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子どもたちの可能性を無限に広げる、ハーレムのオアシス

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所要時間 約 8分

アメリカNBCニュース 6月6日

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[メイキング・ア・ディフエレンス]をお送りします。
ある女性の夢は自らの人生を建て直しながら、ハーレムの子供たちにオアシスとなる場を提供することです。
ハレームの子供たちの心を開くことは容易ではありません。
まして子供たちに規律を学ばせるとなればなおさらです。
しかしどうでしょう、それがうまくいっている様子をご覧いただけるはずです。
「さあみんないくわよ、5、4、3、2、1、0。100%力を出して!」
レポーター : どの子かが勉強についていけなくなったとき、あなたはゆるぎない愛によって、子供たちが支えられている様子に気がつくはずです。
ダイヤモンド「さあ、テスト用紙を正面に据えて、胸を張ってちょうだい。」

ブライアン・ウィリアムズ : 子どもたちと話してみてください。そうすれば、子供たちがこの学校に愛着を持っていることが解るはずです。
「大好きな先生がいることを教えたい、そう思っている人はいますか?」
おやおや、全員が手を上げましたよ。

こどもたち「私が好きな先生はミズ・ダイヤモンドです。なぜって、ダイヤモンド先生は私たち一人一人が、わかるまで丁寧に教えてくれるからです。」

ウィリアムズ「質問があるんだけど。ダイヤモンド先生なら、おじさんにも数学を理解させられると思うかい?」
こどもたち「だいじょうぶだよ!」

ブライアン・ウィリアムズ : こんな質問をしたのは、私が数学が苦手だからです。しかしここでは子供たちは、数学が得意なようです。2008年には、ここハーレムの子供たちが州の試験で100%の成績を達成、学校始まって以来の快挙を成し遂げました。

ダイヤモンド「子供たちには無限の可能性があります。一人一人の子供たちが持ついろいろな側面を見て、それを慈しみ、評価してあげれば、子供たちは必ず前向きな反応を示してくれるのです。」


ブライアン・ウィリアムズ : ミズ・ダイヤモンド、すなわちデボラ・ケニーが学校を設立したのは2003年、自伝によれは彼女は若くして未亡人となりましたが、すでに3人の子供たちがいました。
彼女は東部の名門大学で学位を取得しましたが、どのような子どもたちであっても良い学校に通い続けることができれば、必ず立ち直ることができる、という理論を実践したいと考えた彼女にとって、この場所は『良い学校』を設立するのに最もふさわしい場所だったのです。
あなたが子供たちにしてあげたようなことを、すべての子供たちが経験できないのは、なぜなのでしょうか?
ダイヤモンド「すべての子供たちが経験できるようになる、その可能性はあるはずです。」
ウィリアムズ「どうすれば可能ですか?」
ダイヤモンド「教師一人一人にとっては遠い目標かもしれませんが、私たち教師全員が教える技術を高めていくことに責任感を持てば、いつかは手が届く目標だと思います。しかしそのような責任感を持つためには、教師には自由な裁量の幅を、大きく持たせる必要があります。」
ウィリアムズ「理解できます。」
ダイヤモンド「教師は子供たちと接することに、熟達する必要があります。チームの一員として同僚と連携を保つ一方で、自分が立案したカリキュラムに基づき、子供たちを教育する自由な裁量権を与えられるべきです。」

第5学年主任教師ミシェル・スキューリョ「主題を持って何かに取り組めば、最後まで成し遂げることができるのです。それがこれまでの学校と違う点です。いままでは、管理する立場の人間がこう言っていました。『さあ、ここに決められたカリキュラムがあります。そしてこれが使わなければならない教科書。学年末までにすべてを終わらせる、それがあなたの仕事です。』」


ブライアン・ウィリアムズ : この学校に通うことができる子供たちは、宝くじに当たったようなものです。あるいは競争を勝ち抜いてきたのでしょうか?
(子供たちに向かって)「君たちが誇るべきことは何だい?」
子供たち「僕はもう50冊の本を読み終えたよ。ここではそれが課題だけど。」
ウィリアムズ「この学校では一年に50冊の本を読まなければならないのかい?」
子供たち「そうだよ。」
ウィリアムズ「この辺りを歩いている大人たちが、この一年間に読んだ本の数は、どのぐらいになると思う?きっと50冊なんていう数じゃないと思うな。たぶん一桁、10冊未満だよ。でも50冊を読み終えた人にとって、その前と後ではいろんなことが違ってくる。学校生活は長い時間だよ。制服を着せられ、規律を守らされる。自分の持ち物をきちんと管理して、廊下を走ってはいけないし、教室内では大声で答えを叫んではいけない。でも教室の中では、どうしても騒いだりふざけたりしたいものなんだけど。君たちは、えーと、そうだね、手を挙げるときに2本指で何かサインを出しているよね。あの意味についておしえてくれないかな?」
男の子「このサインでしょ。このサインは無言の拍手なんだ。誰かが答えに詰まった時、僕たちはこのサインを送って励ますんだ。その子が頑張れるようにしてあげるんだよ。」
ウィリアムズ「そうだったのか。君たちは将来なりたい職業についたとき、すぐに本領を発揮できるよう、今から訓練しているのかな?」
女の子「その通りです。わたしが大人になってなりたい職業は、アメリカ空軍の従軍看護婦です。だから今の内から立派な看護婦になれるように、今からいろいろ勉強しているんです。」
ウィリアムズ「それは素晴らしい。君には素晴らしい希望と将来があるんだね。」

ハレーム地区のこの学校は発展してきました。現在では2つの中学校、そしてハイスクールが一つあります。そして今年の秋には初めて小学校が新設され、新入生を迎えることになります。


ブライアン・ウィリアムズ :
卒業間近のこの学校の生徒が、新しく入学してきた生徒に最初に話すことは、学校の規則はどうのこうの、そんなことではありません。
それは励ましの言葉であり、希望を持つように。
それはこの学校が、子供たちの人生を素晴らしいものへと、変えていくことができるからなのです。
まったく素晴らしい、その一言に尽きるのではないでしょうか。
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【7月6日金曜夜の大抗議 】
アメリカNBCニュース 7月6日

7月6日金曜日夜、あいにくの雨天にも関わらず、数万人の人々が脱原発を訴え、大飯原発の再稼働に抗議するため、首相官邸前に集まりました。


(写真はすべて、クリックすると拡大画像を見ることができます)

 

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