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下がり続ける太陽光発電コスト – 全米で加速する太陽光発電システム建設

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所要時間 約 7分

アメリカAOLエナジー 5月10日

米国の太陽の施設数が急上昇する中、太陽光発電の施設の運営企業、開発企業が法人などの大口顧客への低価格での電力の販売を模索しています。
現在の一般電力の市場価格を下回る価格ですが、それでも発電、そして販売業者は十分な利益を確保することが出来ます。

しかし州ごとの事情は同じではなく、販売価格をいくらに設定すればそれぞれの州で確実に利益を確保できるのか、それを精査することは簡単ではありません。

ニューヨークのエネルギー関連のシンクタンクであるDGエナジー・パートナーズは、太陽光発電に関する調査報告と資金調達を行っていますが、太陽光発電を行う業者が各州ごとに、設備投資も含めた総合的な発電コストを精査できるツールを開発しました。

同社が開発した太陽光発電事業価格指標(The Solar Project Pricing Index)は、この手のものではアメリカ初のものである、という事です。このシステムは設備業者、開発業者の双方に、アメリカ全土のそれぞれにおいて、設備建設から実際の稼働まで、その最終的なコスト計算の基礎資料を提供します。


まず太陽の照射量によって、アメリカの国土を4つのエリアに分割します。太陽光の熱量は、場所ごとの経済性と密接に関わりあっています。
次に地域ごとの電力の市場価格、そして人件費その他の経費の物価なども勘案し、最終的に1ワットの発電を行うために必要なコストを割り出します。
たとえばマサチューセッツ州では使用者が1キロワット/アワーあたり、一般的な市場価格より11セント安い価格での購入に同意すれば、太陽光発電は2ドル65セントから2ドル85セントの発電コストで送電網に電力を送り込むことが可能になります。
実際にアメリカ合衆国太陽光再生可能エネルギー認証を得た同州の企業は、1キロワット/アワーあたり市場価格より20セント安い価格で、3年間の契約を結びました。

このシステムで太陽の照射量が『非常に多い』とされるカリフォルニア州では、市場価格よりも15セント安い価格で電力販売を実現するためには、発電コストを2ドル81セントから3ドル04セントに設定すれば利益を確保できる、としています。

DG社の価格指標は1メガワットの事業が3年契約を行う場合に、現在のアメリカ合衆国太陽光再生可能エネルギー認証価格を参考に、価格設定を行います。価格設定はPPA(Power Purchase Agreement : 電力売買契約)の市場の動向に、計算の基礎が置かれています。そして事業を支える資産は出資者が60%、公的補助金が40%の構成により、全額保障されていると仮定しています。

▽変化に富む地方ごとの事情を踏まえて

今回開発された指標はDG社のサイトから無料でダウンロードできます。これにより太陽光発電事業を行おうとする企業が、なかんずく太陽光発電所を建設しようとする企業が、その地方の事情を踏まえ、果たして利益を上げることが出来るのかどうか、検証することが可能になる、DG社の経営陣はそう信じています。
「私たちはこれまで、地方ごとの状況が異なるため、果たして太陽光発電事業ができるのかどうか、判断に迷っている、という多数の技術者、事業家、そして公益企業を見てきました。」
こう語るのはこのAOLエナジーの執筆者の一人でもある、DG社の事業・戦略担当重役を務めるジョナサン・マックルランドです。
「これまで誤ったコスト計算により、犠牲になったプロジェクトが無数にあるのです。」

今回の指標が事業構想と継続的な事業拡大の基盤になることを、DG社は望んでいます。
「私たちは一社だけが提供する価格体系に電力使用者が縛られることの無いよう、多様なモデルを提示することにより、市場に透明性を作り出そうと思っています。」
DG社の部長、マイク・デラ・ガルタ氏がAOL Energyに語りました。

サンフランシスコに本社があるデヴェロッパー、ティオガ・エナジー社のケイティ・ブッシュは、今回の指標がとりわけこれから太陽光発電システムを建設しようとする者にとって、有益な情報を提供する点、「たいへん良い出発点」ができた、と語ります。
再生可能エネルギーの建設市場において、これまで設備費用の積算根拠が曖昧なことが、事業着手の際の障害となっていました。
「これからは私たちの事業に関わる技術者・事業家・公益企業がこの指標を基に、きちんとした数字を提示してくれることを期待しています。」

新しい情報によれば2011年、全米で新たに61,000基以上の太陽光発電システムが稼働を始めました。
全米太陽光発電工業協会によれば、さらに全米では現時点で、現在の発電能力の2倍に当たる1,885メガワット、214,000基の太陽光発電システムの稼働が予定されています。

http://energy.aol.com/2012/05/10/shining-a-light-on-the-cost-of-solar-installations
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