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【 ウルトラ国家主義教育機関への現金授与と便宜供与 】

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所要時間 約 7分

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極端な立場の歴史観、中国人や韓国人に対する偏見に満ちた発言、安倍首相と籠池理事長の認識は

軍国主義的教育カリキュラムを『好ましい』と発言していた安部首相、スキャンダル発覚後に態度が一変

 

山口まり / AP通信 / ワシントンポスト  2017年3月23日

 

日本の安倍晋三首相は超国家主義的教育を行っている教育団体に妻を介して100万円の寄付を行っていたと、この教育機関の理事長が3月23日に国会で証言しました。

さら同理事長は現在日本国内で大きなスキャンダルに発展したこの教育機関が、国有地を異常に安い価格で国から払い下げられた件について、政治家による『口利き』があったことを示唆する証言も行いました。

一連の騒動が発覚したのは2月上旬のことでしたが、その2週間後に辞任するまで、日本の首相夫人である安倍昭恵氏は数カ月間この教育機関が建設を進めてきた小学校の名誉校長を務めていました。

 

宣誓の後議会の場で渦中の森友学園グループの籠池泰典理事長は、昭恵夫人が2015年9月に森友学園が経営する幼稚園を訪問した際、安倍首相に代わって封筒に入った現金を手渡されたと証言しました。

 

安倍晋三はそのような寄付をしたことを一切否定しましたが、仮に寄付をしていたとしても森友学園がある大阪は安倍首相の選挙区ではないため、日本の法律の下では寄付について違法性を問われることはありません。

さらに阿部首相は昨年、実勢価格の7分の1という1億3,400万円で国有地が籠池氏が理事長を務める教育機関に払い下げられたことについて、いかなる政治的関与も否定しました。

 

昭恵夫人も寄付をしたこと及び国有地の払い下げについて何らかの働きかけを行ったことを否定するコメントを、自身のフェイスブックに投稿しました。

一方で昭恵夫人は籠池氏から国有地の購入に関して質問を受け、FAXで公式アシスタントから返答したことを認めました。

しかしいかなる優遇措置も行っていないと語っています。

 

籠池氏と安倍首相の関係については籠池氏の極端な立場に立つ歴史観、中国人や韓国人に対する偏見に満ちた発言などが問題視され、さらには国有地の取引に関するスキャンダルが加わり、安倍政権の支持率の低下につながりました。

安部首相は自身と夫人、あるいはその事務所が今回の一連の事件に直接関わったとする証拠が明らかになれば、首相を辞任すると発言しました。

 

籠池氏が経営する教育機関のカリキュラムは、第二次世界大戦前の日本の軍国主義教育と類似するものだとみられています。

安部首相が2012年に政権の座に返り咲いた際、それを強力に後押しし、政権誕生後はその保守的政策の推進に影響力を振るっていると見られているのが、日本の保守系圧力団体である日本会議です。

籠池氏はその日本会議の幹部級のメンバーです。

 

安部首相は当初、籠池氏の教育方針は好ましいものだという発言をしていましたが、一連のスキャンダルが明らかになるとはっきりと距離を置くようになりました。

そして籠池氏について、あまりに偏った考えの持ち主だと批判するなど態度を一変させました。

 

https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/japan-pm-accused-of-giving-cash-for-nationalistic-school/2017/03/23/545e6f74-0f85-11e7-aa57-2ca1b05c41b8_story.html?utm_term=.1e7caf03d020

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今や日本は国を挙げてこの問題の本質をすり替えようとしているようです。

森友学園へ『便宜供与』したその実態解明が主題であったはずなのに、今や行政も司法も議会もマスコミも挙げて森友学園自体をやり玉に挙げています。

しかし今回ばかりはその姑息な隠ぺい工作ぶりが、国民にははっきりと見えています。

 

これほどあからさまな問題のすり替えに対し、日本国民はどう反応するのでしょうか?

その結果によっては、日本人にはもはや民主主義の恩恵に浴する資格なし、そんな海外の報道が流れるかもしれません。

 

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【 メトロポリタン美術館375,000点の収蔵作品をデジタル化、無料提供 】《16》

 

ニューヨーク・メトロポリタン美術館

 

ニューヨークのメトロポリタン美術館はそのコレクションをデジタル化し、無料で375,000点に上る画像データを公開しました。
いずれも公有財産として、無料で制約なしで利用することが出来ます。

アルフレッド・シスレー(英国生まれ、フランス : 1839–1899)作[マルリー・ル・ロアの風景](写真上)油彩、1876。
イギリスで生まれ、パリで暮らしていたシスレーはパリ郊外のマルリー・ル・ロアの借家に住んでいました。
この絵は街を見渡せる北西の景色を描いたものです。
青々とした手入れの行きとどいた画面右の敷地はアマチュア歌手のロベルト・ル・ルベの持ち物ですが、彼はカミュ・サン-サーンスやシャルル・グノーのパトロンでもありました。

 

http://www.metmuseum.org/art/collection/search/437682

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ほんとうの「今」を知りたくて、ニューヨークタイムズ、アメリカCNN、NBC、ガーディアン、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
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