星の金貨 new

星の金貨 東日本大震災や音楽、語学、ゴルフについて語るブログです。

ホーム » エッセイ » 【放射能汚染・こどもたちの真のガン発生割合】〈第4回〉[フェアウィンズ]

【放射能汚染・こどもたちの真のガン発生割合】〈第4回〉[フェアウィンズ]

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

所要時間 約 9分

「このままでは福島の子供たちは、原子力業界労働者の10倍の被ばくをさせられてしまう」
- 15カ国40万人の原子力産業労働者への調査結果から -

フェアウィンズ

Cancer Risk To Young Children Near Fukushima Daiichi Underestimated from Fairewinds Energy Education on Vimeo.

2007年には職業がら低線量放射線被ばくをせざるを得ない人々を対象にした、これまでで最大規模の研究が出版されました。
この研究は15カ国の40万人に上る原子力業界の労働者を対象に行われました。研究では放射線被ばくとがん死亡率との間に、明らかな因果関係を発見したのです。

調査対象となった原子力業界労働者の平均雇用期間は10.5年であり、この間の平均被ばく線量は19.4ミリシーベルトで、これを一年あたりに割ると1.85ミリシーベルトになります。
これを20ミリシーベルトの被ばくは問題ないとされてしまった福島の子供たちは、これら大人の原子力業界労働者の10倍の被ばくをすることになります。
(日本では2012年4月からやっと、子供たちに対しては新たな基準が用いられる予定ですが、事故発生から丸一年以上、子供たちは20ミリシーベルト基準を適用されてしまっています。)

さらに正確な一年間の被ばく線量を計算するため、このデータは国別の平均雇用年数とその間の累計被ばく線量がわかるようになっています。
これらのデータから計算すると、すべての集団の年間の被ばく線量の平均値は1.95ミリシーベルトとなり、年間を通し2ミリシーベルトに達しない値であることがわかります。
また、同一の性質を持つ集団ごとに年間平均被ばく線量を計算すると、少ないものでは0.45~0.5ミリシーベルトになります。

これらの結果から、原子力産業に従事する労働者の年間被ばく線量は最大でも、福島の子供たちが浴びても構わない、とされる放射線量の10分の1にとどまっていることがわかります。
そしてこの平均10.5年間の低線量の被ばくが、ガン発生リスクと相関関係を持っていたのです。

正確を期することにしましょう。
平均すれば原子力産業労働者の就労期間平均は10.5年になっていますが、90%の労働者が全就労期間を通じて50ミリシーベルト未満の被ばくをしていました。
そこで50ミリシーベルトを10.5年で割ると、年間5ミリシーベルトの値が出てきます。
それでも福島で許容される被ばく線量の4分の1です。

さらに15か国の各国の原子力産業労働者の被ばくの影響について正確を期すために、研究者たちは以下のやり方も行いました。
すなわち全体から1か国ずつ各国のデータを除外して再計算し、前述した数値を下回る平均値が出てくるかどうかを確認したのです。
この副次的分析による発がん可能性の値は、科学アカデミーの設定をすべて上回りましたが、 互換性があることもわかりました。
BEIR VIIのリスクモデルについてはすでにお話した通りです。
したがってどの国のデータを取り上げても、特に偏った結果が出ているものはありませんでした。

この研究の執筆者たちは、労働者の間では喫煙の習慣が一般的だったため、喫煙もまた発がん性を高める一つの要因となる可能性についても検討しました。
しかしながら喫煙の習慣が放射線被ばくによる発がん性の値を高めてしまう、相互関連性は非常に低いものであることが証明されています。ですからここで行われた調査結果に、喫煙習慣とガン発生との間の相関関係の可能性は当てはまらないと考えられます。

それでは復習しましょう。
15か国で51人の科学者が参加して実施された調査研究は、原子力産業労働者に対してこれまで行われた中で最大のものです。
この調査は原子力産業労働者の発がん率が高いことを証明しました。
原子力産業労働者全体の年間被ばく線量の平均は2ミリシーベルトですが、多くの労働者は年間5ミリシーベルト以下の被ばくをしています。
そして日本が設定した許容被ばく線量は20ミリシーベルトであり、この線量は原子力産業労働者平均被ばく線量の10倍、そして大半の原子力産業労働者が一年間に被爆する量の4倍以上です。
〈つづく〉

http://fairewinds.com/content/cancer-risk-young-children-near-fukushima-daiichi-underestimated
+ – + – + – + – + – + – + – + – + – + – + – + – + – +

【 人々に健康な足腰を無償で贈る整形外科医 】

アメリカNBCニュース[この世界をかえていく![ メイキング・ア・ディフェレンス ] 1月31日

Visit msnbc.com for breaking news, world news, and news about the economy

今夜最後の話題は人々が再び自分の足で歩けるように手助けをする医師のお話です。
多くのアメリカ人がひざなどに恒常的な痛みを感じていますが、すべてのアメリカ人が必要な治療費を支払えるわけではありません。
そこで一人の医師と彼の友人の医師たちが立ち上がりました。
彼らの取り組みはたくさんの人々の人生を変えることになりました。
NBCの医療担当部門チーフのナンシー・スナイダーマン博士に伝えてもらいます。

スナイダーマン博士(レポーター):整形外科手術は日常生活ができるようにするだけではありません。
数年にわたり彼が設立した慈善団体は、歩行できない世界中の数千の人々に、歩けるようにするための手術を無料で行ってきました。
経済的に厳しい状況にあるこのアメリカでも、ドール医師は積極的に慈善活動を行っています。
この2日間の間にも、彼と志を同じくする60人の整形外科医たちは、無保険の患者たちに対しひざ、そして腰の人工関節外科手術を行いました。

ラリー・ドール医師「これらの人々はみんな、明日への希望を失ってしまっているのです。」

レポーター : この2日間で60人の医師たちによって85人の人々が、通常なら30,000ドルから50,000ドル(240万円~400万円)を要する外科手術を無料で施され、歩行能力を取り戻すことができました。
スタジオミュージシャンのチェリーは左右両方の腰の人工関節手術が必要でした。
1990年代にはチェリーは彼女自身のバンドを持ち、曲をヒットさせ、ヒットチャー トに顔を出したこともありました。
しかし、やがて彼女は腰痛に悩まされ、歩行困難に陥りました。そして彼女は 歌っている間、立ち続けることすらできなくなってしまったのです。
チェリー「まるで100歳になってしまったような状態です、わかりますか?」
彼女は歌う代わりに、個人レッスンで生活の糧を得るようになりました。

スティーヴン・ロバートソンの場合は、一時は自殺を考えたほどの痛みに見舞われました。
スティーヴン「何もかもできなくなってしまうと、生きる望みも無くなっていくものだよ。」

レポーター : あらゆる望みが絶たれてしまった時、彼と周囲にいた人々がドール医師に援助を求める手紙を書いたのです。

ラリー・ドール医師「この手紙を読めば、もはや頼るものが何もなくなってしまった人の気持ちがわかりますよ。手紙にはところどころ、涙のシミがついていました。」

レポーター:ラリー・ドール医師は途を切り開いていく、頼れる男です。彼に手紙を送った人々はもちろん、その郵便代以上のものを受け取ることになりました。
ナンシースナイダーマン、NBCニュース、ロサンゼルス

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事に関連する記事一覧

このサイトについて
ほんとうの「今」を知りたくて、ニューヨークタイムズ、アメリカCNN、NBC、ガーディアン、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
最近の投稿
@idonochawanツィート
アーカイブ
カテゴリー
メタ情報