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2010年のアメリカの上位経営者の報酬は23パーセント上昇 「米国CEOはもらい過ぎ?! 」

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- アメリカABC放送ワールド・ニュース -

アメリカ経済の回復が執拗なまでにゆっくりとしか進まないこの間、1,400万もの人々がまだ仕事を探している一方で、経済社会の頂点にいるごく一部の人々は、いろいろなことが確実に上向いています。

私たち一般労働者の賃金が1.5パーセント上昇したその同じ2010年、CEO(最高経営責任者)の報酬は平均23パーセント上昇したことが、ニューヨーク・タイムズの最新のレポートによって明らかとなりました。
経営者層の報酬に関するデータを提供している米エキラー社が、ニューヨーク・タイムズに提出した報告書により、マスメディアの最高経営責任者報酬の平均額が1,080万ドル(8億6,400万円)に達した事がわかりました。
レポートによれば、昨年ディレクTVのCEOには3,300万ドル(26億4,000万円)が支払われました。 オキシデンタル・ペトロリアム(石油・ガス)の社長には7,600万ドル(60億8,000万円)が支払われました。1回の株式提供を含む新しい長期契約に調印した後に、ヴァイアコム(米メディア・コングロマリット)の社長が一年で手にした報酬は8,450万ドル(67億6,000万円)で、すべての最高経営責任者の中でトップになりました。

対照的にニューヨーク・タイムズによれば、平均的アメリカ人労働者の2010年の平均週給は752ドル(約6万円)で、一年間で0.5%だけ上昇しています。

「CEOの報酬は、平均的な労働者の賃金を上回って増加する傾向があります。つまるところ、2010年はアメリカの一般企業にとって、良い業績を上げた年だったというわけです。」とコロンビア大学法学大学院のロバート・ジャクソン・ジュニア教授は語ります。
「私には、本当に厄介なのは、アメリカの一般企業の業績が順調に推移し、それを上回って最高経営責任者の収入が伸びたということの様に思えます。 それはすなわち、彼らの最高経営責任者報酬は、株主利益をかなり上回ったという事なのです。」

「2008年の時点では企業の業績は相当に低下していましたが、CEOの報酬は株主への配当金が減少した程には減少しませんでした。そのため(一般庶民である)私たちにばかりしわ寄せがきて、大切なものは手に入れられずじまい、といった思いをさせらました。」

「最高経営責任者の報酬に関する基本的な問題は、幹部社員自身が自身の報酬の決定に関与するということです - 彼らは、報酬の額を決定する会計責任者への影響力がありますから。」と、ジャクソン教授は語ります。
「私が思うのは、CEOたちに対して『もらいすぎだ』と感情的になるよりも、私たちにとってもっと大切で、しかもずっと効果的な方法があるという事です。
それは現在、経営者が役員室の中で独断的に行っている事を、私たちが変える事のできる手順を考えだす事です。
そうすれば、最高経営責任者報酬が、業績や経営状態に応じた、より公正なバランスによって決められる事になるでしょう。」

経営陣は雇用しないという - より少い労働者により多く労働されば - いくつかの点で見返りがあります。
ではなぜ、労働者の方は同じようには報いられないのでしょうか?
労働者は彼らが生産・提供した商品やサービスが、市場において競争力を維持できる範囲内でのみ給与が支払われます。
対照的に最高経営責任者の報酬は市場からの影響をそれほど受けている訳ではありません。
こうした事はフェアではありませんが、(日常的に見られる事なので)別に驚く程の事でもありません。

こうして見れば、労働者の賃金が上がるまでは、もうしばらく我慢を強いられることになりそうです。
「投資家に配当を出せるだけの余裕が企業にある限り、ボスもまた取れるものは取るからです。」ジャクソン教授は語ります。

アメリカABC放送ワールド・ニュース[メイド・イン・アメリカ]シリーズ 「アメリカ製家庭用品の価格はいったいいくら?」 〈後編〉

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〈キッチンでは価格に対する挑戦が〉

家の中で、よりお金をかけずに必要なものを揃えるのが一番難しい部屋をあげるとしたら、それはキッチンでした - アメリカ製の家電製品は高機能・多機能であり、その分割高だ、という理由で。
ゼネラル・エレクトリックの古い製品をサブ・ゼロ、ウォルフ社、バイキング社などの電化製品と交換するにはずいぶんお金がかかります。
サブ・ゼロ製の冷蔵庫の小売価格は8,500ドルしますし、バイキング社のストーブは3,000ドル近く、ヴォルフ社の電子レンジは500ドルです。
それぞれ高品質の製品ですが、輸入品と比べれば価格ははるかに高額です。
こうした高品質の電気製品は全てのアメリカ人にとって手の届くものではないかもしれませんが、その売り上げはアメリカ人労働者の雇用を守るために効果があります。
ミシシッピー州グリーンウッドでは、バイキング社の成功が、貧しさにあえいでいた町を生き返らせるのを助けました。
バイキング社はさらにストーブやオーヴンと行った電気製品を製造する傍ら、ホテルとレストランをオープンし、同地に旅行者を呼びこむ事にも貢献しています。
「バイキング社はグリーンウッドの町を救いました。バイキング社はここに私たちとともに、ここにとどまる事を決心したのです。」
同社に9年間勤務するブリジット・マシューズの言葉です。

〈ここから筆者〉
アメリカ人労働者の職場をひとつでも多く創りだすため、価格が高止まりになるのを覚悟でアメリカ国内にとどまる事を決定したバイキング社。
一方、震災以降、日本の企業の多くが「リスク分散のため」「サプライチェーンの回復が遅れそうだから」と、海外への生産拠点の準備を進めています。
この動きは復興が思うように進まない被災地を、ますます窮地に陥れることにならないでしょうか?!

3月11日以来考え続けているのですが、被災地の希望、復興とは一体なんでしょう。

地震、津波、原発事故は多くの中小企業を解散・廃業に追い込みました。
たくさんの被災者が、さらに失業者という重荷を背負わされています。
道路や橋が整備され、立派な建物を建設する事が復興でしょうか?
わたしはほとんどの家庭が家族を支え、子供たちを育てられる職を得て、生き生きと暮らせる様になる事こそ『復興』だと思うようになりました。
仮設住宅に暮らしていても、職業さえあればいつかは望むような家を持てるかもしれません。
逆に立派な家屋が震災をくぐり抜けて残ったとしても、家族に職がなければいつかはその家も、手放さなければならなくなるかもしれません。

「復興」のためには、被災地の人々が生き生きと働く事が、何よりも大切だと思うのです。

「7月4日独立記念日には東日本大震災の被災地で、ボランティア活動をする」と決心したアメリカの青年たち

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アメリカNBCニュース 7月4日

今日はアメリカABC放送ワールド・ニュース[メイド・イン・アメリカ]家具編の後編をお送りする予定でしたが、7月4日のアメリカの独立記念日にからみ、ちょっと感動的なお話がアメリカNBC放送ナイトリー・ニュースの方で放送されましたので、またまた予定変更です。
[メイド・イン・アメリカ]家具編・後編は明日掲載させていただきます。

リポーター : こちらは7月4日独立記念日のスキーヤーたちです。
多くのアメリカ人が休日となったこの月曜日を、典型的な過ごし方 - パレードに参加したり、バーベキューをしたり、花火を楽しんだりしています。
人々がそうしている一方、これからご紹介する若者たちはかなり違った休日を過ごしています。
日本の東北地方にすさまじい破壊をもたらし、23,000人もの死者・行方不明者を出したマグニチュード9.0の巨大地震と巨大津波から4ヶ月が経ちました。
アメリカNBC放送特派員イアン・ウィリアムズがリポートするように、東日本大震災の被災地ではアメリカのボランティアの青年たちが泥を掻き上げ、がれきを片付けながら、傷ついた被災者たちの負担をいくらかでも軽くしようと活動しています。

リポーター : ここは7月4日のパーティなど思いもよらぬ場所ですが、津波で甚大な被害を受けた日本の人々の心を軽くするため、独立記念日のパーテイーが企画されました。
濁流が付近一帯を破壊しつくしてから4ヶ月が経ちますが、ボランティア精神をみなぎらせたアメリカの青年たちが、破壊されたコミュニティーの援助活動を行っています。

日系アメリカ人の青年「これをしなければならない、という使命感に似ています。ここが日本だからという訳でもないし、人間である以上、やって当然、という事だと思います。」

リポーター : ポールは日本の東北地方で英語教師をしているアメリカ人に働きかけ、ボランティア・グループを組織しました。
週末のボランティア活動には、排水溝の泥を掻き出す作業から、高齢者が多い避難民の人々に新鮮な果物を配る事まで含まれますが、教室で英語を教えるのとはずいぶん勝手が違います。
多くの被災者は、いまだに基本的な物資の配給しか受けられずにいます。
被災者の男性 :「みんなとても喜んでいます。私たちはずいぶん長い間、果物や野菜を口にできませんでしたから。」

リポーター : 彼らの活動は単に物資を配給する事にとどまらず、津波によって奪われた地域のコミュニティーの人々が寄り添い、語り合い、そして絆を深める事を可能にしています。

キャサリン・チュー(携帯電話で)「今どこにいるの?」

リポーター : キャサリン・チューにとって、次の目標は破壊された児童館の再建です。
彼女の親友、テイラー・アンダーソンは津波によって死亡した2人のアメリカ人教師のうちの1人でした。
その思い出がキャサリンを行動に駆り立てたのです。
「テイラーは子供たちを愛していました。私たちがこうした活動をしているのは、彼女のためでもあるんです。子供たちの笑顔、感謝の言葉、そしてちょっとしたことが私たちをとても幸せな気持ちにしてくれます。」

リポーター : 亡くなったアンダーソンの父親はボランティア活動に対し、総合的な援助を行っていますが、キャサリンが彼に代わって贈り物を配りました。
駐日アメリカ大使までが、全ての費用をチャリティと自費で賄って、ここまでやって来た青年たちのボランティア活動に加わりました。

駐日アメリカ大使ジョン・ルース
「私は大変誇りに思います。彼らがここで行っている事を、本当に誇りに思っています。素晴らしい事です。」

リポーター : それはまた強い絆と思いやり、そして熱意を創りだしています。この7月4日だからこそ、この被災地でしなければならない事がある、という思いがそうさせているのです。

NBCニュースのイアン・ウイリアムズが日本の東北地方からお送りしました。

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アメリカの家庭 – 1軒まるごと[メイド・イン・アメリカ]にできる?!

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今日はおなじみ、[メイド・イン・アメリカ]シリーズの続きです。
一昨日、ショップの記事と併せて「家庭用品編」のパート1の動画をご紹介しましたが、その内容の翻訳までは掲載しませんでした。
今日から2回に分けて翻訳を掲載させていただきます。

私がこのシリーズにこだわるのは、国内の雇用を守ることを政府や企業まかせにせず、自分たちの消費を工夫する事でやってみよう、という趣旨に共感しているからです。
仙台市という被災地の真ん中にいて、職を失った被災者の方を見ていると、こちらも辛くなります。
復興にはまず、生活再建、そして生活再建のためには働く場が必要です。
被災地産品の消費によって、被災地の雇用を生み出す事が可能なのではないでしょうか。
そのためにも、[メイド・イン・アメリカ]と同企画の[メイド・イン・被災地]プロジェクトが必要だと考えてはいるのですが......

アメリカABC放送ワールド・ニュース[メイド・イン・アメリカ]シリーズ
「アメリカ製家庭用品の価格はいったいいくら?」
〈前編〉

とあるアメリカの家族が、一軒の家をすべてアメリカ製品のみで整える事が可能な事を、証明してみせました。
ABCニュースの求めに応じ、ダラスにあるウリーの家族は主寝室、リビングルーム、そしてキッチンにある外国で製造されたものを取り払い、すべてアメリカ製のものと交換する事に同意してくれました。
アメリカ中の会社が私たちABCニュースの展示スペースに、彼らのアメリカ製品を貸してくれました。
そしてABCニュースがウリーの家庭までの運賃を支払う事になりました。

家族が「作り直された」自分達の家を見たとき、彼らは、ほとんどあらゆる品目について、アメリカ国内に高品質な代替手段があったことを学んだのです。
でも全部でいったいいくらかかったのでしょうか?
ABCはこの家をいっぱいにするアメリカ製品を探すために、100以上の会社と連絡をとりました。
その中のいくつかの製品は、かつてこの家族が購入した輸入品と同等の価格か、かえって安い場合もあったのです。

寝室を例にとると、彼らが使っていた輸入品のベッドはヴァージニア州ガラクスにあるヴォーン・バセットという会社のベッド・セットに置き換わりました。
1919年から家族経営で続けられてきたこの会社は、アメリカでもっとも大きな家庭用木工製品の会社であり、製造工程の99パーセントがアメリカにおいて行われているという事です。
「消費者の皆さんには、私たちが心を込めて作っている、という事をわかっていただきたいんです。」と、同社で家具を製造するシャーリー・ジョンソンは話します。
働いている人々は彼らの仕事に誇りを持っていると語りますが、一方ではまた価格競争に立ち向かっています。ウリーの家族が購入したベッド、ドレッサー、姿見、ナイトスタンドがセットになったベッド・セットは1,499ドル、古い輸入品のベッドよりも安く購入できました。
ヴォーン・バセットの役員、ダグ・バセットは彼の会社の成功は偶然の賜物では無い、と語ります。
「それは考え方の問題です。」
「アメリカの労働者は世界でも最高です。アメリカという国を支えて行きたいなら、アメリカ製品には充分な競争力があり、人々の信念に応える事ができる、という事を信じるべきです。」
いまやウリーの家のリビングルームには、かつて置いてあった輸入品よりも安く購入する事ができた、アメリカ製品が並んでいます。
この家の古いランプは中国製でした。それが今は同価格帯の、セッジフィールド・アダムス製の銅製のランプに変わりました。
「本当にいいものだわ。」と家族は話しています。

〈リビングルームのアメリカ製品〉

以前、この家には80ドルで購入したドレープ・カーテンが掛かっていましたが、現在の新品のアメリカ製のファイアフェンドの製品は、半分の価格で売られていました。
ウリーの家の古いコーヒーテーブルはインド製でしたが、これに変わるアメリカ製品の候補はたくさんありました。ABCニュースはその中から小売価格が250ドルと500ドルの製品を見つけ出しましたが、ウリーまでの配送コストの方がはるかに高額で1,500ドルも掛かる事がわかりました。しかし、製造元の会社はそのテーブルは極め付きの品質を持っている、と約束したのです。
ニューヨーク州マッコネルスビルのハーデン家具は5代続いて家具を作り続けており、96パーセントの製品が国内産です。この会社は年間20,000点の家具を生産しており、業績の向上はアメリカ国内の雇用の増加に結びつく、と話しています。
グレゴリー・ハーデンはこう話ました。
「もし私たちが年間でさらに3,000点の家具を売る事ができれば、販売目標をクリアするのみにとどまらず、新たに15人から20人の雇用を生み出すことができます。」

アメリカ最高機密核施設 【ロス・アラモス研究施設に迫る大火災・続報】

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「今年の独立記念日を祝うのに、絶対に花火を使ってはいけません!」
- 7月2日(日本時間3日)NBCナイトリー・ニュース -

6日前にアメリカのニューメキシコ州にある、ロス・アラモス核研究施設に大火災が迫っている、というABC放送のニュースを翻訳の上ご紹介しました。
その後も火災は収まらず、この間住民は避難し、各研究施設では対応に追われていましたが、今はどうなっているでしょうか。
今回の翻訳は、聴きながら直接日本文を書き起こしましたので、細部で抜けているところがあるかもしれませんが、あしからずご了承くださいませ。

この週末も、ニューメキシコ州の歴史始まって以来の、大火災に挑む消防士たちには休みはありません。
当局は現時点で核兵器を含めて、ロス・アラモス研究施設の安全は守られている、と話しています。
しかし数千人の避難している人々は自宅に戻れず、避難を強いられたままでいます。

特派員のチャールズ・ハドロックがお伝えします。

現在、消防士たちが火災がこれ以上拡大しないように、抑え込もうとしています。
火災は北側の山地を中心に燃え盛っていますが、これまでに13,000エーカーの土地を灰にしてしまいました。
現在のところ、火災はロス・アラモスの街と近接する研究所から離れた場所にとどまっています。
しかし消防隊長は
「現時点で市街地と研究所からは離れた場所に火災がとどまっている事は朗報だが、だからといって(避難命令を解除して)住民を危険にさらすわけにはいかない。」と話しています。
ロス・アラモスの街の中はまるでゴースト・タウンです。
12,000人いる住民のほとんどが避難したまま戻っていませんが、当局は急に風向きが変わって街に火災が押し寄せる危険があるため、避難を続行せざるを得ないと話しています。
ロス・アラモス研究施設は現在ほとんど稼働していませんが、職員も自宅に戻れずにいます。
研究所の所長チャールズ・マクミランは緊急事態は沈静化しつつある、と話しています。

しかし、ニューメキシコ州は気温が高く、乾燥した状態が続いています。
何十もの火災(山火事 - wildfire)が発生しており、数百万エーカーの土地が被害を受けています。
7月4日の独立記念日がもうすぐですが、州知事は今年は花火を使って祝う事は論外だと話しています。
ニューメキシコ州知事のスザンナ・マルチネス
「現在のロス・アラモス付近の状況をよく考えてください。今年はロス・アラモス周辺で花火を使って独立記念日を祝うのはやめてください。
打ち上げ花火も、ロケット花火を使って打ち合いをするのも、今年はやってはいけません。」
ロス・アラモスの住民が戻っても、当分の間は火を使えない街になりそうですが、だからと言って独立記念日を祝えない、という事は無いでしょう。

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東日本大震災の被災地に、今必要なもの – [メイド・イン・アメリカ]シリーズの同じ願いとは?

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さて、今日はアメリカABCワールド・ニュース企画番組の[メイド・イン・アメリカ]シリーズからです。
これまですでに
『夏のシリーズ第1回 - アメリカ人労働者の雇用に、一番貢献している車のブランドは何?(答えはトヨタ・カムリ)』
『夏のシリーズ第2回 - たちあがるおばあちゃんたちからのメッセージ』
をお送りしました。
その都度言わせていただいたのは、東日本大震災の被災地に今必要なもの、それは職を失ってしまった人、職場を得られない若者のための「働く場」なのです、ということでした。

ご覧のようにABCテレビ・ワールドニュースの[メイド・イン・アメリカ]シリーズは、アメリカ国民に自分たちの雇用を守るためには、[メイド・イン・アメリカ]商品を購入することが有効なのではないか?と語りかけます。
一歩間違えれば「排外」キャンペーンになりかねない内容ですが、結論と行動は視聴者にまかせています。
東日本大震災の被災地で雇用を生み出すために、私たち日本人が今できる事は[メイド・イン・被災地]の商品をできるだけ多く消費する事だと思います。
しかし、一部の週刊誌を除くと、新聞も全国テレビもそんな事は取り上げません。
日本のマスコミは市民一人一人が考え、行動するようになる事を望んではいない。
3月11日以降、そう思えて仕方がないのです。

[メイド・イン・アメリカ]ストア
【3,000のアイテムが商品として育ち、購入されています】

[メイド・イン・アメリカ]チームが、アメリカのもっとも代表的なヴァケイション・スポットであるナイアガラの滝に旅行したときのこと。
ナイアガラは家族みんなでびしょぬれになっちゃう観光地というだけではなく、記念にいくつか土産物を買こともできますが、その大半に中国製、ボジュラス製のラベルがついています。
[メイド・イン・アメリカ]チームは数百人もの観光客がナイアガラからバスに乗り込み、40分程離れたニューヨーク州にある小さな町エルマに、「アメリカ巡礼の旅」に出て行くのを見つけました。
実はエルマには[メイド・イン・アメリカ]ストアがあったのです。
オーナーのマーク・アンドルが店を始めたときには扱い品目は50程度しかありませんでしたが、今では3,000品目の商品があり、全てが[メイド・イン・アメリカ]製品なのです。
アリゾナからはペーパータオル、 ジョージアからのサンダル、イリノイからは掃除用品、そしてミネソタからのドッグフード。 どの商品もよく売れています。 ちょうど1年間で、[メイド・イン・アメリカ]ストアの売り上げは倍増しました。

【 乳ガン患者の女性たちのガーデニング 】『この数年で、様々な恐れや苦しみが100以上の花園に生まれ変わりました』

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今日は「自分はこの問題に詳しい訳ではないのですが」という前置きをつけさせてください。
実は私の母親も、6年程前に乳ガンの切除手術をうけました。
母はすでに年齢的には「後期高齢者」であったのですが、切除手術が精神的にかなり堪えているような様子でした。
それを見て私も、女性にとって乳ガンが、普通の病気以上にショッキングな病気であるということが、何となくわかったような気がしました。

母の場合は術後に薬剤師である妻が、サプリメントなどを選びに選んで、充分すぎる程摂取させました。
おかげで回復も順調で、再発などもありませんでしたが、術後のケアの大切さを痛感しました。
NBCは術後のケアについて、また違った効果的な方法を紹介しています。

【 乳ガン患者の女性たちのガーデニング 】

ガンは往々にして体力と精神の両方を消耗させ、事態を好転させる方法を見つけ出すのは容易ではありません。
しかし、ボストン郊外で、とあるアイディアが文字通り根付きつつあります。

リポーター : 彼女達が出にしているシャベルと耕す土の間には、庭仕事そのものはるかに超える大きな価値を持った種子があります。
ここは乳癌患者のために3つのガーデンを建設した、マサチューセッツ州の非営利団体(NGO)が運営しています。
4年前、ある園芸愛好家が乳ガンで大切な親友を失いました。
園芸愛好家でNGO組織の女性「私は最初は悲しくてどうしたら良いかわかりませんでしたが、大好きな園芸を通して何か他の人のためにできるような気がして来たのです。」

リポーター : それ以来、グループは800人以上のボランティアを擁するまでに成長しました。活動は寄付によってのみ賄われています。
彼らの役割はシンプルで、自然が持つ沈静化作用と癒しの力のすべてを、それを最も必要とする人にもたらす事だけです。
新しいおかあさんになったレベッカ・バーンズは今日、彼女は妊娠3ヶ月目の定期検査の際、乳ガンを発見されたました。
レベッカ「妊娠していることをお祝いするべきである時があるときの - (涙を拭きながら)ごめんなさい - わかるでしょう、妊娠していることに興奮していていいはずなのに、私は怯えていなければならなかったのよ。」
リポーター : 彼女は元気な赤ちゃんを出産した直後に、乳房切除手術を受けました。
レベッカ「彼女は奇跡の赤ちゃんなのよ。」

リポーター : この数年で、様々な恐れや苦しみが100以上の花園に生まれ変わりました、そしてそこには単なる花以上のものが咲いているのです。
「花や植物たちは愛によって育まれ、神が私たちの庭園を守ってくださっています。」
バーンズ家に戻ってみると、レベッカが初めて新くなった裏庭を眺めていました。
レベッカ「まあ、すてき。」
「この場所はガンとのつらい戦いをした、去年一年間の事を思い出させる事になるわ。そして今は未来への希望がある、という事も。」
NGO組織の女性「私たちは家庭にもガーデニングしています。患者さんたちの自宅の庭にも希望が育って行くように。」
リポーター : 希望を植えると、幸福と癒し(ヒーリング)をもたらす花々が咲いて行くのです。
レベッカ「本当に、ありがとう。」

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事故調査・未解決の疑問を放置したままのIAEAの見解〈3〉

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『水に侵される可能性のない原子力発電所』の原則を守れ

(福島第一原発の事故が、想定をはるかに超える津波があらゆる施設を破壊した事により、重大事故になってしまった点について)
IAEA報告書のこの事故に関する記述の核心部分にはこう書かれています。
「以後、原子力発電所は『乾燥状態』が持続しうる場所に建設されるべきである、可能ならば。」
「可能ならば」という言葉には多少驚きを禁じ得ません。
実際に水に侵されやすい場所に原子力発電所を建設すれば、社会的にも経済的にも大変な事態を引き起こす事は、私たちが今実際に日本において見ている通りのはずです。
『水に侵される可能性のない原子力発電所』の原則は現実のものにしなければなりません - 「可能ならそうすべき」ではなく「この点については譲れない」と。
これからの2年間の原子力産業のあり方とその規制の重要性は、いくら強調してもしすぎるという事はありません。

例えば、IAEAの会合に出席したロシア代表は、原子力発電はロシアでは継続されると発言しました。ロシア代表はまた、将来起こりうる事故に対応するため、動力源を必要としない安全装置の開発の必要性も強く主張しました。
このアイディアは武器に転用可能なプルトニウムを発生させず、無害化までに長い年月を必要とする核廃棄物を出さず、他の動力を必要としない安全な原子炉についてのものです。

もっともこうした計画が加圧水型、沸騰水型原子炉などと比較して非常に優れているとしても、それを実現するための態勢は準備されているのでしょうか?
それに福島やチェルノブイリやスリーマイルの原子炉を、邪魔な物としてひとまとめに処分できるというのでしょうか?
ドイツやスイスがすでに行ったように、世界が原子力発電に終止符を打てば、原子力発電設備に関わる巨大なマーケットは消えてなくなります。
そしてマーケットの消滅とともに、関連産業の利潤もより少ないものとなります。

けれども、一般の人々が
「原子力産業は的確に規制されている」あるいは
「最も優れた技術が実用化されている」
と言って安心させられる事が無いのであれば、人々はいったいどんな理由で原子力産業の持続や拡大を支持するというのでしょう?

核STOP犬

核STOP犬

[ 本日の動画 : 希望と栄光の国 ]
BBC交響楽団と合唱団、というよりは毎年8月にロンドンで開催されるプロムスにおける、イギリス国民によるサー・エドワード・エルガー作曲【威風堂々】第1番をどうぞ。
歌詞の方は後からつけられたものですが、今ではイギリスの第2の国歌として多くの人に親しまれています。
プロムスは100以上のイベントが組まれる世界最大のクラシック・コンサートですが、最後に必ずこの曲が演奏され、来場者全員による大合唱となります。
歌詞の中身は
希望と栄光の国 自由の母よ
如何に汝を賞揚せん......
というものですが、会場ではイギリス国旗はもちろん、イングランド、ウェールズ、スコットランド各王国の旗の他、南アフリカやなぜかドイツの国旗までが打ち振られています。
一方、原発事故のために日々汚染されていく国土を持つ私たち日本人。
ひたぶるにうら悲し、ではいけません。
それぞれの人がそれぞれの立場から、声を上げ続けなければならないと思います。
もうこれ以上、悲劇の子供たちを増やさないようにするためにも。

事故調査・未解決の疑問を放置したままのIAEAの見解〈2〉

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世界は今、福島第一原発の事故対応をどう見ているか 『日本の原子力産業の監視態勢は企業と政府との「馴れ合い」 』

環境問題特派員 リチャード・バック / イギリスBBC放送 6月23日

6月28日に〈1〉を掲載し、〈2〉〈3〉と続けてお送りするつもりでしたが、29日にロス・アラモス国立研究所に迫る大火災、30日には水没するフォート・カルフーン原子力発電所の話題をお送りしたため、今日〈2〉をお送りすることになりました。
日本のNHKなどは東京電力に対する原子力保安院の監視が「充分に機能しない」などと、一応は機能していたかのごとく報道しました。
しかし、BBCは「COZY」、つまり東京電力と原子力保安院の関係は「なれ合い」だったと伝えています。
このように、ちょっとしたニュアンスを「変える」事で、伝わり方は大分違って来ます。その結果としての認識の方は、大きく違ってしまうことになります。

- 以下、記事の翻訳 -
(6月のIAEA閣僚会議が公にしたレポートについて)
しかしながら、ひとつの条項が数名の各国関係者をうろたえさせました。それは「原子力産業における企業と担当者の安全規則実行責任...云々」に言及している点です。
日本の原子力産業の監視態勢は企業と政府との「馴れ合い」関係に陥っています。
これを見ても、監視機関が能率的に手早く、利害関係から完全に解き放たれてこの規則を厳格に実施できるようにすることは、大変難しい事のように見受けられます。

福島第一原発の事故に関して、主席調査官であるイギリスのマイク・ウェイトマンに率いられた国際的な実状調査団による調査報告書が、IAEAの会合で配布されました。
報告書の中では(2、3週間前に発行された日本の政府報告書にもあったように)3月11日の東北太平洋沖地震が発生した当時、予測されていたよりもはるかに早く、そして深刻なメルトダウンが進行していた事実が明らかにされています。
例えば原子炉一号機に関する分析結果は、冷却水の高さが事故三時間後には燃料棒を露出させるレベルにまで、急激に下がった事を示しています。
「停止後2時間後には炉心は完全に露出していました。露出4時間後には炉心の損傷が始まり、中央部の燃料は5時間30分後にメルトダウンを始めたと計算されています。」
「停止後14時間30分で炉心は完全に損傷、15時間後には容器の底に燃料が溶け落ちて溜まっていたことになります。」
他の3基の原子炉もほぼ同じような状態に陥りました。
知られているように、電源の供給、冷却装置、そして各種装置がすべて稼働しなくなり、そこに人為的ミスも加わり、これらが連続していった結果、福島第一原発の重大事故は起きました。
しかし最も重要な原因を「ひとつ」あげるとすれば、それは実際には14メートルもの高さの津波が襲ったにもかかわらず、この原子力発電所はその3分の1の規模の津波しか想定せず、そのための備えしかしていなかった事です。

本日の動画【王宮の花火の音楽】
夏になると演奏される機会が多くなる、ヘンデルの「水上の音楽」と「王宮の花火の音楽」。
いずれも当時莫大な借金を抱えていたヘンデルが、イギリス国王の発注により、いわばイベント用に作曲しました。
こちらの動画、「王宮の花火の音楽」から序曲。エリザベス女王の誕生50年を祝って、バッキンガムで開催されたコンサートから。

アメリカの原子力施設を襲う大火災〈 老朽化した原子炉からはトリチウム(放射性三重水素)漏出の恐れ 〉

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ニューメキシコ州の山火事(大火災)がロスアラモス国立研究所に迫り、危機に陥っている事は昨日アップしましたが、その後進展はありません。火災は衰える事は無く、研究所側は「危険なものはすべて密閉されている。」という発表を繰り返しています。
一方、ミズーリ川の氾濫による脅威を受けているのが、 ネブラスカ州の2つの原子力発電所です。
こちらは日本時間29日(アメリカ28日)のニュースで「安全は確保されている」状態にあると伝えています。
しかし、原発の立地によっては住民の避難に大変な困難が伴う事がわかってきました。

『今の原子力事故の避難プランでは、増加している人口を避難させることはできない』
- ネブラスカ州フォート・カルフーン原子力発電所の危機 -

AP通信の新たな調査によれば、アメリカ国内に多数ある原子力発電所は、事故の際必要となる避難マニュアルを何十年間も見直していません。
特に地震などの天災によって引き起こされる可能性がある、道路と橋などの損傷についてはほとんど顧慮していないのです。
原子力プラントが老朽化していくのとは対照的に、周辺では一般住宅が立ち並ぶようになり、現在ではその人口はかつての4倍を数えるまでになりました。比例して万が一の際の住民の避難も、ますます難しくなって来ました。
現在、洪水の脅威にさらされている。 ネブラスカ州フォート・カルフーン原子力発電所の周囲の人口は、ここ30年間で41パーセント膨らみました。
「避難プランは更新されましたが、私の意見では、原子力施設の関係者や当局者は、原子力施設に近接している地域の一方的な人口増加の問題を考慮に入れていません。」と、エド・ライマン(憂慮する科学者連盟の研究主幹)は語っています。
アメリカの原子力行政のトップは、福島原発事故の際は在日アメリカ人に50マイル(約80km)より外に避難するように勧めたにもかかわらず、アメリカ国内では政府は原子力事故が起きた際、半径10マイル(16km)外への避難しか求めていません。
ニューヨークのインディアン・ポイント原子力発電所の半径50マイルの住民を避難させるとなると、実に1,700万人(米国人口の6パーセント)以上の人々を移動させなければなりません。

実は、老朽化していく過程で原子力発電所は、重大事故は起きていなくとも、すでに汚染を引き起こしているかもしれないのです。
別のAP調査によれば、トリチウム(放射性三重水素が)米国原子力サイトの四分の三から漏れていたことが判明しました。
連邦政府の監督機関が原子力発電所の認可期間を延長していた間にも、漏出箇所と厳しさは増加しました。
トムとジュディ・ジンマーは、2005年にシカゴの郊外のブレイドウッド原子力発電所のすぐ近くの家に引っ越しました。しかしそれは発電所の所有者が、同発電所においてトリチウムの漏出があった事を発表する直前だったのです。
「トリチウムが何であるかを知りませんでしたが、それが放射性物質である以上、人間の体にとって良くないことは知っていました。」と、トム・ジンマーは言いました。
「私たちの人生を台無しにするたぐいの何かである、とね。」
- 6月27日付ABCワールド・ニュース

ネブラスカ州フォート・カルフーン原子力発電所および80マイル下流のブラウンズビルのクーパー原子力発電所は、ともに耐水装置が正常に稼働しており、現在のところ安全性に問題はありません。
- 6月28日付NBCナイトリー・ニュース

いずれの発電所の周囲でもやはり住民の避難が行われ、不自由な生活を強いられています。
東日本大震災で私たちは地震、津波に福島第一原発の事故による放射能汚染、と三重苦を強いられています。
現在はアメリカでも大火災と原発、大洪水と原発、苦しむのは一般の人々、普通の人々ばかりです。
大都市を中心に有り余る電力を供給し、「快適」な生活を保障してくれるはずだった原子力発電所。
この夏、クール・ビズなんて中途半端なことを言っていないで、暑苦しい都会を抜け出して、緑の木陰で仕事しませんか?

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ほんとうの「今」を知りたくて、ニューヨークタイムズ、アメリカCNN、NBC、ガーディアン、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
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