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星の金貨 東日本大震災や音楽、語学、ゴルフについて語るブログです。

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動物と子供たちの詩

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所要時間 約 5分

『東日本大震災で被災した人たちを励まそうと10日、阪神大震災で親を亡くし、あしなが育英会の奨学金を受けている大学4年、西山雅樹さん(23)=東京都清瀬市=や高校3年、内海博之さん(17)=神戸市=ら数人が宮城県内の避難所などを訪問した。

フインランド 2004年発行

フインランド 2004年発行

 2グループに分かれ、西山さんらは津波で亡くなった同会奨学生、松木大典さん(当時高校1年)の仙台市若林区荒浜の自宅跡付近で花を供えた。さらに、仙台市や名取市の避難所を訪問。西山さんらが自身の体験や思いを語ると、涙を流す被災者もいた。
 阪神大震災で両親を亡くし祖父母に育てられた西山さんは「生きるのがつらいと思った時期もあったが、仲間があってここまで来られた。絶対にあきらめないで」と訴えた。』

ちょっと古くなってしまいましたが、4月10日の毎日新聞の記事からの抜粋です。
わたしはこの『あしなが育英会』があってくれて、本当に良かった、ありがたい、と思っています。
カーペンターズに『動物と子供たちの詩』というヒット曲がありますが、歌いだしは

Bless the beasts and the children
For in this world they have no voice
They have no choice

動物と子供たちに幸いがありますように
なぜなら彼らはこの世界では声をあげる事ができないのです
彼らには選ぶ権利も無いのです

というもの。まさにその通りで、今回の震災でも親兄弟を失った子供たちが130人以上生まれてしまいましたが、彼らはカメラやマイクの前で何かを訴える事もできません。
震災の当日、母親を失ったばかりの幼児に向かって、「お母さんが死んじゃったよ」とマイクを突きつけた東京のテレビ局の大馬鹿者がいましたが、こうした度を超した理不尽にさえ抗議の声もあげられません。
傷つけられれば、傷つけられたまま生きて行かなければならない可能性もあります。
現に親の虐待によって、想像もできないつらい目に遭わされる子供が後を絶ちませんが、
「虐待されています」
と声をあげられる子供などいないのです。

今回の震災では、宮城・岩手・福島の3県で130人を超える子供が親を失ってしまいました。
子供たちの社会は、実は親がそのコミュニティ作りに大きく関与しており、子供だけになってしまったら社会と関わる事すら難しくなります。
それを日本で、記事にもありましたが、互いに『仲間』となることで支え合い、遺児たちがしっかり社会に足場を築いていけるようにしているのが『あしなが育英会』だと思います。
小説『あしながおじさん』はアメリカの児童文学者ジーン・ウェブスターの作品です。
匿名の後援者が孤児となった1人の女の子の成長を支えるお話ですが、日本でもテレビアニメ化されるなど、世界的な人気を誇ります。
「人間讃歌」として非常に魅力的な作品ですが、日本のあしなが育英会も、遺児たちが現実の人生の中で「人間讃歌」を聴く事ができるようにがんばっています。

我が家にはまだ大学生がいて学費もかかり、少々家計が窮屈ですが、ずっと定期的な寄付ができないか考えていました。ホームページ(http://www.ashinaga.org/)を検索し、年1回から12回まで、金額も500円以上なら自由に設定できる事がわかり、「ああ、これなら自分でもできる。」と、ささやかながら定期的に寄付を始めさせていただく事にしました。
クレジットカードを使った手続きも簡単でした。

Bless the beasts and the children
Give them shelter from a storm
Keep them safe
Keep them warm

動物と子供たちに幸いがありますように
彼らに嵐から避難する場所を与えてください
彼らを守ってください
そして凍えないようにしてください

『動物と子供たちの詩』、歌詞の最後の部分です。

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きちんと話し合おう

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所要時間 約 5分

今回の福島第一原発の事故に対する日本の対応の中、最も世界の信頼を裏切った行為は「放射能汚染水の海洋投棄」であったでしょう。韓国政府は声明を発し、アメリカや台湾のメディアは大きく報道しました。
私は人間の中で最も愚かな人間は、物事の軽重が - 何が大切で、何がそうでないかが - 解らない人間だと思っています。
いま、世界の中で日本の姿がどう映っているのか、この点において非常に気になるところです。

1988年 オーストラリア発行

1988年 オーストラリア発行

4月23日土曜日、オーストラリアのジュリア・ギラード首相が宮城県の南三陸町を訪問、子供たちにコアラやカンガルーのぬいぐるみをプレゼントし、被災地の人々を激励しました。外国の首脳として、初めて被災地を視察したことになります。南三陸町は、震災直後にオーストラリアの救援隊が派遣された町で、首相自身が視察を希望していたとのことですが、25日の中国訪問の前に日本に立ち寄った理由はそれだけでしょうか。
日本は近年オーストラリアにとって政治経済の上でなつながりが増しています。資源・食料の輸出先として、今度の震災がその経済にどれだけ影響するのか、まずはその確認が目的の来日であろう、とは容易に想像がつきます。次に、人道的見地から日本に対する援助につき、日本政府と話し合うつもりだったのではないでしょうか。
コアラのぬいぐるみを配るために、一国の首相がわざわざ来日するはずがありません。
「日本の政府当局、話し合うに値せず」
オースラリアの女性首相が出した結論がそうでない事を願うばかりです。

それにしても、日本の政治家の外交感覚の欠如には唖然とさせられるときがあります。
『民主党の鳩山前首相は(5月)5日、中国の習近平国家副主席と北京の釣魚台国賓館で会談した。鳩山氏は東京電力福島第一原子力発電所の事故について、「空と海が毎日汚染されてしまっていることを申し訳なく思う」と陳謝した。』
などは、その最たるものです。
科学的根拠に基づく話し合いも何も無く、求められていないにも関わらず、突如相手に媚びるがごとく「謝罪する」。
こういう軽率さは自国にとって不利であるばかりでなく、場合によっては相手国の政権も望んではいないその国の「タカ派的意見」に火をつける結果にもなりかねません。
加えて中国との間には、中国が発生源となっている汚染物質の日本への飛来を始めとする、環境に関する問題も山積しており、環境汚染に関する話し合いについては慎重の上にも慎重な対応が求められます。
それが突如の一方的な謝罪。
日本外交の対外感覚の無さ、その最も悪い例を、元首相がやってみせる所が「日本外交」の悲しい所です。
こんな事をするから、サクライさんなんていうおばチャンが「キレ」てしまうのです。
周辺国とは当面の対処についてはもちろん、できれば根本的解決方法に関する意見交換などを行えばいい、つまりはきちんと話し合う事が必要なのであって、そうした不断の努力と姿勢が相手の信頼を得る唯一の方法でしょう。
それが
「ぼく、日本の元首相。ごめんなさいね。」
これで得られるのは、相手の信頼ではなく、侮(あなど)りです。

最も親密な国、アメリカの援助は今回、被災地の復興に大きく貢献しました。
米軍の持つ特殊車両は災害地での道路確保に、屈強な海兵隊員は鉄道の復旧などに大きく貢献しました。
私たちがアメリカに対し、感謝と信頼の気持ちを強くしたのは、「トモダチ作戦」などというネーミングではなく、ひとり一人のアメリカ兵が被災地で見せてくれた自衛隊との協力、地道な努力、取り組みであったはずです。
そして、アメリカ国内での日本支援の様々な動き。
これらが結実して行くのが『外交』なのであって、自分1人がちょっとワカってるようなフリをするのは外交でもなんでもなく、敢えて言うなら『害口』......

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わかってしまおう、英語ニュース〈1〉

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所要時間 約 4分

iPodはここ数年のヒット商品ですが、音楽だけではなくビデオが楽しめるのが大きな魅力です。私は英語のトレーニングのため、
NBC Nightly News with Brian Williams のビデオ・ポッドキャストと
ABC World News with Diane Sawyer のオーディオ・ポッドキャストを
できるだけ毎日視聴するようにしています。

He is just the justice. 彼こそは正義である 第16代アメリカ合衆国大統領 エイブラハム・リンカーン

He is just the justice. 彼こそは正義である 第16代アメリカ合衆国大統領 エイブラハム・リンカーン

英語の上達のこつは『慣れる』事につきます。
しかし私たち日本人の日常には英語で会話する機会はまずありません。
そこで定期的に英語ニュースを聞き、できれば聞いた通りに繰り返してしゃべったりすると自然に上達するからです。
「でも使ってる単語がわからないと......」
そうですね。実は英語ニュースでは頻出するキーワードのような英単語があって、これをおさえて行くとだんだん解るようになります。
今日からは具体的にその単語を覚えてしまいましょう。一年間の不定期の『講義』を行い、あなたも英語ニュースのタイヘンリッパナ・リスナーにしてしまいたいと思います。

今日のテーマは
1. Decade
2. Judge - Justice - Justify
です。
まず Decade - ディケイド(発音は http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=Decade&stype=0&dtype=1&dname=1ss で確認してください)、「10年間」という意味で、ニュースではよくin this decade = この10年間に、この10年間で
という意味で使われます。
ここ数日のアメリカのニュースのトップは連日ビン・ラディン殺害に関するものですが、2001年9月11日のアメリカ連続多発テロ以来10年目の2011年5月1日に解決した訳で、
in this decade = この10年間、アメリカは必死に追求してきた訳です。
次に Judge - Justice - Justify = じゃッジ、じゃスティス、じゃスティふぁイ(ひらがな部分を強く)と発音しましょう。

裁き - 正義 - 正当化(発音は (発音は http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=Decade&stype=0&dtype=1&dname=1ss などで確認してください)と覚えましょう。
英語の発音のこつはアクセントをしっかりおさえる事です。
ジャッジ - ジャスティス - ジャスティファイと発音しましょう。
英語に限らず、語学はこうして関連する言葉をまとめて覚えると進歩が早まります。
余裕があれば Judge には裁判官、審判などの名詞と、裁く、判定するなどの動詞の両方がある事を覚えましょう。
justice には正義、裁判などの他、当然の報いなどの意味もあります。
justify はいい意味の方の正当化で、日本の一部の国会議員などがやってみせるシラをきる、ああいうのには justify を使ってはいけません。
ビン・ラディンのニュースが見えてきましたね。
judge = ビン・ラディンは裁かれ、justice = 当然の報いを受け、justify = アメリカはついに正義を実現した、という訳です。
最後に、これは英語の講義であって、内容・題材については『タイムリー』である、という理由だけで選んでいます。

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2001年9月11日 – 2011年5月1日

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所要時間 約 4分

5月2日のアメリカのABC、NBC、CNNなどのニュースはすべて、ウサマ・ビン・ラディン容疑者殺害のニュースで終始していました。街頭の様子を取材中のマイクには、群衆があげる歓声の凄まじい音圧がかかり、放送中の音声レベルが少しおかしくなってしまう程でした。

アメリカ合衆国 1940発行 ポニー・エクスプレス

アメリカ合衆国 1940発行 ポニー・エクスプレス

2001年9月11日、世界貿易センタービルに乗客を乗せたままの旅客機2機が体当たりし、ビルを倒壊させ、3,000人近い犠牲者を出した『アメリカ同時多発テロ事件』。その手口の残酷さ、結果の重大さにおいて前例を見ないテロ。何の罪も無い人々があらゆる残虐な方法で殺され、それらの人々がどれほどの恐怖を味わされ、そして本人はもちろん、たくさんの遺族の方々が絶望の縁に追い込まれてしまったかを考えるとき、ウサマ・ビン・ラディンは確かに「裁かれるべき」犯罪者でした。
しかし、ビン・ラディンは公の場で裁かれる事無く、殺され、そして海底へと消えて行きました。
今日はその事の是非は論じません。
ビン・ラディンは大量殺人を計画・実行し、そして10年後に殺されました。

しかし、ビン・ラディンを公判の場に引き出す事ができたなら、世界中に散らばっている事と考えられるアルカイダの組織をあぶり出す事ができたかもしれません。
各局のニュースでは『アメリカ同時多発テロ事件によって、アメリカ人が受けた心の傷は容易に癒えるものではない』と論評していましたが、であればなおさら事件の結末は、ビン・ラディン個人の抹殺で終わるのではなく、国際テロ組織アルカイダの壊滅で終わって欲しいと思います。
ここ数年の間にも、アメリカ国内では何度か大規模なテロ事件が未然に摘発されていたようですが、そうした事件が発覚するという事は、事件を画策する人間がいるという事です。
もっと問題なのは実行犯に志願する人間がいる、という事でしょう。
アルカイダの『リクルーター』は貧困に喘ぐ人々の中からテロ実行犯を育て上げ、殺人機械を作り上げます。そして殺人機械となった彼・彼女は『自爆』に多数の人々を巻き込む、という手法でテロを実行します。
始めから終わりまで人間性のかけらも無い行為の繰り返しです。
彼らはこれを『ジハード(聖戦)』と呼びます。
しかし『世界宗教』のひとつであるイスラム教が「無差別大量殺人」を聖戦とするはずが無いのです。事実、イスラム教の骨子は「社会に公正を実現し、ムスリム同士が相互に扶助し、生活において品行を保ち、欲望を抑制して、イスラームの教えにのっとって、あるべき社会の秩序を実現させようとするもの」であるとされます。そして「イスラム教では、無実の者を殺害することは一切禁じられており、クルアーン(コーラン)にも厳しく書かれている」とさます - Wikipedia - 。

アルカイダはイスラムが生んだのではなく、犯罪指向者がイスラムを利用して生み出したものなのです。
いつもいわれる事ですが、こうした問題を解決する答えを、私たち自身が持つ必要があるのではないでしょうか。
イスラムに対する正しい知識、後進国における貧困や教育の問題に対する正しい理解。
そしてこれらを解決したいと願う気持ちを。

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誰のために、何のために?!

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所要時間 約 4分

今日はゴールデンウィーク後半、なかなか自分たちでは遠出ができない後期高齢者の両親を車に乗せ、妻とともに山形県の日本海方面へ足をのばしてきました。幸い今年の連休は好天に恵まれ、山形県庄内地方にある物産館などは本当にたくさんの人出でにぎわっていました。
震災前は魚好きの父親のために、休日には時々宮城県塩釜市の仲卸市場に連れて行く事がありました。豊富な種類の新鮮な魚が、どれも安く手に入る事を喜んでいましたが、塩釜港も津波で深刻な被害を受け、再開はしたものの仲卸市場も従前通りとは行っていないようです。
それに4月に桜を見に出かけた際に仙台市宮城野区蒲生、岡田地区などの惨状を見て、両親とも相当な精神的ショックを受けたため、塩釜方面は避けた方が良いと思い、思い切って庄内の物産館まで、日本海の魚を求めに行ってきました。

プラハの街 チェコスロヴァキア1978年発行

プラハの街 チェコスロヴァキア1978年発行

物産館以外にも静謐な鶴岡市内、月山付近の山岳道路あたりの残雪、東根市の農産物直売センターなどをまわり、久々に震災から少し離れた1日を過ごすことができました。

そして帰路。
山形自動車道~東北自動車道~仙台のルートがもっとも早いのですが、連休でどの高速道路も交通量が多いため、あえて高速を使わず国道48号線経由で帰宅しました。
奥羽山脈を越え仙台市に入り、青葉区愛子地区に入ったあたりから、反対車線で山形方面に向けて交通渋滞が発生していました。渋滞は長く、車の進行速度もきわめて遅く、なかなか前に進んでいません。
ほとんどはレジャーとおぼしき自家用車でしたが、中に『災害派遣』の文字を掲げた濃いオリーブ色の自衛隊車両が何台も混じっています。そのほとんどが兵員輸送の大型トラックでした。
「そうか、この人たちは今日も休まかったんだ。」
進行方向から陸上自衛隊神町駐屯地の所属と思われます。

震災発生以来毎日、神町駐屯地からは宮城県沿岸の被災地に遺体捜索、がれき撤去などのため自衛隊の方々が出動しています。津波が襲った被災地の中でも、宮城県沿岸は一面がれきと重油まじりのヘドロで覆われた地区が多く、作業も臭気も、実に大変だと聞きました。
早朝からその作業を行い、疲れ果てて駐屯地に戻るのに、今度は渋滞で思うように帰る事もままならない。
その大変さは、すでにかつての日常を取り戻しつつある自分などには想像もできないものだと思います。
1日遊んで帰ってきた事が、何だか申し訳なく思われました。
無言ながらかける言葉も思い浮かばず、心の中で深々と頭を下げました。

渋滞のため、遅々として前に進む事のできない自衛隊車両を見ながら、ふと思いました。
「この人たちに出動や連日の作業を命じた人たち、彼らは本当に現場の労苦を思いやっているのだろうか?」と。
でも、こう思い返したのです。
「命じられたからやっている、というよりは、この人たちは可能な限り被災地の人々を支えたいのだ。その思いが無ければ、こんな苦労を何日も何日も果てしなく続けられるはずが無い。」と。
そう思って、もう一度心の中で頭を下げたのです。

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ほんとうの「今」を知りたくて、ニューヨークタイムズ、アメリカCNN、NBC、ガーディアン、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
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