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【放射能汚染・こどもたちの真のガン発生割合】〈第5回〉[フェアウィンズ]

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所要時間 約 11分

「低線量・長期被爆には原爆症を上回る危険がある」
「低線量の長期間被爆をした原発労働者の発ガン率は、原爆症患者を上回っている」

フェアウィンズ

Cancer Risk To Young Children Near Fukushima Daiichi Underestimated from Fairewinds Energy Education on Vimeo.

2年後の2009年、ジェイコブの研究チームは私たちが検証してきた15か国の調査に加え、新たに8つの原子力産業労働者についての調査を行いました。
その中で特に、死の灰の中で崩壊速度が遅いもの(プルトニウム、ストロンチウムなど)、そして早いもの(ヨウ素131など)、それぞれに汚染された地区で働く原子力産業労働者の被ばく後の影響についての調査を行いました。
そして総合的分析の結果、崩壊速度が遅い放射性物質への被ばくの方が、健康被害が深刻であることを突き止めました。

例を挙げましょう。
この表はジェイコブの研究チームが9つの調査研究を検証した結果得た、ガン発生リスクが高くなる部分を表しています。それぞれの研究結果はゼロの値に対し、どの程度危険性が増したのかを、赤い点の位置と線の長さによって表示しています。

対照的に青色の点は、原子爆弾の被爆者たちの、原子力産業労働者のデータに対照するガン発生リスクが高くなる部分を表し、双方を比較した場合に整合性が保たれるよう、年齢、性別について調整してあります。
ご覧いただければわかるように、赤い点(線)はほとんど青い点(線)の右側に描かれています。

つまり原子力産業の労働者の発がんの危険性は、原子爆弾の被爆者よりもさらに高いものなのです。

これは驚くべき事実です。
なぜならこれまでの放射線被ばくの危険性に関するデータは、短時間に高い線量を被ばくした原爆症患者の研究に基づくものであったからです。

これまでは短時間に高い線量を被ばくすることの方が、より有害であると考えられていたのです。
しかしジェイコブ研究チームによる検証の結果、この考え方には大きな疑問が生まれました。

ジェイコブ研究チームの論文については、雑誌『職業病と環境医学』に掲載されたものを参照しました。
「最近の研究は、『低線量の放射線が日常生活の中で徐々に体内に取り込まれていく被ばく形態は、高線量を一気に浴びてしまう被ばくより健康への害が少ない。』とする仮定を覆すものが多くなってきました。

なぜなら、低線量を徐々に被爆していく人々の健康被害発生割合の方が、日本の原爆症患者に対する研究が明らかにした、短期大量被ばくによる健康被害発生割合に等しいか、上回る傾向があるからなのです。」

ジェイコブ研究チームのこのグラフは、これまでの発がんリスクモデルの矛盾点を指摘しています。
これまで代表的なものとして認められてきた発がんリスク・モデルは、その数値が左(より安全である)側に寄っています。
2番目は私たちが始めに検証した、科学アカデミーの発がんリスクモデルです。
どちらの調査も、その多くを原爆被害者である被爆生存者が体験した、短時間の大量被ばくをベースにしています。
そして3番目の線は原子力産業労働者の、長時間にわたる低線量被ばくによる発がんリスクを表していますが、その発生割合はいずれも原爆被害者のリスクを上回っています。

これらのより包括的な分析結果、以下の推論が成り立ちます。

すなわち、これまで正しいとされてきた発がんリスクモデルは、長い時間にわたる低線量被ばくによる発がんリスクを低く見積もっているのです。
〈つづく〉

http://fairewinds.com/content/cancer-risk-young-children-near-fukushima-daiichi-underestimated
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これを読んで(訳して?)私もたいへん衝撃を受けました。
これまで日本の諸機関もマスコミも、そして一部の科学者も、あたかも「低線量被爆はさほど健康への影響は少ない」かのように伝えてきました。
しかし、世界15カ国40万人を超える原子力産業の労働者を調査した結果、それは誤り、あるいはウソである事が解りました。

何と言う事でしょう。
これまでテレビや講演会で「安全だ、大丈夫だ」と言って来た「科学者」たちには、「恥を知れ!」という言葉の意味を考えてもらう必要があります。
真っ先に犠牲になる恐れがあるのは、子どもたちなのです( http://kobajun.biz/?p=1958 )!

このシリーズ第4回( http://kobajun.biz/?p=1962 )で、原子力産業の労働者全員の年間被爆線量の平均が1.95ミリシーベルトである事が解っています。
それでもガンの発生割合は原爆被害者のリスクを上回っていたのです。

そして、ゴルフ。
この『星の金貨』でも、始めの頃、時々ゴルフの話題を取り上げていた事を思い出しました。
時あたかも春、いざグリーンへ!
と言いたい所ですが、福島およびその隣県では被爆覚悟のゴルフになりそうです。
そして前記シリーズ第1回でお伝えした「250,000ベクレルに汚染されたスギ花粉」の存在( http://kobajun.biz/?p=1944 )。
春の訪れがこんなに憂鬱だなんて、生まれて初めてです。

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【 ザ・ホンダ・クラシック〈3日目〉若き天才プレーヤーと43歳の苦労人の対決 】

アメリカUSPGAツアー公式サイト 3月3日土曜日

フロリダ州パームビーチ・ガーデンズ
これこそがローリー・マキロイ(北アイルランド)が望んでいる事であり、見慣れた光景になる可能性があります- 順位表のトップにいて、インタビュールームに迎え入れられ、その日のベストプレーヤーと賞賛されることです。

マキロイは日曜日、文字通りそれを実現してみせるチャンスを持っています。
彼は土曜日、風が強く吹くホンダクラシックで4アンダーの66のスコアをたたき出し、2打差で首位に立っています。
「今年特に調子がいい、というわけではないけれど、今年は着実なゴルフがで来ていると思う。ゴルフバッグの中に、そんなに悪いショットは持って来ていないと思うよ。」
こう語るマキロイはアメリカツアー参戦2度目にして、優勝を目前にしています。
「アメリカに来る前に、悪いショットはバッグから出しておいたんだよ。」

安定したゴルフは、彼をさらに高いレベルに押し上げてくれました。
彼の着実な成長は、結果に結びついて来ました。
昨年8月のPGAチャンピオンシップ以来、彼がトップ5に入れなかったのはドバイのトーナメントただ一回、彼はその時体調を崩していました。
赤ちゃん体型だったマキロイは体を絞り込み、すっかり逞しくなりました。厳しい練習と才能のおかげでスイングも力強くなり、パッティグストロークも良くなりました。残すは結果のみです。

今週マキロイはボギーを4つしか叩いておらず、3メートル以内のミスパットも、50回中4回だけです。彼は3~4.5メートルのパットを6回以上沈め、バーディの数もこのトーナメントで2位につけています。
「もう少し集中力を高められると思うし、もう少しやる気もただせると思う。大体思い通りのゴルフができているし、とっても気分がいいよ。」
マキロイがこう語りました。
「ピンを狙って良いときと、ピンは狙わずパーでよしとすべき時と、メリハリをつけてプレーする事を学んだおかげでスコアも良くなったし、結果も出るようになったと思う。この12ヶ月でずいぶん改善したと思うよ。」

昨年マキロイはこのザ・ホンダ・クラシック3日目、15番16番17番の〈ベアートラップ - 一斉取り締まり・ここではニクラウスが仕掛けた罠、ジャック・二クラウスのニックネームとブランドがゴールデン・ベアーであったことから〉で崩れ、3連続ダブルボギーを叩きました。そして今年の3日目、3連続バーディで見事に仇を討ったのです。

マキロイが優勝を狙う脇で、2位につけているトム・グリスは初優勝を狙っています。
今年43歳になる職人は、20年間26カ国の世界中のツアーを渡り歩き、今年やっとアメリカPGAツアーの一勝をつかみ取ろうとしています。
マキロイの視線を意識しながら、彼は今週ほぼ完璧なゴルフをしました。今週のボギーは2つだけ、パッティングの成績はマキロイと同じ全体で6位です。
しかしグリスはこれまで最終日、最終組でフレーした経験はありません。彼は他の参加者に威圧される事は無いでしょうが、マキロイのように無心でプレーできるかどうかは解りません。
「まるで大きな競技場のアリーナにいるような気分だよ。でも受け入れるしか無いだろう?これまでぼくは数々の試合で最終日には満足できるプレーをして来た実績がある。でも、明日の相手は僕が参加できなかった大舞台で、もっと完璧なプレーをして来たトッププロだ。それを思うと、フラストレーションがたまってくるよ。明日戦わなければならない相手はミスらしいミスも無いし、おまけに人気者と来てる。」
グリスがこう語りました。
「明日はこんことを考えないよう祈るしか無いね。」

マキロイではない誰かが、勝負の行方を左右する可能性もあります。

グリスと並ぶ2位タイのハリス・イングリッシュも、天才と認めるしかないマキロイに追いつこうとしています。
「マキロイは現時点で世界最高のゴルファーだと思う。つまり、僕は運を天に任せるしかない、ってことさ。」
日曜日、マキロイにはこの事実を証明するチャンスが訪れます。

http://www.pgatour.com/2012/tournaments/r010/03/03/mcilroy-honda-wacker/index.html

 

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