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[アメリカ新型シビックの試練]

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今日は車の話題です。ニュースを見ると、トヨタやホンダといった日本車メーカーが、アメリカで活躍するのは並大抵の事ではない事がわかります。
一方でコンシューマー・レポートの存在、1936年からスポンサー無しで運営を続けているなんて、本当にすごいと思います。
ちなみに、ダイヤモンド・オンラインに『トヨタもホンダも畏れる存在!米コンシューマーレポートの謎』(http://diamond.jp/articles/-/1105 )という記事があり、こちらもお読みいただけると、以下のニュースのインパクトの大きさをおわかりいただけると思います。

[アメリカ・コンシューマー・レポート]
【推奨リストから外された新しいホンダシビック】
アメリカNBCナイトリー・ニュース 8月1日(日本時間2日)

ブライアン・ウィリアムズ
ホンダシビックは、長い間多くの車の購入者にとって、アメリカの道路の主役となってきました。常に手ごろな価格、信頼性、品質の高さが知られてきました。しかし、今夜はこれらすべての特性について重要な裁定がくだされました。消費者レポートは、ホンダはその新しいモデルでひどくつまずいてしまった、と報告しています。
CNBC(NBC衛星・ケーブルテレビ)のため、車のビジネス部門を担当するフィル・ルボーが、シカゴからお伝えします。
フィル、ランキングが発表されたとき、私は信じられない思いだったんですが?

レポーター:まさに驚きです、ブライアン。
なぜならホンダシビックは長い間、大変に評判が良く、この国で最も売れている車だったんですから。
言ってみれば、隣人が子供に買い与える車として、まず最初に候補にあげる車なのですから。
ところが今夜、それはコンシューマー・レポートから推奨リストから消えてなくなりました。

これは本当に起きてしまった事なのです。
アメリカの月刊誌コンシューマー・レポート* は、ホンダシビックの2012年小型セダンとハッチバックいずれもが、制動距離が長く、不規則な揺れがあり、ロードノイズが顕著でインテリアが安っぽいと書いています。
しかし、ホンダはこれらの評価に納得していません。
「その指摘は漠然としています。私たちはコンシューマー・レポートの調査結果に同意していません。」

ホンダによれば良いニュースは、小型車の顧客層が重視する燃費、安全性、信頼性については、コンシューマー・レポートは高い評価を与えている、という点です。
ただし、ブライアン、このことははっきり申し上げておきます。
コンシューマー・レポートの評価は、安全性を評価したり、安全性をもとに車種を推奨するものではないということです。
それはただ単に広い意味での使い心地と、仕上がりにもとづいての推薦なのです。いかがです、ブライアン?

大きな企業にとっては、それは大切な問題だと思います。シカゴからお届けしました。
フィル・ルボー、ありがとう。

*コンシューマー・レポート (Consumer Reports) は、非営利の消費者組織であるコンスーマーズ・ユニオン(Consumers Union)が1936年から発行しているアメリカ合衆国の月刊誌。独自の研究所が行う消費財(あらゆる製品やサービス)の比較検討調査の結果をレポートする。年間の調査費用は約2,100万ドルで、毎月の発行部数は約400万部であり、定期購読者は雑誌とウェブ版の合計で約700万部とされる。レポートの独立性・公平性を維持するために、各号誌面には一切の広告が掲載されていない。(出典 : Wikipedia)

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ほんとうの「今」を知りたくて、ニューヨークタイムズ、アメリカCNN、NBC、ガーディアン、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
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