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【 福島第一原発事故、死者は最大1,300人に – 米スタンフォード大学、詳細な予測を発表 】

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所要時間 約 9分

「今後50年、日本人の27%が、福島第一原発の事故による健康問題を引き起こすことになる」

Yoree Koh/ ウォール・ストリート・ジャーナル 7月20日


昨年発生した福島第一原発の事故による死者は、各地で総計15人から1,300人の間になるだろうと、アメリカ・スタンフォード大学の科学者たちの研究が明らかにしました。
この研究はまた、これまでガンを発症した人のうち、24人から2,500人の人々の発症原因が、何らかの形で福島第一原発の事故に関わりがある、としています。
これ以外に福島第一原発の作業員の中で、2名から12名がガンを発症している可能性があります。

これらの予想値の中、最悪の数値が現実のものとなっても、1986年に発生し、近隣の人々の健康に計り知れない被害を与えた、史上最悪の原発事故であるチェルノブイリの事故と比較すれば、その影響はより抑えられたものになると結論づけています。
こうした予測は、これ以前に発表された他の研究結果とも、符合しています。
専門家によれば、チェルノブイリの事故の場合、主に子供たちの間で甲状腺がんの5,000例~6,000例の発症がありました。
世界的な研究結果をまとめると、高線量の被ばくをして人々の中で、不治のガンに冒されて死亡した人の数は4,000人と推定されています。


しかし福島第一原発の事故による実際の死亡者数は、この数字より高くなる可能性があります。

今回の研究に加わったスタンフォード大学の環境工学が専門のマーク・Z・ジェイコブソン博士はウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューにこう答えました。
「私の個人的な意見ですが、15人から1,300人の間というのは控えめに見積もった死亡者数であり、実際の数がこれを下回ることは無いと思います。」

この研究は今週号の『エネルギーと環境科学』ジャーナルに掲載されました。
研究の結果、福島第一原発の事故により130名が死亡し、180名がガンを発症する、というのがもっともあり得る数値である、と結論づけています。

ジェイコブソン博士は、特に心臓血管障害や呼吸器障害など、ガンとは異なる病気については、その発症確率は非常に控えめに見積もられている、と話しています。
「なぜなら私たちは今回、人間に健康被害をもたらす放射性粒子については、調査対象に含めていないのです。」
ジェイコブソン博士はこれまで放射性粒子を始めとする、環境中に存在する様々な物質が、人間の健康に与える影響について研究を続けてきました。


研究結果の中、示された数字に大きな幅があることが、大きな原子力事故が広い地域で人体にどのような悪影響をもたらすか、それを調査することが如何に難しいことかを物語っています。
その他の不安定要素が、予測をさらに難しいものにしています。
最大の問題は、原子力災害と人間の肉体がそれから受ける影響について、まとまった資料が存在しないことです。
この分野の過去の医学的資料が如何に限られたものであるか、今回の研究において科学者たちはそのことを思い知らされましたが、何とか結論を導き出しました。
いくつかの資料は何とか論理性を保ってはいたものの、広島、長崎の原爆に関する資料やその他については、不確定な要素ばかりが目立っていた、とジェイコブソン博士が語りました。

福島第一原発の事故後最大の問題となっている、長期に渡る低線量被ばくによる人体への影響について、今回の研究は明確な答えを出すことは避けました。
その代り人間の一生の中で、短期間放射線被ばくをした場合の影響について検証しています。
日本の場合、福島第一原発の事故により予想されている健康被害のうち、27パーセントがこれから50年の間に現実のものとなるだろう。

スタンフォード大の研究では、3月12日、巨大津波が襲った翌日から始まった放射性物質の放出量の計算に基づき、世界中にどれほどの放射性物質が拡散し、その後どのような変化があったのか、シュミレーションを行いました。

地球上の大気の3次元モデルを用い、3つの放射性物質『ヨウ素-131、セシウム-137、そしてセシウム-134』の拡散と集中の状況について、分布図を作成しました。
その後実際に計測されたデータと照合した結果、大気中、土壌中、いずれの放射線量についても、このシュミレーションがほぼ正しかったことが証明されました。

その上で研究者たちは、未だに賛否両論のある方法ではありますが、しきい値の無い線形モデルを用い、世界的にどの場所のどの量の放射性物質がガンの発症確率を上げることになるか、計算しました。
この結果、健康被害がチェルノブイリよりも少なく見積もられる、理由の一つが明らかになったのです。


チェルノブイリの事故では放出された放射性物質の量が多かった上、その大部分が、その国土に降り注ぎました。これに対し、福島第一原発の事故では、放射性物質の80%が海に向かって吹き飛ばされていったのです。

このことから、原子力発電所事故がもし西日本で発生した場合には、日本固有の風の動きにより、日本の国土のほぼ全域が汚染されることになり、その人的被害は福島第一原発とは比較にならない程壊滅的なものになる、とジェイコブソン博士が語りました。

福島第一原発の事故では、もっと素早い避難をしていれば、死亡率とガン発症割合を22%下げることができたかもしれないとこの報告書が指摘しました。
しかし、そこには続けてこう記されています。
「放射能の実際の拡散状況と比較して、政府・自治体による避難指示が狭い地域に限定されてしまったため、今後救われることになる人命が、過大に見積もられている可能性があります。」

http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2012/07/20/fukushima-watch-study-suggests-up-to-1300-could-die-from-radiation-effects/?mod=WSJBlog&mod=WSJ_Japan_JapanRealTime
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衝撃的なのは、西日本で原発事故が起きれば、日本はほぼ壊滅状態になる、という事です。
確かに日本の国土の形状、冬場は西高東低の気圧配置となる気候条件から、圧倒的に西風が吹くことが多く、西日本で原発事故が起きれば、今度は放射性物質は海の上ではなく、東日本に降り注ぐことになるでしょう。
大飯原発のある原発銀座、若狭湾などは、首都圏の真西にあたり、ここで何かがあれば、本当に日本は終わりなんだ、と暗然となりました。

とにかく、ひとりでも多くの方にこの記事を読んでいただきたい、今はそのことしか思い浮かびません。

なお、この掲載により21日土曜日午前零時の投稿に代えさせていただきます。
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【あなたがまだ、見たことの無い地球】

アメリカCNNニュース 7月9日

国際宇宙ステーションから撮影され、NASAジョンソン宇宙センター科学分析研究所が所有する写真を、クロアチアの18歳トミスラフ少年が合成して作り上げた動画です。

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【 全英オープンのタイトルを手にできない、10人の歴史的名プレーヤーたち 】

アメリカPGAツアー・オフィシャル 7月12日

 

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