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【 40年続いた幻想を、粉々に打ち砕いたフクシマ 】《第3回》[フェアウィンズ]

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所要時間 約 7分

福島第一原発の事故収束・廃炉作業には、もっと別のやり方がある
将来の社会においては、原子力発電に代わるべき別の発電手段がある
地震発生により、700基以上の汚染水タンクに倒壊の恐れ

フェアウィンズ 7月18日


ガンダーセン : このビデオの冒頭部分で、私たちは福島第一原発で今実際に起きている状況、その本当の状況を明らかにし、その解決のためのひとつの選択肢を提案しようとしています。

様々な新聞記事、あるいはネット上で公開されている専門家やジャーナリストのブログなどを見れば、福島第一原発には公開されている以上の数限りない問題が存在していることに気づかざるを得ません。
海に流出している放射性物質、ワイヤーをかじるネズミたち…
しかしこの2年有余、福島第一原発の問題に向かい合ってきたフェアウィンズとしては、さらに皆さんに伝えなければならない事実があるのです。

福島第一原発の事故収束・廃炉作業には、もっと別のやり方があるはずです。

将来の社会においては、原子力発電に代わるべき別の発電手段があるのです。

4号機建屋
そこでこのビデオの後半部分においては、福島第一原発の真実の状況に加え、世界がどの方向に向かって進むべきかをお話しています。
どうか皆さん、このメッセージが一人でも多くの方に伝わるように、寄付、翻訳、そしてツイートなど皆さんができることをしてください。
そうやってフェアウィンズの取り組みをサポートしていただきたいのです。
フェアウィンズは、最悪の結果があなたの側そばで現実のものにならないようにするために、あなたにも手を貸していただきたいのです。

松村 : アーニー、ありがとうございます。
さて、次に政治指導者の問題について考えたいと思います。
昨年私は2度日本を訪問し、福島第一原発の問題は国家的危機であると表明しました。
そして福島の問題は、単に技術的課題に留まるものでもないし、民間企業に任せきりにしてよい問題でもないと主張しました。
この問題の処理を誤ればその災厄は日本国内に留まるものではなく、福島第一原発の危機は世界的にも重大な原子力災害なのです。
解決すべき問題の筆頭に挙げるべきものなのです。

ところでアーニー、あなたは事故発生以来原子炉4号機の危険性について警告を繰り返されてきました。
使用済み核燃料プール内の膨大な量の汚染水、そして使用済み核燃料の問題です。
そして最近では、3号機についても重大な懸念を表明されていますね。
原子炉3号機のどの点が問題なのか、4号機の問題と比較しながら詳しく説明していただいてよろしいですか?

4号機プール視察
ガンダーセン : ご説明しましょう。
福島第一原発は現在不安定なままですが、ただし、大きな地震に見舞われない限りはまだ大丈夫です。
『大きな』地震とは、地震が頻発する国で大きなものと感じる程の地震、つまりはマグニチュード7.0以上の地震の事です。

現在、福島第一原発には3つの大きな問題があります。

最初のひとつ、それは発電所内の数百基のタンクに貯蔵されている放射能汚染水です。
東京電力は福島第一原発の敷地内において、どこにどれだけの放射性物質が存在しているか正確なところを明らかにしていませんが、汚染水のタンク内には膨大な量の放射性物質があることは疑いありません。

福島第一原発の発電所の外に居た人々が、大量の被ばくをさせられてしまったことは隠しようの無い事実です。
それからしても、発電所内に莫大な量の放射性物質がある事は間違いないのです。

ここに制御放射と呼ばれる現象があり、さらにはタンク内の放射性物質の放射性崩壊により、高い値のエックス線が福島第一原発の外部にも放出されています。
それはつまりどういう事でしょうか?
何百とある汚染水タンクは、きわめて高い値の放射性物質を含んでおり、しかもこのタンクは耐震構造を持つものはひとつもありません。
もし大地震が起きれば、その結果は目に見えています。

そう、大地震が発生すれば、700以上あるタンクから高濃度の汚染水がほとばしり出て、発電所の地面を走り、太平洋になだれ込むことになるのです。

110802
貯蔵されている汚染水の量は、これまで太平洋に流れ出した汚染水の量を上回っています。

そうです、1番目の問題とは、地震発生により貯蔵タンク内の汚染水が太平洋に流れ込む危険性があるという事なのです。

〈 第4回につづく 〉

http://fairewinds.org/media/fairewinds-videos/forty-good-years-and-one-bad-day
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第一回の掲載で、このシリーズを全4回に分けて掲載するとご紹介しましたが、実際に翻訳してみると考えていた以上に長いため、全5回の掲載に変更させていただきます。

翻訳していて自分で気が付いたのですが、私はガンダーセン氏のお話を翻訳している時が一番楽しいかもしれません。
ガンダーセン氏に、他とは比較にならない強さの『科学者としての良心』を感じるからかもしれません。

さらには、ガンダーセン氏の一言一言をふさわしい日本語に置き換えていくと、眼前に福島第一原発の事故の真実の姿がくっきりと、非常に解りやすく展開されて行きます。
東京電力や日本政府の発表だけでは、事故の全体像などつかみようがありません。

福島第一原発の真実を一人でも多くの方にご理解いただくために、フェアウィンズの記事をお一人でも多くの方にお読みいただきたいと願うばかりです。

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【 老いも若きも…ハノイの路上散髪店の伝統は続く 】

アメリカNBCニュース 7月20日
(掲載されている写真を、クリックして大きな画像をご覧ください)

ハノイ 1
ベトナムの首都、ハノイの路上散髪店の歴史は18世紀にまでさかのぼることができます。
散髪料金はその店の知名度、お客さんがどの程度のお得意さんであるかによって決まりますが、平均して1回100円〜400円程度です。
軍人上がりが多く、家族のため日銭を稼いでがんばっています。

ハノイ 2
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ほんとうの「今」を知りたくて、ニューヨークタイムズ、アメリカCNN、NBC、ガーディアン、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
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