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インドの若さと活力に注目する日本

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12億の人口、その60%は30才未満、消費意欲は旺盛
 
アメリカCNNニュース 4月26日


 
インド、ムンバイ
遅々として回復しない経済、高齢化する人口を抱える日本に対し、インドは正反対の状況にあります。
それがこの2年間で、インド国内の日本企業の数が倍増した理由です。
成長を目論む日本の企業にとって母国の状況は問題だらけです。高止まりする円は輸出価格を押し上げ、弱った経済は国内需要を増々縮小させています。
その結果は?
多くの日本企業が、インドのような成長著しい地域めがけて進出しようとしています。
日本企業は自動車産業、白物家電、医薬品製造などインド経済のあらゆる分野を調査しています。
そしてムンバイからデリーに至る地域に数十億ドルを投資して工業地帯を建設しました。

スシル・ジワルジカはインドの貿易代表団を率い、日本との架け橋を築きあげた立役者です。
「この10年間、日本経済は退潮を続けてきました。」
彼がCNNのマリカ・カプールにこう語りました。
「日本は中国に対しすでに巨大な額の投資を行っています。そして今度はより開かれた市場として、インドに目を向けるようになりました。」
 
今や800社の日本企業がインドに進出し、インド商工業連盟によれば、日本からインドへの直接投資額はここ数年で4倍に膨らみました。
日本がインドに対し、これ程投資額を増やしている理由のひとつはこの国の人口の多さです。
12億の人口があり、その60%は30才未満の若い人々であり、その消費意欲は旺盛なのです。
 
インド国内で成長を続ける日本のカメラメイカーのニコンに進出を決心させたのが、この旺盛な消費意欲でした。
同社は5年前にインドに進出しました。
ニコンの経営責任者は、インド国内での取引量は毎年倍増を続けており、現在の市場規模はまだ小さいものの、将来有望な市場だと語りました。
ニコン・インドの高階ひろし氏は以下のように語りました。
「中国やロシア、そしてブラジルといった将来性ある市場と比較しても、ニコンにとってインド市場の有望さは格別のものです。」
「潜在的経済力、そして増え続ける人口と写真愛好者の多さ、この点が他の国と大きく異なっている点です。」
「こうした点から、わが社はこれから5年から10年の間、毎年30%ずつの成長を見込んでいます。」
 
http://business.blogs.cnn.com/2012/04/26/japan-eyes-indian-youth-and-vigor/?hpt=ias_t4

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ほんとうの「今」を知りたくて、ニューヨークタイムズ、アメリカCNN、NBC、ガーディアン、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
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