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【地震活動が活発化するリング・オブ・ファイア(環太平洋地震火山活動活発地帯)】

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所要時間 約 8分

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アメリカCNNスチューデント・ニュース 4月13日

~ 今日は中東の話題からです。
シリア国内で続く暴力を停止させるべく、世界中から様々なグループが訪れ停戦の後押しをしています。
昨日、わずかな時間ですがそれが実現したようです。シリア各地の都市では。砲撃の音が響き渡るのが常態化しています。
一部停戦案は12日の木曜日までに実現される予定です。

町の真ん中に戦車がいますが、砲撃の音は聞こえません。少なくともしばらくの間、先頭は行われていないようです。
国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は、シリアの暴力を終わらせるための重要な瞬間が訪れた、と語りました。しかし彼はまた一方で、世界は、シリア政府に対し世界は懐疑的な目を向けている、と語りました。これまであまりにも多くの約束が繰り返し反古にされてきました。

~ 太平洋をぐるりと『リング・オブ・ファイア(環太平洋地震火山活動活発地帯)』が取り囲んでいます。実際には環というよりはアルファベットのSに近い馬蹄形をしています。
リング・オブ・ファイアは地震活動が活発な巨大なエリアです。
事実、世界で発生する地震の90%がこのエリアの内側で発生しています。
4月11日にインドネシアを襲ったその地震もこのエリアで発生しました。
その後マグニチュード8.2の余震も発生しています。現在までに大きな被害の報告はありません。

しかし、リング・オブ・ファイア上の地震はこれだけではありません。
翌日早朝にはメキシコ沿岸でも大きな地震が発生しました。
しかしインドネシアの地震ほどは大きくなく、本震はマグニチュード6.9、余震はマグニチュード6.2でした。

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【 北朝鮮は今回の失敗をどう言い訳するつもりか?! 〈後編〉】
[新たな発射実験の準備に入ることは、世の中にとって有害無益]

NBC放送宇宙問題解説者ジェームズ・オバーグ / NBCニュース 4月12日 (日本時間13日)

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▽神話を傷つけるわけにはいかない

今回の失敗について、見学者たちに対しありとあらゆる言い訳が用意されているに違いありません。
ロケット開発に当たった科学者たちは次の失敗を引き起こすものは、最初に起きた失敗を忘れること、もあるいは失敗があったことを否定する、その態度であることを知っています。
しかし北朝鮮の国そのものは、以前に行った2回の打ち上げが成功した、と主張しており、この事実はこの国の未来が明るくないことを示唆しています。

今回の失敗に対する平壌からの最初の、そしてお決まりの対応は「今回の打ち上げは成功した」と主張することでしょう。
同じことが1998年と2009年にもありましたが、しかし今回は招待した西側の報道機関と世界中のアマチュア無線家からがしっかり見ていましたから、そんな茶番は通用しないでしょう。

しかしながらとんだ言いがかりをする可能性もあります:外国の敵を非難することです。
失敗が飛行を始めた段階で起きたとすると、韓国が干渉したと主張することが可能です。
北朝鮮の無線が届かないエリアで衛星の墜落した場合には、アメリカの敵対感情が標的にされる可能性があります。
これは本能のようなもので、かつてロシアが火星探査衛星の打ち上げに失敗した時、ロシアの科学者の間でまことしやかにアメリカ陰謀説がささやかれた例がありました。
アメリカのレーダーによる捕捉範囲は広大であり、この状況を踏まえた北朝鮮が自国の失敗を他人に転嫁する必要上、卑怯な振る舞いに出る可能性は十分にあります。

その他、北朝鮮政府は随分昔のスターリン時代から用いられてきた手段、外国の干渉によるサボタージュがあったと主張する可能性があります。
そうなった場合には、今回の権力移譲に批判的な政権内部の人間に対し、粛清などの苛烈な処置がとられる可能性があります。
数百人が文字通り首を切られ、多数の銃殺者が出る可能性があります。
政権内部の大掃除の格好の理由にされるわけです。
ところでロシアは最近、そのフォボス・グラント火星探査衛星の事故について、『神のなせる業』とも言うべき責任転嫁のための格好の口実を見つけました。
宇宙放射線です。
おそらくは2個のコンピュータチップが地球に住んでいる人間にはどうすることもできない、宇宙の力によって破壊されてしまったのです。
この言い訳を北朝鮮も採用してくれれば、無用の流血を避けることができます。

▽ 別の秘密兵器の実験説

今回の失敗は実は最初から計画されたものであった、とするのであれば、欧米各国にその模範例を求めないわけにはいきません。
今回の打ち上げ失敗はトップシークレットに属する秘密兵器の実験のため、最初から計画されていたものなのだと発表するかもしれません。
優れた極秘開発計画については、これまで実際にあったことがウェブ上で公開されているのですが、それに多少のフィクションを加味することで、もっともらしい結論を作り上げることができます。

現実にそのような秘密兵器は実在します。
秘密兵器である『衛星』ミサイルはまだ発射されたことはありませんが、すでに一部は実戦配備されており、大気圏への再突入に際し、先端のカプセルは熱に対する防御力を持っています。
この技術が開発されるまでは、いったん宇宙空間を飛行して目的地に向かったミサイルの弾頭は、再度大気圏に突入した際に燃え落ちてしまっていたため、何千発発射したところで目標には到達できなかったのです。

この問題を解決するために、ノーズコーンの下に試験用の弾頭を配置する技術が考案されました。
これを装着したミサイルを『衛星』として打ち上げ、完成度をチェックするのです。
打ち上げた後、第2段階の噴射装置を切り離すと同時に、この弾頭も大気圏に向け落下させ、小艦艇や潜水艦で電波を傍受しながら追跡するのです。
こうすると落下した弾頭をいちいち回収して、実物を検証する必要がないのです。

ご紹介したようなすべての言い訳は、単純で理解しやすいという長所を持っています。
ともあれ今回北朝鮮が世界に向け証明してみせたことは、その国内が異常なほどの緊張感に覆われているという欠点とは別に、要するに北朝鮮は間違っている、ということです。
そして北朝鮮が新たな発射実験の準備に入ることぐらい、世の中にとって無益で有害なことはありません。

http://www.msnbc.msn.com/id/47030095/ns/technology_and_science-space/#.T4e9-NkXR6Y

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ほんとうの「今」を知りたくて、ニューヨークタイムズ、アメリカCNN、NBC、ガーディアン、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
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