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アメリカの『 原発を今後どうするか?! 』 〈 産業界自ら「市民参加の議論と情報公開が大切」と結論 〉

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「目を覆いたくなるような(overpowering)福島の惨状が、その事を教えてくれた。」- 米原子力エネルギー協会会長兼CEO

今日は「今後国内の原発の管理をどうするか?」という議論に対し、原子力規制委員会が報告書の原案を発表した、というAOLエナジーの記事をご覧ください。
この報告書について、アメリカ原子力エネルギー協会会長、すなわち企業側の立場の人が、「一番大切な事は、きちんと情報を公開し、積極的に一般市民とも意見を取り交わす事である」と発言していることは、注目されていいと思います。
「ヤラセ」などという「手法」とは、対極にあります。
正しい情報を提供し、幅広く議論を行い、そして方針を決める。
なぜこうした手続きが私たちにはできないのか、つくづく考えてみる必要があると思います。

尚、私の翻訳が妥当なものかどうかご検証いただくため、最後にこの記事のURLを添付しました。

【 高まる核安全の緊急性、廃棄物問題の論点が明確に 】
Urgency On Nuclear Safety, Waste Issues Builds
AOL Energy - 7月29日

アメリカ政府は、解決のための基本的な方針については合意ができていたにもかかわらず、いざ詳細に関する政策論議が始まった途端、ふくれあがってしまった深刻で困難な問題に対処しています。
それは、国債発行限度額の問題ではなく、原子力エネルギーに関する問題です。

2011年8月2日の最終期限までに連邦国債発行限度額を引き上げるかどうかのドラマが、現在国中を騒がせているにもかかわらず、原子力産業界とその監査機関から今週出された報告にある混乱と動揺は、反対意見の多いエネルギー源の問題を、今週末再びニュースの場へと持ちだしました。

米国エネルギー省(DOL)のブルー・リボン委員会(アメリカの原子力エネルギー政策について検討する委員会)は報告書の原案を公表、それは失敗についての告白で始まります。

「アメリカの核廃棄物管理プログラムは、行き詰まっている」と、報告書の原案は切り出します。
「ネバダ州ユッカ山への核廃棄物の埋設を終了させる、というオバマ政権の決定は、何十年も争われてきた問題を解決する新たな指標となるはずであったが、今や完全な失敗に終わろうとしている。」

委員会は5つの立法上の勧告を行いました。
核廃棄物の問題については、工業的取り組みのすべてが、継続的に行われるべきことを述べています。
勧告は、以下の新しい核関連施設を確保するプロセスを含みます。
安全性を確保した、臨時の廃棄物保管所を確保する事
新しい廃棄物管理組織を設立する事
献身的資金提供の呼びかけを積極的に行い、安全で確実な廃棄物管理をサポートするために、国際的な協力を促進すること

[ 役に立った危機 ]

核廃棄物の委員会の勧告は、数十年に及ぶ思索と何ヶ月にも及ぶ作業を反映しています。
しかし、その報告書には実際に起きた出来事、とりわけ、3月の津波によって発生、福島原子力発電所の失敗が引き起こした、今も続いている悲劇が大きく影響する事になりました。

ブルー・リボン委員会の報告書の原案に1日先行し、原子力規制委員会は90日間の安全チェックの成績を公表しました。
その公表では、米国の原子力発電所が高い安全基準を守る限り、業界としてはその投資家に対し、この生産性と直接関係のない費用について骨の折れる折衝をする必要に迫られる点を強調しています。

原子力規制委員会の安全性チェックの結果は「心強いもの」と語る、環境保護局の元局長のクリスティ・トッド・ホイットマン元ニュージャージー州知事は、原子力エネルギー・グループを代表し、クリーンで安全なエネルギー技術(CASEnergy)を結集する事を求めています。
彼女は、この報告書がパブリック コメント* であるという、その事が重要なのだ、と指摘しました。
*原案を公表して事前に国民から意見を求める制度

「このプロセスへの、幅広い市民の参加が重要なのです。」と、彼女は言いました。
原子力産業とのホイットマンの関係の詳細については、以下をご覧ください(http://energy.aol.com/2011/06/22/whitman-the-ladys-for-nuclear/)。

「昨年メキシコ湾で起きたブリティシュ・ペトロリアムの2010年メキシコ湾原油流出事故の後、原子力産業は事故が発生した場合には、安全に対する懸念に対し、直ちに率先して正しい情報提供を行う事が大切であることを学びました。」原子力エネルギー協会会長兼CEOマーヴ・ファータルは、今週、AOLエナジーに語りました。

「BPのメキシコ湾原油流出事故が起こらなかったならば、私たちはこうした有効な結論にはたどり着けなかったでしょう。」と、ファータルは語ります。
「産業界が正しい情報公開と市民との意見交換を、すすんで行う事が必要だったのです。」
「そのことを、目を覆いたくなるような福島の惨状、そしてアメリカ国内の原子炉の多くは福島第一原発と同じタイプの原子炉である、という事実が、教えてくれたのです。」

http://energy.aol.com/2011/07/29/urgency-on-nuclear-safety-waste-issues-builds/

本日の動画 - アメリカCNNニュース映像【北日本喪失】(再)
この動画は一度、『進まない東日本大震災の被災地の『復興』』( http://kobajun.biz/?p=746 )でご紹介しましたが、「あのとき、3基の原子炉がメルトダウンしたことにより、日本は北日本のきわめて広大なエリアをもう少しで失うところだったのです。」と話す、カク・ミチオ博士のビデオを改めてご紹介します。
その北日本に住んでいる私たちは、本当の事を知らされないまま「破滅の淵に追い込まれていた」のでしょうか?
一ヶ月も経ってから「メルトダウン」の事実を認めた日本。
今日ご紹介したアメリカ各界の取り組みと、比較してみてください。

世界重大原発事故年表[ 英国BBC放送が明らかにした『原発事故、最多発国』]

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福島第一原発の事故は一向に収束せず、三基の原子炉はメルトダウンしたまま。
おまけに周囲の様々なものが汚染されて行く『異常な』日常。
しかし、日本のメディアはこの問題を天候不順が続くのと同じように扱い、私たちの感覚はどんどんマヒしていきます。

しかし、英国BBC放送のこの記事を見て、私は改めて愕然とさせられました。
世界の原発事故最多発国が、他ならぬこの国であったとは......

続けるのか、やめるのか。
日本では、原発存続に関する議論が続いています。

ドイツは一度も原発事故を起こした事が無いが、2022年までに原発を全廃する手続きを開始した。
イタリアも一度も原発事故を起こした事が無いが、国民投票によって原発の全廃が決定した。
日本は21世紀に入って2度、『深刻な』原発事故を引き起こした世界で唯一の国家だが、一部に原発を廃止すべきでない、という強硬な意見がある。

これだけは事実だと思うのですが、どうでしようか?

【 世界の重大原発事故[年表]】
世界の「深刻な原発事故 - 最多発国」は日本とロシア / 21世紀に入って深刻な原発事故を起こしている(2度)のは、日本だけ
- 英国BBC放送 - 2011年4月 -

日本の原子力危機は、原子力の安全に対する懸念を復活させました。
そして、原子力発電に潜む危険は、いったん間違えば、人々の健康にどんな問題が起きるか、問題を提起する事になりました。
いくつかの重大な原子力事故が、1950年代から発生しています。
下記は、その中で最も深刻なものの詳細です。


(写真) チェルノブイリの劇的な爆発と、それにより生じた広範囲にわたる放射性物質の降下は、それ以後発生した原子力事故を評価するための基準となりました。

◆ No.1[マヤーク各施設またはキシュティム原子力総合施設](ソビエト連邦)1957年9月29日
原子力総合施設の冷却装置の欠陥は、チェリヤビンスクの近くで、化学爆発と空気中への約70~80トンの放射性物質の放出を引き起こしました。数千人が被爆し、さらに数千人が自宅からの避難を余儀なくされました。
それは、7段階の国際的な原子力事故レベル(INES - アイネス)のレベル6に分類されます。

◆ No.2[ウィンドスケール原子炉](イギリス):1957年10月7日
カンブリアにあるウィンドスケール黒鉛芯原子炉の火災で、部分的な放射能漏れ事故が発生。(アイネス・レベル 5)
付近の農場の牛乳の販売は、1ヵ月間禁止されました。
原子炉は使用不能となり、コンクリートで密閉・埋設されました。 第2の原子炉もその場でシャットダウンする措置がとられました。そして、除染作業が行われました。
その後、サイトの一部はセラフィールドと名前を変えられ、新しい原子炉が建設されました。

◆ No.3[アイダホ国立技術研究所](アメリカ合衆国):1961年1月3日
スタートアップに対する準備の間の原子炉SL-1本の水蒸気爆発は、小型米陸軍実験炉を破壊して、3人のオペレーターの命を奪いました。

◆ No.4[スリーマイル島原子力発電所]ペンシルベニア(アメリカ合衆国):1979年3月29日(アイネス・レベル 5)


(写真)スリーマイル島事故は、原子力トラブルとしてはアメリカ合衆国の最悪の事態でした

冷却機能の動作不良により、1台の原子炉で部分的なメルトダウンが発生。部分的な放射能漏れ事故が発生しました。
最初に建設されたサスケハナ川の原子炉(TMI 1号機)は、燃料補給のためにいったん停止中、2号機の方はフル稼働中、この状況下、2基の原子炉に冷却機能の動作不良が発生したのです。
まず、放射能の汚染水の漏出があり、そして、周辺部で放射性ガスが検出されました。
死傷者はいませんでした。

この事故はアメリカ合衆国にとって最悪の原子力事故と捉えられ、以後、産業界において安全対策において全面的な見直しが行われました。

◆ No.5[チェルノブイリ原子力発電所](ソビエト連邦):1986年4月26日(アイネス・レベル 7)
発電所の4台の原子炉のうちの1台が、実験の後爆発しました。その結果発生した火災は9日間燃え続け、長崎と広島に投下された原爆と比較して、少なくとも100倍の量の放射線が大気中に放出されました。
この事故による放射性物質は、北半球のほとんどすべての国で検出されました。
爆発で2名が即死、さらに28名が急性放射線障害のため死亡しました。一部の専門家は災害の結果、さらに数千人が、放射線の影響により発症したガンのため死亡したものとみています。
『 New Safe Confinement - 新安全遮蔽物』として知られる巨大なカバーが、既存の石棺の上に建造中です。
それは、2013年までに原子炉を覆い尽くすことになっています。

◆ No.6[セーベルスク(トムスク-7)](ロシア):1993年4月6日(アイネス・レベル4)

ロシアの軍事用再処理施設プラントで、抽出工程でウランとプルトニウム蒸発缶が爆発した事故。
TBP-濃硝酸ウランの急激な熱分解反応が起こり、建屋が破壊され、放射性物質が周辺へ放出されました。
そして、120平方キロ以上(INES Level 4)の面積の大気汚染を引き起こしました。
いくつかの村からは住民が避難し、現在も人間が住めない状態のまま放棄されています。

◆ No.7[東海村JCO臨界事故](日本):1999年9月30日(アイネス・レベル4)


(写真)東海村事故は、日本の原子力産業に対する信頼をぐらつかせました

安全規則を破った作業で、施設の労働者は危険な程多くの量の処理したウランを金属バケツに加えたことにより、臨界状態が発生、中性子線等の放射線が大量に放射されてしまいました。
労働者のうちの2人は集中治療を受けたものの多臓器不全で死亡。さらに、他に40名以上が年間許容線量を越える被曝をしました。
施設周辺の数百人の住民が核反応が続いていた間、彼らの家から避難させられましたが、2日後に帰宅を許されました。

◆ No.8[美浜原子力発電所](日本):2004年8月9日(アイネス・レベル1)
福井県の美浜原子力発電所で5名の作業員が死亡した。熱湯と蒸気が壊れたパイプから漏れ、他に7人の作業員も負傷しました。
当局は、放射線が原子力発電所から外には漏れておらず、したがって周辺地域に対する脅威も無いと主張しています。

◆ No.9[福島第一原子力発電所](日本):2011年3月11日(アイネス・レベル7)
マグニチュード9.0の地震によって発生した巨大津波が福島第一原子力発電所を襲い、6台の原子炉のうちの4台に損害を与えました。
冷却装置が故障したあと、一連の火災が発生しました。
原子炉から排出された水素ガスは、水素爆発を引き起こしました。
そして、現場では炉心がそれ以上過熱しないよう何とか冷却する必要があり、結果として海水が使われました。
当初、事故レベルは日本の当局により5と分類されましたが、当初予測されていたよりも、ずっと高い濃度の放射線が原子炉から漏れていることが、新たに予測され、事故レベルは2011年4月12日にレベル7まで引き上げられました。
事故レベルが引き上げられたにもかかわらず、福島の事故はチェルノブイリの事故よりひどいものではない、という言い方がされています。
当局はさらに、存在するのは比較的小さな健康上の危険性だけだ、と話しています。

動画【福島第一原発の事故レベル7に引き上げ】
4月12日当日のアメリカABC放送のニュースを改めてご覧ください。

【 人々の心に響くレイチェルの願い 】 会った事も無い他人を助ける事が、自分自身の事よりも大切だと考え、夢を持ち続けた一人の少女

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今日ご紹介するアメリカNBCの[ Making a difference ]でも、ABCの[ Person of a Week ]でも、こどもたちの話題が数多く取り上げられています。
その映像を見ていると、この世の中で最も大切なもののひとつ、それは「こどもたち」であることが、ごく自然に伝わってきます。

子供たちを大切に守り育てる社会こそ健全、違いますか?

【 人々の心に響くレイチェルの願い 】
アメリカNBC放送 7月29日

この番組でも先ほどお伝えした通り、今週いっぱい、我々は旱魃(かんばつ)と飢餓に苦しむ東部アフリカの、心を痛めずにはいられない状況について報道してきました。
シアトル郊外で、これと似た状況におかれている(アフリカの)子供たちについて知った9才の女の子は、自分が助ける、と決心しました。
彼女は誕生日のプレゼントを受け取るかわりに、その分のお金を、アフリカの子供のためにきれいな飲料水を贈る慈善事業への寄付金として、積み立てました。
けれども、この週末、この少女は悲劇的な交通事故で、彼女自身の生命を失ってしまいました。
しかし、そこでこの物語は終わらなかったのです。

NBCのリー・コヴァンが、レイチェル・ベックウィズがどのようにして、今でも彼女の願いを実現し続けているかについて説明します。

リポーター: あなたはシアトル近くの高速90号線のコンクリートの路肩の上 - 恐ろしい事故が起きた場所としてマークされている場所の上で、この物語が終始する - つまりは少女の悲劇的な死を伝える、事故の報道だと思うかもしれません。
しかし、実際には、レイチェル・ベックウィズの9回目の誕生日の直前の先月、これからお話しする物語は始まったのです。
プレゼントをねだる代わりに、彼女は「あるもの」を贈るため、レイチェルに誕生日のプレゼントを贈る予定だった人々に寄付を頼んだのです。
遠い国の、飲むための水すら手に入れる事ができない子供たちへ、清潔な水を贈るための寄付を。

彼女の少々高望みな最終目標は、アフリカの15人の子供が清潔で安全な水が飲めるように、300ドル(24,000円程)を積み立てることでした。

リポーター: 彼女は目標まであと80ドルと迫る、220ドルまで積み立てましたが目標には届きませんでした。
彼女は来年の誕生日に再び挑戦する、と誓いました。
しかし、翌年の誕生日のかわりにやってきたのは、交通事故だったのです。
女の子のこれほどに大きくやさしい心も命も、残酷な事故が奪っていきました。

レイチェルの両親「誰だってこれほどまでに悲しみをこらえなければならない、そんな親になりたいはずはありません。悲しみを乗り越えるためなら、何だってしたいと思うはずです。」

リポーター:両親は彼女が生きた証を記憶にとどめる最良の方法について考えました。それはレイチェルの取り組みを続ける事だったのです。
彼らは亡くしてしまった娘の遺志を継ぎ、結果として大きな反響を呼ぶ事になりました。ツイッター、フェイスブックの上で、彼女の話は広がりました。反響は日を追うごとに、まさに分単位で広がっていったのです。

カリフォルニアのヘアサロンの店主も寄付を申し出た一人でした。レイチェルの話は彼を突き動かしたと言います。
「 わずか9才の女の子、小さな子供がこれほど人々の心に響く事ができることに、私は本当に驚きました。」

リポーター:ゆうに600,000ドル(約4,800万円)を上回る金額のお金が、レイチェルの名前で寄付されました。
アフリカの子供たちに清潔な水を贈る慈善事業では、かつてなかった出来事です。

会った事も無い他人を助ける事が、自分自身の事よりも大切だと考え、夢を持ち続けた一人の少女。
彼女の願いが、世界中の何万人もの人々に『分かち合う事』の大切さを伝えました。

リポーター: 何がしかの慰めが、大切な娘を失ってしまった両親にあるとすれば、それはわずか9歳の少女が、彼女よりも長い人生を送ることになるたくさんの人々の心の琴線に触れていった、ということではないでしょうか?

Visit msnbc.com for breaking news, world news, and news about the economy

[ アメリカの新しい原子力安全基準 ] 原発事故は「まったくもって容認しがたいもの」米国CNN

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今日はちょっと面倒な内容ですが、原子力発電の今後について、アメリカではすでにきちんとした議論が始まっている、という報道です。
私は宮城県仙台市に住んでいますが、周囲の人々の毎日の懸念はやはり原発事故。
日を追って、様々なものが「汚染」されて行く日常は、何ともやりきれません。
特に農業に携わっている方々は、せっかく丹誠込めて育てた農産物も
「放射能がついてんじゃないか?!」
と言われてしまえば、全くの無価値、どころか捨てる場所さえ無いゴミになってしまいます。
現に、津波の被害による岩手・宮城・福島の大量のがれきは放射能汚染の懸念のため、廃棄物処理のための「受け入れ」を他の自治体から断られ、処分できずに悪臭を放ち続けています。
私たちがいる被災地の数々の『課題』の前に、ことごとく立ちはだかっているのが原発事故なのです。

こうした問題を解決するためには『きちんとした議論』こそ大切なはず。

【新しい原子力安全基準に何がふさわしいのか、へのさまざまな反応】
福島第一原発の事故を受けて、アメリカは特別委員会を設置

By Matt Smith, CNN, July 14, 2011

 日本の3月の災害と事故以後、アメリカの原子力発電所のより強化された安全規則は、その内容について原子力産業側と批判的立場のそれぞれから、さまざまに批評されました。

 日本の福島第一発電所の3基の原子炉が炉心溶解(メルトダウン)した後、原子力規制委員会(NRC)によって設立された特別委員会は、こうした『最悪の事態』が起きた場合のシナリオを再考するよう、104基の米国商業用原子力発電所の所有者に促しました。

合衆国ではこうした事故は起こりにくいと言われていますが、たった一度でも起きてしまったら、その結果は
「まったくもって容認しがたいもの」
になるであろうと述べています。

特別委員会は12の提案を原子力規制委員会に行いました。
停電になっても72時間の間は、冷却システムを動かすことができる仕組みが必要である、という提案を含んでいます。
さらには、現行の規制の「パッチワーク(便宜的な対応)」が、「論理的で、系統的で一貫性を持っている」規則に、取り替えられるべきであることを示唆しています。
96ページのレポートは、原子力産業側の自発的取り組みが、基準を定めるために役に立っていると述べています。
「しかし、必要とされる法的な要求事項を、便宜的手段に置き換えられるべきではない」と述べています。

「私たちはまだレポートの内容を、検討している段階です。」と、原子エネルギー企業の親睦団体である原子力エネルギー協会の副会長、トニー・ピアトランジェロは語りました。
一方で、ピアトランジェロは規則が承認される前に、原子力規制委員会は原子力産業側から、さらなる意見聴取をするべきだと、取材に答えました。
「私は控えめにしか言いませんでしたが、瞬く間に起きた福島の事故の教訓から学ばなければならない事と、正常に機能しているアメリカの原子力発電所の安全基準の全面的な見直しとは、明らかに別の問題なのです。」
「私たちは(日本の東京電力より)もっと能率的に、もっと効果的に、もっと総合的に対応する事が可能です。たとえ時間がかかるにしても。」

 一方、憂慮する科学者連盟(1969年マサチューセッツ工科大学の教授・学生たちによって設立・基本的に風力や太陽光などの再生可能エネルギーを支持するが、原子力発電についても、より安全な運用管理のための改善方法なども積極的に提案している)の物理学者、エドウィン・ライマンは、原子力監視グループはこのレポートについて、首尾一貫しない第一印象を抱いたと語りました。
「彼らが提案した安全基準の変更のいくつかは、非常に役に立つ可能性を持つと、我々は思います」と、ライマンは言いました。 ただし、と彼はつけ加えました。
「それを完全に実行するために、具体的にどう取り組むのか。その細部に厄介な点があるのです。」

ピアトランジェロはアメリカの原子力産業は福島第一原発の事故を受け、今後原子力発電の管理コストは上昇せざるをえない、と見ています。ただし「どの提案が受け入れられ、それがどのように実施されるかは、まだ未定です。」と語りました。
「この点については、最終的な提案を検討するテーブルには、委員だけでなく、議案を整理し進め方に関する展望を得るため、より広範囲の利害関係者も加わるべきだと、私は考えています。」
2001年9月11日のニューヨークとワシントンの同時多発テロ以降、アメリカの原子力発電所では災害を防ぐため、否応なく採用させられた新しい安全対策をすでに実施していました。
ピアトランジェロは現在の産業側の取り組みが「パッチワーク」であるとして低い評価を受け、何段階もの事故対応手段がとられている事が過小評価されたことについては、看過できないと語っています。

一方、ライマン博士は、タスクフォースは、NRCが設定する原子力発電所の緊急時避難対象地区の必要条件を、10マイル以上に広げるべきであったと語りました。
福島第一(チェルノブイリ以来、最悪の原子力事故)は、25マイル以上離れた場所で暮らしている100,000人以上の人々に、移住を余儀なくさせているからです。

 3月11日の「歴史的大災害である」、東日本大震災が引き起こした15メートル(48フィート)の津波が沿岸の原子力発電所を水浸しにしたとき、福島第一原発の事故が発生しました。
津波は3台の稼働中の原子炉と付属する燃料プールのための冷却装置を完全に制御不能にしました。そして、原子炉の加熱と水素爆発を引き起こし、原子炉1号機と3号機の建屋を吹き飛ばしてしまいました。 エンジニアが非常事態の間、原子炉を冷やすのに用いられた約100,000トンの非常に汚染された水を管理するのに苦労する間、もう一つの水素爆発はNo.2原子炉の内部に損害を与えたと思われています。

 東京電力は2011年の10月から2012年の1月までの間、その時期にならないと事態は安定化しないと、見積っています。
災害は日本が原子力エネルギー政策のあり方について再考する原因になりました、そして、ドイツは発表された計画に基づき、2022年までに原子力発電所を完全に廃棄しなければなりません。
原子力規制委員会の特別委員会も、今後は福島第一原発にある沸騰水型原子炉で、蒸気とガスの蓄積を制限することを可能にしたベント・システムを、必要不可欠な設備とすることを要求しました。
現在米国内で稼働中の23台の原子炉は、福島第一原発と同じ基本設計のゼネラル・エレクトリック・マーク1なのです。

本日の動画は【原発の技術者は反論】という題のアメリカCNNのビデオです。
[ 福島第一原発の冷却作業が軌道に乗ったと主張する日本政府 - しかし専門家はいくつもの課題が未解決、と指摘]
と下の字幕には書かれています。男性特派員の話は聴き取りにくいのですが、メルトダウンしている3基の原子炉の建屋が破壊されている状況で、台風シーズンを迎える事になる点なども指摘しています。

[ニュース映像]主婦程素敵でない商売はない

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私も結婚して25年を過ぎ、常々「糟糠の妻」には心の中では感謝しているのですが、そうそう気軽には、妻に向かって感謝の言葉も出てきません。
「言ってくれなきゃわかんないでしょ。ほんとは私の事、どう思ってんの?!」
そんな風に問いつめられた男性は、この世の中、数多くおられるはず。
でも、最新のアメリカの調査で、主婦の女性が日々、文字通り「身を削って」暮らしている姿が明らかとなりました。
感謝の言葉を言う、そんな程度ではもう済まされなくなっているようですぞ、世の男性諸氏!
さあ、私と一緒に練習しましょう、「いつも支えてくれて、ありがとう。」...... .......
やっぱり、無理?!、そうですよね、わたしも......

【アメリカで『いちばん大きなストレスにさらされている』?】
- いちばん健康に問題を抱える、45~64歳の女性 -
(7月27日・ABCニュース リンゼイ・デイヴィス & エンジョリ・フランシス)

新しい調査結果によれば、デビー・ワトキンズはアメリカで最も大きなストレスにさらされている」人間です - または、少なくともその中の1人です。

今日発表された、ギャラップの『健康的な生活指標』の調査結果は、45~64歳の女性が、全年齢・性別中、幸福と健康に関し、最も恵まれない立場にいる事を明らかにしました。

どうして?

では、ワトキンズさんの例をご覧ください。
彼女は朝、まだ暗いうちに起床します、子供たちはまだ家にいますし、彼女は在宅で丸一日仕事をしなければなりません。
そして、最近脳卒中にかかった自分の母親を訪ねることに、昼休みを費やさなければなりません。
加えて、彼女は結婚しおり、家族の健康にも気を配る必要があります。

「ご覧の通りの生活です。そして、『ええ、私は母のもとに長い時間、一緒にいてあげる事ができません。私は、充分なケアをしてあげられません』」と、彼女は ABC ニュースに話しました。
「でももし、私がもっと長い時間母と一緒に過ごすようになれば、『ああ、子供たちはきっと私とともに過ごす時間を、もっと必要としているのに、夫もまた私と一緒に過ごす時間がもっと必要なのに、仕事だって......』と考えるようになるでしょう。」

「私との時間を必要としている、夫、子供、母親など。誰とも充分な時間過ごす事ができていない、ということが、いつも頭から離れません。確実に言える事は、こうした事は主婦という立場について回る事なのだ、という事です。」と、彼女は言いました。
「私はどこか逃げ出す場所を見つけて、自分をリフレッシュしたいのです。みんなから、すべてから逃げ出したいのです。でもそれは無理、わかってます。」

こうして中年の女性は、『代謝障害へ至る道』に陥ることになるのです。

今日、彼女たちの母親が同じ年齢だった頃に比べ、抱えきれない程の義務に苛まれるワトキンズのような女性たちは、健康でいる事ができません。

「彼女たちは健康的な選択をしていませんし、できるとも思っていません。彼女たちは家族の世話をする時間を削る事に、すごく気がとがめるのです。」と、ゲール・シーヒィ(中年女性に関する著作のある、USAトゥディ(アメリカの全国紙)に掲載中のコラム「ユア・ライフ」の執筆者)は語りました。

「極端なストレスにさらされている女性は、ヒドロコルチゾン(副腎皮質ホルモン - 分泌される量によっては、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊をもたらす。)が上昇する傾向があります。」と、ホリー・サッカー博士(クリーブランド・クリニックの女性専門科の責任者)は語っています。
「彼女らの多くは仕事と家事と人の世話、そして他人のためにしなければならない事のすべてを、系統立てて行おうとするあまり、満足な睡眠時間を取る事ができないのです。」
「そんな訳で、十分な睡眠がとれず、運動をする時間も無く、栄養とバランスのとれた食事もできず、ヒドロコルチゾンの値ばかりが高くなります。」と、サッカー博士は語ります。
「これらが代謝障害へ至る道であるということは、よく知られている事なのです。」

ストレスは、女性の寿命を短くもしています。
医療の専門家は、現在45~64歳の女性は5年~7年、同年代の男性より長生きしない、初めての世代になるかもしれない、と話しています。

「女性は、各年齢段階で男性より、少しずつ長生きしています。」と、サッカーは言いました。
「現在の懸念は、女性がこの「少しずつの部分」を失う可能性が高まっている事です。彼女らには、今、面倒を見ている年老いた親たちより、短い寿命しか残されていないかもしれないのです。」

サッカーは、この年代女性はまず、自分自身の世話をしなければならないと言いました。
「古い格言にもあるように、空を飛ぶときには他人に酸素マスクをつけてあげる前に、まず自分自身が酸素マスクをつけなければならないのです。」

『人生は、あまりに短い』
ワトキンズは、彼女がユーモアのセンスを失わないようにする事で、何とか日々をやり過ごしていると言いました。
「ものごとをあまり深刻に捉えるのは、良い事ではありません。」と、彼女は言います。
「人生は、あまりに短い。幸いに私は、自分の人生の中にポジティブな人々が多く、運が良かったと思っています。」

USAトゥディのゲール・シーヒィは、この年代の女性たちが日々愉快に過ごし、寿命を縮めたりしないよう、以下の事を提案してくれました。

互いを思いやる事のできる、人の輪を作ってください。
シーヒーはこのつながりの事を『相乗りの輪』と名付け、知人同士、子供や親の面倒をみなければならないという義務によって生じるストレスを、お互い積極的に軽くできる、と話します。

楽しむことが必要です。
毎日少なくとも1時間、あなたに喜びをもたらす『何か』をしてください。

[ニュース映像 : スーパークール・ビーチサンダル]

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日本では、今、スーパー・クールビズがもっぱら話題になっていますが、今日の話題はアメリカ・カリフォルニアならではのオフイス風景について。
「近頃の若いモンときたら......」という嘆きは、日本もアメリカも変わらないようです。
いつも中折れ帽をかぶって出勤する磯野家の主人、波平さんがこの映像を見たら、なんて言うでしょうか?

【アメリカのパタパタ・オフィス】
7月25日アメリカNBC放送ナイトリー・ニュース

ブライアン・ウィリアムズ
「今夜は私たちは、ある種の世代間のギャップについてまとめてみようと思います。若い世代が従業員として仕事場に来て、そこで起きるとある事例についてです。もし、あなたがこの国が今やカジュアルな国であるという、その証拠を見たいなら、履きやすい靴に代わろうとする、ビーチサンダルについて注目してみてはいかがでしょうか。
これまでは職場では、どんな風に着飾るべきか、みなさん研究してきました。けれども現在では、若者たちが海辺にいるような格好で、オフイスで働いています。
NBCのジェーン・ウェルズがロサンジェルスからお伝えします。」

レポーター: 今やアメリカの職場は服装に関しては「まったくもってけしからん」状態になりました。何でもありです。
>> まるでビジネスのほとんどがカジュアルであるかのようであり、私たちは規律正しさなどは忘れ、いまやカジュアルまっしぐらです。

>> レポーター: 仕事でひどい振る舞いをするのは、別に新しい事ではありません。
>> 「コーヒーが欲しい?」
>> レポーター: 「 いや、ろくでもない服装(ドレッシング - dressing)ならあるよ。」
「やあ、いつもオフィスをビーチサンダルでパタパタ歩いてるの?」

レポーター: 私たちは中折れ帽子(礼儀正しい服装のシンボル)からとうとうビーチサンダルまで行ってしまいました、最もフォーマルな場においてさえも。
ちょっと度が過ぎるでしょうか?
コンサルティング会社ADECCOの調査によれば、アメリカ人はカジュアルな服装で仕事をする事が好きという点で共通しています。
短いスカートとストラップ無しの女性の服は良くないが、71%はビーチサンダルが職場のあらゆるファッション・トレンドの中で、一番インパクトがあった、と話しています。

人々は職場にビーチサンダルはふさわしくないと考えているのに、結局はそれを履いて職場に来ている、というのはちょっと矛盾した話です。

レポーター: ジョン・カーナハンはロサンジェルスのルビコン・プロジェクト(インターネット広告会社)の最高技術責任者です。
「あなたがネクタイを締めるのは、どんなときですか?」
「結婚式。それとお葬式。」
レポーター: 彼はいつもピーチサンダルを履いています。
カーナハン「ここでは飽くまで仕事の中身によって評価されている、という訳。どれだけの成果が上がっているか、それのみで評価されているんだ。」

「私は絶対にビーチサンダルを履いて職場には行きません。」
レポーター : この会計主任の女性はスカート、かかとのある靴という服装が好みです。子供のときに彼女の母親は、スウェット・スーツで学校に行くことを許しませんでした。
「1人の若い女性が半ズボンにカウボーイ・ブーツで職場に来たのです。私はそれを見てショックを受けました。本当にショックでした。」

レポーター: 社長のクレイグ・ロアはどこかで一線は引くつもりではあるものの、従業員にはリラックスした気分でいてもらいたい、と話します。

「その一線は下着で出勤してくる事かな。」
「あなたが認めないような下着姿で会社に来る事は許しませんか?」
「たぶん、許さないと思うよ。」

知っておいた方が良い事があります。それは人の第一印象は4、5秒の間に決まってしまう、ということ。そして服装というものはその人自身のメッセージである、ということです。
「ヨーガ・パンツで来るのはもちろんお断り。大きなイヤリングもだめ - 関係ない話まで聴ききたがる大きな耳してるわけじゃ無いんでしょ?!」

レポーター: 結局、あなたの仕事が何であるかによって、いろんな事が決まってきます。建設労働者はネクタイをする必要はありません。
テレビのニュース番組では、あなたが見ているもの、すなわち上半身だけがすべてです。
あなたには見えない足もとは、無関係です、でしょ?

NBCのジェーン・ウェルズがロサンジェルスからお伝えしました。

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悲劇に見舞われた少年を支えるNFL(アメリカ・フットボール・リーグ)の花形選手 / 実は彼にも辛い過去が…… / 支える事で支えられる

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ブライアン・ウィリアムズ氏も語っていますが、冬に起きたアメリカのハドソン川の事件、母親が子供4人を道連れに凍りつくハドソン川に車ごと飛び込み、このコーナーで取り上げた少年1人だけが助かりました。
この事件は日本でも大きく取り上げられましたが、その後の少年の消息をアメリカNBC放送ナイトリー・ニュースが、[Making A Difference]のコーナーで取り上げました。
6月始めの放送でちょっと古いのですが、『人間というものを信じられる』話題にふれたくなる、今の日本なものですから。

【ハドソン川の悲劇のその後 / 少年の新しい家族はNFLのスタープレーヤー】
NBC Nightly News - Making A Difference

ブライアン・ウィリアムズ
「あの事件が起きてから、すでに数週間が過ぎました。
悲劇のさなかにいたニューヨーク市の北に住む10歳の少年に、思いがけない出来事が訪れました。
悲劇の後、新しい友人が現れ、彼を支え続ける事を約束してくれたのです。
それは彼の人生に新しい展開をもたらしました。
NBCのマラ・セオヴァコンポがお伝えします。」

レポーター : 外見だけを見る限りは、ルショーン・アームストロングは普通の子供と何ら変わるところはありません。
しかし彼は10歳の子供が直面するには、あまりに悲劇的な体験をさせられてしまった事を、内に秘めています。
3月の極寒の日、彼の母親は、彼と彼の3人の幼い兄弟を家族のミニバンに積み込み、暗く、凍るように冷たい水をたたえたハドソン川に車ごと飛び込んだのです。

ルショーンは必死に脱出を試みました。パワーウィンドウを下げ、凍てつく川に泳ぎ出したのです。
捜査当局は後の調査でミニバンが家族全員を閉じ込めたまま、川底に沈んで行った事を確認しました。
彼が生き残ったという報道には多くの人が接しましたが、その中にNFLボルテイモア・レイヴンスのラインバッカー、レイ・ルイスがいました。彼はルショーンの家族が全員死亡した事を知り、ルショーンのコーチに名乗り出たのです。

私はレショーンに言いました。
「私はここにいる、君というひとりの立派な男とともに。君が失ってしまったものを取り戻す事はできないが、君が前を向いて進むとき、一緒にいてあげる事はできる。」

ルイス自身は10代の時、母親に
「もうこれ以上、お前を育てて行く事ができないんだよ......」
と言われたときの、彼自身の孤独と絶望を思い出していました。
「リビングルームに座っていると、母がやってきて私に49ドルを渡したんだ。『これが私がしてやれる事のすべてなんだよ。』と言いながらね。」

2000年、ルイスは殺人罪によって起訴されるという、さらなる困難に見舞われます。後になって、彼が法廷妨害罪について有罪を認める答弁書を提出した段階で、殺人罪についての起訴は取り下げられました。
ルイスとルショーンが最初にであった時、彼らはすぐにわかり合う事ができました。

ルショーン「ルイスはぼくの兄弟のようなんだ。ぼくのたった一人のお兄さんなんだよ。」

レポーター : 彼の新しい家族はルイス1人というよりは、はるかに大きなスケールの家族となりました。
他の現役や引退した選手が彼の周囲に集まり、社会復帰、精神的治療、家庭教師などのための財政援助を行っています。
ルイス自身はすでに1万ドルを提供しました。

レポーター「彼の将来にどんな事を期待しているんですか?」
ルイス「とにかく、今置かれている状況を乗り越えて、前を向いてくれる事だよ。」

ルショーン「大人になって何になりたいかなんて、まだよくわからないんだ。今はこれっ、ていうものは無いよ。それよりもまず、最初に大学を出なきゃない。」
「(ルイスという)兄さんがそばにいてくれるから、これからは何かいい事がある、って前を向いていられるんだ。」

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ビン・ラディンが残した一枚のメモ / 原子力発電所の新たなリスク / いったい、何が、誰が、アルカイダに最悪のシナリオを与えた?! / 対応を急ぐアメリカ国土安全保障省

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所要時間 約 7分

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この世で、絶対に許せないもののひとつ、それは無差別テロです。
今週もノルウエーで大勢の子供たちが犠牲となる、テロが発生しました。大切な未来を理不尽に奪われてしまった子供たち、残された家族。
こんなやり方で大勢の命を奪って、一体何が変わるというのでしょう。
しかし、今、思うだに恐ろしい、テロの計画が進行している可能性が明らかになりました。

【新しいテロ報告、公益事業施設に対する内部工作者の脅威を警告】
New Terror Report Warns of Insider Threat to Utilities
ブライアン・ロス、ロンダ・シュワルツ、ミーガン・チューチマッハ、ABCニュース
2011年7月20日

米政府当局の見解によれば、主要な公益事業施設(発電所・ガス施設など - 化学プラント、精油所も含む)の内部関係者による破壊活動は、ウサマ・ビンラディンが計画し、アルカイダが実行した9月11日同時多発テロのような大規模テロに、絶好の材料を提供することになりました。

火曜日(アメリカ7月19日 : 日本7月20日)に出された国土安全保障省(DHS)からの『公益事業施設への内部工作者の脅威』というタイトルの新しいレポートは、「最も危険な過激派は、事実、すでに内部関係者としての地位を手に入れている。」と警告します。
そして、「その工作者は人身攻撃とサイバー攻撃を行うため、公益事業部門従業員の地位を得ようと試みた」と報告しています。

「9.11の事件の信頼できる報告書を分析した結果、私たちは次の自分たちの判断に確信を持つに至った。すなわち、内部工作者とその行動が、米国の重要なインフラ設備と情報システムに対し、重要な脅威となっているのである。」 と、報告書に書かれています。
「原子力発電所などの重要施設や、ライフライン設備、ネットワークや組織にすでに内部工作者がもぐ込んでいる。もし公益事業施設に対するテロ攻撃が発生すれば、彼らの存在により、その損害は大きなものにならざるを得ない。過去の事件とその分析は、私たちの見解が正しい事を証明している。」

当局によると、5月にウサマ・ビンラディンを殺した海軍特殊部隊が、ビンラディンが2001年9月11日から10年になる今年、当日あるいはその近くに、再び大規模テロを繰り返そうと計画していた証拠を発見しました。

〈写真〉アロウェイズ郡区(ニュージャージー)の民家を見下ろすホープ・クリーク原子力発電所と冷却塔

「一時に多数のアメリカ人を殺す唯一の方法として、こうした大規模な公益事業施設に攻撃を加える計画が、メモに書き留められていました」と、チャド・スゥイート(前国土安全保障省参謀長であり、チャートフ・グループの共同創設者)がABCニュースに話しました。

元ホワイトハウス・テロ対策アドバイザーで、現在はABC ニュース・コンサルタントを勤めるリチャード・クラークは、こうした施設に近づく事さえできれば、大惨事を引き起こすことは比較的簡単であると言います。
「誰かが施設の内部の従業員という立場を手に入れさえすれば、制御室の中に入り込み、スイッチを動して、送電網をショートさせる事ができます。その結果、パイプラインが爆発するのです。」

 国土安全保障省は、今のところ特定されている脅威はない、と声明で述べていました。
国土安全保障省報道官マット・チャンドラーはこう語りました。
「国土安全保障省は日常、施設がある州政府、そして自治体と適用性が広い潜在的脅威についての情報を共有しています。
この責任を全うするため7月19日、民間の施設に対する潜在的脅威に関しても、合衆国政府、州、地方自治体、そして施設の関連機関に、情報を提供しました。」
「州政府と地元の自治体、そして設備の運営にあたる公益事業体などと緊密な連携を保ちながら、潜んでいる脅威から我が国のインフラ設備を守りきるため、私たちは働き続けるつもりです。これには最良の備えである情報交換を含んでいます。」

『俺は今、この施設を人質に取ってるんだ。』

 米政府当局は昨年、アルカイダにリクルートされた嫌疑のかかっていた、アメリカ人のシャリフ・モブレー(ニュージヤージー州)のイエメンでの逮捕に驚かされました。
モブレーは連邦政府の身元調査をもくぐり抜け、ペンシルバニア州内外の、5ヵ所の異なる米国の原子力発電所の職員として雇用されていたのです。
「誰かがそれを実行する決心をし、適切にアクセスできれば、彼らは数千人の命を奪う事ができるのです。」とスウィートは語りました。
アルカイダは彼らのオンライン誌上のその指示を掲載、「アラーの敵に対し大破壊を加えるめったにないチャンスを持つ、機密にたずさわる立場の、高度な専門技術者として働いている私たちの兄弟」に呼びかけています。

 アメリカのインフラストラクチャの脆弱性についての例として、レポートは、今年の4月にアリゾナの浄水場で試みられた事が明らかとなった、内部工作者の破壊活動を引用しています。
会社に不満を持つ夜勤労働者が制御室に閉じこもり、巨大なメタンガス爆発を引き起こそうとしたのです。
「俺は今、この施設を人質に取ってるんだ。」と話す男の声が、911番の録音記録に残っていました。
この男はアルカイダとの関係は無く、彼の計画は失敗しました。
しかし、この事件は1人の内部工作者が、どれほど簡単に致命的な騒乱を作る能力を持っているか、ということを思い知らせるものになったのです。

 クラークの言葉です。
「テロリストがアメリカ合衆国の主要施設を攻撃するときに、もはや飛行機や爆弾は必要はありません......」

【 猛暑対電子レンジ : 舗道の熱で料理はできるのか?】 – NBCが猛暑の舗道の上で冷凍食品を「チン!」-

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Heat wave to microwave: Can you cook really cook an egg on the street ?
-7月20日 NBCニュース「TODAY」-

国中で100度(華氏 摂氏約35度)を超える高温を記録する中、いったいどれくらい暑いかについて、視聴者に伝えるための独創的な映像をリポーターが思いつきました。 猛暑の舗道を電子レンジにみたてて、料理をしてみる、というのはいかがでしょうか?

司会者「さあ、次は文字通り「熱演」です。さあ、誰が出てくるか、もうお分かりですね。「TODAY」レポーターのジェフ・ローゼンです。外の暑さは和らいできたのでしょうか?それとももっとひどくなっているのでしょうか?
ジェフ、おはよう!」

ジェフ「あんたにもおはようさん、マット。
ここニューヨークの気温はもうすぐ100度を超えそうです。111度(摂氏43度)を超えてしまっているところもあるみたいですよ。
さて、私たちはテレビの仕事をしていますから、出かけて行って、そこがどんな様子かを伝えなければなりません。
国中のレポーターが飛び回っているんですよ。
まあ、とんでもない量の汗をかく人なんかが見つかれば別ですが、ちょっと問題があります、それは暑さというものが視覚的じゃない、という事なんです。
だからレポーターは、ちょっと工夫しなければなりません。」

「大雪のレポートなら簡単です。雪を見せればいいんだから。」
『道に降り積もった雪のため、車の通行ができなくなっています。これでは緊急車両も通れません......』
ハリケーンのレポートはカメラを据えればいいんです、実に簡単、ほら。
ハリケーンの中継『ここはご覧の通りの…!うわっ!』『大丈夫ですか?!』『大丈夫、なんとか......』

お見苦しいところをお見せしました。

では、猛暑に関するレポートは、どのような映像をお見せすればいいのでしょうか?
人々が水を飲む様子?それとも、汗をかいている様子?
どれも面白そうじゃありませんね。決まりきった映像にしかなりません。」

「NBC系列のミネアポリスのKAREは、レポーターに車のダッシュボードの上で、クッキーを焼くシーンを放送しました。おいしい?!」

「デトロイトでは女性レポーターが暑くなった車の中で、何分間我慢できるか、試してみる事にしました。」
女性レポーター『どのくらいの時間我慢できるでしょう。そして10分間、この暑い車の中にいたらどうなるか、その目でご覧くださいね、じゃ、がんばりまーす。』
…そして10分後…
女性レポーター『頭がくらくらします。気分も悪いわ…悪いけど、もう失礼するわ…』

「オクラホマ州のタルサでは、温度計を取り出しましたよ。
『この歩道の上の気温は130度と135度の間なんだけど…』
ちょっとばかり、暑いかも…」

「さあ、ここからは地方局のレポーターじゃなく、TODAYが興味深い映像をお送りしますよ。」
ジェフ・ローゼンが歩道で料理を始めようとしています。
「さあ、歩道の熱で目玉焼きができるでしょうか?」

彼はこの暑さで料理できるかどうか見るため、ニューヨーク市の通りに冷凍チーズ・マカロニ、冷凍ピザ、そして卵を持ち出しました。
(お断りしておきますが、これが衛生的な試みだとは言ってませんよ - NBC)
2時間後、彼はチーズ・マカロニとピザにかぶりつきました。そしてわかったのです、確かに食べれないわけじゃない.....

「さあ、食べなけりゃならないぞ。チーズ・マカロニは確かに『料理されて』ます、マカロニも柔らかくなってます。
次にピザ、NBCのアレックスが加わりました。確かにピザも『料理されて』いますよ。」

「そして最後に、ああ、卵、そうね。できあがってますよ。どうなんでしょう?どう思います?これ、焼けてますか?」
「焼けてるわ」
「焼けてる」
ジェフ「食べてみる?」
「いらない」
「食べないわよ」
ジェフ「これ焼けてる?」
「焼けているわ」
ジェフ「だけど食べない?」
「そんなもの食べないわよ」
ジェフ「ちょっと、どろっとし過ぎてるかな。」

「まあ、確かに私はニューヨークやボストンの住人の中で、路上でものを食べてるただ一人の人間かもしれないな。現在の気温は100度、103度、もう少しあるかも。」
「すべてのレポーターに愛を!」
「少しでいいから、彼らに水を与えたまえ!」
「マット、さっきのあんたの質問に答えようか?暑さはさっきより、ずっとひどくなってるよ!」
司会者「ジェフ、冷たい水を用意しとくよ。それと、あんたのダイエット食によろしく。」

- ここからは筆者、えっ、訳してるだけだろっ、て?
まあ、そうなんですけど。
ちょっと期待したんですが、やっぱり無理でしたね。
リポーターのジェフが食べたやつ、あれ『料理されて』る訳じゃありませんよね。
あれ、冷凍食品は熱で「溶けて」温まってるだけ、卵は極端に「干からびた」だけのような気がしますけど......
それに冷凍ピザ、歩道の上に直接おいて暖めてましたね、食べなかったみたいですけど。
でもアメリカの卵、割ったとたん、黄身がくずれていたように見えたんですが......

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進まない東日本大震災の被災地の『復興』

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今日は少し前になりますが、英国BBC放送が伝えた東日本大震災の地震と津波に襲われた、三陸沿岸の各地の状況です。
3週間前の記事ですが、被災地の状況はほとんど変化はありません。
被災地で悩み、苦しんでいる人が多数いる事を、「心の痛み」として感じてはいない、としか見えない自民・民主の国会議員。
彼らが我々被災地の人間から見れば、「どうでもいい」駆け引きを繰り返す様子が毎日「報道」されますが、家族を失い、家を失い、仕事まで失ってしまった人々には、もはやどんな影響力も残っていません。
そして、新しい朝が来ても、福島第一原発の事故に改善の兆しは見えません。
どころか、朝、「また、汚染が広がっているのではないか?!」と怯えながら、新聞をめくり、テレビのニュースを眺める日々です。

【『ゴーストタウン』の再建 】

Rebuilding Japan's 'ghost towns'
2011年7月5日 英国BBC放送
- 東日本大震災の被災地から -
国際赤十字社アジア・太平洋地区 パトリック・フラー

日本の東北日本沿岸を600kmに渡り廃墟にした、大地震と巨大津波から100日以上が経過しました。

飛び去るヘリコプター、消防車、そして自衛隊を始めとする災害対策のため作業を続ける数千の人々。
2,500万トンにのぼる残骸を片付けるためには、最大で3年の月日が必要だと見積もられており、いくつかの小さな市町村では片付けが始まっていません。
これら廃墟となった場所に住む人々に対しては、水と電気を供給する事、そして道路を確保する事が優先されてきました。
政府はおよそ3万戸の仮設住宅(それぞれが日本の家庭では一般的なテレビ、冷蔵庫、および他の電化製品が予め備えられています)を建設しました。

「特に年配の方々にとっては、センターにいる人々との共同生活が、震災からの精神的な立ち直りを助けました。」
「彼らは独りにはなりたくないのです。」と、日本赤十字社の、社会心理的支援計画の実行責任者である槙島博士は語ります。
確かにセンター内の雰囲気は、津波襲来直後の数日間と比べると変化しています。
震災の直後、陸前高田第一中学の体育館の中には大勢が人々が詰め込まれました。人々は毛布をかぶったまま怯え続け、動く事すらままなりませんでした。

今ではこの場所には、自然なリズムと物事の流れができています。ボランティアが日に三度の食事を提供し、家族の回りにめぐらされた段ボールのパーテーションによって、家族のプライバシーにも多少の配慮がなされるようになりました。
子供たちのために、遊び場とインターネットができる設備も用意されています。
かつて掲示板に貼られていた行方不明の家族・親戚を探し求める貼り紙も今はありません。
代わりに世界中から被災地の人々に寄せられた、希望を持つこと、そして連帯を呼びかけるメッセージや絵がそこに貼ってあります。
「心を強く持って、私たちも日本と共にいます。」と読めるのはクロアチアの小学校の子供たちから。
「私たちはあなた方のために祈っています。」と書いてあるのはスペインの若者からです。

『やまない余震』

避難場所に派遣された井上看護士は、高齢者の世話を続けてきました。
「被災者は心の奥に癒されない悲しみを秘めています。でも今は泣き続ける代わりに、少しは笑う事もできるようになりました。」と彼女は話しています。
150人の生徒が通う南三陸町の伊里前小学校では、64人が家を失い、さらには数名が家族を失いました。
津波は海面から25メートルの高さにある、伊里前小学校の校庭まで駆け上がってきました。
ここにはほとんど仕事らしい仕事がないため、遠くまで仕事を探しに行った父親や母親を持つ子供たちが、親戚に預けられるなどして残されています。
小学校の菅野教頭はこう語ります。
「子供たちが学校の窓から、海を見ない日は一日もありません。」
「子供たちは止む事の無い余震に、慣れることができずにいます。そして、海の方の天候が荒れてくると、別の津波が来るのを心配するのです。」
先生たちは傷ついた子供たちの心を癒そうと、手品ショーやコンサートを開催するなど、たゆまぬ努力を続けてきました。
「しかし、行方不明の親を持つ数人の子供たちの心を癒す事は、容易な事ではありません。」
「遺体が見つからない以上、遺族はどこへも行く事ができません。数家族がやっと、行方不明の家族の葬儀を行う決意をしたところです。」

『長い長い取り組み』

岩手県大槌町に目を転じれば、もはやこの町が、地図から抹消された事を証明するかのような光景が広がります。
津波はこの町の人口の一割にあたる1,600人の住民の命を奪いました。津波が町の庁舎をのみ込んだとき、執務中の140人の職員のうち、およそ3分の1が命を奪われました。
がれきを積んだトラックが列を作って走り去って行きます。一面のがれきのまっただ中にプレハブの庁舎が建てられ、関谷さんが働いています。
人々が立ち直るのを助けるために、日本に赤十字によって集められた義援金が地方自治体(県)を通して配布されていますが、関谷さんの役割は配布がきちんと行われるよう管理することです。
「他の地区と比べると、私たちの地区は少し遅れているんです。」
関谷さんは語ります。
「私たちがまず最初にやらなければならなかったのは、かき集められるだけのものを集めて、避難所を用意する事でした。しかし、被災者の人々に交付金を配布するのは人手の問題では無く、どうやって仕組みを作り上げ、機能させるか、という事なのです。」
今までのところ、交付金は、大槌町の4,000人の申し込み者のうちの3,000人に給付されました。
関谷さんと彼のチームは、町により良い未来を築くため作業を続けています。

被害にあったほとんどの海沿いの地域と同じく、大槌町の地域経済は水産業によって築き上げられてきましたが、津波は町の漁船の大部分である700隻の船舶を破壊しました。
「船が無くなってしまった事は、年齢の高い世代にとって困難をより大きくしました。私の父は50歳を過ぎていますが、以前はよくウニ漁に出かけていました。」
「今は破壊された港を片付ける、臨時雇いの仕事しかありません。」と、彼は言います。
大槌のような町をどう再建するかということは、長い長い取り組みになるでしょう。

複数の特別委員会が、計画と再建の全体像を明確にするために設立されました。
住む家を失った人々の中で、地震と津波の被害について保険金が給付されない人々は、生活の再建すらできないかもしれません。
これまでの進捗状況を見る限り、大槌などの町が、本当によみがえるまでは何年もかかるでしょう。
- 以上、BBC -

【福島第一原発事故はチェルノブイリの3倍の脅威】
カク・ミチオ(米国・物理学者) - 米国CNNニュース -

本日の動画は
「三基の原子炉がメルトダウンしているという事に、日本人は鈍感に過ぎます。」
「3つのチェルノブイリ事故が同時発生しているのと、同じ状況なのです。」
「場合によっては、(福島の9市町村どころか)北日本全域が『喪われる』寸前まで行っていたのです。」
と指摘する、カク・ミチオ博士のインタヴューです。
私たち被災地の人間は水も電気もない状況の中、そんな事はなんにも知らされていませんでした。
「海水の注入が、事態がそれ以上悪化するのを防いだのです。」

カク・ミチオ博士は
「(福島の)子供たちは原子力施設従業員の、20倍の放射能をあびてしまったのです。」
とも指摘しています。
博士については、wikipedia で調べる事ができます。

このサイトについて
ほんとうの「今」を知りたくて、ニューヨークタイムズ、アメリカCNN、NBC、ガーディアン、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
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