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「安倍首相の辞任は6月…」小泉元首相が発言

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個人的関係者への便宜供与、疑惑の隠蔽、そして支持率の急激な低下など、身から出たサビにより窮地に陥った安倍晋三首相

安倍氏が首相の座にしがみつこうとすれば、自民党関係者にも深刻な打撃が及ぶことになるだろう

 

リンダ・ジーグ / ロイター 2018年4月16日

個人的関係者への便宜供与、疑惑の隠蔽、そして支持率の急激な低下など、身から出たサビにより窮地に陥った安倍晋三首相は6月に辞任する可能性が高くなった、小泉純一郎元首相が週刊誌の取材を受けその見通しを語りました。

日本放送の最新の世論調査では安倍首相の支持率は26.7%と、2012年12月にこの保守タカ派の首相が就任以来最低の数字を記録しました。
朝日新聞の調査では4月16日時点での安倍首相の支持率は31パーセントです。

 

安倍首相の支持率の落ち込みにより、首相の座に座り続けるために必要な今年9月に予定されている自民党総裁選挙での勝利を果たして得られるのかどうか、あるいは総裁選を前に辞任に追い込まれることになるか、さまざまな観測が飛び交っています。
安倍首相は昨年10月今回同様の状況に陥った際に突然議会を解散して総選挙を行い、自らの延命に成功しましたが、今回も同様の挙に打って出るとの憶測も出ています。

 

首相はこれまで何度も不正に関わったことを一切否定してきました。

安倍首相は今週アメリカのドナルド・トランプ大統領と北朝鮮の核兵器・ミサイル開発問題、厄介な貿易上の難題について話し合う予定でしたが、直前になって新たなトラブルが持ち上がってきました。
「状況は危機に瀕している。6月20日の国会の会期終了を待って辞任するのではないか?」
週刊誌「Aera」のオンラインサイトで小泉元首相はインタビューにこう答えました。

2011年3月に福島第一原子力発電所の事故が初制して以降も原子力発電の推進姿勢を変えようとしない安倍首相に対し、小泉元首相は批判的立場を取ってきました。
小泉氏は安倍氏が首相の座にしがみつこうとすれば、2019年夏に予定されている参議院議員選挙で自民党候補者に対し深刻な打撃を与えることになるだろうと語りました。

 

4月14日土曜日、数万人の人々が国会前にあつまり、それぞれ「安倍ヤメロ!」「アベ・イズ・オーバー」などと書かれたサインボードを掲げながら口々に安倍首相に対する抗議の声をあげました。
主催者側は終了までに約5万人の参加者があったと発表しました。

その前の週、安倍首相は友人である加計幸太郎氏が経営する加計学園が獣医学部を創設する際、国が特別に厚遇するよう政治的介入を行ったとされる疑惑について改めて否定しました。

安倍首相はまた、本人あるいは妻の昭恵氏が個人的に関わりを持つ学校法人の森友学園に対し、国有地を大幅に割引して販売した件に政治的な影響力を行使したことについても繰り返し拒否した。

 

しかし朝日新聞社が行った世論調査では、これまでの他社の調査と同様、3分の2の有権者が安倍氏の説明を信用していないことが明らかになりました。
さらに頭の痛い問題が安倍首相に追い打ちをかけています。
財務省の事務次官が複数の女性ジャーナリストにたいしセクシャル・ハラスメントを行っていたことを別の週刊誌が暴露し、安倍政権に対する批判は一層激しいものになっています。

財務省は16日月曜日の声明で、福田淳一事務次官が週刊新潮の記事の内容を否定し、出版社を名誉毀損(きそん)で提訴を準備し.ていると述べました。
福田氏は一方で財務大臣や省庁関係者に「国民の不信を招き寄せ」迷惑をかけてしまったことを謝罪しました。

共同通信社が4月14日に公表した世論調査で、『次期首相にふさわしい人物』として26.6%の一位の支持率を得た石破茂氏は、9月の自民党総裁選挙に立候補する意思をすでに明確にしています。
共同通信の調査では以下、小泉進次郎氏(小泉純一郎元首相の息子)が25.2%で2位、安倍首相は18.3%で3位。野田聖子総務大臣(3.6%)、河野太郎外相(2.9%)と続いています。

 

しかし同じ共同通信が自民党支持者に絞って行った調査では安倍須仕様の支持率は36.7%で、石破氏の24.7%を上回りました。

 

https://uk.reuters.com/article/uk-japan-politics/former-japan-pm-koizumi-says-embattled-abe-may-quit-in-june-magazine-idUKKBN1HN05S
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翻訳文1行目の「身から出たサビにより窮地に陥った安倍晋三首相』と言う部分は、原文には [Japanese Prime Minister Shinzo Abe, plagued by …]とあります。plagueを辞書で引くと最初に「〔天罰というべき〕大厄災」と出てきます。

ただ「窮地に陥った」とだけ訳したのでは記者がplagueという単語を選んだニュアンスが表現できないと思い、「身から出たサビにより」という語を付け加えました。

字義の解釈はともかく、

『 No more Abe, enough is enough! 』(安倍首相?! これ以上もうたくさん!)

と多くの日本国民が思っている、そうではありませんか?

 

しかし6月では遅すぎる!ひと月でも1日でも早く辞めてもらいたい!

多くの人が足掻くようにそう思っていることでしょう。

私もその一人です。

なぜなら1日長く首相の座に留まれば、その分日本という国の国際的評価が下がり続けるに違いないと思うからです。

 

安倍氏を保守政治家だという話を、もし英国のディスレーリ、チャーチル、サッチャーなどの代表的保守政治家が聞いたら、全員が否定することでしょう。

ディスレーリならこう言うかもしれません。

「安倍首相が保守派の政治家?違うよ、きみ。ああいうのは世間師と言うんだよ。見てごらんよ、日本の高級官僚が次々と不祥事を引き起こしているだろう。あれは上を見てるからだよ。」

 

 

 

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