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後悔のゴルフ〈6〉 痛恨はやはり3パット – 消えてしまった6,400万円

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所要時間 約 4分

ゴルフではスタートする時やフェアウェーなどで、ボールを飛ばす事を「ショット」といい、グリーンという芝が短く刈り込まれた地面の上でボールを転がすのを「パット」または「パッティング」といいます。
石川遼君を例にとると、体を勢いよく回転させて「カキーン」と打つのがショット、ちょっと前かがみでそっとボールを打つのがパッティングです。
メートル法なら300メートルも谷や池を超えて放つ、豪快なショットの方が難しそうに見えます。
でもプロはやはりそのホールを締めくくるパットに多大な神経を使います。実際「イップス」と言って、短ければ短い程きちんとパッティングできなくなる心理状況に陥り、筆舌に尽くしがたい苦労を嘗めさせられたプロは世界中にたくさんいます。

アメリカで奥さんに支えられ、日本人としてはただ一人アメリカPGAツアーでシード選手として闘い続ける今田選手はそのパッティングの名手でした。
ただし、去年までは。
世界中にゴルファーが何百万人何千万人いるかは知りませんが、アメリカPGAツアーのシード選手120人は疑いなくその頂点にいます。
2007年以降、今田選手は4年連続してシード選手であり続けていますが、初優勝を果たした2008年以降調子は下り坂で、今年は毎年10位以内に入っていたパッティング成績も120位まで下がり、今年こそはシード落ちか?!と心配される程、結果が出ていませんでした。
それが今週、ゴルフの神様ベン・ホーガンのクラウンプラザ招待、バイロン・ネルソンのチャンピオンシップ、ジャック・ニクラウスのメモリアルと3試合続く今年のPGAツアーのクライマックスのひとつ、バイロン・ネルソン・チャンピオンシップの最終日13番ホールでバーディ奪取、ついに2打差で首位に立ったのです。
動画ではそのシーンが放映され、今田選手も「やったぞ!」とガッツポーズ。
ところが、その後15番以降の残り4ホールのうち、3ホールでボギーとしてしまい、終わってみれば3位タイ。
最後の土壇場で優勝が手からこぼれ落ちて行ってしまいました。

私は直接の敗因は17番の3パットだと思いますが、3パットは私たち素人ゴルファーでもやってはいけないミス。

優勝賞金は117万ドル(約9,400万円)、2位が70万300ドル(約5,600万円)今田選手の3位タイは37万7,000ドル(約3,000万円)です。
3位タイでも日本のトーナメントの優勝賞金と変わりませんが、獲得賞金が6,400万円も減ってしまった今田選手。
試合が終わった後、インタビューを申し込んだNHKのレポーターに対して
「悔しすぎて、ちゃんと答えられません。」
と返していました。もちろん今田選手が悔しいのは賞金の方ではなく、タイトルの事でしょうが。

それにしても、一打に3,000万円がかかるゴルフというのはどんな世界なのでしょうか?
アメリカのプロ・スポーツは野球でもバスケットでも、私たち日本人から見れば信じられない程高額の報酬が支払われます。
しかし、またそこで勝ち残って行くのも並大抵ではありません。挑戦して思うような活躍ができず日本に戻った選手のうち、渡米前と同様の活躍ができた選手はほとんどいません。それ程に心も体も消耗してのいってしまうのではないでしょうか?!

日本時間の今晩からはビッグゴルファー・シリーズ(私が勝手に名付けたのですが)の第3戦メモリアルです。
ふたたび今田選手が上位に食い込むよう、みんなで念を送りましょう、アメリカ大陸まで!
こんな不安と混乱の時代、ダメで当然、超能力が身につくよう訓練してみるのもいいんじゃありませんか?

 

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ほんとうの「今」を知りたくて、ニューヨークタイムズ、アメリカCNN、NBC、ガーディアン、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
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