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【 選挙公約で国民の目を晦まし、 選挙後はまるで別の政策を次々実行する、それが安倍政治のいつものやり方 】《2》

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所要時間 約 6分

多数派の国民の意向を無視し、自民党は日本中の原発再稼働を決定 - こんなのは民主主義ではない
特定秘密保護法は世界的に見ても、「報道の自由に対する先例のない脅威」
安倍政権以降、明らかにあからさまになっている報道機関への干渉・介入

ジェームズ・ウォルシュ / ガーディアン 12月13日

川内原発エコノミスト
4.原子力発電
事故発生以来、国を二分するほど大きな議論が続いている福島第一原子力発電所について未だ答えは得られていませんが、安倍政権は来年早々に2か所の原子力発電所を再稼働させようとしています。

日本では半数を超える国民が原子力発電の継続に反対していますが、天然のエネルギー資源がほとんどなく、化石燃料の輸入額が高額に達している現状は、日本政府をして他に選択肢は無いという見解を有していることを感じさせます。
「安倍首相は福島第一原発の事故収束作業は順調だと主張していますが、実際には状況は非常に悪く、その上一層の悪化を続けています。」
木村あやかさんがこう語りました。
「それにもかかわらず、自民党は日本中の原子力発電所を再稼働させることに決めました。こんなのは民主主義ではありません。」

特定秘密03
5.特定秘密保護法

特定秘密保護法は12月の第2週、投票日の数日前に施行されました。
この法律の下で一般市民、特に内部告発者やジャーナリストは、国家機密に指定された情報を暴露したりすれば最高10年の禁固刑に処せられます。
この法律については規定が曖昧で恣意的あるいは不正な運用が可能であり、報道の自由を脅かすものであるとの内外からのむ強い批判があります。

国境なき記者団は、新しい法律を「報道の自由に対する先例のない脅威」と表現しました。

「悪名高い特定秘密保護法は、今日から運用が始まりました。表現の自由が妨げられているのではないかと思います」
ペンネームで書かれた読者は言いました。

秘密保護法05
6.メディアの役割

特定秘密保護法にもまして、ガーディアンの日本人読者が不満を募らせているのが日本のマスメディア、特にテレビ放送網に対してでした。
大手放送局の多くが日本政府に対し甘い態度を取り、悪いことには一蓮托生のものまであると指摘しています。

「テレビ局が独立性を保ち自由に報道することを妨げているのは、放送局の営業免許について日本政府が直接管轄している点にあります。」
北海道のさむかさんがこのように指摘しました。
「BBCとは異なりNHKには、日本政府が簡単に政治的圧力をかけることができる、独特の構造があります。選挙直前、自民党は「不偏不党の報道」を行うように求める文書を主だった報道機関に配布しました。多くの人々が配布された文書の内容が報道の自由の権利を侵害するものだと考えましたが、大部分のマスメディアはいかなる異議もとなえようとしませんでした。」

「NHKは民主化を求める香港の学生たちについては毎日報道していますが、日本の学生の抗議活動についてはほとんど無視しています。」
こう語るのは浜本のぶこさんです。
「確かに香港の抗議活動に比べると規模は小さなものですが、それでも2,000人以上が参加して特定秘密保護法の施行反対のための抗議活動を行っているのです。」

集団的自衛権01
7.平和憲法

「安部政権は日本国憲法を無視して集団的自衛権の行使を容認する決定を行いました。」
同盟国 – 事実上はアメリカ合衆国 – が他国の攻撃を受けた場合に自衛隊を海外派遣できるように、国際的にもその平和主義が際立つ憲法第9条の解釈の変更について、白土大介氏がこのように語りました。

「集団的自衛権の行使容認は、憲法違反です。」
木村あやかさんがこう記しました。
「安倍首相は平和を守るために集団的自衛権を行使することができるようにする必要があると主張していますが、多くの国民はこれまで日本は他国を攻撃することを一切行わなかったために、平和が保たれてきたのだという事とを理解しています。」
「政治家が憲法をどうにでも改変できるようになってしまったら、憲法の存在意義はどうなってしまうのでしょうか?」

- 《3》に続く -

http://www.theguardian.com/world/guardianwitness-blog/2014/dec/13/ten-things-japanese-people-are-worrying-about-ahead-of-the-snap-election
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最先進国の中で、これ程あからさまに人権抑圧の動きを見せている政権など世界のどこにもないと思うのですが、どうなのでしょうか。
それにしても安倍政権のメディアに対する支配意欲、統制意欲は際立っています。
逆に言えば、世論が敵に回ることを極端に警戒しているということでしょう。

彼らが最も恐れるのは、国民一人一人が声をあげることであり、その数が膨れ上がっていくことだと思います。
私たちは『効果的に』声をあげて行かなければならないと思います。

 

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ほんとうの「今」を知りたくて、ニューヨークタイムズ、アメリカCNN、NBC、ガーディアン、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
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