・スクエアで新年のイルミネーション彩られる球体に見とれている間、NASAの科学者は多くの謎を秘めたままの球体を見つめ続けている事でしょう。

ジョージ・ルイス、NBCニュース、カリフォルニア州パサデナ。

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[ 原子力発電の偽りだらけのプロパガンダ、そして大事故は「もうたくさん!]〈第1回〉

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所要時間 約 13分

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【 原子力発電 - だめなものはダメ!】
「原子力発電とは、水を沸騰させるための最もキチガイじみた方法のこと」
「ベラルーシでは、チェルノブイリ事故前90%いた健康な子供たちの割合が、事故後わずか20%に減少」

ヘレン・カルディコット /ニューヨーク・タイムズ 2011年12月2日

『メルトダウン : 原子力ムラ / 一般市民からの信頼』

原子力産業界がこの10年間ロビー活動を積極的に行った結果、世の中の人々は原子力発電が安全でクリーンで環境にやさしく、二酸化炭素の放出の少ない化石燃料に代わるべき燃料である、と思い込まされてきました。
こうした思い込みは世界全体の人々の生存への脅威となり、国家の経済と納税者の負担をいやが上にも増大させることにもなりました。
同時に原子力発電に対するこうした立場は、世界のエネルギー開発分野において価格的にはるかに安価で安全性が高く、そしてほとんどは二酸化炭素を排出しない代替えエネルギーの開発を阻害してきました。

福島第一原発が2011年3月、文字通り人々の裏庭で誰もが予期しないメルトダウンを引き起こしたとき、原子力発電がたとえどれほどの利便性を持つにしても、致命的な程に危険なものであることを世界中に明らかにしました。
こんな軽口がありました。
「原子力発電とは、水を沸騰させるためのキチガイじみた方法のことだ。」

そして今度は、原子力産業は広範囲な議会工作運動を強めるために、福島第一原発の事故を利用し始めたのです。
事故後2、3の国々が原子力発電を段階的に廃止することを決定しました。
しかしほかの多くの国では、原子力発電へのかかわり方に変化はありませんでした。

福島第一原発の事故があったにもかかわらず、原子力エネルギーの広範囲にわたる使用が続けられることにより、何も知らない数百万もの罪のない人々 - 我々全員が、医学的な大災害に直面させられることになるかもしれません。

25年前、チェルノブイリ原子力発電所で爆発が起き、大気中に放射性物資を噴き上げたとき、世界は原子力発電所事故の恐ろしさを思い知らされました。
これらの放射性物資は雨によって外部に拡散し、北半球の様々な場所にホットスポットをつくりだしました。
ニューヨーク科学アカデミーにより編集・出版された東ヨーロッパの科学者による調査によれば、ヨーロッパ大陸の40%がセシウム137およびその他の放射性物質により汚染されており、今後数百年から数千年にわたり、生産される食物の中に入り込むことになるでしょう。
またアジアの広い範囲 - トルコから中国にかけて、アラブ首長国連邦、北アフリカ、北アメリカも同様に汚染されています。
未だに2億人近くの人々の被ばくが続いています。

この研究結果は、チェルノブイリ事故に何らかの形で関連する理由により、これまでに100万人近い人々が死亡したと見積もっています。
彼らはガン、先天性奇形、免疫不全、感染症、心血管疾患、内分泌の異常と放射線障害などの原因により死亡し、乳児死亡率も上昇しました。
チェルノブイリの事故後14年を経過した2000年、ベラルーシにおける調査では、事故前90%だった「ほとんど健康な」状態にある子供たちの割合が、わずか20%に減少しました(つまり、事故前は10%に過ぎなかった健康上問題を抱える子供の割合が、80%にまで上昇していることになります)。
今、福島の事故は「チェルノブイリに次ぐ」原発事故だと言われています。
しかし、長い時間のうちにどのようなことが起きるか、ほとんどのことが明らかではありません。
国民的健康問題に関し、福島第一原発の事故はチェルノブイリと同等なのか、あるいは超えてしまっているのか、新たな情報が必要です。

危機は進行中です : 原子炉はいまだに制御不能であり、大気中と海洋への放射性物質の拡散が続いています。

最近行われた市民グループ、国際的組織、そして米国政府のモニタリング調査により、東京では危険なホットスポットの存在が確認されました。
一方、日本政府は9月下旬、高い放射線量が検出されているにもかかわらず、福島第一原発近くの数か所の退避勧告を緩和しました。
日本政府は、汚染を除去するためには少なくとも130億ドル(約1兆円)の費用を要する、と見積もりました。

数千人以上の人が居住を続けている地域 – 特に福島県北西部が、高濃度に汚染されたままです。
放射性物質は日本列島の北半分全域に拡散し、東京の水道水のほか、茶葉、飼育牛、米、その他の食品を汚染しました。

事故の数か月後に実施された数少ない調査では、調査した福島市内の小学生1,000名以上の小学生のうち、半分以上の子供たちの甲状腺が、ヨウ素131で汚染されていることが判明しました。
この子供たちはこれから数年のうちに、甲状腺ガンを発症する危険を背負い込まされたのです。

子供たちは(胎児はなおさら)、放射線の発癌作用に生来敏感です。
チェルノブイリ同等、福島の事故は世界的規模の問題です。
通常の値を超える放射線量が、ブリティッシュ・コロンビア(カナダ西海岸)、アメリカ西海岸・東海岸、そしてヨーロッパで検出されました。
そして海洋中では、深刻な汚染が確認されました。

〈つづく〉

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今日から私自身、ご紹介する事を心待ちにしていたニューヨーク・タイムズに掲載された評論をご紹介します。
ニューヨーク・タイムズの記事も評論も、事実は事実として捉え、それに対しどのような粉飾も誇張もしないので、切れ味鋭い印象を受けます。
しかし、日本の政府も大手マスコミも信用できず、『確かな目』は遥か彼方、ニューヨークにある、というのは私たち日本人にとってものすごく不幸な事だと思います。

そして昨日ご紹介した、アネッテさんのトップスの続編、無事たくさんの方から寄付が集まり、トップスの活動を続けるめどが立ったようです。
ほんとうに良かった。
下記の写真はトップスのホームページから借用したのですが、ページの左に『Donate(寄付する)』のボタンがありました。
私もアネッテさんの取り組みとその人柄に大感激を発していたので、100ドルだけ寄付しました。
しかし、ネットはほんとうに便利です。
昨日まで知らなかったアメリカの取り組みに、思い立った瞬間、寄付の手続きが完了しているのですから。
情報を集めるだけでなく、自らの思いをその場で実現できる機能もあるのですから。

尚、レポーターのチェルシー・クリントンは、ビル・クリントン元米国大統領とヒラリー・クリントン元国務長官の間の一人娘です。

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【 アネッテのトップス、すでに200,000ドルの寄付が集まる 】

アメリカNBCニュース[メイキング・ア・ディフエレンス]12月19日

ちょうど一週間前の夜、このナイトリー・ニュースとニュース番組「プライムタイム」で特派員のチェルシー・クリントンが、アーカンソー州パイン・ブラフにおけるアネッテ・ダヴさんの大きなスケールの深い思いやりを持った取り組み、子供たちの世話 に人生を捧げている女性についてご紹介しました。
私たちは視聴者の皆さんがどのような反応を示すのか、確信を持って予測することはできませんでした。
その反応について、少しお伝えすることにします。
まずは、どのようなお話だったのか、チェルシー・クリントンにアネッテ・ダヴさんの素晴らしい取り組みについて、おさらいしてもらいます。

レポーター : アー カンソー州パインブラフではアネッテ・ダヴさんが、子供たちに学業と社会へのかかわり方に関する教育を行っています。
彼女はTOPPSという名のこの事業を設立しました。

アネッテ「今日は学校、どうだったの?」
子供たち「大丈夫!」「楽しかったよ!」

レポーター : こ れまで9年間に渡り、何千という子供たちがこのパインブラフで、この厳しい時代TOPPSの世話になってきました。
アネッテ「私たちは午後3時30分 になると、子供たちに食事を出すのです。」
レポーター「これが今日最後の食事になる子供たちもいるのですか?」
アネッテ「何人かの子供たちは明朝学校に行くまで、ここでの食事がすべてです。
ここにいる子供たちは親が食事も出せないほど貧しいか、あるいは完全に扶養能力がないため、ひどい境遇に置かれています。
私はこんな状況が許されていいとは思っていません。
そのため私は、彼らが生き抜いていくため一緒にいてあげたい、そう思うようになったのです。

リポーター:人生を子供たちのために捧げることは、彼女自身にとっては犠牲を意味しました。アネッテさんは給料条件の良かった仕事を辞め、活動資金が足りなくなると自分のお金を使いました。
アネッテ「持っていたすべての証券、すべての貯金は無くなってしまいました。それでも私は、子供たちの人生の ためできることをしてあげたいのです。」

ブライアン・ウィリアムズ :
チェルシー・クリントンが今夜再び、スタジオに来てくれましたので、一週間前に放送した番組の反響がどうだったか、話してもらいましょう。

チェルシー・クリントン:
視聴者の反応は私たちの予想をはるかに超えるものでした。
アネッテ・ダヴさんは先週のうちに、この『ナイトリー・ニュース』の視聴者から約200,000ド ル(1,600万円)を受けとりました。
今日私はアネッテさんと話をしましたが、この反響についてどう思いますか、と尋ねたところ、『ワーオ、とにかく皆さんに心から感謝します!』とおっしゃっていました。

この番組をご覧になったみなさんが、ご自分の財布を痛めてくださって集まった金額が200,000ドル以上。パインブラフにおける彼女の重要性を、この金額が雄弁に物語っています。

レポーター : それだけではありません。
この放送に刺激された救世軍は、このクリスマス休暇には予定していなかったことですが、アネッテさんが世話をする167家族について、何かあれば彼女に代わって面倒を見ることを申し出てくれました。
そしてありがたいことに、一つの教会とフードバンクがアネッテさんが世話をする167家族のために、クリスマスのごちそうとプレゼントの手配ができるよう協力することになりました。

ブライアン : そうですか、何年もの間アネッテさんが見せた深い思いやりを思いやる申し出、悪くありませんね。

レポーター : 悪くありません。

ブライアン : いい仕事ができましたね。ありがとう。

レポーター : ありがとう、ブライアン。

以下はブライアン・ウィリアムズ氏のコメントですが、この『星の金貨』の内容とは関係がありません。ご了承ください。
分かち合いの季節の今週は毎晩、[メイキング・ア・ディフエレンス]のフォローアップ・レポートを放送します。これまでの放送をご覧になった視聴者の方々が、立ち止まり、そして困窮している人々のことに思いをはせ、どのような反応を見せてくれたのか。
明日の晩ははるか遠くの場所の少女たちに、単純ですがその人生を変えたアイディアを実行した女性の取り組みのその後についてご紹介します。

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ほんとうの「今」を知りたくて、ニューヨークタイムズ、アメリカCNN、NBC、ガーディアン、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
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