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星の金貨 東日本大震災や音楽、語学、ゴルフについて語るブログです。

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捨てられた盲目の犬、その感動的な変身 & がんへの恐怖、そしてうつ病が蔓延する日本の避難民〈第3回〉

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所要時間 約 9分

アメリカABCニュース 3月27日

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この心温まる動画はロスアンジェルスの捨てられた盲目の犬が、どうやって生まれ変わることができたのかを伝えてくれます。
ビデオはフィオーナという名の不潔なプードル、はじめは怯えていた彼女が視力を取り戻すまでの物語です。

動物救援組織[動物たちの手にも希望を]のボランティアが、ロスアンジェルス南郊のゴミ捨て場の中から一匹のプードルを救い出しました。
「フィオーナは全くうらぶれた姿をしていました。吠えることもできず、そして明らかに盲目でした。その上体中ノミだらけでした。彼女は長い間捨てられたその場所で生きてきたのです。」
救援組織の設立者エルダッド・ハガーが語りました。

ハガーと彼の妻オードリーは、フィオーナを自宅につれて帰り、殺菌消毒してして取り除いた寄生していたノミを一掃した後体を洗い、トリミングをし、健康を取り戻すまで看病しました。
これまで12年間動物の救援を行ってきたハガーは、フィオーナを見た瞬間、盲目であることがわかりました。
「彼女の眼球は白色でした。私たちはフィオーナをすぐ獣医のもとに連れて行くべきであることがわかっていました。」
ハガーは、ABCニュースのインタビューにこう答えました。

ハガーはロスアンジェルスの眼科を得意とする獣医師のマイケル・チャンのもとにフィオーナを連れて行き診断を受けさせましたが、彼女は実際に盲目でした。
高額な眼球手術のために必要な資金を調達するため、ハガー夫妻はフィオーナの物語をオンラインで公開し、寄付を募りました。
「私たちは世界中から寄付を受け、4日間で必要な金額の4,000ドル(約32万円)を調達することができたのです。」

チャン医師は、犬の眼球のレンズを交換する手術を行いました。
見えるようになったのは片目だけでしたが、多分それで十分でした。
カメラはすっかり元気になり、しっぽを振りながら、元気に病院の中を走り回るフィオーナの様子をとらえています。

[動物たちの手にも希望を]のメンバーはフィオナの物語が世界中の人々に、どんなに小さな命であってもかけがえの無いものであることを伝えてくれるよう願っています。

「人間は動物たちに背を向けるべきではありません。あなたがもし困っているとき、周囲の人々に背を向けられたらどんな気持ちになりますか?」
ハガーがこのように語りました。
「本当に困ったときこそ、差し伸べられた手によって、いろんなことが良くなっていくはずです。」

フィオーナには新しい飼い主が現れ、ビデオには全く生まれ変わった彼女の様子が映し出されています。
「彼女はいま、素晴らしい家族に恵まれとても幸せに暮らしています。初めて会った時とは全く別の犬に生まれ変わりました。」
ハガーが語りました。
「どうですか、フィオーナが世界で最も幸せな犬に生まれ変わった様子を見て、あなたも幸せな気持ちになれるでしょう?!」

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もうお分かりいただけたと思いますが、命というものは本当に大切なんだ、ということを痛感させられます。
あのうらぶれた盲目の犬が、こんな快活に、こんなに楽しそうに生きることができるなんて…
小さな命をひとつひとつ、いとおしみながら守っていける社会をつくっていくこと。
それが文明の進歩の本質だと思っています。

ましてこの国の子供たちの命は、何にも優先してこの国が守らなければならないもののはず。
それを本然として持っていない人間が、政治家や高級官僚であっては、未来が作れなくて当たり前です。

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【 がんへの恐怖、そしてうつ病が蔓延する日本の避難民 】
[福島の原子力大災害]〈第3回〉
「もっと広範な徹底的な調査を行わない限り、今回の日本の大惨事の全貌は明らかにできない」

デア・シュピーゲル・オンライン(ドイツ) 2012年3月9日

▽ チェルノブイリからの教訓

メットラーやヴァイスのような放射線専門家の主張の根拠とするのは、チェルノブイリの大惨事の研究結果です。
2011年4月『原子放射線による影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)』は、チェルノブイリの大惨事に関する最新の研究結果を発表しました。
この報告書は事故当時、工場の敷地内で収束作業を行った50万人以上の作業員の検査に基づくものです。
この結果を約100万の住民の甲状 腺に蓄積された放射線量を比較しました。
チェルノブイリの大惨事が甲状腺ガン発症の直接原因となったとみられる子供と若者の数は、6,000人を超えました。
しかし、チェルノブイリでは他の種類の癌を引き起こしたという、決定的な証拠はありませんでした。

核戦争防止のための国際的な医師団(IPPNW)とグリーンピースは、ともにUNSCEARが発表したデータに疑いを抱き、もっと広範な徹底的な調査を行わない限り、今回の日本の大惨事の全貌は明らかにできないと、真っ向から批判しています。
そしてUNSCEAR内に4つのグループを設立すべきであるとしています。

1番目は福島第一原発でメルトダウンが発生した当時施設内にいた作業員と、一般と比較して明らかに大量被ばくしてしまった人々を調査する部門。
2番目は一般市民の被ばくの実態を調査する部門。
3番目は福島第一原発から放出された放射性物質の総量と、それがどこまで環境を汚染したのか、すべての資料をかき集め、実態を明らかにする部門。
4番目は入手したデータの信頼性について専門に検証する部門。

「データを検証し、評価することは最も重要なことであり、決定的手段を手に入れることにつながります。」とヴァイスも認めています。
今回の大惨事に対する日本政府の初期のあまりにひどい情報提供の在り方を見て、国連は透明性と独立性の確保に力を入れたい、と考えるようになりました。

今年5月にUNSCEARは最初のレポートを公開し、もう一つの大きなサマリーレポートは、2013年5月に予定されています。
UNSCEARは今年5月、この問題に関する最初の報告書を公表し、来年5月にはさらに詳しい報告書の公表を予定しています。

ところで世界の複数の専門家は、一つの重要な点について同じ意見を持っています。
すなわち、原子力大惨事による心理的な打撃は、被災者に放射線そのものよりも大きなリスクをもたらす、という事です。
チェルノブイリ事故の後、避難者の多くがストレスやうつ病、絶望感に苦しみ、同じような状況に追い込まれました。
食生活が粗末になり、喫煙やアルコール依存が高まり、結果的に癌のリスクを高めることになってしまいました。

看護師の松本さんもこの点には同意しています。
葛尾難民が抱える一番の問題は、今や放射線ではなく、体を動かす機会が極端に減ってしまったことです。

村民のほとんどは、大惨事の前には懸命に働いていた農民たちでした。
今、緊急避難施設にいて食生活をレトルト食品などに頼っている彼らは、かつては自分たちが育てた新鮮な野菜を食べていました。おかげでコレステロールの値や血糖値が上がる傾向にあります。
「すでに何人かの人がうつ病になってしまいました。」
松本さんがこう語り、さらに以下のようにつけ加えました。
ここにいる避難民の人々は、それに加えて職を失い、住んでいた家も失いました。

「いったいどうしたら、事態を改善できるのか、全く見当がつきません。」
〈完〉

http://www.spiegel.de/international/world/0,1518,820314,00.html#ref=rss

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がんへの恐怖、そしてうつ病が蔓延する日本の避難民[福島の原子力大災害]〈第2回〉

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所要時間 約 11分

アメリカNBCニュース 3月27日

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【ひときわ輝きを増す金星と木星】
いついかなる場所でも、というわけにはいきませんが、夜空の天体観測の またとないチャンスが巡ってきました。ロンドン・デイリー・メールが発表した天体ショーの様子を、世界中から実際に見ることができます。
二つの太陽系の惑星、木星と金星が非常に近い場所でひときわ明るく輝いています。特に金星は最も明るく輝く時期にさしかかっています。この数年間で二つの惑星が最も明るく輝く時期に入って来たのです。
夜になれば肉眼でもはっきり見ることができますが、小さな望遠鏡があればもっとよく観察することができます。

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【渦を巻く地球の七つの海】
(スクリーンに表示される原題は『悠久の海』)

アメリカNBCニュース 3月28日

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アメリカ航空宇宙局の映像制作部門が制作した2005年から2007年まで の、世界の海流の動きを表現したアニメーション映像です。

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【もはや宇宙、という高さからのスカイダイビング】

アメリカNBCニュース 3月16日

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スカイダイビング以上にあなたの血圧を一気にあげるものはありませんが、もはやこの場 所は宇宙、という高さからのスカイダイビングならどうなるでしょうか?!
恐れを知らぬ男、フェリックス・バウムガーテンは、すでに高度13マイル(20,000メートル)上空からのスカイダイヴを成功させています。
今度は彼は何と、高度23マイル(37,000メートル)上空から飛び降りるための訓練を行っています。この高度から降下した場合、彼の肉体は音速の壁を突き破ることになります。
ちょっと比較してみましょう。ほとんどの航空機の巡航高度は5.5マイル(8,800メートル)付近の高さになります。
アメリカ航空宇宙局(NASA) はフェリックスの挑戦にいたく関心を持っているようですが、それというのもこの数年間取り組んでいる宇宙ステーション建設計画に問題が発生した場合、滞在している宇宙飛行士たちを安全に脱出させる方法の確立が目下の緊急課題だからなのです。

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追いつめられる、ということはどういう事か?
という事を考えたとき、過失も無いのに大勢の人間が追いつめられる、ということはもはや世界史上の出来事だ、という事に気がつきました。

第二次世界大戦のナチスドイツによるホロコースト。
パレスチナ難民、朝鮮戦争、ベトナム戦争、近くは1970年代の中国での文革の暴走による江蘇省・安徽省などでの200万人の餓死など。
もはや人間一人の力ではどうしようもない『運命の渦』とも言うべきものが生まれ、数限りない悲劇が生まれます。

しかし、その事の起こり際であれば、一人一人の力を合わせることにより大きな運命の渦が生まれるのを防ぐことができるはずです。
たとえばナチスドイツによるホロコースト、ちょっと前まで大きなブームになったドラッカー氏は、1930年代に当時台頭し始めのナチスにインタビューし、
「この連中は将来必ずユダヤ人虐殺をするだろう。」と確信を持ったそうです。
彼は警鐘を鳴らしましたが、多くの人は耳を貸すことなく、ドラッカー氏自身がアメリカに亡命するという結末に終わっただけでした。
その代償はとてつもなく高いものでした。600万、800万、一説には1,000万人ものユダヤ人が虐待の上、虐殺されました。
安穏と死んだのではないのです、繰り返し苦痛と屈辱を与えられた挙句、殺されたのです。

聴くべき意見を無視したことの代償はあまりに大きかった、と言わなければなりません。

アメリカの原子力技術者のアーニー・ガンダーセン氏はその著書「福島第一原発 - 真実と展望」(集英社新書)の中で
福島第一原発の4号機の使用済み燃料プールの現状は、『原子炉の炉心をそっくりそのまま取り出したと同じもの』だと書いておられます。
そしてそれが崩壊間際の構造物の上にあり、絶えず冷却を続けなければ火災を起こす危険性がある。
もし火災を起こせば、原子炉の炉心が空気中で燃焼する、という事であり、それこそ人類にとって未知の体験になり、東京はもちろん恐らくは東日本全域から人々が避難しなければならなくなるだろう、と語られています。
東日本全域が人が住めない場所になったら、日本はもう『終わり』なのではないでしょうか?

アメリカの物理学者のカク・ミチオ博士も、どうも日本の人々は現在福島第一原発で起きていることに鈍感に過ぎるようだ、と語っておられます。
まさに今この国がやらなければならないことは、全力を挙げてこの数百本の使用済み核燃料を安全な場所に移し変え、絶対に核燃料によるホロコーストが起きないようにすること、のはずなのです。

それが目下、国を守ることであり、国民を守ることであり、この国の未来を守ることのはずなのです。

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【 がんへの恐怖、そしてうつ病が蔓延する日本の避難民 】
[福島の原子力大災害]〈第2回〉

デア・シュピーゲル・オンライン(ドイツ) 2012年3月9日

〈写真 : 『屋内で』遊ぶことを課されている福島の子供たち 〉

▽ 地元の食材や水道水を避けて

一方で日本の当局は、今回の大惨事がもたらす長期的影響に関する研究を開始しました。
200万人に上る福島県民は、今後30年間経過観察を受けることになります。
これは全身の放射線検査、甲状腺の検査、そして詳細なアンケートを組み合わせることにより、今回の大惨事がもたらす影響を調査します。

莫大な費用が掛かりますが、同時に膨大な量の研究結果が得られることにもなります。

2月初旬、ウィーンに世界中から60人の放射線専門家が集まり、初期の調査結果に関して検討を行いました。
事故が続いている間、人々がどのような影響を受けることになるのか、そして今後数十年にわたる低線量被ばくによる影響について検討が行われたことを、ドイツ政府の放射線防護担当職員であり、『原子放射線による影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)』委員長であるヴォルフガング・ヴァイスが明らかにしました。

福島で放射線の脅威にさらされた人々の被ばく線量は高い数値を示しており、彼らの恐怖は極めて切実であり、日常生活の中に暗い影を落としています。
多くの住民は地元の食材、そして水道水を決して口にしようとはしません。

反核の立場にある『憂慮する科学者連盟』のエドウィン・ライマン博士は、現在の状況を以下のように見ています。
「統計上ガン発症患者数の増加が見られないとしても、放射線の影響によるガン発症者が存在しない、放射線がガン発症の原因にはなっていない、という事ではありません(統計数値は母数を大きくするなどの操作により、実際の影響を小さく見せることが可能です)。」

UNSCEARのヴァイス委員長によれば、現在不明なままなのは事故後数週間の間にヨウ素131による汚染が何を引き起こしたか、という事です(放射性崩壊による半減期が約8日間と短いため、事故後1週間以上過ぎてから調査をしても、環境中からはほとんど検出されない)。
どのぐらいの広さで環境を汚染したのか?
その地域の人々の甲状腺ガン発症の可能性に、どう影響したのか?

現在わかっていることは、チェルノブイリの大惨事の後に発生したことです。
1986年の原子炉の事故と、その後の甲状腺ガン発症率の上昇との間には明確な因果関係があります。
甲状腺がんを発症させた原因として、ヨウ素131に汚染された牛乳と葉物野菜を口にしたことを特定することができます。
放射線専門家のヴァイスは、こうした因果関係が福島県で発見されるかどうか疑っています。
ヴァイスは事故直後の福島県の子供たちの甲状腺の一斉検査の結果、蓄積された放射線量は低いものだった、と述べました。
「ただし、甲状腺がんの発症率は40歳を過ぎてからの方が高くなります。」と彼はつけ加えました。

合計で360,000人の18歳以下の子供たちが、一連の大惨事の影響を受ける場所にいました。
子どもたちは成年に達するまで隔年ごとに検査を受ける必要があり、その後は5年ごとの検査が必要になります。

葛尾村の住民と同じ状況下の人々は、事故直後から子供たちのことを心配してきました。
看護師の松本さんは15歳以下の子 供たち全員が、合計被ばく線量を記録するための放射線測定装置を身に着けさせられている、と説明してくれました。
これまでのところ放射線測定装置を身に着けて以降、危険な量の放射線を被ばくした子供たちはいない、と語ります。しかし、
「私は自問自答することがありますが、一部の母親たちの反応は過敏すぎるとは言い切れないものがあります。」
〈つづく〉

http://www.spiegel.de/international/world/0,1518,820314,00.html#ref=rss

日本の幽霊船、カナダに漂着 & がんへの恐怖、そしてうつ病が蔓延する日本の避難民 〈第1回〉

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所要時間 約 7分

アメリカNBCニュース 3月26日

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カナダのブリティッシュ・コロンビア州の海岸の沖で漂流しているその船は、幽霊船と呼ばれています。
専門家はこの船はおそらく、2011年3月11日の地震以来、海上を漂っていたものと見ています。
沿岸警備隊はこれは日本のイカ釣り漁船だと説明してくれました。この船はカナダ沖に姿を現してから、50日が経ちました。
沿岸警備隊が燃料漏れなどが無いか、近く調査を行う予定になっていますが、付近の漁業関係者などに対し、特に夜間この海域に近づかないよう警告しています。
無人のため全く灯りがついておらず、衝突等の危険性が高いためです。
そして、どのような悲劇がこの船に起きたのか、全くわからないからです。

〈バンクーバー・サン紙報道〉
東日本大震災の地震と津波によって投げ出された後、この日本のイカ釣り漁船は太平洋上を漂流し、ブリティッシュ·コロンビア州北方の海岸の沖合、120海里の地点を漂流しています。
全長150フィートほどのこの船は左舷が傾いた状態で、セント・ジェームズ岬の沖合140海里(約260km)の地点を漂流していました。
「この船はちょうど1年かかって太平洋上を漂流してきたことになりますが、だとすれば事前の計算に基づく予測をかなり上回るスピードです。」
ヴィクトリア合同救助センター・海洋調査官のジェフ・オルソンがこう語りました。

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今日から3回に分けドイツのシュピーゲル誌が、福島の原発被災地に蔓延する恐怖と憂鬱を取り上げた記事をご紹介します。
第1回に述べられている、福島の人が仮にがんを発症した場合、その原因は放射線被爆が原因である、と特定することの難しさです。
がんそのものに原因別の特徴など無い以上、体内に蓄積されている放射性物質の量、またはその人の生活環境の放射線量を測定するしかないと思うのですが…

ここまで書いて、世界中の専門家が
「除染の前に、日本全土の徹底的な放射線量の測定を実施すべきである」
と主張しているのに、なぜ日本政府がやろうとしないのかわかったような気がします。
将来に「証拠」を残したくないのでしょう。

そして「統計」の残酷さ…
10,000人ががんを発症しても、日本の人口1億1,000万で割ると0.0091パーセント。
10,000もの人生が壊され、恐怖に打ちひしがれ、本人はもちろん周囲の人々を不幸のどん底に落としても
「統計上はわずかなもの」
にされてしまうのです。

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【 がんへの恐怖、そしてうつ病が蔓延する日本の避難民 】
[福島の原子力大災害]〈第1回〉
「難しい放射線被爆を原因とするがん発症の特定」

デア・シュピーゲル・オンライン(ドイツ) 2012年3月9日


〈避難区域内の荒れ果てた我が家を見て泣き崩れる女性 : 写真もデア・シュピーゲルから〉

福島第一原発の事故発生以来、多くの日本人がガンの恐怖に脅かされながら生きることを強いられています。専門家は今回の福島第一原発の事故によりどれだけの人々が病気になってしまったか、正確な数字を突き止めることは難しいと語っています。
事故そのもの、そして事故が引き起こした地域社会の崩壊が、避難民の人々をさらに追いつめていく事態が懸念されています。

葛尾村は居住制限区域を分ける境界線によって分断されてしまいました。福島第一原発の事故の後、多くの住民が故郷を捨てることを余儀なくされました。
避難を求められた住宅の通りを隔てた向こう側の住民が『住み続けても構わない』と判断された例もありましたが、その人々も去っていきました。
彼らはとにかく目で見ることのできない放射線の脅威、ガン発症の恐怖に苛まれています。

避難した人々は今、村から車で一時間ほどの場所にある仮設住宅で生活しています。看護師の松本ともこさんは、人々のこうした恐怖を知っています。
30代の松本さんは4人の チームで村の人々の世話をしていますが、若い人たちほどこうした不安が大きい、と語りました。
「特に母親たちの!すべての母親が、子供たちが甲状腺がんや白血病を発症することを恐れています。」

このような人々の不安が科学的に証明されるには、まだ科学的データの蓄積が不足しています。
もしかつての葛尾村の住民が10年後、20年後、あるいは30年後にがんを発症したとしても、その原因を特定することは困難です。
さらに福島第一原発の事故に加え、遺伝的要素、喫煙、アルコール消費量、不健康な食習慣やウイルス感染などもガン発症の原因を作り出します。

日本人が生涯にがんを発症する割合は、これまでは約40%とされてきました。
世界保健機関(WHO)によれば、2010年には新しいがんの診断例は61万であることが確認され、2000年の50万例を上回っています。
WHOはこの増加率に基づき、2022年には新たにガンと診断されるのは67万例になると推定しています。

放射線はいったいどれだけ、この予想値を押し上げることになるでしょうか?
ほとんどの放射線専門家同様、アメリカの放射線科医師のフレッド・メットラーは、福島の事故が日本人全体の統計上のガン発症率を上げることは無いだろう、と予想しています。
『原子放射線による影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)』のメンバーでもあるメットラーは、統計の分母を日本人全体とした場合には
「仮に上昇したとしても、わずかなものにとどまるだろう。」
とAP通信に語っています。
〈つづく〉

http://www.spiegel.de/international/world/0,1518,820314,00.html#ref=rss

【 被災地の象徴的存在・桜井南相馬市長の嘆き 】〈後編〉

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所要時間 約 10分

「3月11日以前、自分たちがどんな生活をしていたのか、それすらもう覚えていない」

アメリカABCニュース 2012年3月10日

横田よしあきさんも、今後の厳しい見通しについて同じ意見です。
横田さんが経営するレストランは避難区域の端っこに位置します。来店客のほとんどが除染作業を含む原発関連の作業員です。
「作業員の人たちは毎日避難区域の中に入っていき、自分の命を危険にさらしています。」

横田さんはこう言いながら警官が検問を続ける、避難区域の入り口を指さしました。
「あの人たちのためにも、このレストランの営業を続けるべきだと思っているんです。」
営業を続けることは経営的にきついと言います。売り上げは3分の2になりました。4月に店を再開して以来、300万円ほどの赤字が出ています。

放射線の懸念は、資金繰りの上でも横田さんを苦境に追い込みました。
このレストランでは福島県の食材は安全ではない、と考える横田さんが食材を県外から仕入れています。
彼は水道水についても、放射性セシウムの有無を検査しましたが、今までのところ基準を超える量は検出されていません。もし基準を超えるセシウムが検出されたら、横田さんは父親が開業して以来47年間続いたこのレストランを廃業するつもりです。

南相馬市が存続できるかどうかは、若い家族が帰って来るかどうかにかかっています。
昨年夏、桜井市長は主に学校や保育所などに対し、市職員が中心となって行う除染作業について、東京大学の放射線研究所と提携しました。
この作業には数百億円かかる見込みです。
放射線量が下がるまで校庭の高圧洗浄を行い、各教室でふき取り作業を行います。

桜井市長は、南相馬市が第一段階の除染作業を完了して二カ月が過ぎるまで、日本政府は除染作業を完遂する計画を未だに立てられずにいた、この点をまず指摘しました。
そして第二段階ははるかに長い時間がかかります。

作業員はいまや通りと言う通りは全部、すべての家々の屋根、そして汚染された建物の壁をすべて洗浄する必要があります。
さらにパワーショベルなどの重機を使い、公園や広い運動場から地面を削り取って運び出さなければなりません。

南相馬市の除染計画部門の横田義明さんはこうした行程を終了するまで少なくとも2年を要すると予想していますが、汚染された土を補完する廃棄物処分場を確保するまでは、作業を始めたくとも始められない、と語ります、
「汚染された土を保管する見通しも立たないのに、除染を始めるわけにはいきません。誰もそんなものを自分たちが住んでいる地域に持って来て欲しくはありませんから。私たちは地域の人々に協力してくれるようお願いしましたが、今のところ支持を得るのは難しい状況です。」

桜井市長にとってこの事実は、市民の帰郷がますます遅れることを意味します。
市長自身の家も福島第一原発から20km圏 内の避難区域内にあり、自宅に戻ることはできません。
昨年一年間を通し、市長は身の回りのものを取りに3回だけ自宅に戻りました。
今月末、日本政府は放射線量の再測定を行い、避難区域の再設定を行う予定です。
桜井市長はこの措置により、南相馬市の大きな部分で避難命令が解除されることに望みを持っています。

しかし市長は一方で、帰郷したところで元通りの生活を取り戻すことはできないこともわきまえています。
「それほどに私たちの生活は変わってしまいました。昨年の3月11日以前、自分たちがどんな生活をしていたのか、それすらもう覚えていないのです。」

http://abcnews.go.com/International/iconic-japanese-mayor-katsunobu-sakurai-limbo-year-nuclear/story?id=15893746&page=2#.T1xA9d2BIrg

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私などは3.11の被災地のど真ん中で暮らしている割には、自宅が仙台市内の丘陵地帯、それも岩盤の上に立っていたためさほどの被害を受 けずに済みました。
それでも、昨年の3月いっぱいは、ドアを開けるとその向こう側には死が無数に転がっているような感覚に苛まれていました。

自宅の2階のバルコニーに出てみると、仙台港の方では巨大な黒煙が上がっており、市内至る所から緊急車両のサイレンが聞こえてきました。
でもそれも今考えてみれば、それだけたくさんの人々が「復旧復興のため」立ち働いていた証拠だった、という事になります。

ところが同じ被災地であっても、原発の避難区域となると、その悲惨さは表現のしようがありません。
私はかつて過労で倒れたとき、一時的に記憶を失ったことがあるのですが、その焦りと恐ろしさは例えようのないものでした。
人生とは、記憶の積み重ねであることをその時痛感しました。

その記憶、思い出を一瞬のうちに奪われた挙句
「もうここには住めないよ。」
と宣告されることの理不尽さ、むごさ、まさに
「どんな慰めもありません。」

しかもそれは、本来なら国民を守るためにそこにいるはずの人間たちが、その報酬を受け取っていながら、とらなければならない対策をとらなかったためでした(【 避けられたはずの事故 – 福島第一原発 】- http://kobajun.biz/?p=2093、http://kobajun.biz/?p=2108)。
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【イランで進行するハイパーインフレ】

アルジャジーラ 3月25日

急速なインフレの進行とイラン通貨の下落により、イラン政府は市民への補助金の5割引き上げを決定しました。

イラン労働ニュースによれば、天井知らずのインフレとイラン通貨リアルの下落が国家経済に与える影響が深刻さを増しているため、イラン政府は国民に毎月給付している補助金の額を50%以上引き上げることを決定しました。

目的別に補助金を給付している組織の長であるベルーズ・モラディは、差額分はただちに受領者の口座に入金されることになると25日日曜日に発表しましたが、政府の第2段の補助金給付計画が実施されるまで、口座から引き出すことはできません。

イラン政府は幅広い種類の食品とガソリンについて、補助金なしでも市民が購入できる範囲に価格を安定させ、2010年末までに第一段階の補助金支出を終了させるつもりでした。これによりイラン政府の支出も抑えられるはずでした。
この政策が実施されていた当時、アフマディネジャド大統領は
「この50年間でもっとも大規模な経済政策である。」
と表明していました。

しかし今回の追加政策により、イラン国民の大部分が月額60ドル前後(約5,000円)の補助金を受け取ることになります。
次の段階として、90%から80%の間の大部分の国民の支払いを減らすことを目標に、4月に導入されるものと見られています。
追加される補助金が、毎月支払われるのか、あるいは隔週になるのかは今回の報告書に記載はありません。
世界規模で金融取引を行っている会社が、イランの銀行との取引を打ち切ったため、イランは国際的経済市場から隔離された状態になっています。
国際銀行間通信協会(SWIFT) は、この措置はその疑惑の核兵器開発疑惑に対して課された欧州連合(EU)の制裁を支援するためのものであると表明しています。

▽ 驚異的なインフレ

一向に収まる気配が無いないインフレに対する今回の対応に対し、無駄な支出であるとアフマディネジャド大統領への批判が巻き起こっています。

補助金の給付が発表された後、食料品と燃料はより一層価格が上昇し、この国の数百万の人々を経済的苦境に追い込んでいます。
ガソリンの価格が3倍に上昇、その他の光熱費は500パーセントという異常な高騰を見せました。

先週イランで最も強力な権力を握っているアヤトラ・アリ・ハメネイは、今回の補助金計画に彼の完全な支持を与えました。
コメントの中で彼は、この方法は補助金を配布するのにふさわしい、さらにバランスのとれた方法だと語りました。

昨年国際通貨基金は、イラン政府の政策は燃料消費とインフレ圧力の減少につながったとする見解を明らかにしました。
イランの公式統計によると、同国のインフレ率は約20%にまで減少したとしていますが、ある国会議員は実際の数値は50% に近いものだと述べています。

アメリカとその同盟国によって発動されたイランの金融・エネルギー部門を標的とする新たな措置は、新年度早々から、イランの通貨リアルの劇的な下落につながっています。

http://www.aljazeera.com/news/middleeast/2012/03/201232518497295309.html

【 被災地の象徴的存在・桜井南相馬市長の嘆き 】〈前篇〉

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所要時間 約 10分

【 被災地の象徴的存在・桜井南相馬市長の嘆き 】〈前篇〉
「もう二度と、かつての南相馬に戻ることはできない…」

アメリカABCニュース 2012年3月10日

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桜井市長はその時、助けを求める必死の嘆願をデジタル地図上に書き込みました。

強力な地震と津波が昨年3月に福島第一原発でメルトダウンを引き起こしたちょうど1週間後、桜井市長は正装のベージュのジャケットを着こみ、誰もいない市役所の会議室に座って、小型のビデオカメラを見つめながら、胸の中の思いをぶちまけました。

「ほとんど電気の供給は止まっていました。」
彼は語りました。
「東京電力と政府からの情報提供は無く、私たちは全く孤立した状態にありました。」

「南相馬の市長としてお願いします。どうか私たちを助けてください。」
11分にわたる呼びかけがYouTubeに投稿されると、 情報は瞬時に広がっていきました。
支援の申し出が世界中から相次ぎ、アメリカからは数百箱の食糧・支援物資が届きまし た。

一年が経過し、桜井市長は同じ部屋で多くの善意の申し出に思いをはせていました。
米国中日大使ジョン·ルースと一緒に撮影した写真が、棚の上に置かれています。支援を 実施してくれた東京のとある地区のマスコット人形がその隣にあります。そして入口の上には西日本の非営利団体から贈られた「夢、ひめらき、勇気、そして希望。みんなで南相馬へ行こう!」と書かれた大きな横断幕が貼られています。

「2011年3月は永遠に続くように思えました。情報も無く、ライフラインは途絶し、経済活動はすべて停止していました。」
桜井市長がこう述べました。

政府が原子力発電所の20mkの地域住民に対して避難を命じた後、3月11日に続く数日間に南相馬市の75,000の住民の半数以上が街から避難しました。

放射線レベルが低下し、除染の努力も実りつつあると判断した避難者の一部が街に戻ってきましたが、市内の大きなエリアはゴーストタウンの状態が続いています。
約13,000の人々が暮らしていた小高地区は、避難区域内に含まれたままになっています。
南相馬市の大部分の人々が住んでいた旧原町市内は、警察車両と赤色灯により避難区域とそうでない地域に分断されています。

商店街も徐々に活気を取り戻しています。 市内の学校は4校を除き再開されました。
しかし市内の三割は放射能汚染の懸念から立ち入り禁止となっており、桜井市長は大勢の市民の帰還が難しい、と考えています。
「おそらくは2,000人、もしくはそれ以上帰れないのではないでしょうか。」
「もうかつての南相馬ではないのです。」
〈つづく〉

http://abcnews.go.com/International/iconic-japanese-mayor-katsunobu-sakurai-limbo-year-nuclear/story?id=15893746&page=2#.T1xA9d2BIrg

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【 タイガー・ウッズついにPGAで優勝! 】
「不毛の時代が終わり、戦いが始まる」

フロリダ州オーランド、ベイヒル・ゴルフクラブ / アメリカPGAツアー 3月25日

ついにタイガー・ウッズの不毛の時代が終わりました。
そして、彼は最終日トレードマークとなったいでたちでそれを成し遂げました。
彼にとって非常に相性の良いゴルフコースで、彼は日曜日(最終日)おなじみとなった赤いウェアを身にまとい、勝利をその手につかみ取ったのです。

最後の勝利から30ヶ月、実に924日目、タイガーは一緒に回った2位のグレアム・マクダウェルに5打差をつけて2012年アーノルド・パーマー・インビテーショナルに優勝、日曜日(日本時間月曜日朝)勝利者の席に戻ってきました、
「ほんとうに良い気分です。心の底から喜んでいます。」
ウッズが優勝後、NBCにこのように語りました。
「厳しい条件下での戦いでした。アーニー(アーノルド・パーマー)も今日はピンの位置を随分と難しくしてくれましたから。」

タイガーは今日は2アンダーの70でラウンドし通算13アンダー、2位となったマクダウェルは通算8アンダーでした。
5打差の勝利は、昨年の全米オープンでロリー・マキロイが8打差で優勝して以来、PGAツアーの試合の中で、最も大きな差をつけた勝利となりました。

「気をつけたまえ、PGAの選手諸君! ついにタイガーが戻ってきたぞ。」

NBCの解説者を務めるジョニー・ミラーの言葉です。

タイガーの最後のツアー優勝は2009年9月13日のBMW選手権でした。
彼がベイヒル・ゴルフクラブで、その不毛の時代に終止符を打ったことに驚くべきではありません。
タイガーはこのベイヒルで開催されたアーノルド・パーマー・インビテーショナルで、4年連続優勝を含め7回優勝しているのです。
そしてこの日の勝利は通算72勝目となりました。

この日のラウンドはタイガーにとって、比較的ストレスのかからない日曜日でした。
彼は最終日を1打差の首位でスタートしましたが、前半でリードをを3打差に広げました。
一方マクドウェルは出だしでダブルボギーを叩いてしまいました。その後調子を取り戻しましたが、肝心の場面でパットのミスを繰り返してしまいました。タイガーから受けるプレッシャーのせいだったかもしれませんが、彼は結局2オーバーの74でこの日のラウンドを終えました。
「今日はタイガーに近づくことすらできなかった。」
マクダウェルは、PGA TOURラ ジオにこのように語りました。
「今日のプレーに関しては、別に失望すべきところは無いんだよ。だって明らかに自分より強い相手に、ガツンとやられただけのことなんだから。」

18番のフェアウェーを歩いている時にはすでに、勝利がタイガーの手 にしっかりと握られていました。大観衆に向かい満面の笑みで応えながら、マクダウェルの後ろを歩いてきました。

タイガーはこれまでフェデックス・カップ(秋までの年間成績)を2度制していますが、今度の優勝で今年の順位を7位に上げました。現在の1位は今大会で4位タイのジョンソン・ワグナーです。

タイガーは5打リードで最終ホールにやって来ましたが、ボールが4日間のラウンドの最終となるホールのグリー ンに乗るまで、安心はできなかった、と語りました。
2012年になってから数打差で優勝を逃してきた今年の参加試合を振り返り、タイガーがこう語りました。
「今年は最後の瞬間に、優勝への生みの苦しみを味わされてきた試合が何度もあったからね。」

難しいグリーンに、難しいピンの位置、この日の試合についてタイガーは
「生き残るために必死の、神経が磨り減るような」1日だったと振り返りました。

しかし、彼の今週のゲーム運びはしっかりしたものでした。
今回の試合におけるパーオン率は全参加者中1位、パット数は4位、そしてドライバーの飛距離は11位という数字がそのことを物語っています。

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一度書いたことがあるかもしれないのですが、タイガーが次々勝ち続けていたころは明確に自分がタイガーの大ファンだとは 思っていませんでした。
ただ、タイガーが出場している試合と、そうでない試合の緊迫感の違いだけははっきり感じていました。
その後あの『スキャンダル』があってからほぼ丸2年間、タイガー抜きのPGAの試合が続きました。
何となく見ている張り合いが無くなったところに、昨年の3.11の襲来。
タイガーの復活どころか、自分たちの復活が焦眉の急になってしまいました。

毎週必ず見ていたNHK-BSのアメリカPGAツアーの試合も、もうどうでもよくなりました。
その間、タイガーはスキャンダルがもとで離婚をし、長年コンビを組んでいたキャディが去って行き、本人は治療のため入院。
いったんは何もかも失って、落ちるところまで落ちた感じでした。
そして、清算を済ませて大舞台に戻り、見事復活を果たしたのです。

これからまた「うっ、うそだろう?!…そんなことがあるのか?!」
というゴルフを堪能させてくれそうです。

正直、タイガーほどの実力者ならあそこまで堕ちて何もかも清算しなくとも、ゴルフは続けられたかもしれません。
しかし悪いことは悪い、きちんと清算を済ませた男は本当に強い!

悪いことは悪い、きちんと清算を済ませられない国にいて、ため息交じりに思いました。

【 避けられたはずの事故 – 福島第一原発 】〈後篇〉

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所要時間 約 14分

「官僚たちは『外部委員会』の報告書を自分たちが書き上げることにより、実権を持っている者が誰であるかを思い知らせた」
「外部の学識経験者などで組織された委員会などにも、互いのアラは探さない、という監査手法が蔓延してしまっていた」
「日本原子力安全基盤機構の仕事は、原子炉の状態に疑問を持つ事では無く、ただそれを認めることだけなのだ!」

マーティン・ファクラー / ニューヨークタイムズ 3月9日


    (写真と記事は直接関係ありません)

経済産業省の元官僚である古賀氏の批判は、もっと大きな問題に向けられています。
日本の原子力行政を担当する官僚は原子力の専門家でも何でもなく、本来彼らが監督すべき会社から提供される資料を、まるごとそのまま世間に向けて復唱しているだけだというのです。

「例えば日本原子力安全基盤機構、原子力安全保安院とともに安全点検を実施する政府機関においては、検査官のほとんどは電力会社や原子炉メーカーの元従業員なのです。
かれらは元雇用主の権益を守るために、しばしば安全性の問題を見つけても務めて見て見ぬふりをしています。」
藤原元検査官がこう話してくれました。

原子炉の設計に携わっていた藤原氏は、2009年3月北海道の泊原子力発電所で監査を行った際、上司と衝突しました。
藤原氏は北海道電力が行った定期点検には明らかに欠陥がある、 と主張し、検査を承認することを拒否したのです。

一週間後、藤原氏は所属する部門の長に呼び出されました。
そして検査は正しく行われた、と調査報告書を『正しい見解』に書き直すよう命じられたのです。
尚も藤原氏は拒否しましたが、結果は彼の契約が更新されなかっただけのことでした。

「上司は私に対し、日本原子力安全基盤機構の仕事は原子炉の状態に疑問を持つ事では無く、ただそれを認めることだけなのだ、と決めつけました。」

62歳の藤原氏は現在、契約が更新されなかったことの不当性について、日本原子力安全基盤機構を相手に訴えを起こしています。
この問題に関するニューヨークタイムズの問い合わせに対し、日本原子力安全基盤機構は現在裁判所で審理中の問題については回答できない、と返答しました。

東京電力とその支持者たちは、結果論において同社を批判することは的を得たものではない、と語ります。
日本観測史上最大となるマグニチュード9.0の巨大地震が発生し、巨大な津波が6基ある原子炉のうちの3基の原子炉の冷却用の電源システムを壊滅させてしまうことは、誰にも予測できなかったことだと語ります。

しかし多くの専門家、そして業界内部の人々が、この見解を否定しています。
東京電力の技術者すら、東京電力に対し何度もその危険性を警告し続けてきました。

東京電力によれば2008年に同社の技術者が、福島第一原発が最大50フィート(15メートル)の高さを超える津波に襲われる可能性を指摘した、3例の異なる計算予測を作成しました。
東京電力のスポークスマンである岩本氏は、同社は監督官庁である原子力安全保安院に対し、こうした計算予測が存在することをほぼ一年の間明らかにせず、その後も最も警戒すべき計算予測を握りつぶしていた、と述べました。
福島第一原発を15メートルを超え る津波が襲う危険性があることが明らかにされたのは、2011年3月7日、実際に津波が襲った4日前のことでした。

なぜ東京電力は発電所の防御力を高めるため、もっと早く対策を行わなかったのか?
この問いに対し岩本氏は、これらの予測は当時はまだ広く受け入れられていなかった学説に基づいた『仮の予測』であったためである、と答えました。
原子力安全保安院の職員は、東京電力に委ねてある津波対策がきちんと実施されているかどうか、同院の役割はそれを後から検証することだけである、と述べました。

正常な監査機関として機能することが期待されていた、外部の学識経験者などで組織された委員会などにも、この互いのアラは探さない、という監査手法が蔓延してしまっていたと、評論家などが批判しています。
かつての委員会のメンバーの多くが、過去および現役の経済産業省の官僚たちが委員会の議題の選定を行っていただけでなく、最終的な委員会としての見解すら自分たちで作り上げていた、と語っています。

これは原子力安全委員会が2006年に完成させた、『原子力発電所の耐震指針の重要な改訂』作成の際実際に行われたことを、神戸大学を退官した地震学者の石橋克彦現神戸大学名誉教授が明らかにしました。

石橋名誉教授は、津波防災のための新しいガイドラインを作成するための委員も務めました。
石橋氏はこれまで長い期間にわたり、地震が原子力発電所にもたらす危険性について警告を繰り返してきましたが、政府が組織した22人からなる委員会の中で、自分が批判的立場の委員の象徴としてのみ利用されている、と感じたことが何度もある、と話しています。

2006年8月、石橋名誉教授の警告一切が取り上げられない改訂ガイドラインの草案が作り上げられ、怒りに身を震わせている石橋氏には解任が告げられました。

「官僚たちは報告書を自分たちが書き上げることにより、実権を持っている者が誰であるかを思い知らせたのです。」
67歳の石橋名誉教授がこう語りました。

「福島第一原発の事故は、避けられたはずの事故なのです。」
〈 完 〉

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よくも、よくも国民の税金を使って、これだけ恥知らずな行為ができたものだ。
このような憤りを感じるのは、私だけではないはずです。
今日民放で「高級官僚が日本人の年金を争って自分のフトコロに入れ、国家に1千兆円の借金を背負いこませた」と批判していました。
しかし福島第一原発の事故原因を作った官僚たちがやったのは、税金を自分のフトコロにねじ込むだけではありませんでした。

福島の地の100,000を超える人々の故郷を奪い
日本の国土と海を汚染し
子どもたちをはじめ、東日本の人々の命と健康を危険にさらし
ただでさえ機能していなかった日本の政治をますます停滞させ
国際社会における日本製品、特に食品の価値を徹底的に破壊し
………
きりがありません。
遠山の金さん、鬼の平蔵、桃太郎侍、水戸の黄門様に大岡越前を総動員しても、この日本の中央官庁にはびこる悪は一掃できそうにありません。

これでこの記事に登場した官僚や原子力安全保安院、そして日本原子力安全基盤機構などの『独立行政法人』などが目論む原発再稼働を易々と認めてしまえば、まさに
「この国に正義はあるのか?!」
と叫ばなければなりません。

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【アメリカのネット起業家が次に目指すもの】

アメリカCBSニュース 3月18日米国のスペースシャトル・プログラムの終了により、アメリカの宇宙飛行士が宇宙ステーションにたどり着くための方法はたった一つになってしまいました。往復チケットの代金6,000万ドル(49億2,000万円)を支払い、ロシアのソユーズロケットに乗り込むことです。
PayPalとテスラ・モーターズの成功により名声を得た、インターネット起業家のイーロン・マスクは、こうした状況のすべてが気に入りませ ん。
彼はすべてを変えるべく、彼自身の会社[スペースX]社を立ち上げました。
アメリカの私企業として初めて宇宙船を建造し、打ちあげることになります。
しかしマスク氏にはもっと大きな野望があります。
望む者なら誰でも、惑星間旅行に連れて出かけることです。

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【 ウォルター・クロンカイトからスコット・ペリーまでが伝えたNASAの一時代 】

ライド・コリンズ・ジュニア / アメリカCBSニュース 3月18日我々は今週スコット・ペリーの[Space X]社の話題について様々に企画を練っていたとき、私たちの企画責任者のビル・オーウェンズがまたとないアイディアを出してくれました。
彼はCBSの番組[60 minutes(60分)]しばしばスコット・ペリーのプロデューサーをつとめたことがあります。
「スコットにアメリカの宇宙開発史について、自由に語らせればいいんだよ。彼は宇宙の話には夢中だよ。」

案の定、私たちがスコットにこの話をすると、彼の熱意は部屋を明るくするほどものでした。
彼はすぐに子供の頃の、アメリカの宇宙開発計画について熱心に語り始めました。
この頃、アメリカ中を熱狂させた宇宙開発のニュースを届けていたのは、アメリカCBSニュースのウォルター・クロンカイトでした。

私のこの時代の思い出も鮮やかなものです。私の父、ライド・コリンズは1960年から85年にかけ、CBSニュースの特派員を務めていました。父はCBSニュースのラジオ部門の担当でしたが、宇宙開発の話題となると目の色を変えて飛び回り、打ち上げの度現場に駆けつけていました。

スコット同様に、私の父も宇宙のすべてを愛しています。
想像力、科学、技術、そしてそのたすべてのものを。
私の父はモンタナ州で育ち、スコットはテキサス州西部の出身です。
似たような背景、同じような情熱。
そして父はその情熱の一部を私にも伝えました。

ですからスコットが熱心に子供の頃の話を始めたとき、私も自分の子供時代を振り返らずにはいられませんでした。
私は1969年7月、アメリカが歯締めて月面着陸に成功したとき9歳でしたが、月面からの中継メッセージ、そして月面歩行の様子を食い入るようにして見ていました。
その後間もなく、私は部分日食の取材をする父に同行する機会がありました。私たちはニューヨークの57番街から部分日食を見たのですが、隣にはウォルター・クロンカイトと彼の息子のチップがいました。
感心してしまったのは、クロンカイトが目を傷つけないようにするため、あらゆる種類の道具を予め用意していたことでした。

12歳の時、父は私に学校を一週間休ませ(!)、アメリカ最後の月面探査計画、アポロ17号の打ち上げのためにフロリダに連れて行ってくれました。
打ち上げは夜でしたが、凄まじいうなりと爆音、まばゆいばかりの光の炸裂、地を揺るがす振動が与えるスリルを今でもはっきり覚えています。

私は今51歳になり、私にも息子がいます。
私は今週の番組を編集中、息子の世代にはアメリカには宇宙計画が存在しないことに気がつきました。
スコット・ペリーは、現代のたった一代のスマートフォンですら、1969年にニール・アームストロング、バズ・オルドリン、マイケル・コリンズを、地球から送り出し、月に着陸させたミッションをコントロールしたコンピュータ以上の性能を持っています。
単一のスマートな電話を私達に言ったように、これらの日は、ニール・アームストロング、バズ・オルドリン、マイケル・コリンズは、地球を 離れ、月に着陸したときにミッションコントロールのすべてが1969年にあったより多くのコンピューティングパワーを持っています。

しかし、携帯電話でフェイスブックのチェックをすることは、私にとってはさほどワクワクすることではありません。

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【アーノルド・パーマー・インビテーショナル3日目&2日目ダイジェスト・ビデオ】
3日目[タイガー単独首位に・遼君は13打差の50位タイ]
2位にマクダウェル、3位タイにエルス、ポールター
2日目[ついにタイガーが首位タイに!]

アメリカUSPGAツアー 3月24日

アメリカUSPGAツアー 3月23日

【 避けられたはずの事故 – 福島第一原発 】〈前篇〉

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所要時間 約 10分

福島第一原発、真の事故原因は「権限を持つ原子力安全保安院などの規制当局と御用学者が、原子力業界の手抜きを見て見ぬふりを続ける見返りに便宜供与を受け、互いにもたれ合う関係が伝統的に続いてきた」こと

マーティン・ファクラー / ニューヨークタイムズ 3月9日

日本の原子力規制当局である原子力安全保安院と、福島第一原発のオペレーター東京電力(TEPCO)が、3月11日にマグニチュード9.0の地震と高さ15 メー トルの津波は、それまでいかなる科学者が予測していたものよりもはるかに大きなものだったと、口を揃えて主張しています。
このような結論を認めたため、90,000人を超える人々に避難生活を強いている、3基の原子炉のメルトダウンについて、東京電力に責任は無いと主張することを許す結果となりました。

しかし、官民がぴったりと癒着している日本の原子力産業界にあっても、幾人かの内部の人々が以下のことを証言しています。

すなわちこれまで何度も、東京電力などが予測しているものよりはるかに高い津波が東北地方 を襲う危険性を複数の専門家が指摘してきたのに、東京電力も原子力安全保安院も無視を続けてきた。
その結果、防潮堤のかさ上げや非常時の予備電源を高台に設置するといった、必要な対策をとることを怠ってきた、と。

加えて、原子力業界は一般市民の安全を守ることよりも自分たちの利益を守ることを優先していたにもかかわらず、強力な権限を持つ原子力安全保安院などの規制当局と御用学者は、これを見て見ぬふりを続ける見返りに便宜供与を受け、互いにもたれ合う関係が伝統的に続いてきたことにも、事故の原因があった、としています。
福島第一原発の事故はこのような第二次世界大戦以降延々と続いてきた産業界と行政の癒着に対し、日本よいい加減目を覚ませ!と呼びかけるための厳しい警告であったのです。

「3月11日は戦後続いてきた日本のシステム、官僚が見返りを求めて国民ではなく、産業界の側に立って行政を行ってきた、その本質を暴露しました。」
こう語るのはかつての原子力政策を推進し、かつ管理も行ってきた経済産業省産業政策局出身の古賀茂明氏です。

警告を行ったにも関わらず無視され続けた人々の中の一人に、東京大学地震研究所教授を退官した島崎邦彦元教授がいます。
8年前、島崎元教授は影響力のある東北地方沿岸部の地震に関する内閣府委員会の委員として、東京電力が福島沿岸部を襲う可能性のある津波の高さを17フィート(5メートル)としていることに対し、少なくともその2倍の津波が襲う可能性を指摘し、福島第一原発が事故を起こす危険性について警告を行いました。

2004年2月19日のたった数分間の会議の議事録は、会議を主催する政府側の官僚が、島崎教授の警告は現実離れしたものだと決めつけ、これを直ちに除外するために迅速に行動したことを記録していました。
下された結論はこうでした。
『さらなる検討を要す』

この会議は他に13人の『学識経験者』がいましたが、この結論に反対した者はいませんでした。
2年後に公開された委員会の報告書にも、島崎元教授の警告に関する記載はありませんでした。
島崎元教授は委員会は安全性確保のために、東京電力に追加の投資を強いるつもりなど無かったのだ、と語りました。
「彼らは東京電力の『経費節約』のため、私を完全に無視しました。」
現在65歳の島崎元教授は語ります。

今回の事故原因は明らかな腐敗の中にあるというより、原子力産業界と原子力行政の内部の人間たちが、互いがかゆいところに手を届かせながら、何十年間もうまいことやって来た、そのもたれ合いの中にこそある、と元教授が語りまし た。
高級官僚が判で押したような見解を発表させるための、『学識経験者』による委員会という隠れ蓑を作り、原子力産業界が誰にも邪魔されずに、自分たちが好きなようにできる体制を作り上げてきたのです。

福島第一原発の事故以降、広い意味で評価されて良い改革の一つは、政府が日本の代表的な核監視機関であるべき原子力安全保安院を経済産業省から切り離し、核監視機関の信頼を取り戻そうとしていることです。
現在このための法案が議会で審議中ですが、日本の野田首相はNISAとして知られるこの原子力安全保安院を4月初めに、より環境保護志向の強い環境省の下に組み込むことを望んでいます。

しかしながら多くの人の意見が、戦後長く続いてきた政府と産業界との暗い関係 – 癒着を解消することを、環境省一省に委ねるのは荷が重すぎる、と言っています。
<つづく>

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本来なら土曜日と日曜日は原子力問題から離れた話題を掲載するはずなのですが、大飯原発に関わる原子力安全委員会の発表を受け、これら政府機関と『学識経験者らによる外部委員会』なるものの実態を告発する、ニューヨークタイムズの記事を今日と明日、前篇・後篇に分け掲載いたします。

実はニューヨークタイムズの記事が使う英語は、アメリカNBCニュースやABCニュースが使う英語に比べると、明らかに2段階は難しく、その分翻訳に時間がかかるため敬遠したいところなのです。
しかしその記事の内容の充実していることについては他を寄せつけないものがあり、やはり真っ先にご紹介したい、そこが痛いところ。

今回も原子力産業界、高級官僚、そして『学識経験者』たちとの癒着・もたれ合いの関係について、『腐敗』という抽象的表現に終わらせること無く、明快にそれぞれの役割を明らかにしている点など、日本のマスコミにはとても期待できないところです。

しかし明らかにしてもらった分、日本人としては『それほどにひどいのか?!』という新たな憤りを感じないわけにはいきません。
私たちの税金から高い報酬を受け取る高級官僚、その実態はどうなっているのか、明日の後篇もぜひお読みください。

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猫は飛べるのだ!【奇跡の猫シュガー、19階からジャンプ!】

アメリカCBSニュース 3月22日


救助隊は彼女のことを奇跡の猫と呼んでいます。
彼女の名前はシュガー。ボストンにある飼い主の高層マンションの19階の窓から、白い毛並みの良いボールとなって飛び出してしまいました。
そのまま下まで飛び降りた彼女、驚いたことに無事だったのです。
「私は窓の外を見るたび、いつも『わぁー、なんて高いんだろ!』って言ってたんです。」こう語るのはシュガーの飼い主であるブリタニー・カークです。
彼女は『生けるものは9回助けられる』という古い格言を信じています。
「でもシュガーはそのうちのひとつかふたつ、使ってしまったんじゃないかしら。ひょっとしたら、8つまとめて使っちゃったかも。」

動物救急センターのスタッフがシュガーについて詳しく調べましたが、肺の中に小さなかき傷のようなものを見つけた以外、目立った外傷も、骨折も、裂傷もありませんでした。
セ ターのスタッフはシュガーが飛び降りたのは、150~200フィート(45~60メートル)の高さだろうと見ています。

これを聞くと驚きますが、猫は9階『以上』の高さから飛び降りた方が、生き延びる確率が高くなる、という研究結果があることを動物救急センターのスタッフが教えてくれました。
「高い方がリラックスして、本来持っている能力を発揮することができるのです。ムササビと同じように手足を使うことができるのです。そうやって落ちるスピードを緩めることができるのですよ。」
レスキュー隊長のブライアン・オコナーが説明してくれました。

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【 アーノルド・パーマー・インビテーショナル初日ハイライト・ビデオ 】

アメリカUSPGAツアー 3月22日

石河遼君も出場の米男子ゴルフツアー(USPGAツアー)のアーノルド・パーマー招待、フロリダ州オーランド・ベイヒルクラブでの第1ラウンドのダイジェス
ト・ビデオをお送りします。
石川遼くん1イーグル、2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73で、1オーバーの38位スタートとなったようですが、ビデオには登場するでしょうか?
タイガー・ウッズは出てきますよ。

【 真実を隠し続ける日本政府と政府機関 】

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所要時間 約 9分

日本再建イニシアティブ・福島原発事故独立検証委員会の報告
「福島周辺の市町村や住民の苦しみ、一向に軽減される見込み無し」

アルジャジーラ 2012年2月28日

新たな調査報告書は、日本政府が福島第一原発事故の規模を小さく見せようと画策する一方、首都圏の全住民避難を検討していたことを明らかに。

福島原発事故独立検証委員会(http://rebuildjpn.org/) が発表した報告書によれば、日本政府は3月11日に襲った巨大地震と巨大津波によって引き起こされた原子力大惨事の真実の災害規模を理解しようとせず、あまつさえ国民に対し事故の規模を小さく見せかけようと奔走していました。

当時の菅首相と彼のスタッフは3月11日に襲った巨大地震と巨大津波が起きてから約3日間、今回の災害により日本の存在自体が脅かされる最悪のシナリオの検証を続け、最悪の場合は首都東京からの脱出も検討していたことを、一般財団法人日本再建イニシアティブによる報告書が明らかにしました。

菅前首相は数千万人に上る首都圏の住民が避難せざるを得なくなる事態を避けるため、福島第一原発の職員らにその場に留まって『悪魔の連鎖反応』を食い止めるよう、命令しました。
この時点で、福島第一原発内では隣接していた原子炉建屋の水素爆発により、施設内に貯蔵されていた数千本の使用済み核燃料が溶け出し、大量の放射性物質を噴き上げる恐れがあったことをこの報告書は明らかにしています。

▽ 悪魔の連鎖反応

2月に行われたロイター通信とのインタビューの中で65歳になった菅前首相は、福島第一原発の事故が完全に制御不能に陥り、原発から240kmにある首都圏3,500万人の住民全員を避難させなければならない事態に追い込まれる悪夢にとりつかれていたと話しました。

官房長官だった枝野幸男氏は、当時政府のトップ・スポークスマンの役割を担当していましたが、
事態が最も急を告げていた時点では、かつての東海原子力発電所事故のとき同様、福島第一原子力発電所の施設全体で危機が果てしなく拡大していく『悪魔の連鎖反応』が発生し、東京を危機に陥れる事態を恐れていた、と調査機関に語りました。
「私の頭の中には、原子炉が次々に破壊されていく地獄のシナリオが繰り広げられていました。」と語り「そうなれば東京は壊滅してしまったでしょう。」
と締めくくりました。

30名の大学教授、弁護士、ジャーナリストからなる調査チームは、巨大地震と巨大津波の二重災害が引き起こした福島第一原発のトリプル・メルトダウンに対する政府の対応を検証しました。

2011年9月以降この調査委員会は、当時の海江田万里経済産業大臣や枝野官房長官を含む300人以上にインタビューをしています。

▽ 相互信頼の欠如

レポートのコピーを事前に入手していたニューヨークタイムズは、当時主要な役割を演じた菅前首相、東京電力本社、そして福島第一原発の現場との間の信頼関係の欠如を指摘しました。

菅政権、東京電力、原子力規制当局、そのすべてが批判にさらされていました。
双方ともに事故の初期に適切な対応を行うことに失敗し、危機を拡大してしまったことは明らかであり、日本政府や官僚に対する国民の信頼を増々低下させました。

アルジャジーラのスティーブ・チャオは、菅氏が昨年8月に首相を辞任したにも関わらず、福島周辺の市町村や住民の苦しみは一向に軽減される様子は無い、と福島から報告しています。
「漁船は港につながれたままになっており、漁業資源の豊富な海に放射性物質が流れ込んでしまった今は、漁業という産業そのものが殺されてしまったも同然です。」
「海洋生物学者は、福島県周辺の海域で再び漁業ができるようになるには、数十年の歳月を要する可能性があると指摘しました。」

中東の代表的な原子力専門家であるイマド・ハッドーリも、福島周辺の放射線の除去作業には長い長い時間がかかる、という点で同意見です。
「破壊された福島第一原発内から未使用の核燃料と使用済み核燃料を取り除き、汚染されたありとあらゆるものを処理した上で、地中深く埋めてしまうまでには少なくとも30年、40年の歳月を要することになります。」
「そして汚染された海や土壌から汚染物質を取り除く作業にも、20年以上かかるでしょう。1986年に事故を起こしたチェルノブイリ原子力発電所の場合、26年を経た今でも汚染の除去は終わってはいないのですから。」

http://www.aljazeera.com/news/asia-pacific/2012/02/201222854032801371.html
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「主要な分野で二ケタ前後の伸びを記録」

アメリカABCニュース 3月21日

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今年に入り、多額の現金が動くアメリカの市場は、驚くほどの活況を呈してきました。
経済全体、株式市場、債券市場、すべてが予想を上回る伸びを示しています。
今週には長い間不振をかこっていた一般住宅市場からも、復興の兆しを伝える報告が相次いで4件ももたらされました。
全米のほとんどの場所で価格低迷が5年間続いてきましたが、ここに来て住宅建設、住宅 販売ともに上昇の兆しを見せています。
極めて低い実績しか残してこれなかった住宅市場は今、将来のプロジェクトについて、明るい見通しを持つに至りました。

ダウ工業株指数とS&P 500(米国 経済のパフォーマンスを表す株式指標)は先週2パーセント以上上昇しました。大手銘柄の株価は年初と比較すると10%以上上昇しています。
国債の利回りの改善により、驚くほど多くの投資家が戻ってきました。
10年物の国債の利息は現在2.3%前後 です。先週起きた国債の売り切れ状態は、経済回復の力強さを象徴する出来事です。
こうした動きは原油価格を押し上げることにもなりました。
伝統的に原油価格の指標とされているウェストテキサス原油の取引価格は、世界の先物市 場で107ドル前後の取り引きとなっています。
アメリカで販売されるガソリンの小売り価格を100とすると、その55を原油価格が占めています。
アメリカ・エネルギー庁が先週行った公式の調査の結果、さらにガソリン小売価格の上昇する可能性があります。
AAAによれば現在のガソリン小売価格は一カ月で31セ ント、昨年と比較すると28セント高(1ガロン=3.9リットルあたり)になっています。

アップル社は現金で作られた山の上に君臨しし、今日にもその分配をどうするか株主に通 知する予定です。多くの投資家が配当を受けることになるでしょう。昨年末の時点でアップルは976億 ドルの現金と有価証券を所有していました。
当社はそれをどのように配分するか説明を行うため、電話での会議を予定していました。
分配は株主に対する配当を行うと同時に、アップルの株式所有権について、一般の株式とは異なる形で公開することになるでしょう。
投資目的のファンドなどは、配当金を支払わない株式を購入することは許されません。

多重債務国のひとつ、ポルトガルがギリシヤと同じ途をたどる危険性があることを、巨額 の資金を持つ債券投資家のPIMCOの責任者がインタビューで明らかにしました。
ドイツのニュース誌デア・シュピーゲルは債券投資信託会社の最高経営責任者(CEO)の話として、ポルトガルの債務支払い能力について深刻な疑念を投げかけ、第2の救済プランが必要になるだろうと述べています。

運輸会社のUPSはヨーロッパの運輸会社TNTの買収に同意したことを明らかにしました。買収価格は68億ドルの予定です。

【 お忍びの大統領夫人の前に現れた女性、突然の頼みごととは?! 】

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所要時間 約 9分

アメリカNBCニュース 3月20日

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大統領夫人が煩雑なホワイトハウスの公務の合間を縫って、時々脱出に成功し、内緒でショッピングしているときの様子が少しばかり明らかになりました。
きのうの深夜番組で大統領夫人は、最近彼女のある特徴をねらって近づいてきた一人の女性について、司会のデヴィッド・レターマンに語りました。

「だれも私が大統領の妻であることに、気づいた人はいませんでした。
なぜなら一人の女性が私に近づいてきて、あることを私に頼んだからなのです、何だかわかりますか?」
「そのとき私は洗剤売り場の通路にいました。彼女は近づいてきて、私にこう話しかけたのです。」
『あなたに子供の使いをさせるつもりはないんですよ、ごめんなさいね。でもお願いしたいことがあるんです。』

私はてっきり政治向きか何かの話だと思い、少しばかり身構えました。
ところが彼女のお願いを聞いて、そんなふうに身構えたことが少し恥ずかしくなってしまったのです。
『あなたならあの棚の上まで手が届くでしょ。あの洗剤を一つ私に取ってくださらない?つまらないことをお願いしてごめんなさいね。』

確かにこの女性は、話しかけた相手が単に背が高いだけではなく、大統領夫人だという事には気がついていなかったようですね。
てもこの程度のお願いを聞いてあげるのに、わざわざ正体を知らせる必要もありませんが。

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こういうニュース(?)は本当に楽しいですね。
できることならこんなニュースばかり翻訳してご紹介できるのなら、私も毎日楽しく続けられるのですが。

まったく対照的なのが、以下の日本の現実。
私の目下の悩みは、この国の仕組みは国民の命や生活を守るためにあるのではない、3.11をきっかけ にそのことに気づいてしまったことです。
明治太政官政府の行った国権主義、すなわち国家としての利益追求の道具としか国民を見ていない。

しかし、その明治政府の官僚は、もちろん今と同じ性質の悪い奴もいたでしょうが、司馬遼太郎さんが何かの中で書いていましたが、多くは「自分が一日休めば、日本という国家の歩みがその分遅れてしまう」と考える無私な人間が多かった。
ところが、今の官僚は国民の税金を自儘に使い、いくつになっても、はなはだしい場合にはやめた後も自分のフトコロが潤うように潤うように、そればかりに目の色を変えているように感じます。

日本という国はたとえばスーパーマーケットは、一番上の棚に手が届かない、などという事はあり得ない程、そうした面のサービスは徹底的に検証されている。
ところが、ほんとうに原発を再稼働させる必要はあるのか、TPPには参加しなければならないのか、財政再建には増税しか手段は無いのか、もっともっと大切なことの検証は極めておざなりにしか行われません。

「今の日本の低劣な国会議員が、そっくりまともな議員に入れ替わるまでには、2世代かかる。」
こう語ったのはある英国の政治学者だそうですが、自分はもうその頃は生きてはいないでしょう。
しかし、来たるべき世代のため、私たち国民まで手を抜いてはいけないと思っています。

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【 3.11災害後の日本を検証する 】〈第9回・最終回〉

ニューヨークタイムズ 2012年2月8日(一部3月10日改訂)

▽税制改革推進のための内閣改造

野田首相は天文学的とも言える規模まで膨らんでしまった日本の財政赤字を、消費税増税により減らしていきたいと考えています。
現行5%の消費税を2013年に8%に、2014年に10%に引き上げる予定です。

そのため2012年1月に彼は彼の失言癖のある防衛大臣を交代させ、17閣僚のうち5名を入れ替える内閣改造を実施しました。
市川元防衛大臣は、1995年に沖縄にある米軍基地で働く3人のアメリカ人が、高校生の少女に暴行を加え、沖縄全島に反基地運動が巻き起こった事件について、あまりに知識が無さすぎる点について沖縄県民から猛反発を受け、解任されました。
他の重要ポストである財務大臣や外務大臣はそのまま留任となりました。

このような閣僚の交代は、日本では首相が何か大きな政策の実施や転換を行う際にはありがちなことです。
野田首相は先進国の中でも1、2を争うほどの巨額の財政赤字を減らすための取り組みに、政治的な弾みがつくことを願っています。
彼はまた、高齢化が急速に進むこの国の首相として、資金不足に陥っている退職年金制度の強化を約束しています。

彼の内閣に対する一つの決定的要因として、民主党の重鎮であり、かつての外務大臣である岡田克也氏を、税制問題にあたらせるべく副首相に任命しました。

しかし、野田首相の税制計画は参議院で多数を制する野党からだけでなく、彼自身が党首を務める民主党のメンバーからも、激しい抵抗を受けています。
市川防衛大臣の解任は、税制改革に反対し続ける最大野党の自民党に歓心を買うための、示威運動に過ぎなかった可能性があります。

市川防衛大臣の発言はもう一方で沖縄県民からの新たな怒りを煽り、沖縄本島の新しい場所に海兵隊航空基地を移転させるという野田首相の努力を、複雑なものにしてしまいました。
普天間基地移転の遅れは、これまで最も重要なアジアの同盟関係を維持してきた、東京とワシントンの関係の痛点となっています。

こうした閣僚交代劇が野田首相の企図する税制法案の議会通過を、容易なものにするかどうかはまだ予断を許しません。
野田首相はまだ党内の反対意見を圧伏させる必要があります。

▽ 防衛戦略

外交政策では、中国の興隆と北朝鮮の核問題が、日本の長年のポリシーを追認するように作用しました。
アメリカが提供する安全保障の傘の下で数十年間おとなしくしてきた日本ですが、ここに来てこの地域でのより積極的な役割を模索し始めています。

2001年9月11日 のアメリカへの大規模テロ攻撃の後、日本はアフガニスタンで活動する多国籍軍の軍艦に燃料を供給するため、インド洋へ海上自衛隊の艦艇を派遣、さらにアメリカ軍の兵員輸送と貨物輸送を行う航空機の提供と併せ、人道支援のためにイラクに部隊を派遣しました。

世界でも5本の指に入る豊富な軍事予算と、最も洗練された装備を有する日本の自衛隊は、その攻撃能力を高めることにも着手しました。
また日本はアメリカのミサイル防衛構想に開発面と資金面での参加を決定、2007ら防衛庁が防衛省に格上げされたのです。
そして2010年には早くも、一部の人間が戦後アメリカによって『押し付けられた』と主張する『平和憲法』を、国民投票によって修正可能とする法案が議会を通過しました。

冷戦後の時代の防衛構想はどうあるべきか、そのことを徹底的に再検証する必要も出てきています。
2010年12月日本の新聞は、ロシアの脅威に対する重装備・重装甲の部隊編成より、南西諸島付近で存在感を強める中国に対応するための、より機動性の高い部隊を展開する必要性を重視した日本の新たな防衛構想について報じました。
日本の新たな防衛戦略は、日本とアメリカがより緊密な共同作戦を展開できるようにするための装備・体制を求めています。
〈完〉

http://topics.nytimes.com/top/news/international/countriesandterritories/japan/index.html?scp=1&sq=fukushima%20surprise&st=cse

【 圧倒される映像 : 氷の世界 】

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所要時間 約 8分

アメリカNBCニュース 3月18日

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今日のこの番組は季節外れの暖かさについてでしたが、今度は正反対の天気の下でのお話です。
まだ見た人がほとんどいない、NBCのディスカバリーニュースで7回に分け放送予定の「氷の世界 - Frozen Planet」の一部をご覧いただきましょう。
NBCのミッシェル・フランゼンがご紹介します。

レポーター : 私たちが暮らす場所とは別世界の見事なシーンが展開されていますが、これはこの地球の極点での様子です。その息をのむほど美しいシーンもあれば、一方では自然の厳しさに心打たれるシーンもあります。
これらの映像は何年もかかって、写真家と科学者たちがNBCのディスカバリーニュース「氷の世界 - Frozen Planet」の番組のため、信じられないような条件下で撮影に成功したものです。

「これらの映像は本当に、信じられない程素晴らしい映像ばかりです。これは地球の本当の姿を、見事にとらえきっているものと言って良いものと思います。」

レポーター : 素晴らしいスタッフの一人、ディレクターのチャド・ハンターは、氷点下の世界では人間の肉体の限界を含め、何もかもが限界への挑戦だと語りました。寒さのために流れ落ちる涙がたちまちに凍りつき、まぶたまでがその氷で塞がれてしまい、目を開き続けるためには自分の目をパンチしなければならない程でした。

レポーター : 南極では海中に巨大なつららが出来ていく様子を、時間を追って撮影することに成功しました。
海底に達したつららが、そこにいた生物を凍りつかせて殺してしまいます。
もっとずっとなじみのあるもの、プロデューサーのヴァネッサ・ヴァーロウィッツは妊娠中のホッキョクグマを追い続け、2匹の子グマを出産し、育てる様子を5ヶ月間にわたり撮影し続けました。
「撮影中、母グマが子供たちを絶体絶命のピンチに追い込んでしまいました。私は何とか助けてあげたいと思いましたが、次に起きることを黙って待つ以外は許されないのです。」

レポーター : 撮影されたドラマティックなシーンは、動物たちが生き延びようと懸命に戦う姿をとらえています。
ペンギンたちがアシカの餌食になるのから逃れるため、水の中を突進するシーン。
シャチの群れが氷の上にいるアザラシを海中にたたき落とすべく、協力して大波を起こすシーン。
そして無言の巨大なシャチが突如現れて、驚かされる一幕もありました。
「厚い氷に開いた小さな穴のそばに膝まずいていたところ、突如海面が盛り上がったかと思うと、巨大なシャチが姿を現し、3メートルほどの高さにジャンプしました。その瞬間私とシャチの目と目が合いました。こんなエキサイティングな経験は初めてでした。」

レポーター:壮大なスケールの旅を誰もが今。目の当たりにすることができます。
ミシェル・フランゼン、NBCニュース、ニューヨーク。

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久々に、見て感動できる映像です。
自然の中で、偉大なメカニズムが働いていることを実感させられます。
これを見て感じるのはやはり、私たち人間が第一にやらなければならないことは、人間を含め数多くの生き物たちの命を守ることだということです。
そして次に命を育む場を守ること。

『便利さ』や『経済的メリット』のためには生命が脅かされても仕方が無いなどと考える方々には、21世紀の地球からご退場願う必要があると思うのですが。

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【 3.11災害後の日本を検証する 】〈第8回〉
[ 危機の中の民主党の選択 ]

▽一連の首相交代劇

自由民主党は戦後の歴史のほとんどの期間、日本を政治的に支配してきましたが、ここ数年は変化を続ける時代に対応できずにいま した。
地方開発補助金交付を地元の人気取りに利用する、相も変わらぬ政治手法から脱却できない自民党に愛想を尽かした有権者は、もはや手に負えない状態に見える政治的麻痺と景気低迷の中で、沈む一方の日本経済に終止符を打ってくれるよう、怒りを募らせていました。

そして2009年8月の総選挙で、自由民主党は民主党に敗北し、民主党党首の鳩山由紀夫が同年9月に首相となりました。
ライバル民主党が主導権を握ったことにより、大きな変化が日本の地平線上にあるように見えました。
しかしこれまでのところ、民主党政権が日本の有権者に与えたものは失望でしかありませんでした。
この結果2010年6月に行われた中間選挙で民主党は敗退、同党が『第二次大戦後の硬直した体制を改める』とした公約を実行する能力を持っていないことに、国民が失望していることを証明しました。

国を改造する、と大胆な約束を行い首相に就任した鳩山氏でしたが、沖縄から米軍基地を県外に移転する問題でつまずき、就任後わずか8か月で辞任を表明しました。
2010年6月に党首選挙が行われ、民主党は活動家のルーツを持ち、わかりやすい言葉で話す元財務大臣の菅氏を首相に選出しました。

菅氏の政権もこれまでと変わらぬ、依然と寸分違わぬ経緯をたどりました。
政権は60%の高い支持率のもとスタートしましたが、指導力不足の批判にさらされ支持率は低下の一途をたどりました。
そして2011年8月に辞任に追い 込まれました。
これでこの5年間に、6人の首相が辞任に追い込まれたことになります。

党内選挙で事前の予想では1位2位を走る二人に離され、3位にとどまっていた野田氏の首相選出に国民は驚きました。
党内選挙のキャンペーン期間に野田氏は経済問題に重点を置き、自らを実業界寄りの保守的財政家として規定しました。
そして、膨らみ続ける国の負債を削減し、円の高騰に歯止めをかけ、デフレーションとして知られる価格低迷を打破できる政治家として自らを喧伝しました。
野田氏の2011年8月の勝利は誰にとっても驚きでしたが、政治アナリストはその勝因の主なものは、民主党議員が単に目先を変えたいと考えたからに過ぎない、と述べました。
〈つづく〉

http://topics.nytimes.com/top/news/international/countriesandterritories/japan/index.html?scp=1&sq=fukushima%20surprise&st=cse

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ほんとうの「今」を知りたくて、ニューヨークタイムズ、アメリカCNN、NBC、ガーディアン、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
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