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星の金貨 東日本大震災や音楽、語学、ゴルフについて語るブログです。

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【放射能汚染・こどもたちの真のガン発生割合】〈第1回〉[フェアウィンズ]

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所要時間 約 9分

「250,000ベクレルに汚染されたスギ花粉の飛来・空間線量再上昇の恐れ」

フェアウィンズ

Cancer Risk To Young Children Near Fukushima Daiichi Underestimated from Fairewinds Energy Education on Vimeo.

フェアウィンズは、国立科学アカデミーのBEIR第7号レポート[電離放射線の生物への影響]を基に、福島第一原発の近くで生活する幼い子供たちのガンの発生確率を分析しました。
BEIR第7号レポートの内容を分析した結果、年間20ミリシーベルトの被ばくをすれば、幼い女の子の場合100人に少なくとも1人がガンを発生することになる、とフェアウィンズとしては結論を出していました。
20ミリシーベルトの値は日本政府が定めた、福島第一原子力発電所周辺住民の1年間の法定限度被ばく線量です。
このビデオの中で、福島第一原発周辺で暮らす子供たちの本当の発がん割合を過少評価していることを、イアン・ゴッダードがBEIR第7号レポートを基に分析・証明していることを、フェアウィンズとしてご紹介いたします。
イアン・ゴッダードの科学的分析に着目した結果、フェアウィンズは20ミリシーベルトの被ばくを5年間続けてしまえば、幼い女の子の場合、20人に1人の割合、すなわち5パーセントの確率でガンを発症する、と結論を改めざるを得ませんでした。

こんにちは、フェアウィンズのアーニー・ガンダーセンです。

今日はイアン・ゴッダードによるビデオをご紹介したいと思いま す。
し かしその前にBEIRについてご説明しましょう。ビアはビールの事では無く、アメリカ国立科学アカデミーが発行する「放射線の照射による生物への影響」報告書のことです。
この報告書は私に日本からもたらされた2つの報道記事について考えさせ ることになりました。

ひとつは日本の代表的報道機関、NHKのもの。
内容は極めて高い値のセシウムがスギ花粉から検出された、というものです。
この事実は杉の葉の先端部分にセシウムが蓄積されていることを暗示しています。
発表されたデータによれば、このスギ花粉には1キログラム当たり250,000ベクレルの放射性物質が付着しています。


これはもちろん、大変深刻な事態です。

春になればこれらのスギから大量の花粉が大気中に放出されることにより、セシウムの空間線量が再び上昇してしまうからです。
現在の私の関心は日本がこれに対しどう対処するのか、という事です。
しかし、この問題に関する関係機関の報告としてNHKが報道したものがここにあります。
「これによる影響は東京では通常の10倍 ほどの被ばくをする程度にとどまり、健康上大きな問題は発生しない。」
現在、様々な予測がたてられていますが、毎秒約25万個のスギ花粉が放出が始まってしまったら、日本の皆さんは十分以上の注意をする必要があります。

2つ目も日本からのものですが、ジャパンタイムズに掲載された一つの記事についてです。福島県内で放射能に汚染されたイナゴが捕まえられました。
現在このイナゴは、1キログラムあたり4,000ベクレルの放射線に汚染されています。
なぜ今、このことが重要なのでしょうか?
ビールのつまみにイナゴの佃煮を食べる日本人がいます。
たとえばこんな感じです。
「冷えた一杯のビールのつまみに、しょうゆで煮込んだカリカリとした食感のイナゴを好んで食べる人がいます。一口スナックとしてうってつけの大きさのためで、一部の科学者はこの程度のことに目くじらを立てる必要はない、と語ります。」
しかし私の意見は違います。
ビールを飲むのは結構、しかし4,000ベクレルの放射能に汚染されたイナゴを口にするという事は、食文化の範囲にとどまる問題ではありません。

〈つづく〉

http://fairewinds.com/content/cancer-risk-young-children-near-fukushima-daiichi-underestimated
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今日から再びフェアウィンズのアーニー・グンダーセン氏にご登場願い、放射線被ばくによる発がん性の『真実』について説明してもらいましょう。
長いので6回ほどに分け掲載する予定です。
ビデオも添付しましたが、30分近くあってグンダーセン氏の顔だけ映っている時間も長く、訳文だけご覧いただいても差し支えないかもしれません。
第一回は本論に入る前の部分、スギ花粉の放射能汚染について大事な話をされているところをメインにさせていただきました。
それにしても、「大変深刻な事態であり、日本の皆さんは十分な注意を怠ってはいけません。」と言ってくれるグンダーセン氏の言葉は、「普段と変わらぬ生活で結構、布団も外に干してかまいませんよ。」などと言ってはばからない、良心を持たぬ科学者の存在を際立たせることになりました。

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【 福島第一原発危機発生当時の政府『崩壊』 】

アメリカCBSニュース 2月27日

日本で発生した壊滅的な地震と津波から1周年となる日まで残すところ2週間を切りましたが、悲劇をより大きなものにした福島第一原発のメルトダウン発生当時の詳細が明らかにされ、議論が熱を帯びてきました。

2月27日、取材用のヘリコプターが機能を失っている福島第一原子力発電所を、完全に視界に収めるところまでの接近を許可されました。
そして今日、一通の報告書が危機発生時、日本の指導者たちがどうしようもない混乱の極にあったことを明らかにしたのです。

福山官房副官は、調査員にこのように語りました。
「通常の指揮命令系統は、完全に崩壊していました。」

CBSのニュース特派員ルーシー・クラフトは 津波が福島第一原発を襲った直後、日本の政府高官と当局者が危機管理対策室に集まり、発生した大惨事の全容を把握しようと格闘していた、と報告しました。
「原子力専門家のトップに話を聞こうとしましたが、彼らの話の内容は私たち政治家はまったく理解することができませんでした。これはチェルノブイリやスリーマイル島事故と比べるとどうなのか?はっきり返答できるものは誰もいませんでした。」
関係者や原子力の専門家に対する300回に及ぶインタビューの後この報告書は、マグニチュード9.0の地震が国を襲った場合の緊急対応プランを、日本が持っていなかった点は誤りであった、と述べています。

しかし調査団は今回の大惨事の責任の大半は東京電力にある、と結論づけました。
「彼らは全くといっていいほど、原子力事故に対する備えをしていませんでした。」
調査主任の船橋ゆういち氏がCBSニュースに語りました。
東京電力は原子力発電所の電源が失われた場合の備えを、怠っていたように見受けられます。
電気が止まってしまえば、原子炉内の核燃料は過熱し、爆発を起こし、メルトダウンする他ないのです。

福島第一原発から情報はほとんど提供されず、政府はメルトダウンの危機が差し迫っていると考え、首都圏に死の灰が降り注ぎ、3,000万人の市民を避難させなけれ ばならなくなる事態を恐れていました。
とにもかくにも被害の実態を把握するため、最後の手段として年齢が65歳以上の男性で『決死隊』を組織し、自分がその隊を率いることになっていた、と福山氏が語りました。
「私たちが感じていたものは、恐怖などという生易しいものではありませんでした。」
福山氏は何か月も過ぎた後、調査団にこのように説明しました。
福島第一原発周辺の立ち入り禁止区域の放射線量はいまだに非常に高いままであり、この後、福島第一原発の廃炉までには最低でも40年の歳月を必要とします。

「私たちが福島第一原発の原子炉が本当にメルトダウンしてしまったと知った時、私は自分たちの無力さに呆然とするほかありませんでした。」
最後に福山氏はこのように付け加えました。

【 恐ろしい勢いで国民の税金をどぶに捨て続ける『夢の原子炉』 】〈後編〉

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所要時間 約 8分

「危険過ぎる」「金がかかり過ぎる」欧米は10年以上前に撤退
ワシントン·ポスト 1月31日


〈もんじゅの事故現場〉

もんじゅはその不名誉な歴史ゆえに、人々が嘲笑を向けるべき格好の標的になっています。
日本の技術者が高速増殖炉開発を始めたのは1960年代のことです。
彼らは高速増殖炉を1980年代には商業用に実用化したい、と考えていました。
しかし今やその目標は2050年までずれ込んでしまっています。

▽ 「危険過ぎる」「金がかかり過ぎる」欧米は10年以上前に撤退

元々ある批判、そして核監視団体は、もんじゅは日本にある原子炉の中でウランよりも致死性の高いプルトニウムを燃料としている点、そして水と接触すると爆発する性質を持つナトリウムで原子炉を冷却している点から、最も危険な原子炉である、としています。

アメリカ合衆国とその他の国は、高速増殖炉は危険な上、開発費用が膨大になる、との理由から数十年前にすでに撤退しました。

日本だけが1995年にナトリウムの漏出事故があったにもかかわらず、開発を続けようとしているのです。

1995年には施設の職員が事故を隠ぺいしようとした事実と相まって、もんじゅの開発が14年間凍結されました。
2010年5月に開発が再開された3か月後、今度は3.3トンの機械部品が原子炉内に脱落する事故があり、さらに計画を遅延させることになりました。
脱落した部品は取り除かれましたが、以来、もんじゅは稼働していません。

▽ 改革と悔恨

昨年発生した福島第一原発における三基の原子炉のメルトダウンが、日本の原子力発電の安全性に対する評価を損ない、さらにはこの国の原子力寄りの政策全体が見直しを迫られることになり、もんしゅ再開の可能性はさらに低いものとなりました。
事故以来、停止中の日本の原子炉は、再稼働について地元自治体の了承が得られずにいます。
幾人かの専門家は、日本はそのエネルギー政策見直しと反省を一般国民に示すため、高速増殖炉プロジェクトを取りやめにする可能性がある、と語っています。

閉鎖中の核燃料サイクルに対応するための試みの一環として、日本は北部の青森県においてウラン濃縮と再処理工場の開発を行おうとしました。
この施設は日本の軽水炉から出される廃棄物の再処理を行い、高速増殖炉用のプルトニウム・ウラン混合燃料を作る予定でした。
しかし再処理センターの構想は何十回もの遅れと、際限も無く膨らみ続けるコスト、そしてそもそも高速増殖炉というものが実現できるものなのかどうか、その疑問から、撤回されることになりました。
これに対し、日本原子力研究開発機構の近藤氏がこう語りました。
「私は国民が原子力の安全性を懸念していることを理解していますし、政治家が国民の意見に耳を傾けなければならないことも理解しています。」
「しかしそれと同時に、なぜ高速増殖炉の研究が始められたのかの理由についても考えなければなりません。この計画は来たるべき時代の、日本のエネルギー構想の一翼を担うものなのです。感情的な決定により、廃止されるべきものではないのです。」
〈完〉

http://www.washingtonpost.com/world/japan-losing-hope-for-its-pricey-dream-reactor/2012/01/26/gIQAktERTQ_story.html
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またも出ました「感情的」。
しかし、人間としての当たり前の感情の発露は、国家の正しい選択にはむしろ必要なのではないでしょうか?
福島を始め、今東日本大震災の被災地には何十万という単位で、今も苦しんでいる人々がいます。
放射能汚染が子どもたちの未来を脅かしています。
今はまず限られた国の予算を、これらの人々を守り、救うために使われるべきだという意見は「国家100年の計」を誤らせるものなのでしょうか?
それとも「小の虫を殺し、大の虫を生かす」とでも言うつもりなのでしょうか?

アメリカ・ヨーロッパの開発に携わった人々が言っているのです、「危険過ぎる」と。

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【 国際社会の利害の狭間に死に逝くシリア市民 】

アメリカNBCニュース 2月25日

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さてますます絶望的な状況に落ち込んで行くシリア情勢です。
さらに数十名の市民が政府軍の弾圧の犠牲になりました。
幸いにも今夜わずかではありますが、負傷者が隣国トルコに脱出できました。
現場からリチャード・エンゲルがお伝えします。

レポーター : シリアの休戦意思は真実のようには思えません。
ホムズの様子を伝える撮影日不明の新たなビデオは、破壊の凄まじさと命の不毛を伝えています。
24日ホムズ周辺から国際赤十字が救出できたのは30名前後の女性とこどもたちだけでした。25日さらに数名が救出されました。なお30,000人が暮らす、戦場と化したホムスからの脱出は容易ではありません。

トルコ国内の国境に隣り合う場所にあるテントが立ち並ぶこの場所には、この男性の語るような物語があふれかえっています。
彼はアサド政権に反逆したとして、ある日突然路上で逮捕されました。彼は街の入り口にあったアサド大統領の肖像写真を引き裂いたのです。当時彼は自由シリア軍に入隊していました。
彼は60日間鎖で壁にはりつけにされ、拷問を受けました。数日間は足が床から持ち上がった状態のまま放置されました。彼はアメリカのために働く裏切り者だと、なじられました。

このキャンプには2,000人の避難民か暮らしていますが、近くの同様なキャンプにいる人々の合計は10,000人を超えています。
トルコの当局者はこの場所は国境を超えて人道的援助を行うための拠点に、さらには 反政府勢力への武器援助の拠点にもなりうる、と話しています。彼らはそれに対するゴー・サインを待っている状況です。
アメリカを始めとして、反政府勢力に対する武器援助は今や国際的論争の的となっています。サウジアラビアは積極的にこれを支持し、カタールも同意見です。トルコも反対していませんが、ロシアはまったく違う立場です。ロシアは政府側に武器を提供しています。
アメリカは反政府勢力に武器援助を行う事に懐疑的です。アサド政権を支持してはいませんが、反政府側をどこまで信用していいのか、判断に悩んでいます。最終的に提供した武器がどこに行く事になるのか、判断しかねています。
反政府勢力はこのように主張しています。
『我々は人道的援助や食料や水は必要ではない、我々に必要なのは武器、そして弾薬なのだ。今我々がアサドに戦いを挑まなければ、アサドに立ち向かおうとする人間は誰もいなくなってしまう。』
しかし今、多くのシリア人が何も決断しない国際社会のため。身動きできずにいます。そのめに死者の数だけが徒に増え続けているのです。
リチャード・エンゲル、NBCニュース。

【 恐ろしい勢いで国民の税金をどぶに捨て続ける『夢の原子炉』 】〈前編〉

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所要時間 約 9分

「1兆円をかけて生み出されたものは事故と1時間の発電」

ワシントンポスト 1月31日

▽ もんじゅが生み出したもの - 事故、論争、そして発電時間1時間の電気

敦賀市、日本
日本が長い時間と莫大な予算をつぎ込んで開発を目指してきた超効率的原子炉 – 一時は日本の未来のエネルギー源としてもてはやされていたモデル – は今や失敗の瀬戸際に立たされ、新しい政府は際限も無く増え続ける維持費用に頭を痛めています。

高速増殖炉を開発するための40年も続いているプロジェクトが、130億ドル(約1兆円)以上を費やしてこれまで生みだしたものは、事故、論争、そして発電時間1時間の電気だけでした。
先月、政府はプロジェクトについて大幅な予算削減を決定し、11月には原子力関係機関のトップは計画を廃棄する可能性について示唆しました。

しかし、日本初の高速増殖炉計画の放棄は、すでに福島第一原発の事故により大きな打撃を受けている日本の核開発計画に、別の衝撃を与えることになります。
なぜなら高速増殖炉は燃料問題に関し、日本に半永久的な解決手段を与えるはずだったからです。

理論上、高速増殖炉は従来型の軽水炉が副産物として出すウランとプルトニウムを燃料として稼働します。
そして高速増殖炉は再び燃料として使用可能な核燃料を、使った以上に作り出します。
これを燃料として利用する、というサイクルを永遠に繰り返すのです。

これにより日本は、国内にエネルギー資源が無いため高額な対価を支払い、世界中から燃料を輸入している状態から脱出できるはずでした。
「高速増殖炉は100年から200年にわたり、日本に電力を供給し続ける夢の原子炉になるはずなのです。」
日本原子力研究開発機構の高速増殖炉研究開発センター所長の近藤悟氏が今週、インタビューにこう答えました。
「こんなに時間がかかるとは考えていませんでした。」

『もんじゅ』の名で知られる日本のたった一基の高速増殖炉プロトタイプ(試験炉)は、280メガワットの発電能力があり、東京から西に約250kmの海岸沿いの敦賀市にあります。
高速増殖炉は現在準備中ですが、現地の担当者ははたして稼働できるかどうか不明だ、と語りました。

▽ 無駄な支出 - 70年も遅れている実用化

決定は国内総生産に対し、世界最高の債務を抱え、無駄な支出を極力減らそうと取り組んでいる日本政府が行います。
コスト削減に専門に取り組む委員の勧告に基づき政府側は昨年12月、2億7,500万ドル(約210億円)の年間予算に対し、20%の大幅削減を行いました。
さらに2012年の稼働のために取り置かれていた予算も全額カットしました。

一部の政治家は、現在稼働中の原子炉の安全対策に予算を追加しなければならない現在においては、この予算額でも多すぎる、と語っています。
「日本にはもう高速増殖炉は必要ありません。」
国会議員であり、原子力問題に詳しい河野太郎氏がこう語りました。
「もんじゅを維持していくためだけに、年間数十億円の政府予算が費やされて行きます。きちがいじみたことです。一切動く様子も無いものに、毎年多額の費用をかけているのです。」
〈続く〉

http://www.washingtonpost.com/world/japan-losing-hope-for-its-pricey-dream-reactor/2012/01/26/gIQAktERTQ_story.html
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ズブズブとズルズルは日本の原子力業界のトレード・マークのようです。
原子力安全保安院と電力業界のズブズブ、そしてこのもんじゅのズルズル。
だめな事はだめ、と一線を引く事ができない日本の原子力業界、そしてそれにどこまでも引きずられていく日本の政治。
記事中『20%の大幅削減』とありましたが、それでも80%の168億円という莫大な金額が今年1年で「消えて」いってしまいます。

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【 ますます追いつめられるシリア市民 】

アメリカNBCニュース 2月24日

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みなさん、こんばんは。
シリア政府が民間人の居住区域に対し執拗な攻撃を繰り返している事に、もはや疑問の余地はありません。
それは非常に激しい無差別攻撃であり、ジャーナリストがどれほどひどい状況なのか、確かめるため近づこうにも近づけない程ひどい有様です。
取材中、すでに7人のジャーナリストが死亡しました。
戦いは残酷を極めていますが、人道的見地から負傷者のうち重傷者を国外に搬出し、赤十字(イスラム圏は赤新月社)の援助のもと外国での治療が受けられるようにシリア政府に対し交渉が行われています。
これは激しい戦いが行われているひとつの都市での交渉ですが、その他あらゆる場所で政府軍の攻撃は続いています。
NBCのチーフ外国特派員リチャード・エンゲルが、トルコとシリアの国境から今夜レポートをお伝えします。

レポーター : 避難を始める数時間前、シリアが今どれほど絶望的な状況なのかを暗示するような場面が展開されました。
自由シリア軍、市民部隊が反撃を試みました。彼らは政府軍に戦いを挑み勇敢に戦いましたが、勝つ事はできませんでした。劣勢の上、政府軍の容赦ない攻撃を受けてしまいました。

そして今朝、ホムスは再び政府軍の攻撃にさらされました。隣の家族が家ごと焼き殺されるのを目撃した人もいました。
人々は寝袋にくるまって身を寄せ合いながら隠れて暮らし、建物の残骸の下には取り出す事すらできない死体が散乱しています。
我々はスカイプを使って市民運動家の一人と連絡を取りましたが、彼は前途にまったく希望を失っていました。

「誰もが砲撃から身を守ることができません。私もいつ新でもおかしくない状況です。」
レポーター : その直後、爆発音がして通信が途切れました。数時間後、我々は幸いにも彼の無事を確認できました。
ホムスの問題に関し、シリア政府に対する圧力は徐々に強まり、政権側も無視できない状況になってきました。
チュニジアの首都チュニスに60以上の国々が集まり、ホムスに人道的援助の手が届くよう、シリア政府に対し即時停戦を求めました。
アサド政権側がこれを拒む事になれば、彼らの手はますます血塗られたものになっていく事でしょう。そして集まった60カ国も結局の所、アサド政権の延命に手を貸す事になってしまいます。

レポーター : 60カ国にはロシアも参加していますが、ロシアですらホムズの問題については懸念を表明し、停戦の実施を支持しました。しかしホムスで重傷者を搬出するための短期の停戦が実現したとしても、紛争そのものが解決するわけではありません。
解決にはほど遠いでしょう。
シリアとの国境近くのトルコのある村では今日、丘の麓の墓地で市民軍の兵士の葬儀が行われました。参列者は昇天を祈りながら、シャベルを使い、そして素手で土をかけながら殉教者を埋葬しました。
外交努力は彼の死には間に合いませんでした。
そしてブライアン、今夜になって、数十人の女性と子どもの救出が赤十字(赤新月社)の手によって始められたとの一報が入ってきました。
しかし、シリア政府側にとっては思惑があっての一時的な停戦と救出のように思われます。

リチャード・エンゲル、レポートをありがとう。

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【 退役兵士の農業ビジネス 】戦場後遺症に苦しむ兵士たちが、土と自然に癒され立ち直る

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所要時間 約 5分

アメリカNBCニュース[メイキング・ア・ディフエレンス] 2月16日

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これまでこの番組では何年にもわたり、国内の雇用情勢が厳しさ、そして退役した兵士たち、とくに負傷し障害を負ってしまった兵士がなかなか職を見つけられない、という両方の厳しい現実をお伝えしてきました。
たくさんの人々が力になろうとしていますが、ここにご紹介する一人の海兵隊兵士とその奥さんも同じ努力を続けています。
2人は退役兵士に農場で働く機会を用意し、生きていくための新たなスキルと心の平安を提供しています。
NBCのミゲル・アルマゲアが最前線のレポートをお送りします。

レ ポーター : 海兵隊の組織は退役した兵士たちに、カリフォルニアでの農作物栽培を薦めています。

「軍 隊を除隊になると、一種のショック症状に見舞われるのです。作物を植え、土に触れることによって、私は今自分を取り巻いている環境の中に、再び身も心も入っていくことができたのです。」

レポーター : イラクから帰還した後、マイケル・ヘインズは2年間ホームレスをしていました。
「もし私が農業と出会うことができなかったら、いったいどうなっていたか、本当にわかりません。」

レポーター : 彼は今やケチャップ・メーカーのオーナーです。
コリンの土地は銃を捨てた兵士たちを、このアーチー農場での協力しながらの作物栽培に導きました。
「我々は、有機農産物と次世代リーダーの両方を供給するのです。」

レポーター:戦功を重ねた海兵隊員であった彼は、イラクで3度の作戦に従事した後、戦場後遺症に苦しみました。常に強迫観念につきまとわれ、不眠症に陥りました。
そんな彼は農場で妻のカレンに励まされ、土いじりに心を慰められ、社会に再び溶け込むことを学び取ることができました。
「コリンだったら生活の基盤が築けると思い、この場所で農業に取り組むことにしたのです。」

レポーター : 軍隊生活から一般市民としての生活 に移行することは、口で言うほどたやすいものではありません。ある調査によれば、退役軍人の失業率は20%に上ります。
この農場の目的の一つは、こうした失業率を改善していくことです。
「私たちは可能な限り多くの、退役兵士の力になりたいのです。」

レポーター:戦友だった兵士たちを新たな道に導いていく。
そのためにかつての兵士たちは6週間、何もかも破壊することの代わりに、自然との接し方について学びます。水やりの仕方、作物の植え付け、生産計画の立て方まで。

「作物と一緒に成長していくのです。」

「兵士の暮らしが以前よりも良くなるようにうまく手助けができれば、私たちの任務は完了です。」

レポーター : アーチー農場は100名近くの退役兵士に、将来に向けて種をまく手助けをしています。彼らはもう国のために銃を執ることはありませんが、着実に生きていく道について学んでいます。
ミゲル・アルマゲア、NBCニュース、カリフォルニア。

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【 1、2、3、4、白のパグの赤ちゃんたち 】

アメリカCBSニュース 2月24日

子犬はお好きですか?
音楽も、ユーモアもわかりますか?
数はかぞえられますか?
思わずたてつづけに4つ質問をしたくなるビデオです。

『1、2、3、4、白のパグの赤ちゃんたち』と名付けられたこのビデオ、実は投稿されたのは2010年の5月までさかのぼるのですが、今になって急に人気が出て来たようです。
なぜ今?なんて考える必要はありません。
かわいくて、賢くて、楽しい、3拍子そろったこんな画像を楽しめるのは幸せな事なのですから。

【 50年前、初めて宇宙に飛び出したアメリカ人 】

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所要時間 約 7分

アメリカNBCニュース 2月20日

「3基の巨大エンジンすべての噴射状況は良好…」

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ブライアン・ウィリアムズ :
50年前の今日、その妻と10代の2人の子供たちが祈るような気持ちでテレビを通して見守る中、オハイオ出身の勇気ある一人の男がアメリカのヒーローとして宇宙めがけ飛び出しました。
ジョン·グレンはアメリカ人として初めて地球を周回しましたが、彼は宇宙で1日のうちに3回の日没を経験、そして3回夜が来るのを経験し、英雄として地球に帰還しました。
アメリカ航空宇宙局(NASA)の中枢により、控えめではあってもゆるぎない愛国心を持っている、と判断された彼は、課された使命のすべてを果たしたのです。

「宇宙飛行士として宇宙飛行を試みることは、別世界への挑戦でした。」

50年前、当時の新聞によればアメリカは宇宙開発においてソ連に遅れをとっていた時代、ごく小さなカプセルに閉じ込められて宇宙に飛び出す以前、彼はすでに尊敬されるべきアメリカ人でした。

「マーキュリー宇宙船の準備が完了しました。」

レポーター : ジョン·グレンは、第二次世界大戦と朝鮮戦争での飛行経験がありました。
彼は空軍殊勲十字勲章を5回 も授けられていました。
今あなたがご覧になっているのはNBCの番組に出演した時、41歳になったジョン・グレンがインタビューに答えている姿です。
当時のアメリカがなぜジョン・グレンのような人を最初の宇宙飛行士に選んだのか、それは彼が経験豊かなパイロットであるため、宇宙飛行士に仕上げるまでにさほどの時間を要しないだろう、と判断したからなのです。
それほど、当時のアメリカは有人宇宙飛行の達成を急いでいました。

ブライアン・ウィリアムズ
「あなたはまるで戦闘任務に出かけるように、宇宙飛行の早期達成を目指しました。あなたはこの国にとって大切なことを成し遂げられました。」

レポーター : 当時ロシアはアメリカに先駆けること5年、バスケットボールほどの大きさの銀色に輝くスプートニク一号の打ち上げに成功し、アメリカを脅かしました。
人工衛星の打ち上げについてもアメリカはロシアに遅れをとっていました。

当時アメリカが持っていた唯一のロケットは、核弾頭ミサイルの改良型だけでした。
そのためにグレン飛行士は、現在では充分な改良を加えられたフォードF-150、世界的にはむしろ『フレンドシップ7型機』の名で知られる初期型の機体の先端部分に座り、宇宙に飛び出すことになりました。

「3、 2、1、ゼロ!」

レポーター:「その瞬間」をとらえたこれらの記録映像は、すべて本物です。
アメリカはすでに何度もロケットの発射に失敗しており、グレンが生還する保証などありませんでした。

そのため、後に有名になったこの言葉が打ち上げの瞬間、口を突いて出たのです。
「ジョン·グレンに、どうか神のご加護がありますように!」

50年前当時の様子を見てみましょう。
彼は5時間の間に地球を3周しましたが、当時の技術ではそれ以上のことはわかりませんでした。
米航空宇宙局(NASA) の科学者は無重力状態により、グレン飛行士の目が見えなくなってしまうことを恐れていましたが、幸いそうはなりませんでした。

「ただ今重力ゼロ、でも気分良好。」

レポーター : 彼は光り輝く何かがいくつも飛んでいくのを見た、と報告しました。
「私は光り輝きながら私が乗っている宇宙船をライトアップしている、微粒子の雲のようなものの中にいる。こんなものは見たことがない。」

レポーター:NASAの何人かのスタッフは生命体、または宇宙昆虫ではないかと色めき立ちました。しかし、実際には機体に着いていた細かい氷の粒だったのです。

「機体の外側に火の玉が見える!」

レポーター : 地球に帰還するため時速17,000マイルで大気圏に突入して機体が燃え上がり、危うく黒焦げになりそうになっていた間、グレン飛行士は「リパブリック賛歌」をずっとハミング し続けていました。彼が戦闘機のパイロットとして重要な任務を遂行するときの癖でした。
彼は強がりを言うこともできたはずですが、彼の様子は決して快適には見えませんでした。
「少しばかり暑いけど、それ以外は大丈夫。」

レポーター : 彼 はカプセルから助け出されると、一杯のアイスティーを欲しがりました。
「こんなところで、3時間半から4時間も待たされたんだぜ。」

レ ポーター : ニューヨークで行われた凱旋パレードでは、無数の紙吹雪が舞い飛びました。
彼は上下両院合同の議会で演説を行いましたが、まさか後に自分自身が上院議員となる日が来るとは考えていませんでしたし、50年後、アメリカ最初の7人の宇宙飛行士のうち、スコット・カーペンターの2人だけが生存することになる、などという事は思いもしませんでした。

「5人の仲間が逝ってしまいました。元気なのはスコット·カーペンターと私だけになりました。
5人の同僚がこのような形ですでにこの世にいないとしたら、自分ももういつどこでどうなるかわからない、そんな感じになると思いますよ。」

レポーター : ジョン·グレンは、忠誠心に欠ける、などという批判されたことは一度も無い人間です。
4月になればグレンは妻と69回目の結婚記念日を祝う予定です。
何十年もの間、彼は国家の宝物であり、したがって再び彼を宇宙に送り出すようなことはできない、と言われ続けてきました。
最終的に彼は1977年に現役の宇宙飛行士を引退し、宇宙への夢に終止符を打ちました。
「素晴らしい任務に打ち込む日々は、もう遠いものになってしまいましたよ。」

アメリカでは現在有人宇宙飛行計画は休止中である、という事実はグレン上院議員をいらだたせるかもしれません。
スペースシャトル計画はすでに終了し、アメリカ人が今宇宙に行こうとすれば、皮肉なことにかつての敵以外の何者でもなかったロシアの宇宙船に乗り込む以外に方法は見当たらないのです。

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【 福島第一原発事故発生時のアメリカ政府の対応 – 原子力規制委員会が公表 】

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所要時間 約 8分

「危機が発生すれば原子力規制委員会は、第一報をまず一般市民に伝える」

ワシントン(CNN)/ アメリカCNNニュース 2月22日

アメリカ原子力規制委員会は21日 火曜日、福島第一原発事故後に設置された同委員会対策センターにおける、3,000ページに上る会話記録を公表しました。
世界に対しまだ全容の半分ほどしか明らかにされてない福島で発生した危機に対応するため、原子力規制委員会が難しい立場に追い込まれてしまったことを、この記録は証明しています。

「私は事故が発生直後の一日か二日の間、我々が非常に多忙だったことを明確にしておきたいと思います。」
原子力規制委員会のグレゴリー・ヤッコ委員長が記者団に語りました。
「十分な情報を手に入れることができませんでした。ほとんどの情報は寄せ集めのものでした。ある情報は日本から、別のものはIAEAから、そしてたくさんの情報がニュースメディアによってもたらされました。」

情報公開法に基づく請求により公開された会話記録は、委員会のメンバーが事故の詳細と事故により発生する各種の潜在的脅威に関する情報収集のため、必死の状況にあったことを物語っています。
すなわち日本国内にいるアメリカ市民に対する脅威、アメリカ国内にはどれほどの放射性物質が降り注げば犠牲者が出ることになるのか、そしてアメリカ国内にある同型の原子炉の運転状況について情報を把握しようとしていました。
委員会のスポークスマンは『今回の事故の根本的原因』はすでに明らかになっているが、後世のためにその時何をしていたのかの情報をすべて開示することにより、今後も歴史的に見て重要な瞬間が訪れたとき、判断材料として役立てることができるようになる、と語りました。

「スリーマイル島での事故の記録が残っているかどうか、私は知りません。」
NRCのスポークスマン、エリオット·ブレナーは、1979年にペンシルベニア州の原子力発電所で発生したメルトダウンについて言及しました。
「危機が発生すれば原子力規制委員会は、第一報をまず一般市民に伝える、そのことをアメリカ社会に伝えるための措置なのです。」

公開された資料はメリーランド州ロックヴィルにあるNRCの危機管理センターにおける、会話および通話をすべて記録したものです。

ヤッコ委員長は2011年3月11日の大地震と津波によって深刻な危機が発生した後の数日間、NRCが非常な混乱に陥っていたことをこの記録が物語っていることは承知していますが、彼自身はそれでもよくやった方だと信じている、と語りました。
「事故後の対応のため必死の取り組みを行っていたこれらの日々を振り返るとき、私はNRCの委員長であることにかつてない誇りを感じています。」
「そして今回この資料を公開することは、アメリカ市民社会の今後の歴史に必ず貢献するものと確信します。私はここにいるNRCのメンバーとともに重要な職責を全うしたことについて、限りない誇りを持っています。」

一方で今回の経験は、『世界に対し事実の半分しか明らかにされていない』福島第一原発の事故に関し、アメリカ合衆国が『著しい情報制限』という経験を強いられることになった、とNRCの職員が語りました。
「今回のような事故が起きれば我が国においては、もっと十分な情報を直接入手することが可能なはずです。」
技術・法人管理担当副局長のダン・ドーマンがこう語りました。

NRCの職員はさらに、何か月もにわたり時間との戦いを強いられるような事故に対応するためには、指令センターの準備は十分なものだとは言えなかった、と語りました。
具体的には必要な場面で、アメリカ国内の原子力発電所の放射能漏れ、あるいは安全性について、合衆国政府職員と十分な情報を交換を行うことができなかった、ということです。

http://edition.cnn.com/2012/02/21/us/nrc-fukushima/index.html?eref=edition

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日本の原子力保安院に比べ、アメリカの原子力規制委員会の未来の世代に対する責任感には感心せざるを得ません。
それに引き換え、福島第一原発の廃炉作業は最長で100年かかると言われているのに、日本政府には事故当時の記録が残されていないことが明らかになりました。
この国の将来に対し、日本の原子力行政がどんな責任感も持っていないことを端的に示す事実ではないでしょうか?
そのことを、はっきりさせてくれたのがこの記事だと思います。

先日、『戦場の馬』としてご紹介した( http://kobajun.biz/?p=1636 )スティーヴン・スピルバーグ監督の新作は、日本では『戦火の馬』として公開されるようです。
ご紹介した中でスピルバーグ監督は次の作品について、エイブラハム・ リンカーンを題材にしたものになると語っていましたが、以下の映画は全く別物です。

リンカーンの映画が続くので、確認しましたがその生涯は1809年 - 1865年で、特に生誕何年・没後何年という企画ではないようです。
ただ、1862年6月に合衆国全ての領土で奴隷制を禁じる法を成立させたことから、アメリカの奴隷解放150周年に当たります。
スピルバーグ監督自身はこの奴隷解放がアメリカの歴史にもたらした意義について格別の感慨を持っているようであり、そのことに関連した映画になるのかもしれません。

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映画[エイブラハム・リンカーン・ザ・ヴァンパイア・ハンター]予告編公開される
「アメリカ合衆国第16代大統領アブラハム·リンカーンは吸血鬼退治人?!」

カミーユ・マン / アメリカCBSニュース 2012年2月14日

セス·グレアム=スミスの小説を映画化した[エイブラハム·リンカーン:ヴァンパイア・ハンター]の予告編では、斧を振り回し、吸血鬼を次々と打ち倒してゆく、あごひげを生やしたかつての大統領の姿が公開されました。

この本、そして映画は1820年ごろに始まり、最後はジョン・ウィルクス・ブースによって暗殺されたリンカーンの45年の生涯を題材にしています。
この物語はリンカーンの実際の生涯を背景に、当時アメリカに巣食っていた吸血鬼を根絶やしにするため立ち上がったリンカーンの活躍を描くフィクションです。

グレアム·スミスは2009年に発表した、古い言い伝えをサイエンス・フィクションに作り直した作品[プライドと偏見、そしてゾンビ]で 一躍有名になりました。
監督は映画 [ウォンテッド]などの作品で知られるティムール・ベックマンベトフ、プロデューサーは映画監督ティム・バートン他。
[エイブラハム·リンカーン・ザ・ヴァンパイア・ハンター]は6月22日公開予定です。

【 放射能汚染から食料供給を守るため、苦悩する日本 】〈第3回〉

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所要時間 約 10分

「行政側は基準値を上回っているか下回っているか、それしか公表しない」
「市民自身が信頼できる検査体制を構築していくしか道はない」

ニューヨーク タイムズ 1月21日

農業担当部局はすべての農家のすべての作物を検査しなければならないのに、彼らが所持する検査機械の数が少なすぎる、と語ります。
コネティカット州とほぼ同じ大きさで、110,000軒の農家がある福島県内にあるのは12台の検査機械だけなのです。
しかし福島第一原発の爆発は無数の小さな放射線量の高いホットスポットを形成したため、当局は無作為抽出による放射線検査がふさわしい方法ではないことがわかっています。

福島県の担当者は米が汚染されていることが明らかになって以来、大波町の4,975軒の農家で収穫されたコメを検査し、そのほか福島第一原発の主に西北方面の市町村で検査を終えた、と語っています。
この担当者によれば全体の5分の1のコメで放射性セシウムが検出されたものの、その値はそれほど高いものではない、とのことです。
30軒の農家についてのみ、現在の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された、と語りました。

しかし、300軒を超える農家で2012年4月から厚生労働省が適用する、さらに厳しい基準値を超えた汚染が確認されています。
ほとんどの先進国では、厳しい方の値が一般的です。
「私たちは一刻も早く新しい基準に基づいた検査を行い、失われた信頼を取り戻す必要があります。」
天野さんはこう語りました。

しかしながら農業担当者の言うような信頼の回復など、ほど遠い状況なのが現実です。
行政による放射線量測定の透明性の欠如に対し、多くの消費者が不信感を抱いています。
消費者は放射線量の測定結果の公表が意図的にあいまいにされており、正しい判断の下しようがないと抗議しています。

農業部門の行政担当者、そして農民自身もあまりに詳しい検査結果の公表は、たとえ線量が低くても徒に消費者を怖がらせ、遠ざけてしまうと恐れています。
「さらに詳しい情報公開を求める声があることは把握していますが、そうすることで多くの農民が傷ついてしまうことを私たちは恐れているのです。」
農林水産省食品安全担当の吉田おさむ氏がこう語りました。

そうした見解は、福島第一原発から遠く離れた西日本の商品だけを扱う、小さな食料品店である『ベシタブルカフェふれあい』にいた買い物客によって、一言の下にはねつけられました。
店で買い物をしていた42歳の不動産会社勤務の木幡じゅんこさんは、行政側が基準値を上回っているか下回っているか、それしか公表しないため、福島県産のものは一切買わない、と語りました。
「地方の産品 をこうに有したいのは山々ですが、自分自身を守るためにはこうするしかありません。」
木幡さんが語りました。

この店は子供たちを放射線被害から守る会として知られるネットワークの人々が、二か月前にオープンさせました。この会は9カ月間で200か所の支部を持つネットワークに成長しました。
「日本は我々ごく普通の一番市民が本当に信頼できる、まったく新しい食品監視システムを作り上げる必要があります。」
〈完〉

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下記にご紹介する東日本大震災のがれきが、アメリカ西海岸に到達のニュース。
本体(?)が到達したのではなく、冬場になってから家の屋根が吹き飛ぶような風の強い日がありましたから、飛 ばされやすいものなどが先に漂着した、というあたりだと思うのですが、いかがでしょうか。
何せ冬場の東日本太平洋側の風浪の強さは、江戸時代の廻船技術では航路を作れなかったほどのもの。
このため明治になるまで、日本の海運事業はすべて日本海側に集中することになりました。

ブイは中身が空洞の大きな球体、しかも程よい重さがありますから、他のがれきに先駆けてアメリカまで到達してもおかしくは無い、と思います。
何といっても現在太平洋上を漂っている東日本大震災のがれきの総面積は日本の国土の約4倍の面積を持っている( http://kobajun.biz/?p=1201 )のですから…

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【 東日本大震災のがれき、早くもアメリカ西海岸に到達か?! 】

「予定されていた時期より、一年近くも早い漂着」
アメリカNBCニュース 2月21日

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ブライアン・ウィリアムズ :
さて、放送の冒頭にお話しした以下の話題です。
日本の福島県などで発生した巨大地震と津波により破壊されたがれきの一部が、早くもアメリカ西海岸に漂着しました。 
本日未明(アメリカ時間2月21日未明・日本時間22日昼過ぎ)この報告はもたらされました。
人々の目撃情報、あるいは撮影した写真などがワシントン州シアトルにあるNBCの系列局キング・テレビに持ち込まれ、この情報が確実視されています。

放送するに当たり、局内の専門家がこれらの写真を確認しましたが、間違いなく 東日本大震災によるものかどうかの鑑定を行いましたが、まず間違 いない、と のことでした。
そこで今夜はNBCの環境問題特派員チーフのアン・トンプソン、そしてNBC放送の 元海外特派員であるイアン・ウィリアムズにスタジオに来てもらいました。
イアン・ウィリアムズは東日本大震災発生以来約一カ月以上の間日本にとどま り、被災地周辺、そして福島第一原発の取材を行いました。
今夜はこの二人とここニューヨークのスタジオからお送りします。
おふたりとも、ようこそ。
まず環境面からの話をアンの方から話してもらいましょう。
がれきの中身、そして到達スピードから考えて、これは東日本大震災のものと考えていいのでしょうか?

アン・トンプソン「あり得ますが、可能性は非常に低いものである、と現段階で NOAA(国立海洋大気圏局)はこう語っています。しかし、日本製のブイが含まれているためこれらのがれきの大部分が、東日本大震災の際発生した津波によるものだと考える科学者も、シアトル、あるいはワシントン州にはいます。
しかし、NOAAはこのようなブイがアメリカの海岸に打ちあげられるのは何年もの間繰り返されてきたことであり、東日本大震災のがれきが現時点でアメリカ西海岸に到達するには、一日に23マイル(約37km)直進する必要があり、がれきの漂着は計算上は来年、2013年の初めになるはずだ、と語っています。」

ブライアン・ウィリアムズ :
もしこれが東日本大震災のものでないとしても、いずれがれきが到達するのは間違いのないことのようです。いったいどれほどの量のがれきが海の中にさらわれていったのでしょうか?

イアン・ウィリアムズ「数字を聞いて驚かないでください。ある計算によれば、東日本大震災では全壊・半壊を合わせ500,000棟もの建物が津波によって破壊されてしまいました。
解りやすくご説明しますと、ここニューヨークにあるすべての建物の約半分が、 破壊されてしまったことになります。
また別の試算によれば、このニューヨークの一年分の総排出量に相当するゴミが発生したことになるのです。
日本人が懸命に作業を行った結果、被災地の市町村のがれきやごみはほとんど片づけられましたが、今度は巨大なゴミの山が出現してしまいまし た。
これらのごみの山には毒性の強いゴミも含まれ、まずその処理をしてからでないと処分できません。
地中深く埋設したり、焼却するにしても相当の年月を必要とすることでしょう。」

『まだ起きるはずのない』東日本大震災のがれきのアメリカ西海岸への漂着。
今はまだ確かな判断はできないとしても、いずれ必ずやって来ることだけは確かなのです。

http://www.msnbc.msn.com/id/3032619/ns/nightly_news/#46473059

【 放射能汚染から食料供給を守るため、苦悩する日本 】〈第2回〉

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所要時間 約 9分

「失ってしまった顧客を取り戻すためには、真実をすべて明らかにするしかありません」
「政府の言う通りにしていたら、どうしようもなくなってしまった…」

ニューヨーク タイムズ 1月21日


このような実態を証拠立てるもののひとつが、巻き起こる市民運動です。
従来日本では市民社会が力を持たず、一部の官僚が独裁的な権限をふるう有司専制社会が続き、一般市民が公衆衛生を含む国益の問題に関心を持つことは稀でした。
しかし今や政府が自分たちの利害にばかり目を向けていることに気付いた市民たち、消費者、そして農民までもが新たに結集し、自分たちで放射能汚染の実態を明らかにするための取り組みを始めました。

福島県から東京までの150マイル(約240km)の区間に、ボランティアが運営する12か所を超える観測地点が設けられ、政府が行う調査よりも厳密でしかも透明性の高い調査を行うべく、取り組みが続いています。

「政府の安全基準など、もはや誰も信じていません。」
福島第一原発の北西25マイル(約40km) の二本松市で、無農薬のシイタケ栽培に取り組む59歳の武藤一郎さんが語りました。
「失ってしまった顧客を取り戻すためには、真実をすべて明らかにするしかありません。そうすれば、消費者自身がちゃんと判断できるようになります。」
武藤さんは二本松市の集荷場に、自分たちの放射線試験場を立ち上げた250人の農民の中の一人です。

ある日、武藤さんを含めた6人ほどの農民が、集荷場にある狭いキッチンに集まりました。
そこで農民た ちはNGO機関から寄付された40,000ドル(約300万円)もする放射能測定器で、切り分けた大根、そしてネギの放射線量をそれぞれ測定しました。
彼らが育てた作物の放射線量は、いちいちそのインターネットサイトにアップされ、誰もが見られるようになっています。
武藤さんはこうしたやり方がどれ程リスクが高く、自らの痛みを伴う方法であるかを理解しています。
テストの後、武藤さんは収穫した110,000個に上るシイタケを、すべて廃棄処分にしました。
放射線力が高く、とても出荷などできなかったのです。

しかしこれ程の努力も、消費者が抱くもっとも大きな疑問のひとつ、福島第一原発近隣の農地で作物を栽培できるのか?という疑問には答えられないのです。

武藤さんのような農民は東京電力による補償も十分ではなく、何とか生計の途を立てて行かなければなりません。
東京電力は、 福島第一原発から12マイル(20km) 圏内の、避難を余儀なくされた農民に対してのみ満額の補償を行いました。
しかし大量の放射性物質は、北西方向のさらに広い区域に降り注いだのです。

こうした補償のやり方は、人口密度の高い日本という国を可能な限り細分化して、政府が示した方針に沿ったものです。
政府・自治体側も福島第一原発に近い場所での農作物の栽培に、多くの人が疑問を持っていることは認めていますが、放射能汚染を理由にいったんこの地区での栽培を禁止してしまったら、再開に当たっては国民を納得させるために何年もかかってしまうだろう、と語っています。
「消費者はもはやこの場所では農業をしないことが一番だ、と考えるかもしれません。しかし、作物の放射線量はひとつひとつ異なっているのです。」
福島県の稲作部門の責任者である、天野わたるさんがこう語りました。

しかし、大波町の農民たちの考えは異なります。
彼らはこう語りました。
11月に米が汚染されていることが判明する以前、政府は農民が米を作るに任せ何の方針も示さなかった。
ところがこの区の農民は米が一粒も売れない、という経済的破局に直面させられている、と。

「これらはみな、保証金を支払いたくない、という動機によるものなのです。」
こう語るのは米作農家で、これ以上の汚染がわかれば7代続いた農家を廃業しなければならないと恐れ、佐藤さんとだけ名を明かしてくれた74歳になる女性です。
「私たち農民は政府がこうしなさい、といった通りにしてきたのに、もうどうしようもなくなってしまいました。」
〈つづく〉

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【 子どもたちのために、立場の違いを乗り越えよう 】

アメリカNBCニュース[この世界をかえていく! メイキング・ア・ディフェレンス ] 2月16日

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今夜の[ メイキング・ア・ディフェレンス ]は教育界における大きな前進についてのお話です。
ロードアイランドの学区のひとつでは公立学校と私立学校の先生が協力し、子どもたちの読解力を向上させるための取り組みを行っています。
これまで公立学校と私立学校では教育課程の中身に相違があり、一種の軋轢がある事は否めませんでした。
しかし、その軋轢を解消し理想的協力が成功した例をチェルシー・クリントンがお伝えします。

ロードアイランド州セントラルフォールズのこの小学校では、「読解革命」とも呼ぶべき現象が静かに進行中です。
幼稚園から小学校2年生になるまで、公立学校の教師は私立学校の教師と協力し合いながら、州内でも有数の低い成績しか示せない子どもたちの読解力を改善すべく、可能な限りの取り組みを行っています。

女の子「コミュニケート…」
レポーター「他の人と互いに」
女の子「他の人と互いに…」

レポーター:画期的な方法です。教科書は使いません。子供たちは読みたいと思うものを読むのです。授業時間は倍になりましたが、その分生徒一人一人が先生と1対1で向かい合い、読解にだけ当てられる時間を毎週確保できるようになりました。
読解の授業は子どもたちの学習能力、そして理解力を高めてくれます。

レポーター「あなたの好きな授業は何?」
女の子「音読よ。」
レポーター「音読って何のこと?」

レポーター:子どもたちが読み上げた話を、先生たちがもう一度読み上げる事です。
この取り組みが開始された当初、全国平均を上回る読解力を示した幼稚園から小学校2年生の生徒は全体の37%に留まっていました。しかし年度終了時にはその数値は66%にまで上昇、8ヵ月間で29ポイント改善した事になります。

女性教師「私の生徒が、あなたは音読について何も知らないと言っていたわよ。」
レポーター「ほんとにそう、何も知らないんです。」
「小説だったらどんな種類ものでも読むんですけど…」

レポーター:何が画期的かと言えば、ここにいる公立学校の教師であるナンシー、ダイアン、シェリルが私立学校のクリスティン、ジョディと、同僚として協力しながら働いている事なのです。

女性教師「往々にして公立学校の教師たちは私立学校について、教育予算を横取りし、子どもたちを連れて行ってしまい、その挙げ句自分たちの職まで奪ってしまう存在だととらえがちです。
ですからこれまでどのような交流もありませんでした。
しかし、成果を上げるためにしなければならない事は、子どもたちのためにできる限りの事をしなければならない、という事なのです。」

レポーター:かつては互いに牽制し合っていたこの地の公立学校と私立学校の教師たちは、彼らのパートナーシップが、成功例としてアメリカ全土に広がっていく事を願っています。
チェルシー・クリントン、NBCニュース、ロードアイランド州セントラルフォールズ。

【 福島第一原発の周囲で鳥類の生息数が激減 : チェルノブイリを上回る被害 】

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所要時間 約 8分

「来たるべき原子力(核)汚染大災害の予兆なのか?!」

デビッド·マクニール / ザ·インデペンダント(英国)/ 2012年2月3日

調査研究の結果、事故を起こした福島第一原発の周囲で、野鳥の数の減少が続いていることが判明しました。
これは放射性物質が降り注いだ地方における生命がどうなってしまうのか、その目も当てられないような放射能汚染災害の前触れである可能性があります。

この25年間で最悪の原子力(核)汚染大災害に関する大規模な調査には、日本、アメリカ、デンマークから研究者が参加しました。福島と似たようなメルトダウンが発生したウクライナの都市、チェルノブイリと福島の間には、14種の鳥類が共通して棲息していますが、その影響による被害は福島の方がより一層ひどくなっていることを突き止めました。

2月の第2週に発行される『環境汚染ジャーナル(the journal Environmental Pollution)』に『3月から7月の主要繁殖期における鳥類に対する、放射線の直接的悪影響(an immediate negative consequence of radiation for birds during the main breeding season [of] March [to] July)』という名でこの研究結果が掲載されます。

この研究の執筆者のうちの二人は、一基の原子炉がメルトダウンしたチェルノブイリの周辺汚染区域、2,850平方キロメートルの地域で数年間調査を続けてきました。
チェルノブイリは1986年の爆発 によって、ヨーロッパの広域にセシウム、ストロンチウム、プルトニウム、その他の毒性の強い放射性物質を放出しました。
25年を経た今になっても、この地域に暮らす人はほとんどいません。

ティモシー・ムッシューとアンダース・パペ・モーラーの二人の研究者は、研究の結果、鳥類において生息数の減少、寿命の低減化、オスの生殖能力の低下、そして脳が小さくなるなどの悪影響が明らかっになった、と語ります。

多くの種においてDNAの突然変異率が急激に上昇し、発育異常と絶滅が確認され、昆虫の生息数ですら激減している、と彼らはつけ加えました。

http://www.independent.co.uk/news/world/asia/bird-numbers-plummet-around-stricken-fukushima-plant-6348724.html?origin=internalSearch

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今週こそは昨日始めたシリーズを中断することなく、3回続けて掲載したかったのですが、ご覧いただいている原稿を見つけてしまいましたので、今日は急きょこちらを掲載させていただくことにしました。
まだ人間以外の段階ですが、一番恐れていたことが現実になってきました。
「DNAの突然変異率が急激に上昇」
「脳が通常より小さい奇形の発症を確認」

一度この問題については、昨年の9月に『〈 放射線による健康被害と食品汚染[2] 〉英国BBC 「遺伝物質(DNA)の損傷は、将来の世代での奇形につながります」http://kobajun.biz/?p=878』でご紹介し、この サイトをご覧いただいている皆さんには、とにかく食べ物に気をつけていただくよう、お願いをしてきました。

しかし、新たな脅威が迫りつつあります。
放射能に汚染されたスギ花粉による、花粉症です。
昨年12月、東日本の広域にわたりスギ花粉がセシウムなどの放射性物質に汚染されていることが確認された、と新聞などで報道されました。
詳しい計測結果は追って発表される予定、とありましたが、例によってそんな発表はありません。

私は医師ではありませんが、以下のことだけは言わせてください。

放射能に汚染されたスギ花粉が、体内に取り込まれたらどうなりますか?
人間の呼吸器には、粉塵などの異物を排除する機能が備わっており、比較的大きな粉塵は鼻で、細かな粉塵は気管や気管支のせん毛で排除されることになっています。
大きさがおよそ10マイクロメートル以下の粉塵は排除されずに肺胞に到達します。
これに対しスギ花粉の大きさはおよそ30マイクロメートルから40マイクロメートルですから、理論的には肺には到達しません。
しかし、放射能に汚染されたスギ花粉を吸い込んだらどうなるか、などと言う研究も検証も存在しません。
花粉に付着した放射性物質が呼吸器系、つまり気管支を経由して肺に入ったら、死ぬまでそこに留まる可能性があります。

肺は異物の代謝がほとんどできません、だから『じん肺』などの病気があるわけです。
じん肺については根本的な治療法は存在せず、何より予防が大切になります。

このスギ花粉が体内に入り込まないよう、『アレルギー反応』が起きて人間は鼻水、涙を流すわけですが、これを花粉症用の薬で止めたらどうなるでしょう?
そうです、鼻炎カプセルなどの花粉症用の薬を服用して鼻水を止めてしまったら、スギ花粉が通りが良くなった鼻の穴を経由して気管支に達する危険性が高まることになります。
これからの数年間は東日本で暮らす皆さんは、鼻水、涙を流して、スギ花粉が体内に入り込まないようにした方が「マシ」なのです。
みっともないなんて言っていられません。

もちろんマスク、できれば市販されている花粉症用ゴーグルをして、外出から戻ったらうがい・手洗いは必須です。
可能なら着衣のクリーンアップ(外に出るときは一枚余計に羽おり、掃除機・コロコロなどで花粉を取り去ること)もした方が良いと思います。
とにかく、子どもたちのことが心配です。

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【 ホワイトハウスの科学フェア 】

アメリカNBCニュース 2月8日

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今日オバマ大統領はホワイトハウス・科学フェアの開会を宣言しましたが、数学と科学の教師たちに喝を入れるべく大統領が放った一発は、大きな祝福を表すことになったようです。
続いて起きたシーンは、私たちに古いことわざのひとつを思い出させてくれました。
すなわち、使う目的がはっきりしないのに、マシュマロ発射装置をホワイトハウスに持ち込んではいけない。
いや、そんなことわざは無かったかもしれませんが、ご覧いただいたシーンは若き科学者の卵たちと一緒に、大統領がほんとうに体験したことなのです。

発射されたうちの一発は、シークレットサービスをかすめて飛び、窓の近くの壁に命中しました。
大統領は生徒たちと彼らが行っている研究にはアイディアが満ちあふれている、と褒めたたえました。
この楽しい催しは3月の復活祭の週まで続けられます。

一方、ジミー・ファロンはミシェル・オバマ大統領夫人に挑戦しました。
これは『レッツ・ムーヴ!(動きましょう)』という大統領夫人のキャンペーンの成功を祝うものです。
挑戦の結果がどうなったかは、今夜、ジミー自身の番組の中でご紹介する予定です。

【 放射能汚染から食料供給を守るため、苦悩する日本 】〈第1回〉

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所要時間 約 6分

〈全3回〉「繰り返される政府の失態により、人々が汚染食品を口にする危険が高まっている」

ニューヨークタイムズ 1月21日

福島県大波町
秋になって黄金色の稲穂が風にたなびく谷あいの水田に、放射能汚染をチェックするため検査官がやって来ました。
大波町は事故を起こして制御不能に陥り、大量の放射性セシウムをまき散らした福島第一原発の北、ちょうど35マイル(56km)に位置しています。
この町の農地は放射能に汚染されました。

大波町は昨年3月に事故を起こして制御不能に陥り、付近一帯に大量の放射性セシウムをまき散らした福島第一原発の北、ちょうど35マイル(56km) に位置しています。
検査のためやって来た政府の調査官は、154軒ある米作農家のうち、2軒の水田だけ検査し、「食べても問題は無い」と安全宣言を出しました。

しかしその数日後、訪ねてきた孫に栽培したコメを食べさせても本当に安全なのかどうか、検査結果に疑念を抱いた農民自身が検査を行い、政府の安全基準を超えて放射能に汚染されていることを突き止めました。
この結果が巻き起こしたパニックにより、福島第一原発が立地する福島県東部の農家25,000軒について、政府が直接介入し、検査を行わざるを得なくなったのです。

3月11日に襲った巨大地震と巨大津波が、福島第一原発の3基の原子炉でメルトダウンを引き起こしてからもうすぐ1年になる中、このような騒ぎは日本という国が今、放射能汚染から食の安全を守るためにどれほど苦悩しているかを端的に表している、と言えます。
汚染されたコメの問題と似たようなケース、2011年7月に発生した汚染牛肉の問題も、事故発生後に急きょ定められた食品汚染基準と従来の基準とのギャップについて、そのつじつま合わせに政府職員が忙殺されることとなりました。

繰り返される政府の対応のまずさにより、食品に対する不安が増大しているだけでなく、人々は放射能に汚染された食物を摂取する危険に追い込まれてしまっています。
残念としか言いようがありません。
こうした失態は食品の安全性を明らかにしようとする取り組みに対する国民感情を、いたずらに悪化させています。
そして国民そして一部の専門家に、経済に対する悪影響を最小限に抑え込むため、そして汚染に対する賠償金額を低く抑え込むため、健康への影響に関する問題に関しては過少報告と隠ぺいが行われていると信じ込ませることになってしまいました。

保健当局に対しては食品汚染について十分な検査を行わないまま、そして検査結果をすべて明らかにするように求める国民の声を無視して、市場への出荷を急ぎ過ぎた、という批判があります。
この批判はもはや国民の間にはこれまで政府が行ってきたような国民の目をくらませ、事実を適当にごまかすような行為は通らなくなっている、と続けました。

「事故発生以来、政府は相変わらずこれまでと同じやり方で事故の重大性について軽く考え、それで良い、としてきました。」
と語るのは政府の信頼性の欠如に関する著作もある、慶応大学経済学部の深尾光洋教授です。

「しかし人々はブログやツイッター、フェイスブックなどから得た情報を基に、政府の食品モニタリング調査の結果が信頼できない物であることを学んでしまっているのです。」
〈つづく〉

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【 ロシア、イランの対シリア武器輸出に懸念を深めるアメリカ 】
アメリカABCニュース 2月15日

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国務省当局者はイランとロシアが反政府抗議者に対して使用するための武器をシリアに提供している、との懸念を表明しました。

トーマスA.カントリーマン、国際安全保障・核不拡散担当国務次官補は2月15日、オバマ政権はシリア政府に対するイランの武器供与について懸念を深めている、と記者団に語りました。
一方で同国務次官補はどのような種類の武器がロシア、イラン両国から提供されているのか、その詳細は明らかにしませんでした。

国務次官補はさらに、シリア国内で使用されている武器のうち、化学兵器と携帯型対空ロケット砲の存在について特に懸念している、と語りました。
アメリカ政府はシリア政権の継承者と目される組織と、これらの武器の廃棄方法について話し合いを始める、見通しです。

【動画 : 政府軍、葬儀参列者に向け発砲】
アメリカABCニュース 2月18日

首都ダマスカスで内戦のため死亡した市民の葬列が抗議のため大統領鑑定に向け行進していた所、大統領警護隊が葬儀の参列者に向け発砲しました。
目撃者によると参列者7名が死亡しました。
一方、シリア第三の都市ホムスではシリア政府軍の包囲が2週間以上続いており、すでに市民数百人が死亡しています。

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ほんとうの「今」を知りたくて、ニューヨークタイムズ、アメリカCNN、NBC、ガーディアン、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
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