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信じられない蛮行 : 人間の盾として使われるシリアの子供たち

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「親が反体制派の疑いをかけられただけで、拷問を受ける子供たち」

アメリカCNNニュース 6月13日


[レポート : 人間の盾として使われるこどもたちCNNのマシュー・チャンスが、子供たちが人間の盾として使われている可能性がある、という国連の報告について、詳しくレポートします。]

国連の報告によると、シリアのアサド政権は子供たちを人間の盾として利用、さらに両親に反体制派容疑をかけられた若者たちの拷問を行いました。

シリアの子供たちと武力抗争に関し、政権側の武装民兵が若者を拷問しているとの情報がもたらされており、シリア駐在の国連の責任者は武力抗争は内戦に向かっている、と語りました。
「多分その通りだと思います。」
国連平和維持軍の司令官エルヴ・ラドゥソーは、シリアは内戦状態に入ったのではないか、との問いにこう答えました。
「現在明らかなことは、政権側がいくつかの都市において敵対勢力に支配権を奪われ、その退勢を挽回しようとしている、という事です。」

ラドゥソー司令官は12日には不在だったため、彼が2社の通信社に語ったとされるコメントをここで引用することが出来ません。
指令官付きの報道官キーラン・ドワイヤーが発言内容についてCNNに確認しましたが、司令官自身が何を重要視してその発言を行ったかはわからない、と語りました。
「現在の抗争が国内全域に拡大しているのか、部分的なものにとどまっているのか、いずれにしても拡大する一方であることは確かです。現在は国土のほとんどに武力抗争が拡大し、シリアの一般市民が一番の被害者であり、苦しい思いをしています。」
ドワイヤーがこう語りました。

子どもたちに関する国連報告は、4月末までに確認された内容が、11日月曜日に明らかにされました。
「拷問の犠牲となった子供たちのほとんどは叩かれたり、目隠しをされて恐怖感が増すような境遇に置かれた上、重い電気コードで鞭打たれたり、タバコの火を押しつけられたりしました。極端な例では世紀に電気ショックを与えられた子供もいました。」
多数の目撃談が引用され、、報告書はこう伝えています。
「兄弟や両親が反体制勢力や市民自由シリア軍(FSA)と関わりがあるとされた多数の子供たちが拘留され、そして拷問を受けています。子供たち自身もFSAなどとの関わりを疑われているのです。」
報告書の中のFSAの項目に、この記述があります。

また3月には、政権側の民兵がアイン・ラローズ村を急襲した際、数十人の8歳から13歳の子供たちが『人間の盾』として使われた、との報告がある、とあります。
FSAの側も、その規則に17歳未満の少年は加入できないとあるにもかかわらず、こうした少年を勧誘し、兵士として先頭に投入した、との報告も含まれています。
この点に関しFSAのスポークスマンは、直ちに返答することはできませんでした。

イギリス国連大使のマーク・ライアル・グラントは、今回の国連の報告書は「対応が必要な重要な問題を含み」、「各安全保障理事国は、注意深く内容を検討する必要がある。しかしシリア政権は、これ以外にも野蛮な行為をその国民に対して行っており、この報告書にあるのはその一部に過ぎない。」
と語りました。
「ですから正直申し上げて、今回の報告に特に驚きはしません。しかし、今回の報告もまた、シリア政権がいかに人道に反する行為を繰り返しているか、その忌むべき実例のひとつなのです。」

シリアのバシャル・アル・アサド大統領の体制は、「武装したテロリストのグループ」による国内での暴力行為を繰り返し避難してきました。

12日シリアはアメリカ合衆国に殴りかかりました。
シリア国営通信社SANAは政府筋の話として、シリア外務省が以下のように非難していることを伝えました。
「アメリカの政権はシリアの内政問題に露骨な干渉を続け、あからさまにテロリストに対する支援を行い、テロリストによる犯罪を隠ぺいし、国連において事実と異なる報告を行い、国際社会に対しシリアを追いつめることを強要している。」

人権保護団体は、シリアに対する武器禁輸措置を行うよう、国連安全保障理事会に嘆願書を提出しました。人権監視団体はシリアの指導者層の海外資産の凍結と海外渡航禁止措置について、国連が議決を行うべきだ、と語りました。
人権活動家で組織されるシリア暴力記録センターは2011年2月以降、最低でも1,176人の子供たちがこれまで政権側によって虐殺された、と語りました。

15ヵ月続いた流血の後もなお、事態が改善される兆候は無く、体制側は国内の年ごとに包囲砲撃を続けている、と反体制側が非難しています。
6月12日にも子供と女性を含む60人が政権側の攻撃によって死亡した、とシリア地方援護委員会が発表しました。
16名がデリゾール、23名はホムス、そして12名はアレッポにおける犠牲者です。
地方援護委員会によればアレッポのアナダン地区では、政権側の包囲軍が一軒の家に入り、中にいた家族6人全員を殺害しました。


[国際社会の介入を訴えるシリアの活動家 : シリア北部の都市イドリブでは、6月12日月曜日だけで93名が殺害された。]

反体制勢力のシリア人権擁護監視団は、アル・ハッファ近くの町、政権側の住民が多数を占めるアル・シェールでは12日、国連の監視団がアル・ハッファに向かうのを阻止しようと住民たちが道路の上に寝転んで、監視団の通行を妨害した、と発表しました。
シリアの国連特別監視団本部は、国連監視団がアル・ハッファに向かおうとすると、ラッタキア地区で激高した住民たちが監視団の車両を取り囲み、石を投げつけ金属パイプで殴りかかり、それ以上前に進めなくなった、と声明を発しました。
「国連監視団は来た道を引き返さざるを得ませんでした。途中イドリブにさしかかったところで、3台の車両が発砲されました。誰が発砲したかは不明です。」

国連の声明によれば、基地に戻った監視団は「全員の無事」が確認されました。
そして12日以降、国連監視団のアル・ハッファに向かおうとする試みは、途中の暴力行為によりことごとく妨げられた、と声明の中で述べています。
シリア政府がアル・ハッファの反体制勢力に対し迫撃砲、ヘリコプター、戦車による攻撃を繰り返している、という報告があり、国連とアメリカ合衆国政府が、住民が危機的状況に追い込まれている懸念がある、という見解を明らかにしました。

国営テレビの見出しは、「ラッタキア地区の住民は国連監視団に対し、アル・ハッファでの戦闘が、テロリスト・グループによる攻撃によるものであることを説明しようとしたが、監視団は耳を貸そうとしなかった。そして監視団の車両が住民3人を跳ね飛ばし、このうちの2名が重態に陥っている。」と報じました。

これに対し、国連のラドゥソー司令官のドワイヤー報道官は、発砲は明らかに国連車両を正確に狙ったものであった、と述べ、監視団の内の約300名の非武装の隊員の安全確保が果たせるかどうか、現在検討中であることを明らかにしました。
「我々はあらゆる側面について、検証中です。」


[シリアは『人道に対する罪』を犯している : 戦場カメラマンのロバート・キング氏が、シリア政権が行っていることは『人道に対する罪』以外の何物でもない、と告発します。]

米国のクリントン国務長官は12日、ロシアが攻撃ヘリコプターをシリアに提供しているかもしれないという報告について懸念を表明しました。
ワシントンのイベント会場で行った演説で、クリントン国務長官は、アル・アサド政権側への武器供与を直ちに中止するよう、厳重に申し入れを行った、と語りました。

国務省報道官ビクトリア・ヌーランドは、アメリカ合衆国はロシアに対して何か月もの間、シリアとの軍事面での協力姿勢を改めるよう繰り返し迫ったが、ロシア側は一切聞き入れなかった、と語りました。
「彼らの返答は、ロシアが送った武器はシリア市民に対する弾圧には一切使用されていない、というものでした。そして、今私たちが目の当たりにしていることは何でしょうか?シリア政府がロシア製ヘリコプターで、空から繰り返し市民を攻撃している様子なのです。」

アメリカ国務省はウィリアム・バーンズ副長官が12日にアフガニスタンのカブールで開催される経済協議で、シリア問題についてロシア側と話し合う機会を持つ、と発表しました。
クリントン国務長官は、シリアでの流血を終わられるための妙案など無いだろう、と述べています。
「私たちはこれ以上事態が悪化することを恐れるシリア国内の各会派の代表を集め、地道な話し合いを重ねていくよう、働きかけを行っているところです。」
長官はブルッキングス研究所で、聴衆にこう語りました。
「そして政治体制の移行、すなわちキリスト教徒、ドルーズ派、アラウィー派、クルド人、スンニ派、各会派の人々への政治権限の平等な移行、そして安全な生存の確保について、それぞれの経済界やその他の指導者の中からの代表により、どのような新しい政治体制を築くべきなのか。そして体制変更後、トルコやヨルダンに避難している人々が、一気に雪崩を打つように帰国して混乱が起きないように、さらにはシリアの内部分裂の影響を受け始めているレバノンについては、抗争が起きないように協議していく場が必要です。
もしこれらの問題が時間とともに解決に向かえば、あるいは解決のための糸口が見つかったら、国務省としては直ちにその情報を国民の皆さんにお知らせするつもりです。」

しかしながら、シリア政府は「武装反政府勢力」がアル・ハッファにある国営テレビ局アル・イクバリアを攻撃し、「国営放送が真実を国民に伝える、妨害をしようとしている。」と伝えました。
国営のSANA通信社は武装グループの銃弾に、アル・イクバリアのマゼン・モハンマドが手を撃ち抜かれ、カメラマンのファディ・ヤコウブは胸を撃たれた、と伝えました。
SANAは12日、36人の「軍と治安維持機関の殉教者」が埋葬された、と伝えました。

最新の暴力に関する報告は政府軍がジャバル・アメ・ザウィヤ近郊でヘリコプターから無差別攻撃を行った、という報告の一日後にもたらされました。またも一般人と反政府軍の間に多数の犠牲者が出た、と人権活動家がCNNに語りました。
自由シリア軍と政府軍との間で6時間にわたる戦闘が行われ、32名が死亡した、と人権活動家のイブラヒム・スウェドがイドリブ地区の町から伝えてきました。

国連の統計によれば、2011年3月に聞きか表面化して以来、市民を中心に10,000人以上の死者が出ました。反政府勢力による集計では、この死者の数は12,000人から14,000人の間と見積もっています。

シリア政府が国際的なジャーナリストによる取材を規制しているため、CNNは犠牲者や暴力が行われた状況について、直接の取材による確認ができずにいます

http://edition.cnn.com/2012/06/12/world/meast/syria-unrest/index.html?hpt=hp_c1
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【日々戦い続ける人間にとって、父の日には格別の思い】

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