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アメリカの原子力施設を襲う大火災 -1マイル先に迫る炎 –

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所要時間 約 5分

今日はIAEAの調査と発表に対する、英国BBC放送の記事の第2回をお送りする予定でした。ところがアメリカのネブラスカ州にあるフォート・カルフーン原子力発電所には洪水が迫り、水没の危険が迫っていると伝えるABCのニュースが飛び込んできました。
一方、ニューメキシコ州にあるロス・アラモス国立研究所には、折からの大火災が迫っているとのニュース。同研究所は広島・長崎に投下された原子爆弾を製造した場所として有名ですが、現在も一部の核兵器が存在しているようです。
どちらも対応策を取る時間がありましたので、福島第一原発のような事故には発展しないと思われますが、実はフォート・カルフーン原子力発電所の方には、福島第一原発と共通の「老朽原発」に関するある問題がありました。
急遽予定を変更し、今日はロス・アラモスの、明日はネブラスカの危機に関するABCのニュースをご紹介します。
その後、BBCの記事をご紹介させていただきます。
動画とともにご覧ください。

■大火災に脅かされるロス・アラモス研究所
「一万人が避難を開始」
- ABCテレビ・ニュースキャスター : ダイアン・ソイヤー -

もはや手の施しようが無くなったニューメキシコ州の山火事(大火災)は、ロスアラモス国立研究所(多くの危険な放射性物質が収納されている、最新設備の国家安全研究施設の1つ)からちょうど1マイル(1.6km)の地点まで迫って来ました。
炎はニューメキシコの研究施設からは一定の距離を保ったままのようにも見えますが、研究所の職員は風向き次第でどう変わるかわからないと恐れています。
研究所のウェブ・サイトは
「夜通し吹いた北西風が研究所への飛び火を防いでいますが、正午頃には風向きが変わる可能性があります。」と言及。
研究所側は全ての危険な物質は適切に密閉され、格納されている、と声明を発しました。
「対策として徹夜の作業を行い、研究所は遠隔地である南西の領域の、テクニカルエリアへの天然ガスの供給を遮断しました。」
声明はさらに
「すべての危険で放射性の材料が密閉され、格納された状態で残ってはいるものの、適切に保護されます。陽子加速器、スーパーコンピュータなどの主要な設備なども同様です。」と伝えています。
消防士達が火災との戦いを開始すると同時に、研究所では全ての作業を中断しました。

「消防隊にはとっては、非常に長い夜になるでしょう。」と、研究室ディレクターのチャールズ・マクミランは声明の中で言及しました。
ニューメキシコの知事スサーナ・マルチネスは、住民の避難と緊急時対応を万全のものにするため国家警備隊軍を展開したことを発表しました。さらに消防隊は研究室の周囲から延焼する可能性のあるものを取り除くため、予め焼き払った事も発表しました。
知事の要求によって、連邦緊急事態管理局は火災管理特別予算を執行しました(予算は消火活動に必要な経費の75パーセントをまかなうことなります)。
ラス・コンチャス火災(今回の火災の名前)は日曜日午後1時頃に出火したとみられています。InciWebは特殊な情報システムを使って、政府機関からの情報を一般向けに公開していますが、同レポートは、日曜日の気象状況は気温が非常に高く、乾燥し、強い風が吹いていた事を伝えています。
それらが全て、この大火災を深刻化させてしまったのです。

今日の予報は研究室所の敷地を危険にさらす、風向きの変化を予測しています。
研究所の危機管理センターは正常に稼働しており、監視のための航空機が火災の大きさや進行方向を監視するため配備されました。
付近のバンデリア国定記念物や観光地、キャンプ場などにいた人々は、日曜日のうちに避難させられました。また、自主避難勧告がホワイト・ロックとロスアラモスに対して出されています。
環境問題の専門家がその領域に配置され、大気などの測定を行っていますが、火災が発する煙の影響について懸念しています。

ロス・アラモス研究所内の低レベル放射性廃棄物の格納施設

ロス・アラモス研究所内の低レベル放射性廃棄物の格納施設

事故調査・未解決の疑問を放置したままのIAEAの見解〈1〉

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所要時間 約 3分

このような弱腰の提言は「決まりきった惰性の産物」

環境問題特派員 リチャード・バック / 英国BBC放送 6月21日

月曜日に集中して行われた作業によって、IAEAは1週間かけて開催された閣僚会議の結果を、興味深いドキュメントにして公にしました。

これは、IAEA加盟各国の政府が、現在稼働中の原子力産業に関する国際規則を、どのように変更するかを決めるミーティングです。
そしてこの25年間で世界最大の原子力事故となった福島第一原発の問題が、こうした動きを決定づけた事は間違いありません。
原子力産業に関する国際規則に何か変化があるとすれば、それはIAEAの調査によってもたらされるはずでしたが、福島第一原発への調査はたいへん軽いもので終わってしまいました。

原子炉を保有するフランスやチェコなどに隣接しているために、その脅威にさらされざるを得ないドイツやスイスの代表は、会議に対して意見を提出しました。
それは、原子炉保有国の隣国の政府は、その原子炉が安全であるかどうかを確認する権利を持つべきである、というものです。
さらに、IAEAの天野事務局長は会議冒頭の演説で、原子炉を保有する国々はIAEAが臨時に派遣する調査団に対し、いつでもその調査を受け入れるべきである、と話しました。
いずれの意見も、原子力の安全性については、その国が総合的に管理する権利を持っていると自覚する、原子炉保有各国の政府が気持ちよく受け入れられる性質のものではない事は明らかです。

こうした意見に対し、6月20日にウィーンで発表された『原子力の安全性に関するIAEA閣僚による宣言』は、原子力事故は国際的な問題に発展しうるものだとし、各国政府と監視機関との協調を強めるべきであると言及しています。そして協調の強化と、国際的な安全専門家による質の高い関与が実現は、原子力の安全に大きく貢献すると述べています。

実際のところは、この宣言の中でか細いながらも将来への保証となっているのは、「適切な原子力災害補償を提供するために、原子力事故で影響を受けるかもしれないすべての国々の懸念について表明できる、グローバルな原子力責任機関の必要性」を認識しているという部分です。
もしこれが無かったら、このような弱腰の提言は「決まりきった惰性の産物」と解釈せさるを得ませんでした。
また、宣言が「行動計画」の草案を準備することを天野氏に求めている事も含め、この中身についてはこの数週間で明らかになるでしょう。

- - - 続く

今日は自然が大好きなイギリス人、その中指揮者としても活躍したヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)の作曲による『揚げひばり』をお楽しみください。

レコードの楽しみ – トーレンスに、SMEに、オルトフォンに……

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所要時間 約 6分

- すみません、ホントのひま話です -

いつだったか、スピーカーのお話をしました。
わたしの世代は音楽の記録媒体がCDになったのは、社会人になってからしばらくのこと。
それまでは何と言ってもレコードとカセットテープ。
オーディオにそろそろ本格的にはまりだしたとき、それまで使っていた10数万円の国産のダイレクトドライブ・プレーヤー(レコード専門再生装置)よりも、音楽がよりなめらかに、繊細に再生できる装置がある、と聞きつけました。
スイスのトーレンスというメーカーのベルトドライブ(モーターにベルトを引っ掛け、それでレコードをのせたターンテーブルをまわす方式)プレーヤーがそれでした。お値段298,000円、でも悲しいことに、これだけではまだレコードが再生できないのです。まずアームを取り付けます、これがイギリスのSMEというメーカーの120,000円のお品物。次にレコードから音を拾うカートリッジ、これがドイツ・オルトフォン製で59,800円。でもこれでも足りないのです。取り付けたオルトフォン・MkⅡはMCカートリッジといって出力が小さく、オーディオアンプとの間にトランスを接続し、音を増幅させなければなりません。これもオルトフォン製で40,000円。
そしてさらに.......

レコードというのはプラスチック製の円盤なので、必ず「反り」があります。そのため微妙な音のゆがみが発生します。もし、レコード盤を真っ平らにできれば、さらに音が良くなる可能性があります。
これを製品化したのが日本のオーディオテクニカでした。レコードをのせるターンテーブルの上にアルミダイキャスト製の円形の台を設置。レコード盤をのせ、電動ポンプを接続し、レコード盤と台の間の空気を抜いて真空にします。これでレコード盤はアルミダイキャスト製の台に圧着され、ほぼ真っ平らになるのです。驚いたことに、この作業による音質の改善には著しいものがありました。
しかし、レコード盤は先ほども書きましたがプラスチック、こすれば静電気が発生しどうしてもホコリが付着し、再生するとノイズが発生します。今度はアメリカの会社が特殊な溶剤でレコードを洗うとごく薄いコーティングがなされ、静電気の発生を防ぐキットを発売しました。これが15,000円程。以来、暇さえあればレコードを洗う作業に没頭することとなりました。
ではここまでかかった費用を計算してみましょう。
298,000+120,000+59,800+40,000+40,000+15,000=572,800円也
実にスイス+イギリス+ドイツ+日本+アメリカというセットです。

ところが、このセットを組上げて半年も経たないうちに、ソニーが世界初のCDプレーヤーを発売したのです。上位機258,000円、普及機158,000円でした。ブラームスのヴァイオリン協奏曲だけで300枚のレコードを持っている年上の友人が上位機を、私は普及機を発売と同時に購入。ただし、当時はCD一枚が4,200円~3,800円。
さすがに57万もかけたアナログ・プレーヤーは、CDプレーヤーと比較しても音の上で遜色はありませんでした。
しかし、手間が違いました。
CDがトレイにのせた次の瞬間には音を出せるのに対し、アナログの方はレコード盤を専用クリーナーでホコリを取ってから、まず台の上に。ポンプをつないでスイッチを入れ、「ドッドッドッ...」といいながら空気が抜けるのを待ちます。次にプレーヤーを回転させ、回転が安定するまで待ってレコード盤にそっと針 - カートリッジを降ろすのです。
そしてA面B面。30分を超える交響曲なら第2楽章を聴き終えた段階で盤面を上下逆にしなければなりません。するとまた、空気抜きからやり直しです。
やがて発売されるCDが増え、価格も2,800円~2,000円程になった頃には、聴くのはCDばかりになっていました。

ある日、3歳の息子が「ぐーるぐるぐる...」と言いながら、レコードプレーヤーのターンテーブルを指でぐるぐる回しているのに気がつきました。
「こ、これはやめようね...いい子だからね...」
と言い聞かせましたが、また次の日も、
「ぐーるぐるぐる」......
そのうち、ターンテーブルの回転が一定でなくなっていることに気がつきました。
And Now... Et Maintenant... そして今は
CDプレーヤーは既に4代目となる一方、アナログ・プレーヤーのカバーの上にはティッシュペーパーやら使い捨てマスクやらの箱が並べられ、もはや接続もされていないのです。

かつてレコードで持っていて大好きだったのに、今となってはどうしても手に入らない曲。
今日はその中から「時の過ぎ行くままに - As Time Goes By」(映画カサブランカ)を Love Unlimited Orchestra でお聴きください。
オリジナルのバラードより、何か胸に迫る切なさみたいなもの、お感じになりませんか?

好評!「メイド・イン・アメリカ」夏のシリーズ第2回 – たちあがるおばあちゃんたちからのメッセージ –

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所要時間 約 6分

『アメリカのスイマー諸君、この夏、はじけなさい!』
- 後編 -

彼女達の「調査」と時を同じくして、ABCの Made in America チームも自身の調査を行うべく、サウスカロライナのマートルビーチの東側に向かっていました。
そこにある[タラ・グリンナ・スイムウェア]という名の小さい水泳着制作会社は、今年25パーセントの成長を達成し、このほど2つの新しい店舗をオープンしました。
デザイナーのタラ・グリンナはおよそ25年前に会社を始めましたが、既製品の水着では体に合いにくい顧客を専門に、顧客ごとにブラサイズを合わせた水着を作りました。 そして15年前にまず卸売りから始めたのです。
しかし、タラ・グリンナだけが米国で水着を製造している唯一の会社ではありません。 ユタ州ソルトレイクシティーの、ライム・リッキー・スイムウェアは、おしゃれでセンスの良い水着を制作しています。デトロイト郊外のエクセレント・スイムスーツはキング(クイーンズ)サイズの水着を専門にしています。それぞれの会社は、個々の顧客のために水泳着をカスタムにデザインし、さまざまな色とスタイルを提供します。
男性に関しては、バードウェルビーチという男性用水着が専門の会社は、1961年にカリフォルニアで創業して以来、同じ柄を使用してサーフィン用の水着を制作しています。
経済の専門家は中国との競争では、カスタマイズこそが鍵であると言っています。
「私たちは売り場に出てこう言うんです、『OK、女性はこういうのがお望みなのよ。試着してみると、必ずどこかに合わないところがあるものなの。ここはへこみ過ぎ、ここは出っ張り過ぎ。』そして直して行く訳です。」
とタラ・グリンナのスポークスマンであるクリスタル・クアンドは語ります。
「私たちは誇りを持って言うことができますよ。『私たちの製品はアメリカ製です。お困りの事があれば、どうぞおっしゃってください。』とね。」
ンジー・リチャードソンは、2年間サバンナ美術大学に通い、仕事を得るためにはニューヨークかロサンゼルスに出るしか無いだろうと考えていました。 彼女は、まさか自分がファッション・デザインの分野で働くことになろうとは考えてもいませんでした。
「私はいつもタラ・グリンナで働きたいと思っていました。自分の得意分野と関連した仕事につくことができて、とてもラッキーです。」

さて、再びこちらはコビーナ、カリフォルニアのYMCA、水泳教室のみなさんはアメリカ製水着を見つけ出し、ご機嫌のご様子。
「とても多くの人々が、不平や文句を言うだけ。」と、マーシャルは言いました。
「でも、彼らは何もしようとはしないのよ。」
「たったこれだけの事だけど、これが私ができる事なの。」

以上が、6月20日放送のアメリカABCテレビの[ワールドニュース・ウィズ・ダイアン・ソイヤー]の翻訳です。
でも、このシリーズを見ていつも思う事なのですが、アメリカの放送は自分たちがするべき事を、よーく考えていると思うのです。
日本のニュースはNHKを筆頭に、たとえば高校生の就職難を度々伝えはしますが、それを解決するために何も提案はしません。
ABCは「私たちアメリカ人ひとり一人が、毎日3ドル33セントのアメリカ製品を購入するようにすれば、アメリカ国内に10,000人の雇用が生まれるのです。」と視聴者に訴えます。
これを見たアメリカ人の何パーセントかは、日常の買い物の中、アメリカ製品を選んで買うようになると思われます。
アメリカ3大ネットワークのひとつが、たった3ドル33セントからの行動を訴えているのです。
3ドル33セントなら、見ているほとんどの人が参加できるでしょう。
実際に、この番組に出演することになった水泳のインストラクターの高齢の女性は、行動を起こしました。
それが放映され、またアメリカ製品を買おう、と心がける人が増えて行くことでしょう。

一方、24日の朝のNHKの報道では、震災と原発事故のために仕事を失ってしまった母親のために、「どうしても県内で就職したい」という福島県の母子家庭の、高校生3年生を紹介していました。
隣県の私たち宮城県人が、東北の人々が、日本人が、自分たちの消費をどこにどう振り向ければ、彼のような高校生の就職の一助を担えるのか?
そんな事は一切放送しません。
最後は彼の高校の3年生全員が、東京のトラックメーカーの工場見学を行うシーンを放映して終わりました。
全国から受験する志望者の中、もし彼が合格できれば『はじめて』彼は職を得る事ができるのだそうです。
「彼が働ける可能性のある職場は、首都圏にしかありませんでした。」
この番組を、立ち上がったあのアメリカのおばあちゃんが見たら、きっとこう言うでしょう。
「どこに解決のヒントがあるの?! 見ている人は、最後まで傍観者のままなの?!」
「何のための、誰のための『報道』なの?!」と。

好評!「メイド・イン・アメリカ」夏のシリーズ第2回 – 立ち上がるおばあちゃんたちからのメッセージ –

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所要時間 約 4分

『アメリカのスイマー諸君、この夏、はじけなさい!』
- 前編 -

前回(http://kobajun.biz/?p=621とhttp://kobajun.biz/?p=623)みなさんにご紹介した、「メイド・イン・アメリカ」夏のシリーズ第2回です。前回は「アメリカの労働者の雇用に、一番貢献している自動車のブランドは何?」というテーマで前編・後編に分けてご紹介しました。答えは「トヨタ・カムリ」とちょっと意外でしたが、今回は繊維製品のお話です。
アメリカ製ファッションには、ダナキャラン・ニューヨークやアバクロンビー、ナイキなど気鋭のブランドが目白押し、というイメージがあります。ところがABCテレビの「メイド・イン・アメリカ」チームの調査では、意外な事実が明らかに......

私たちアメリカ人ひとり一人が、毎日3ドル33セントのアメリカ製品を購入するようにすれば、アメリカ国内に10,000人の雇用が生まれるのです。
さあ、今日はデイヴィッド・ミューラーがどんな取材をし、どんなお話を聞かせてくれるでしょう?
「メイド・イン・アメリカ」チームは、水泳インストラクターのヘレン・マーシャルを見つけるために早朝、ロサンゼルスの東、コビーナ、カリフォルニアのYMCAに到着しました。
ABC Newsは水泳レッスンとエアロビクスに留まらず、マーシャルが彼女の生徒達に他の「何か」をレッスンしている、という情報をつかんでいたのです。
どうやら彼女は、ABC World News を見る一方、彼女自身の「世界のニュース」を書き綴っていたようです。
彼女は彼女は視聴者から送られるビデオを全てチェックしてきました。テキサスの主婦からの、愛用のカウボーイブーツも海外の製品なら、消防士である彼女の夫の防護服も海外の製品だった、という話も含めて。
ニューヨークのグランド・セントラル駅にやって来ました。
ドイツからやってきた若いカップルに話を聞きました。彼らはアメリカ製品を買いにやって来たようです。
「日本製に、ベトナム製。メキシコ製にジーンズは日本製......」
そして何と、アバクロンビーの袋の中から出て来たTシャツは中国製でした。
「これらの商品を買うために、わざわざやって来たの?ドイツから?」

さて、マーシャルはABC Newsを通じて、アメリカ国内で販売される洋服の98パーセントが海外製品である事、そして中国製が最も多い事を知りました。
たった2パーセントがアメリカ製品なのです。
その事がわかった後、マーシャルは教室にあるメイド・イン・アメリカのラベルを調べました。そしてYMCAに入るとやおらホイッスルを鳴らしたのです。
「メイド・イン・アメリカを見ていて、私は人々が何かを目にしたとき、自然と『大切で意味のある事を、どうすれば自分はできるのか?』と考える、という事に気づき始めたのです。」
そこで彼女は自分の水泳教室について、考えてみました。
「そして私は水着に思い当たったのです。」
彼女は生徒達を水から上がらせ、自分たちが身につけている水着のラベルをチェックさせました。
「生徒達は私が『この人、ちょっとおかくなっちゃったんじゃない?!』という目で私を見たわ。」
調べた結果、水着の生産国はカナダ、中国、メキシコからカンボジアにまで及びましたが、アメリカ製のものは一点もありませんでした。
アメリカ製品を見つけるべく、マーシャルの15フィートの高さのラックの前に集まった彼女達は、やっとひとつのアメリカ製水着を見つけたのです。

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ほんとうの「今」を知りたくて、ニューヨークタイムズ、アメリカCNN、NBC、ガーディアン、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
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