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【 世界の2大『恥を知れ!』企業、公表間近 】

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所要時間 約 7分

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[その運営において人権と環境を冒涜する姿を暴露され、身を隠そうとうろたえる各国企業]

ザ・インデペンダント(英国)1月22日


東京電力「我々がつくり出したもの、それは我々の手には負えないもの」
もちろん作ったのは東京電力ではなく、『市民の目』賞運営委員会。

世界でも有数の巨大企業のうちの6社が、彼らが決して欲しくない、と思っている賞を受賞する道を走らされています。
今週金曜日(1月27日)、この中から2社が今年度の『環境と人権の冒涜者(社)』として選ばれる予定です。
6社の名前が候補に挙がっています – 最終的に1社は一般市民からの投票により選ばれ、もう1社はこの『市民の目』賞を運営するグリーンピース、そしてスイスにある経済活動監視グループ『ベルン宣言』によって選出され、2011年度の世界最悪の企業が決定します。

バークレイズ・キャピタル(英国)は「疑いなく最も成長が著しい世界規模の食糧投機家」であり「飢餓と貧困を生み出した、相場の暴騰・急落に貢献した」企業として。
サムスン電子は、禁止されている有毒物質から工場労働者を保護することを怠った、とする申し立てにより候補に挙げられました。

そしてもう一社ノミネートされているのが、福島第一原発の運営会社・日本の東京電力です。
東京電力はコスト削減のため、安全性を犠牲にした 「未必の故意(危険性を認識していながら、予防措置を怠ること)」に問われています。

スイスの巨大農薬会社のシンジェンタは、ヨーロッパで禁止されている農薬、パラコートを新興国で売りさばきました。
アメリカの鉱山会社フリーポートマクモランは、西パプアで「自然環境と人権に配慮することなく」最大規模の金と銅の採掘を行った、との申立てによってリストに加えられました。
アマゾン川に「壊滅的影響を与える恐れがある」巨大ダム建設に関わっているブラジルのコングロマリット、ベールもリストに入っています。

このノミネートに対する感想を求められ、半数の会社だけが回答しました。
サムスンは、自社の労働者の健康管理について「真剣な取り組みを行う」と回答しました。
バークレイズ・キャピタルは広報担当者が回答しました。
「私たちは世界中の顧客の仲介を行っているだけです。考慮にすべき数の調査結果が、投資資金の流れは一次産品価格にほとんど、あるいはまったく影響を与えていないことを証明しています。食料品価格の決定要因は複雑であり、多岐にわたっています。」

どのような結果になるにせよ、どの社も受賞をめざして積極的に何かをするようことは、まず無いと思われます。

http://www.independent.co.uk/environment/firms-squirm-at-shame-of-exposure-over-human-rights-and-environmental-contempt-6292852.html?origin=internalSearch

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今日はいよいよ、「市民の目」賞の発表です。
この原稿がアップされる頃には、もう発表されているかもしれません。
この記事を見ていて思い出したのは、昨年有名になった「ウォールストリートの抗議する人々」が度々叫んでいた
「Shame on you !」(恥を知れ!)
というシュプレヒコールでした。

皆さん、2011年度の世界最悪の企業「市民の目大賞」受賞企業については、27日金曜日、午前11時以降下記URLよりご確認ください。

http://www.publiceye.ch/en/vote/

皆さんがお考えの企業は「受賞」する事になるでしょうか?

追補 ※「市民の目大賞」受賞企業の発表が遅れているようです。下記の記事に記載されている事実が原因かもしれません。
http://financegreenwatch.org/jp/?p=7226

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【 太陽の大規模爆発が発生、放射線が地球を直撃 】 〈後編〉

アメリカCBS放送(動画はNBC放送) 2012年1月24日

Visit msnbc.com for breaking news, world news, and news about the economy

「太陽の爆発はワン・ツー・スリーの連続パンチを繰り出します。」
メリーランド州のゴダード宇宙飛行センターの物理学者でカトリック大学の教授でもあるアンティ・パルッキネン博士が語りました。
「まずはじめに電磁波がやって来ます、その後に陽子の形で放射線が降り注ぐのです。」

そして最後にコロナの質量放出が発生します、太陽自身が放つプラズマが地球を衝撃することになります。通常は時速約100万~200万マイル(160万~320万キロ)で飛来しますが、今回の嵐はとりわけ速いスピードを持っており、時速400万マイルの速度で放出されている、とビーゼッカー氏が語りました。

このプラズマは地球上で送電網の停止などの、大きな混乱を引き起こすことで知られています。
太陽嵐は1989年、カナダのケベック州で大規模停電を引き起こしました。
また、オーロラをはるか南の方まで伸ばしていくことも知られています。
しかし、このコロナの放出が強まる可能性があるのは、地球の中緯度地域に限定される可能性がある、とビーゼッカー氏が指摘しました。
最悪の太陽嵐の影響は地球の北側に向かう可能性が高くなっています。
そして昨年の10月とは異なり、規則性のない太陽嵐は、はるか南の方でもオーロラを出現させることになりそうだとビーゼッカー氏が語りました。
ただしオーロラを見るのは、火曜日の夕方までお預けになりそうです。

過去数年間、太陽は平穏な状態、むしろ平穏すぎる状態が続いていました。
これは11年周期の太陽の活動パ ターンの中の、平穏期の典型ともいうべき状態でした。
しかし昨年、科学者たちは太陽が100年に一度あるか無いかの、『異常な』静穏期にあるとの推測しました。

しかし、いまや超静穏期とは呼べない状態にある、とビーゼッカー氏が語りました。

現在科学者たちは2010年に打ちあげた新米航空宇宙局(NASA)の衛星で、静穏期からずっと太陽を観察してきましたが、今や完全に色めき立っています。
〈完〉

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