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脱原発抗議活動を行う人々と、野田政権との会見はあるのか?! [ウォールストリート・ジャーナル]

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所要時間 約 8分

『会うべきか、会わざるべきか…?!』

ウォール・ストリート・ジャーナル 7月27日


日本の野田首相と政権を支える民主党には課題が山積しています。
消費税を現在の倍の税率にする増税法案、その安全性について疑問視されている米軍機オスプレイの日本への配備問題、環太平洋パートナーシップ(TPP)貿易交渉への参加問題、いずれも前に進めざるを得ない状況ですが、一方で原子力発電問題に関し、脱原発を主張する人々ときちんと向かい合う時間を取るかどうかは、明らかではありません。

今年の3月以降、毎週金曜日の夜になるとたくさんの人々が東京都心の首相官邸の前に集まり、原子炉の再稼働に抗議を行っています。
昨年発生した福島第一原発の事故以降、日本の50基の原子炉のうち2基が、安全性に関する議論が決着を見ないままに再稼働されました。

首相官邸前の抗議行動への参加者は回を追うごとに増え続け、最初は300人だったものが、最近では150,000人を超える程になりました。
しかし警察側の参加者数は20,000人という発表とは、大きな隔たりがあります。


抗議行動を組織している団体の連合組織、首都圏脱原発連合を率いる人々は、野田首相、または彼の政権を代表する立場の閣僚ら大使、直接人々の声を伝える機会が設けられるよう望んでいます。
「野田政権側がもし、直接話し合う機会を持ちたいと望めば、私たちは喜んで応じるつもりです。」
先週金曜日、首都圏脱原発連合の代表、みさお・レッドウルフさんが記者会見でこう述べました。

「先月、私たちは警視庁と話し合う機会を持ちました。その際に、官邸側に私たちが話し合う事を望んでいることを伝えてもらえるよう、依頼をしたのです。私たちは、原子炉の再稼働を止める要請を伝えたいのです。この要請が聞き届けられるまで、私たちが抗議行動を止めることはありません。」
彼女はこう語りました。

火曜日に抗議を行う人々と国会議員との話し合いの場が持たれた時、現在は再生可能エネルギー推進の旗振り役として、また反原子力発電の立場をとる菅前首相が参加し、野田首相から彼が取りつけたメッセージを披露しました。
そこには、人々が望む話し合いが現在検討されている、とありました。
「私はこうした話し合いが今日開催されることを首相に伝え、おそらくその場で野田首相に会いたい、という希望が示されるだろう、と彼に言ったのです。首相は喜んで皆さんに会い、意見を聴きたい、と答えました。」
菅前首相は前日行った野田首相との電話会談の内容を伝え、野田首相が国民の声を全面的に無視している、という世評を覆す努力の一端を見せました。


しかし藤村官房長官は木曜日の定例記者会見の席上、菅前首相が伝えた抗議活動を行う人々との会見が翌週に開催される、との情報について確認を求められると、一言の下にこれを否定しました。
「政府は現在、開かれた立場で様々な立場の意見聴取を継続してきたが、それをどう取りまとめるべきか現在検討を続けている。伝えられたような予定は今のところ無い。」

現時点で政府側から話し合いの場を設けたいとの申し入れはありません。
そして今週もまた金曜日、人々が首相官邸の前に集まることになっています。

http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2012/08/02/fukushima-watch-to-meet-or-not-to-meet/?mod=WSJBlog&mod=WSJ_Japan_JapanRealTime
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自民党の代表とは、いろいろな障害を排除してでも「会ってもらう」が、目の前に集まっている数万人の人々の代表と会って話を聴くことはしない。
8月8日の『政局』を見て、日本政府の『姿勢』というものがつくづく見えたように感じました。
言い換えると、自分、あるいは自分たちの利害のためなら骨身を惜しまないが、国民の間に渦巻く不満や不安と姿勢を正しい向かい合うという、本来の政治家としての務めは、損なのか得なのかわからない以上、うかつに手は出せない、というところでしょうか。

これを『政治の劣化』などと言う、あいまいな表現で済ませていいものなのか…
「日本はいったいどっちを向いて政治をしている?!」というニューヨークタイムズの論評の方が、私にはずっとしっくりきます。

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【アメリカ音楽界の巨匠、逝く : マーヴィン・ハムリッシュ68歳】

アメリカABCニュース 8月7日

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作曲家で指揮者の マーヴィン・ハムリッシュがロス・アンジェルスで亡くなりました。68歳でした。
彼の家族の話では、級の病気で倒れた後、6日月曜日にこの世を去ったという事です。
彼はアカデミー音楽賞を受賞した、映画『追憶』の主題曲の作曲で有名ですが、この他ピュリッツァー賞を受賞した『コーラスライン』、『スティング』など40以上の映画音楽を手掛け、ピューリツァー賞に加えてアカデミー音楽賞を3回、エミー賞を4回、ゴールデン・グローブ賞を3回獲得しました。

作曲活動に加え、指揮者としても活躍し、ピッツバーグ交響楽団のポップス・オーケストラの首席指揮者を務め、来週にはフィラデルフィ・オーケストラのポップス・オーケストラの指揮者にも就任の予定でした。
今年はニューヨーク・フィルハーモニックの大晦日コンサートを行う予定も立てられ、ゴッタ・ダンスと呼ばれている新しいミュージカルにも取り組んでいました。

マーヴィン・ハムリッシュ


『追憶』バーブラ・ストライザンド、ロバート・レッドフォード


『スティング』ロバート・レッドフォード、ロバート・ショウ


ジェームズ・ボンド・シリーズ『私を愛したスパイ』


コーラスライン



[追憶 : バーブラ・ストライザンド]

 

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ほんとうの「今」を知りたくて、ニューヨークタイムズ、アメリカCNN、NBC、ガーディアン、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
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