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星の金貨 東日本大震災や音楽、語学、ゴルフについて語るブログです。

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リロイ・アンダーソンのすすめ – 音楽で心からいやされるために –

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所要時間 約 6分

大震災直 後、3日目にやっと電気が通じたときまず飛び込んできたのは、津波の被害を受けた被災地の悲惨な光景を映し出したテレビ映像でした。
恐ろしい数の人々の死 が明らかになっていました。
自分の心を落ち着かせたくて、何か好きな音楽を聴こうと思い、自分が持っているヴィヴァルディからフイル・コリンズのソロ・ア ルバムまで、数百年間の作品をおさめた数千枚のCDを見渡しました。
いったいどんな音楽が今、私たちを慰めてくれるのか、いやしてくれるのかを考えまし た。
真っ先に目がいったのが、フォーレ(フランス 1845-1924)のレクイエム(鎮魂歌)やブラームスのドイツ・レクイエムなどでしたが、聴きながら歌詞を見てみると歌詞が聖書から採られているた め、何となくしっくりきません。
悲愴な曲は悲しみの淵にそのままとどまるような気がして、かといって徒らに明るい曲も受け付けません。
いろいろな曲を改めて聴き直していたとき、普段から好きで目につくたび買い込んでいたアメリカの近代現代の作曲家、リロイ・アンダーソンの作品をおさめた数枚のCDに目がいきました。
リロイ・アンダーソンについては、wikipediaにも詳しい経歴が載っていますが、その作品は「リロイ・アンダーソンの○○○」とは知らなくとも、戦 後生まれの日本人なら、二度や三度は必ず耳にしています。
小学校などの運動会で必ずかかるといっていい『トランペット吹きの休日』をはじめ、ブルー・タン ゴ、タイプライター、シンコペイテッド・クロック、ワルツィング・キャットなどは本当に親しみやすい、聴いていて思わず微笑んでしまうような心の和む作品 です。
私個人は紙ヤスリの絶妙な「演奏」を楽しめる『サンドペーパーバレエ』が大好きです。
これらの作品はアメリカがもっとも幸福だった時代、1945 - 50年代を中心に作曲され、発表されました。第2次世界大戦が終了、アメリカは世界の工場として躍進を続けていました。
ベトナム戦争はまだ始まっていない ために社会が不安・不条理に苛まれてはおらず、人々は何よりも家庭・家族を大切にし、穏やかに豊かに暮らしていました。
その雰囲気がそのまま音楽として結 晶しているのが、リロイ・アンダーソンの作品たちです。
絵画では同じ時代ノーマン・ロックウェル(1894年 - 1978年[http://www.nrm.org/で実際の作品をご覧ください])が活躍していました。
彼の作品もまた、Good Old Days - 古き良き時代 - 特に少年を描いた作品に傑作が多い - を見事に描ききっています。
チャイナ・ドール、ペニーホイッスル・ソングといった曲を聴きました(ペニーホイッスルとは駄菓子屋などで売っているおもちゃの笛。どちらも子供の小遣い で買えるおもちゃのこと)。
リロイ・アンダーソンの曲を聴くと、人はやさしい家族に囲まれた幸せな少年少女時代の記憶をよみがえらせます。温かい家庭、お 茶目な友人たち、活気ある人々にやさしい街......
今度の大震災では沿岸部を中心に、多くの震災孤児が生まれてしまうことが危惧されています。
私たち大人は自分たちの生活の復興と同時に、父親を、母親を、 あるいは両親ともに亡くしてしまった子供たちの将来のことも考えていかなければならないと思います。この子たちが、もうこれ以上の不幸を背負い込まないよ う、社会も、私も全力で応援する必要があります。これから再構築する社会が、失ってしまった社会よりも少しでも良いものであれば、私たち自身も幸せになれ るはずです。
そう思ったとき、はじめて自分の心が平衡を取り戻したような気がしました。今度のような大災害に見舞われたとき、人間は自分だけを癒そうと思っても、癒されることはないのだと思います。
機会があればぜひ、人を自然とやさしい気持ちにさせてくれるリロイ・アンダーソンの音楽を聴いてみてください。

※下記のサイトでリロイ・アンダーソンの作品の演奏を見ることができます。演奏の質はあまり高くはありませんが、「ああ、この曲なら知っている」という曲があると思います。
♣ トランペット吹きの休日
http://www.dailymotion.com/video/xfbrw6_bugler-s-holiday_music
♣ タイプライター
http://www.dailymotion.com/video/xfbsc1_the-typewriter_music
♣ ワルツィング・キャット
http://www.dailymotion.com/video/xfbr81_the-waltzing-cat_music
♣ ペニー・ホイッスル・ソング
http://www.dailymotion.com/video/xfbrp3_the-penny-whistle-song_music
♣ サントペーパーバレエ
http://www.dailymotion.com/video/xfbrzq_the-sandpaper-ballet_music

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我が身の至らなさを恥じる朝

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所要時間 約 3分

大震災から2週間、忘れもしない金曜日の午後でした。当時若林区の海岸線から内陸に6kmほどのところにいた私は、建物の中で地震に遭遇しました。

私は大きなフロアの真ん中にいましたが、建物が大きく揺れ、耳をつんざく破壊音が連続し、鏡で確認はしなかったものの顔面蒼白で、とにかく倒れないようにもう一人ち肩をつかみ合いながら足を踏ん張っていました。

3分ほどの揺れがいったん収まった後、建物内に他に倒れている人がいないか確認した後、外に飛び出しました。

駐車場の敷地には地割れができ、そばに避難していた人が「この地割れが地震の間、ずっと開いたり閉じたりしていたんです。」と興奮して話していました。

カーナビのテレビをつけていた人がいて、数人の人が「津波が来る!!」と言い騒いでいます。
各自とりあえず、自分の車に乗って自宅に戻る事にしました。

幸い、仙台市中心部に近い丘の上にある私の自宅は、さほどの被害も無くて済みました。

しかし、沿岸部はそうはいきませんでした。概要はすでに繰り返し報道されていますが、全容については『つかみようが無い』ほどの被害を受けています。

しかし、被害の実態が徐々に明らかになる一方、被害を受けられた方々の分別ある行動の数々もメディアに取り上げられるようになりました。
アメリカABCテレビの有名なニュースキャスター、ダイアン・ソイヤーさん(女性)もすぐに日本に来て、被害の深刻さと福島第一原発の問題を報じる一方、被害に遭いながらも『互いに相手を思いやる』行動が、この地の日本人には『際立っている』ことを現地からレポートしていました。

災害からちょうど2週間がたち、津波の被害を受けなかった地区では復興も進んでいます。
物流も徐々に回復し、震災後はじめて商品の納入が行われた大型店舗もあります。震災後2度目の金曜日の朝、各地区で営業を再開したガソリンスタンドに車が長い列を作り、朝の通勤ラッシュがかつて無い程ひどくなったりもしました。

徐々に大震災の前の日常が戻って来つつあります。
しかし、それとともに私には気がかりな事があります。

自分で言うのもなんですが、震災を受け、少し『自分』が変わったように思います。
誰かと接する時、その人の痛み、悩みについて考えられるようになったこと。
日常の中で起きる不愉快なことも、些細な事柄には目をつぶれるようになったこと。
様々な欲、体面について、ムリをしてまでそれらを何とかしようとは思わなくなったこと。
等々です。

しかし、かつての日常の復活とともに、ふたたび欲や体面などに振り回されるようになってしまったら...
震災後、なお生きることを許された人間の一人として、真剣に考える必要がありそうです。

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大切だった人が、心の中に住まう日が来る

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所要時間 約 2分

私は40代のとき、いわゆる「過労」で倒れ、ごく短い間でしたが、記憶を失ったことがあります。

そのときの恐怖は、たとえようのないものでした。

記憶が無い、ということは人生が無いのと同じだということを痛感しました。

今度の大震災では、津波が数えきれないほどの命を奪いました。

一瞬にして、多くの「人生」が「無」になってしまいました。

本当に痛ましいことです。

でも、逝ってしまわれた方々の人生を、「無」のままで終わらせない方法があると思います。

逝ってしまわれた方々のことを、思い出として心の中に大切にしまっておく。

そして、折に触れ思い出したとき、一緒にいたときの幸せをかみしめることだと思います。

私も、大好きだった祖母を中学生のときに病で亡くしました。

大切な人を亡くす、ということは、悲しみではなく、恐ろしいほど虚しい喪失感に襲われるということでした。

でもいつの日からか祖母はお墓の中ではなく、私の心の中に住まい続けています。

私の手を引いて、夕暮れの町を歩く祖母。

そのことを思い出すきっかけは決まってなどいませんが、優しく手を引かれて本当に幸せだったことを思い出します。

その思い出が私に「人間」を取り戻させてくれたことが、何度あったことか。

もうすぐ私は祖母が亡くなった年齢を超えることになります。

でも、祖母が大切に守ってくれていた幼い私と祖母は、いつまでも私の中に住まい続けることでしょう。
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私たちみんな、『星の金貨』をもらおう

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所要時間 約 5分

ドイツの有名な、というより世界でもっとも有名な童話作家であるグリム兄弟に『星の金貨』という作品をご存知でしょうか?

物語の内容は、何かの理由で(作品中では触れていません)父も母も死んでしまい、お金もなく、住む家もない女の子が、道をさまよい進むうち、困り果てた人々に次々に出会います。

女の子はそれらの人々に出会うたび、たった一つ持っていた食べ物である一切れのパンから始まり、着ているものまで次々と与えてしまいます。

女の子はその都度、相手に「神さまのお恵みが、ありますように」と祈りを捧げます。

最後に女の子は下着まであげてしまい、全くの裸になってしまいます。

女の子はこのとき、神様に直接祈りを捧げます。

「私には何も無くなってしまいました。でもこれで良かったのですよね。」と......

実は私は小学生低学年のとき、初めてこの物語を読んで、あまりの犠牲的精神に驚きあきれ、「そこまでしなくたって、いいじゃないか?!」と、少々腹を立ててしまったことを覚えています。

でも物語ではこのとき、星が美しく瞬き、少女のまわりに空からたくさんの金貨が降ってきます。いつの間にか立派な服も身に着けていました。

少女はこの後、この金貨のおかげで死ぬまで幸せに暮らしました。

めでたしめでたし......

というお話です。

私たちはこれが物語であり、こんな犠牲的精神を持った人間など実在しないと考えています。小学生だった私ですら、読み終わった後、どんなにほめられることをしても、「空からお金が降ってくるはず
がないだろ」と思っていました。

どころか、その頃は子供の知恵でよかれと思ってやったことが、思いもかけない結果をひきおこし、金貨の代わりに、げんこつが降ってくることがしばしばありましたので...

しかし、この大震災のさなか、確かに少女と同じ精神(こころ)を持った人がいたことに、驚かされることになりました。

震災翌日、テレビの報道でしたが、石巻の方でがれきの下敷きになっていた高齢の女性が助け出されたとき、この女性は助け出してくれた救助隊員にこう言って謝ったのです。

「ご迷惑をかけてすみませんでした。あなた方は他にもっともっと、行かなければならないところがあるのに...」

この言葉には、

『私はもう大丈夫だから、もっと本当に助けを必要とする人のところに行ってあげてください。』

という願いが込められています。

この女性は助けだされたばかりで、家族の安否すら確認できていなかったでしょうし、凄まじい恐怖を何度も味わっていたことでしょう。にもかかわらず、まずこの言葉が出たということは、この女性が星の金貨をもらった少女と同じ精神(こころ)を持っている、ということではないでしょうか。

この女性ほどではなくとも、この大震災で苦しんでいる人々に、たくさんの人が『何かしてあげたい』と考えておられることでしよう。

私たちは震災当日から毎日一度、あおい薬局のお客さまで一人暮らしをされている方のお宅を回り、声をかけて回るようにしています。

薬剤師である妻は体調を崩された方には夕食を作って、届けながら様子を確かめています。そのとき、かけていただく感謝の言葉が私たちの心を限りなく和ませてくれるのです。

繰り返される悲惨なニュース、いっこうに解決しない福島の原発、そして明日からの生活の不安。そんな中、かけていただく感謝の言葉は、私たちにとっての星の金貨です。

少女の金貨に比べれば、はるかに少なく小さい金貨ですが、私たちが今、生きるための支えの一つになっています。

被災地にいる私たちにはつらいことが、今も、これからもたくさんあるに違いありません。でも、その中であなたが、あなたにとっての星の金貨を少しずつ受け取ることができたなら、あなたはきっと、つらくとも心豊かに生きていけるはずだと思うのです。

そしてそうした星の金貨が生まれてくれば来るほど、私たちの東北は、日本は、今までよりもっと良い社会になっていくと思うのです。

そして、つらい方、苦しい方は我慢せず、まわりの人に相談すれば良いのです。

支えることで支えられる、そのことが今回の大震災でつくづく解りましたから......

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こんなときだからこそ、あおい薬局をご活用ください。

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所要時間 約 1分

大震災はやってきました。痛恨の極みですが、これはもう動かしようの無い事実です。これからは、みんなで一日でも早く復興・復活に向け立ち上がらなければなりません。
でも、それがすぐにはかなわない方もたくさんいらっしゃるでしょう。持病や障害をお持ちの方をはじめ、様々な理由ですぐには動け出せない方もたくさんいらっしゃると思います。
さらには年齢などのことも考えると、これからの健康が気がかりだ、とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。
そんなとき、このブログとあおい薬局をご利用ください。
いろいろな不安など、体と心に関するご相談、いつでも受けつけています。ちょっとしたアドバイスも可能かと思います。
こんなときだからこそ、あおい薬局をご活用ください。

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