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【 日本、1,800億円の軍事費を使った『景気刺激策』を実施 】&【 シリア国内のロシア市民、避難を開始 】

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所要時間 約 9分

フランス24 1月9日

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中国との間の緊張が高まる中、日本が景気刺激策として今後2、3カ月の内に支出する予定の予算の中に、約1,800億円の軍事予算が含まれていると、防衛省の幹部が語りました。
この支出は2012-13年度の通常会計予算とは別枠で予算化されるもので、与党である自民党が15日火曜日に要求したものです。

「私たちは今回の景気刺激策として予算化される中から、1,805億円を軍事費として支出するよう、予算要求を行う予定です。」
防衛省のスポークスマンがAFP通信の取材に対し、こう答えました。
この予算を使いPAC-3地対空弾道弾迎撃ミサイル・システム、そして4機のF-15ジェット戦闘機を新型機と入れ替えることが出来ると付け加えました。

3月までの会計年度に含まれる今回の景気刺激策は、13兆1,000億円の規模になると伝えられていますが、政府は1月末に予定されている正式発表の前に、財務省の承認を得る必要があります。
安倍首相が率いる与党自民党が2013年度以降、この11年間で初めて防衛予算の増額を行うことになると発表した翌日に、今回の予算措置が明らかにされました。

日本は東シナ海に浮かぶ一群の無人島の帰属をめぐり、中国と紛争になっています。
中国政府はこの地に何十回となく艦船を派遣し、昨年後半には航空機も派遣しました。

日本政府は予測できない行動に出る北朝鮮に対しても神経をとがらせています。
先月北朝鮮は、日本列島の南に浮かぶ島々に沿ってロケットを飛ばし、人工衛星の打ち上げを行ったと発表しました。
しかし日本とその同盟国であるアメリカは、明らかに大陸間弾道弾発射事件であったと主張しています。
「支出される1,805億円のうち、605億円が日本を取り巻く安全保障上の問題のために支出される予定です。」
防衛省のスポークスマンはこう語りました。

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同スポークスマンはまた、3基のSH-60K哨戒用ヘリコプターの購入と中距離弾道ミサイル・システムの強化についても言及しました。
「昨年2度に渡り北朝鮮が弾道ミサイルの実験を行い、中国との緊張関係も続く中、日本を取り巻く安全保障上の環境は厳しくなっており、自衛隊の装備を最新の物にしておく必要があります。」

法によって決められている訳では無いが、慣例により支出される予算のうち70%~80%は国内企業に振り向けられなければならないと、同スポークスマンが語りました。

http://www.france24.com/en/20130109-japan-plans-21-bn-military-spend
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ジェット戦闘機や軍用ヘリコプターを購入して『景気刺激』を行うとは、いったいどういう事でしょうか?
民主党政権時代、復興予算で数千キロ離れた場所の道路建設を行なおうとした予算流用と、どこが違うというのでしょうか?

そして下の記事、シリア内戦が終わった後に虐殺の可能性が存在する、そのことに暗然とする思いです。
しかし最初に暴圧、暴力という手段を選択したのはアサド政権です。
暴力は暴力を呼び、双方が果てしのない泥沼にはまり込んでしまったことは、この【星の金貨】でも何度もご紹介しました。

近代において、暴力、戦争という手段が、誰にとっても非常に危険なものであることを物語っているのではないでしょうか?

戦争という事について、未だに『大和魂』を言う人がいるのには驚きを通り越し、あきれてしまいます。
そういう人には、アメリカがアフガニスタンですでに実用化していると伝えられるロボット兵、そして無人戦闘機に対し、『精神力で圧倒する戦い』を挑んでみていただきたいものです。

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【 シリア国内のロシア市民、避難を開始 】

1月22日 アメリカNBCニュース
(写真をクリックすれば、大きな画像をご覧いただけます)
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22日火曜日、ロシア市民を乗せた4台のバスが戦火の激しいシリアを脱出してレバノンに入りました。
2年前にシリア内戦が始まって以来、ロシア政府による公式の避難措置が発動されました。
レバノンのロシア大使館によると、女性や子供を中心に約80人がシリアを脱出し、マスナー経由でレバノン東部に避難しました。
大使館の担当者は正式な許可を得ていないため、匿名を条件に取材に応じました。
今回の避難は権力にしがみつくバッシャール・アサド政権の統治能力に対し、ロシアが深刻な疑問を持ち始めたことの表れと見られています。

ロシアの大使館員は21日月曜日、今回約100名のシリア在住のロシア市民がいったんレバノンに逃れた後、そこから空路ロシアに帰国することになると述べました。ダマスカス空港付近では再び戦闘が激化し危険なため、この措置がとられたものと見られています。

この後避難は続くことになるのか?シリア人と結婚しているロシア人女性はどうなるのか?という質問に対し、ロシア側は今後数千人規模で、空路、海路両方を使って避難が行われる予定であると語りました。

2011年、市民たちが立ち上がり内戦状態に突入した後、一般市民に対する残虐な行為に対する制裁を課そうとする国際社会に対し、ロシアは国連の安全保障理事会で拒否権を行使するなどして、アサド政権唯一の同盟国としての役割を担ってきました。

しかし先月になってロシアはアサド政権に対しはっきりと距離を置くようになり、プーチン大統領はシリアには変革が必要であり、そのためこれ以上アサド政権を擁護することはできないと表明したのです。

今回のロシア政府による避難の開始は、ロシアがアサド政権の統治能力に深刻な疑問を持ち、手遅れになる前に自国の市民を脱出させようと決意したことをもの語っており、シリア内戦の様相を一変させるものになる可能性があります。

「もはや政権維持能力は無いと、アサドが見限られたという事にほかなりません。」
カーネギー国際平和基金モスクワ事務所の中東問題担当のアレクセイ・マラシェンコがこう語りました。

マラシェンコは、アサド政権の崩壊が直ちにシリア国内のロシア人の命に関わる事態になるとの懸念から、今回の避難措置がとられたと語りました。
「政権が崩壊すれば、アサド政権への協力者に対する大規模な殺戮が行われる危険性は否定できません。」

国境沿いに待ち受ける各国の報道関係者に写真を撮られないよう、国境を超える際数人のバスの乗客がカーテンを閉めました。
今回避難するほとんどの人がコメントを拒否し、口を開いた人も「故国の親類縁者のもとに帰るだけのことだ。」と言葉少なに語りました。

今回避難した人々はベイルート空港から、ロシア政府が手配した2機の専用機によって帰国することになっています。

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幼い妹を方に乗せ、ロシア人を乗せたバスの脇を行き過ぎるシリア人の男性。彼等もダマスカスから逃れてきた避難民である。

幼い妹を方に乗せ、ロシア人を乗せたバスの脇を行き過ぎるシリア人の男性。彼等もダマスカスから逃れてきた避難民である。

http://worldnews.nbcnews.com/_news/2013/01/22/16642014-four-busloads-of-russian-citizens-moved-out-of-syria-to-lebanon?lite

 

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ほんとうの「今」を知りたくて、ニューヨークタイムズ、アメリカCNN、NBC、ガーディアン、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
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